寒くなってまいりましたが、みなさまお元気でしょうか。単行本は買われましたか。BGは、YGは読まれましたか。阿知賀編実写の放送がはじまりましたが、楽しんでいらっしゃいますでしょうか。


 書きたいことはいろいろあるのですが、今日は『咲―Saki―』182局の扉絵についての妄想を垂れ流してゆきたいと思います。えっと、残念ながら1ページ目の話ではないです。見開きです、そのあとの見開きを見てください! 



 大きく描かれたシズアコと和、そしてその後ろに咲、淡、優希。さらにほんの小さく、ネリーの帽子とビキニ姿のハオちゃんらしきものがフルカラーで描かれたこの見開き! 


 立先生曰く、扉絵は物語内の過去や未来の一場面を切り取ったものだということなので、この見開きはおそらく全国大会終了後のできごとを描いたものということになります。決勝卓で邂逅した四校の一年生たちが一堂に会し、海水浴を愉しむという幸せな光景。
  アニメ一期最終話のEDや時折挟まれる宮永姉妹関係の回想は、決勝で何か不穏な事態が起こることを予感させます。しかし物語は少しずつでも確実に、この幸せな未来に向かって進んでゆくのです。そのときを楽しみに待っていたいですよね…本当にありがとうございます立先生。何より、




 ハオちゃんの水着姿のカラーをありがとうございます!さっそく拡大して待ち受けにしました!これは『咲日和』の特典のお風呂ポスターの水着ではないか、と教えていただきました(注1)。本当にありがとうございます。もっと解像度の高いハオちゃんの水着が見られる日まで頑張って『咲』を追いかけてゆきたいと思います。 


 さて、このビーチは三重県北牟婁郡紀北町の「和具の浜海水浴場」だそうです(注2)。三重県の中でもかなり和歌山に近いところ、熊野三山への参詣路であった熊野古道があるあたりですね。そして、決勝一年生メンバーのなかで三重県に縁があるのは和ちゃん。16巻に、和ちゃんのお母さんの嘉帆さんの出身地が三重である旨が記されています。
  すると、決勝一年生メンバーが泊まっているのはもしかして嘉帆さんの実家なのではないでしょうか。何となく松阪や伊勢志摩あたりをイメージしていたのですが、この近辺である可能性は否定できません。
 なお、地図アプリや乗換案内アプリでちょっとルートを調べてみたんですが、このメンバーが主に公共交通機関を使用して三重に行くとすると、名古屋で清澄&東京組が合流→三重県の松阪(松阪牛で有名。伊勢のすぐ上にある)で阿知賀組が合流→原村家の車で嘉帆さんの実家へ…という流れになるのではないかと思います。いかがでしょうか。 

  iPhoneのマップアプリで検索した茅野から紀北町までのルート。



 白糸台から紀北町までのルート。

  吉野から紀北町までのルート。

  

 そういえば、この扉絵を見ながら行った妄想をSSに起こしてみました。妄想とか大丈夫な人だけ読んでください。よろしくお願いします。


①名古屋で清澄&東京組が合流(『シノハユ』関係の捏造設定があります。ご注意ください)

優希「ここが噂の名古屋だじぇ!」
咲「これがタカシマヤ…すごい人だね。迷子になっちゃいそう」
優希「咲ちゃんは道に弱いからな。私のクーラーボックスのベルトをしっかり握っているといいじぇ」
咲「うう」
優希「あ、淡ちゃんから『東京組三名、ナナちゃん人形の前で待つ』って!咲ちゃん、ナナちゃん人形って知ってるか?」
咲「うん。おばあちゃんの知り合いにナナさんって人がいるんだけど、その人が前に言ってた。名古屋には私と同じ名前の大きな人形があるのよ、って」
優希「おっ有力な情報!そのナナさんは他に何て?」
咲「その人形、普段は全裸なんだけど、イベント時にはいろいろコスプレをさせられるんだって…」
優希「他には?」
咲「それだけ」
優希「あんまり頼りにならない情報だったじぇ…あれ?」
ネリー「あ」
淡「サキ!」
ハオ「こんにちは。おひさしぶりです」
淡「サキー!サキサキー!うん、テルーと同じシャンプーの匂いがするー♡」
咲「淡ちゃん、くっつきすぎ…暑い…」
優希「三人がここにいるってことは、この金色の時計がナナちゃん人形か?」
ハオ「それなんですけど」
ネリー「あまり言いたくないことなんだけど」
淡「地下街でごはんを食べて、いざナナちゃん人形へ!と思ったら迷っちゃったんだよねー」
咲「みんな迷子かあ…」

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②松阪で阿知賀組が合流

憧「やっほー」
穏乃「ハムハム」
憧「しず、さっきからお菓子食べてばっかり。挨拶くらいちゃんとしなよ」
穏乃「いやーごめん。そこの売店で売ってた松阪牛チップスが美味しくてさ」
優希「ならばお詫びにこのタコス一個とチップス20枚を交換してもらうじぇ」
ネリー「それ、等価交換になってないよね」
咲「っていうかそのクーラーボックスの中身、タコスだったんだ」
優希「皆にもタコスの美味しさを知ってもらおうと思ってな!」
ハオ「確かに美味しいですね」
淡「うん、やみつきになりそうな感じ」
ネリー「高く売れそう」
穏乃「高かったよ。確か700円くらいだったかな」
優希「チップスもいいけどタコスも評価して!!!!」

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③駅から車で嘉帆さんの実家へ(捏造設定があります。ご注意ください)

嘉帆「じゃ、二組に分かれて私たちの車に乗ってね。和は――お父さんのほうに乗ってあげて」
和「はい。咲さん、優希、行きましょう」
咲「う、うん…(和ちゃんのお父さん、ちょっと怖いな…私たち、歓迎されてないのかも)」
優希「わかったじぇ(なんかしかめっ面で恐ろしいお父さんだじぇ…)」
淡「サキがそっちの車に乗るなら私もー」
穏乃「大星さんはこっち」
淡「えー?」

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咲(車に乗り込んでから15分、ずっと空気が重いよ…どうしよう)
優希(のどちゃんが話を振っても全然乗ってこないし…)
咲(淡ちゃんがいたらもうちょっと雰囲気が和らいだかな…)
恵「和」
和「何か?」
恵「優勝――したんだったな」
和「はい。約束通り、私たちはインターハイで団体戦優勝を勝ち取りました。だから私、東京には行きません。中学で友達になった優希と、高校で出会った咲さんと、それから麻雀部の皆さんと共にこれからも麻雀を続けます」
恵「しかし向こうの車に乗ったうちの三人は東京の強豪校の子だと言うじゃないか。東京にだってお前の友達がいる、恵まれた環境もある。何より東京に行けば、お母さんと一緒に暮らすことができる。それなのになぜ、長野に拘泥する?」
優希(…どうしよう)
咲(和ちゃん…)
和「それは――」
咲(和ちゃん、頑張って)
和「たぶん、お父さんが家族で暮らすことに拘るのと同じ理由です」
恵「和」
和「お父さんがお母さんと一緒にいたいと思うように、私にだって、ずっと一緒に時間を過ごしてゆきたい人が、人たちがいます。この気持ちはお父さんの願いとは相入れないものですし、親に養ってもらっている未成年の身の上でこんなことを主張するなんて良くないのかもしれません。でも――私は咲さんと、それからみんなと一緒にいたかったから、約束通りインターハイで優勝しました。それとも、口約束は約束ではないのですか?」
恵「……ははっ」
和「お父さん?」
恵「あんなに小さかったお前が、こんなことを言うようになるなんてな」
和「お父さん」
恵「私は車の運転が苦手だった。免許を取ったはいいが、交通マナーを守らない輩のイレギュラーな動きが怖くてな。一生ペーパードライバーでいい、公道には出るまいと固く誓った。18のときだ。でも――その一年後、私は深夜にレンタカーを借り、震えながらこの道をひたすら走っていた。どうしてだかわかるか?夏休み、実家に帰った嘉帆のもとに行くためだ。恥ずかしながら、休み前に小さなことで喧嘩をしてしまって――そのまま音信不通になり、友人からは嘉帆は帰省したと聞かされた。当時の私は、ここで彼女を追いかけなければすべてが終わってしまうと思った」
和「それで、どうなったんですか?」
恵「お前がここにいる。それが答えだ」

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咲(そのあとも無言の時間がつづいたけど――和ちゃんのお父さんがまとう雰囲気は、すこし柔らかくなったように感じました)






 妄想です!
 お付き合いいただいてありがとうございました。終わりです。



1…「私的素敵ジャンク」のhannoverさんの、Twitter上でのご指摘による。
2…ステルスだーはらさんの、Twitter上でのご指摘による。