2011年08月03日

お引っ越し

4年ぶりの更新です。とはいっても「移転」の連絡です。http://www.junkstage.com/ochiai/←で「字幕.com」として、2年ほど前から書いていましたが、地震の後はまた更新していません。興味があったら読んでみて下さい。

(コメントは確認後の表示に設定してあります。)  
Posted by heather1 at 11:03Comments(1)TrackBack(0)

2007年06月19日

エイジア in ASIA 2007

エイジア in ASIA 2007@WOWOW2007年6月26日(火)深夜0:30-

オリジナル・メンバーでの来日は初めてという彼らの春の来日公演の模様をOA。(字幕は50枚くらいしかないです。)今もドライブ時に普通に聴いたりするので、結成が25年以上前だと聞くと愕然とします。映画を見てローラースケートをやって旅行ばかりしていたあの頃に帰りたいな♪
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初めてこのブログを読む人へ
長文が多いので、<もくじ>から気になるエントリーを読むか、カテゴリーごとに読んでみて下さい。最近は更新が少ないですが、古くなる話も少ないですし、このブログは存在している事に意味があります。
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ワーナー・ホーム・ビデオは2年半以上私の問い合わせをはぐらかし「誠実な対応をしている」とウソをつき、今では音信不通です。私の名前が消され他の人の名前が入っていた。その「他の人」に確認せず私の問い合わせに対応するのは不自然です。これはなぜなのでしょう。間違いが発生した原因の核心を調べず謝罪する異常な世界…。悲しい事です。
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字幕がよりよくなる事を願って  
Posted by heather1 at 02:51音楽関係作品

2007年06月06日

ザ・ビートルズ「LOVE」

ザ・ビートルズ「LOVE」@WOWOW 2007年6月13日(水)18:00−

昨年リリースされた4人のニューアルバム「LOVE」。ジョージ・ハリスンとスーパーサーカス集団シルク・ドゥ・ソレイユの創始者ギー・ラリベルテとの話から始まった企画です。シルク・ドゥ・ソレイユがビートルズの音楽を使って何かパフォーマンスしたいという話が実際にステージ化され、2006年6月30日にラスベガスのミラージュ・ホテルで初日を迎えました。このステージ版「LOVE」の制作秘話やアルバムの制作秘話を見られるのが、この番組です。ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、オノ・ヨーコ、オリヴィア・ハリスン、ジョージ・マーティン、ジャイルズ・マーティン、シルク・ドゥ・ソレイユの関係者まで総登場するドキュメンタリーで、一見の価値があると思います。(このステージは、ぜひ見てみたいです)

この他にも、リピートが多いですが、「ジョージ・ハリスン&フレンズ コンサート・フォー・バングラデシュ」のライヴ本編とドキュメンタリー、「フロム・リバプール・トゥ・サンフランシスコ」(※この2タイトルはWOWOWでのOA版だけ翻訳しました)、「リンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンド ライブ2003」(※これはDVD発売版とWOWOWでのOA版両方とも翻訳しました)などのOAもあります。  
Posted by heather1 at 14:52音楽関係作品

2007年06月05日

「オクラホマ巨人」

オクラホマ巨人(1973)OKLAHOMA CRUDE

オクラホマ州の油田地帯で油田採掘に懸ける3人の男女を描くスタンリー・クレイマー監督作品。2000年11月に訳した作品で、字幕は800枚少し。割と黙々と掘るのでセリフが少ないです。

この作品が関東ローカルですが、テレビ朝日で6月8日(金)27:00-28:50(すご〜く深夜です)に放送されます。

主演はフェイ・ダナウェイ。本作では大人の女といった雰囲気ですが、この7年前の映画デビュー作「真昼の衝動」(66)ではヒッピーの少女、「恋人たちの場所」(68)では不治の病に冒された薄幸の女性でした。(この2作も訳しました。「恋人たちの場所」はDVD発売中です)彼女は1941年生まれなので、この作品の時は30歳少し。ものすごい貫禄の演技派女優ですね。  
Posted by heather1 at 20:09字幕翻訳作品

2007年05月16日

「レタッチ 裸の微笑」

レタッチ 裸の微笑(1994)UNCOVERED

2002年の暮れに翻訳した作品です。(101分で字幕は1200枚少しでした)

5月末までGyaOで見られます。見た人のコメントを見ていると、好意的なものが多いですが、無料で気楽に見るとちょうどいいのかなぁって感じなんでしょうか。

発売版のDVDのジャケットの解説:
「パールハーバー」のヒロインとして、一躍ハリウッドの人気女優に登りつめた“ケイト・ベッキンセイル”がその美しき裸体を初めてフィルムに晒した問題作。15世紀に描かれた一枚の絵画とその絵の具の下に、隠されていた謎の文字。そして次々と起こる殺人事件。
ケイト・ベッキンセイル演じる若き美術修復家の恋人や、恋人の死後、関係を持つ“チェスの達人”との官能的な濡れ場を織り交ぜながら、美術品に魅せられた人々の業の行方を描く、エロス&サスペンス。

こうした作品の謎解きの面白さは、映像やセリフの伏線が活きてこそ。地味な作品とはいっても、適当に訳すと訳が分からなくなりやすいです。

監督はリチャード・ギア主演の「ブレスレス」を撮ったジム・マクブライドなんですが、
「ブレスレス」の頃からすると、別人みたい…。

気になったらGyaOで見てみて下さい。  
Posted by heather1 at 14:34字幕翻訳作品

2007年05月10日

カードを持っているのは誰?

下訳の赤入れをしていて、面白い例がありました。

ファンが文字を書いた
カードを持ってる

文字を書いたカードを
ファンが持ってる


言葉の配置を変えるだけで意味が変わり得ます。上の場合は、ファンが書いたカードをアーティストが持っているのかもしれません。下の場合は、アーティストが文字を書いたカードを、ファンが持っているのかもしれません。(この例の場合は、ファンが文字を書いたカードを、ファンが持っているのですが)

映像があって、声があって、前後関係があるので、場合によってはどちらでもよくなりますが、不特定多数の人が読む字幕としては、誤解の余地をできるだけ減らす選択をするべきです。

字幕翻訳は答えのないパズルのようなもので「よりシンプルに、より透明に」と考えながら作ります。

でも、そのプロセスは「考えすぎ」と言われそうなほど言葉を選び抜き、その苦悩の果てにシンプルな字幕が生まれる。脚本をゼロから書くのとは全然違いますが、価値としては「二次著作権」と呼ばれるほど低いものではありません。制約が多い中で表現する事の方が、より創造力を要求される場合もあります。  
Posted by heather1 at 15:58字幕

2007年04月20日

「ボナンザ」(カートライト兄弟)

ボナンザ(1959-1973)BONANZA

ブロードウェイという会社から発売された全31話(2BOXセット)を去年の夏、翻訳しました。この作品はパブリックドメインになっていて、他の会社からも廉価版が発売されているようです。(ブロードウェイ版に収録されているのは1960年1月23日アメリカ放送のシーズン1の19話目から1961年1月14日放送のシーズン2の17話目まで。字幕は全体で2万枚少しでした。2006年11日3日DVD発売。)

ある店で偶然、廉価版を見た私は、パッケージを手に取ってみました。するとエピソードタイトルが全て私の決めたものと同じでビックリ。2話で500円だったので、ひとまず買って帰り、字幕をチェックしました。

パッケージには翻訳者のクレジット無し。本編映像にもクレジット無し。でも字幕は明らかに別に翻訳作業をしたものでした。

こういう事に神経質になるのはイヤですが、仕方ありません。とにかく安心しました。エピソードタイトルが同じなのは、考えてみれば無理もない話です。

それにしてもパブリックドメインの作品の場合、特に字幕の著作権に関するルールを何かしら作るべきです。作品自体がパブリックドメインでも、字幕は最近作られたものです。二次著作権とはいえ、その字幕が即パブリックドメインになるのは違うでしょう。(そういえば、前から言っていますが、最近の映画の本編に対する音声解説の字幕にも似た問題があります。本編の字幕を担当した人のクレジットしか出ていなければ、実際は制作に関わっていない音声解説の字幕まで、その人が訳したように見えてしまう。これもおかしな話です。)

ところでボナンザはテーマ曲が有名です。しかし、私が買った廉価版ではジェネリックでした。ジェネリックっていうと違う気もしますが、似て非なるもので、これもビックリ。「スパイ大作戦」の本編内のテーマ曲が「ミッション:インポッシブル」版になっているような感じというと分かるでしょうか。実際はそれとも違い、オリジナルのテーマ曲に似ているだけで、全然違う曲なのです。(アレンジが違うのではなく、似たイメージというだけで、違う曲です。)

ということで、懐かしさからソフトを買うか借りるなら、ブロードウェイ版がお勧めです。(って、結局宣伝してるだけじゃん)

それにしても当時の西部劇ではよく人が死にます。(「13日の金曜日」と比較できそうなくらい、じゃんじゃん死んじゃいます。)今見ると銃社会の歴史を浮き彫りにしているようです。ただ、女性が主人公だった「アニーよ銃をとれ」のテレビシリーズでは、少なくともアニーは人を殺しませんでした。「ボナンザ」では主要キャラクター4人も、31話の中でそれぞれ何回か人を殺してしまいます。ある意味ではリアルなドラマと言えます。

パッケージにある解説を借りて内容を少し書くと…。「ボナンザ」は日本では1960年7月に日本テレビで放送され始めました。当時唯一のカラー西部劇だったようで、それこそ新鮮だったのでしょう。物語の舞台は1860年代のゴールドラッシュで発展したネバダ州ヴァージニアシティの東南の街ポンデローサ。大牧場を営むカートライト一家が、一獲千金を夢見てやってくる無法者達から森林や牧場を守り抜いていく。利口な長男アダム(パーネル・ロバーツ)、心優しくそれほど頭がよくない次男ホス(ダン・ブロッカー)、のんびり屋で男前の三男ジョー(「大草原の小さな家」のマイケル・ランドン)。この3人の異母兄弟と頑固な父ベン(「宇宙空母ギャラクティカ」のローン・グリーン)のカートライト一家が、力を合わせて西部の辺境の地を守る。(ボナンザとは金・銀などの大鉱脈のこと。)

ミスター・スポックになる前のレナード・ニモイやカーンになる前のリカルド・モンタルバンがゲスト出演で顔を見せる回もあったり、そういった面も楽しいです。  
Posted by heather1 at 15:47字幕翻訳作品

2007年04月11日

「ヘイル!ヘイル!ロックンロール」

ヘイル!ヘイル!ロックンロール(1986)HAIL! HAIL! ROCK'N'ROLL

テイラー・ハックフォード監督による音楽ドキュメンタリーです。本編に登場するゲストアーティストが豪華で驚きます。まず、音楽プロデューサーはキース・リチャーズ。チャック・ベリーはロックンロールの父とも呼ばれるくらい、多くのアーティストに影響を与えた人で、彼の誕生祝いのコンサートに豪華な顔ぶれが集まるのは頷けます。

このDVDのもう1つの見どころはDISC2です。この作品の製作時に、いかに周囲の人達がチャック・ベリーに振り回されたかを克明に綴ったドキュメンタリーが収録されています。ロックンロールの父と呼ばれる男の素顔。そこには、かなり俗っぽい面があり「ここまでの話を発売しちゃって本人は怒らないの?」と思うほどです。

さらに驚くのが、彼が今も現役で、年に数十回はステージに立っているという事。

ロックンロールの世界に多大な影響を残しつつ、よくも悪くも飾らない個性を無防備に出して生き抜くチャック・ベリー。比類なき才能を活かし、彼は自由に生きる免罪符を手に入れたように見えます。

音楽に興味がない人も楽しめる人間ドラマのような作品です。

字幕は全体で2450枚ほどでした。(2007/4/4発売)  
Posted by heather1 at 16:17音楽関係作品

2007年03月20日

「ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド」

ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド(1975)THAT'S THE WAY OF THE WORLD

えっと、また地味な作品です。
4月14日から渋谷シアターNでレイトショー公開です。

当時のマンハッタンの空気が詰まったステキな作品です。こうした旧作を訳していると、いつも思うのですが、撮影当時は意図していなかった「空気」が予算の限られた作品の場合、特に濃密に出ます。ゲリラ的な撮影が多いという事もありますが、そればかりではなく、独特の熱さというか、熱意があり、そこに「空気」が詰まるみたいです。

こう言ったらメチャクチャですが、「グロリア」と「タクシー・ドライバー」と「ローラー・ブギ」と「アニー・ホール」と「ロッキー」を思い出す作品でした。(意味分からないね♪)

映像的な完成度の高さで言えば、最近の作品はどれも見事なものばかりですが、映画の醍醐味は時代の空気を封印してしまうという事にもあります。駅前シリーズでも、男はつらいよシリーズでも、クレイジーキャッツのコメディの数々でも、鈴木清順監督の全盛期の作品でも、今見ると、当時の観客に伝えたかったメッセージとは関係ない情報が新鮮に見えることが多々ありますが、それは、いわゆる「しょぼい」映像の中に特にいっぱい詰まっていて、見る者の想像力を刺激してくれる。

その意味では完成度の高いVFXは人の想像力を眠らせ、過去の作品には宝物のような想像力が詰まっている。なんて思います。

ちなみに「ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド」は、オーディオコメンタリーも訳しました。アース・ウィンド&ファイアーのメンバー2人が言いたい放題のトークを展開しますが、彼らと一緒に映画を見ている気分になれて、これも楽しいです。(発売は夏だそうです)

この作品、ストーリー的には何とも…ですが、話したいことがいっぱいある魅力的な作品です。字幕の枚数は本編が1200枚少しと、コメンタリーが1500枚強でした。

ついでにアース・ウィンド&ファイアー関係だと「シャイニング・スターズ」という彼らの過去を振り返るドキュメンタリーと、彼らがサントラで参加している「スウィート・スウィートバック」も翻訳しています。機会があったら見てみて下さいな。  
Posted by heather1 at 03:44字幕翻訳作品

2007年03月07日

「ジェイムズ聖地へ行く」

イスラエル映画祭2007で2回上映されます。
http://www.athenee.net/culturalcenter/schedule/2007_03/israel.html

アフリカの小さな村を代表してエルサレムへの巡礼の旅に出る敬虔なクリチャン青年ジェイムズ。ところが、いきなり留置所にぶち込まれ、怪しげな男に仕えながら資本主義の道で才能を開花させる。ここで主人公は見事に資本主義に適応するが、その先に予定調和はない。

純粋な主人公が、あっさり変化し、苦悩する。純粋だからこそ、苦悩せずに変化し、その結果、苦悩する。汚れた英雄。こうした作風の作品では、純粋な主人公が(挫折ではなく)堕ちるという展開だけで意外です。

90分弱の作品の中で主人公が失うものと学ぶ事は、ありきたりな教訓かもしれないけれど、そこには普遍的なリアリティと不思議なユーモアがある。彼の心の旅は、どこで完結するのでしょう…。

「ブラザー・フロム・アナザー・プラネット」を少し連想させる作品です。(「ブラザー・フロム・アナザー・プラネット」を去年新訳したので、私の印象に強く残っているせいか…。) 重い問題を背景に見せつつ、軽やかに主人公を変化させ、テンポよく話が進むので、見ていて飽きない小品です。

現在、この作品は映画祭での上映が決まり、上映劇場を探しているところです。やはり劇場公開しようとすると「どうしてもかかるコスト」が色々増えて大変です。横浜で上映できないか、こちらでも話をしている劇場がありますが、どうなるんだろ…。

そういえば、今夜、予告編を編集してきます。近いうちにネットで見られるように
しますね。

あと、マドンナの「コンフェッションズ・ツアー・ライヴ」DVD+CDが今日発売です。

「ジェイムズ聖地へ行く」は字幕1150枚、
マドンナのライヴは字幕約270枚でした。  
Posted by heather1 at 19:35字幕翻訳作品

2007年03月05日

新聞の一面と第一面

新聞の一面に私達の写真が!

新聞の第一面に私達の写真が!

「第」があるかないかだけで印象が変わります。
「一面」だと写真が大きいイメージ。
「第一面」だとトップニュースのイメージ。

逃走中の銀行強盗のセリフだと「第一面」でしょう。
皆さんはどう思います?(細かすぎかな?)  
Posted by heather1 at 02:48字幕

2007年03月04日

「の」1文字だけで大違い

「最初の曲の紹介をしよう」と「最初の曲紹介をしよう」

最初の曲は1曲目、最初の曲紹介は2曲目の紹介ですからね…。

どの作品の字幕かは聞かないで下さい。
分かる人には分かるし、分からない人には関係ないから。
(分かる人には、「すみませんm(_ _)m」です…)

これも立派な誤訳です。
1曲歌った後に「最初の曲の紹介をしよう」と言ったら、
英語が分からない人でも「?」ってなります…。ふぅ〜。

なんで気づかないまま納品しちゃうんだよ〜。間抜けです…。

色々なポイントに気をつけながら訳しているんですけどね…。

そういえば、この前の「ジェイムズ」関係の訳でも、危うく
30万回を3万回にしそうになりました…。(幸い、これは直せました)  
Posted by heather1 at 01:57字幕

2007年02月02日

ジェームスとジェイムスとジェームズとジェイムズ

JAMESという人名のカタカナ表記、皆さんはどれが好きですか?

そして、その理由は?  
Posted by heather1 at 19:23字幕翻訳業界日記

2006年12月26日

マドンナ コンフェッションズ・ツアー ライブ

マドンナ コンフェッションズ・ツアー ライブ・フロム・ロンドン
12月30日午後8時@WOWOW

「私達のショーを見て観客の10人だけでも
 世界をよくしようと思ったら目標は達成よ」

今回のOAには入っていませんが、彼女がダンサー達に言った言葉です。
政治的なメッセージも強く、とてもパワフルなライブです。

このOAの前の番組として、夕方5時55分からは
“アイム・ゴーイング・トゥ・テル・ユー・ア・シークレット”という
マドンナのドキュメンタリーもOAされます。(DVD既発売)

エンディングに“イマジン”が入っているのが、
上記の彼女の言葉とリンクしてきて興味深いです。  
Posted by heather1 at 14:48音楽関係作品

2006年06月15日

ビートルズ・デー

6月25日(日)WOWOW

09:40〜リンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンド ライブ2003
11:20〜ポール・マッカートニーLive at Abbey Road
12:30〜ジョン・レノン イマジン(映画「イマジン」とは別物)
13:55〜ザ・ビートルズ フロム・リバプール・トゥ・サンフランシスコ
15:00〜ザ・ビートルズ ライブ・イン・ワシントンD.C.1964
17:25〜ジョージ・ハリスン&フレンズ・コンサート・フォー・バングラデシュ

ポールのライブは4月の初OAの字幕のまま。他は再編集版やロング・バージョンなどがあり、全て字幕を入れ直してあります。リンゴ以外のDVD発売版等は私の字幕ではなく、このOAの上記6タイトルは私の字幕で、全体で2000枚少しでした。

WOWOW開局15周年記念…。WOWOWは試験放送開始の最初の番組の字幕を担当し、本放送開始初日の番組もやりましたが、それからもう15年…。はやっ。

補足:曲名表記等は「ザ・ビートルズ大全」(河出書房新社刊)を参考にしています。

Trivia:“イマジン”にディック・キャヴェットが出演し、“コンサート・フォー・バングラデシュ”では“ディック・キャヴェット・ショー”の映像が使われています。  
Posted by heather1 at 00:15音楽関係作品

2006年06月07日

徹夜で泊まり込み?

「徹夜で泊まり込み」こんな字幕を見ました。徹夜は「夜明かしをすること」。寝ないこと。泊まり込む場合は、たいてい寝る…。

「何日も泊まり込んで、1日は徹夜した」とは言える。「徹夜で泊まり込みしたんです」とは言わない。「徹夜で座り込み」ならできるけど…。「泊まり込む」は、何日か泊まることを言う感じであって…。

いずれにせよ私が見た「徹夜で泊まり込み」字幕の作品で「泊まり込んだ」人達は寝ていたので「前の晩から泊まり込み」と言いたかったようです。だけど、ひと晩だけ泊まることを泊まり込むと言うのもヘンで…。結局、「前の晩から泊まり」と言えばよかったような…。言葉って難しいです♪  
Posted by heather1 at 00:10字幕翻訳業界日記

2006年05月29日

「デレイニー姉妹の100年」

デレイニー姉妹の100年(1999)Having Our Say:The Delany Sisters' First 100 years

実在したアフリカ系アメリカ人(本人達は“有色人種”と呼ばれる事を好んだ)姉妹、セイディとベッシー・デレイニーの「100年の物語」。話題性としては「アメリカの金さん銀さん」と呼ぶと分かりやすい2人ですが、有色人種として19世紀末から20世紀初頭に成長した2人の人生はかなり波乱万丈でした。それでも姉妹の10人の兄弟姉妹は全員、大学を卒業しています。時代を考えると、それだけでもすごい事です。セイディは有色人種としてニューヨーク市初の家政科の教師となり、ベッシーはニューヨーク市で2番目の歯科医になりました。

姉妹が100歳を越えた時、2人を取材したのがニューヨークタイムズのエイミー・ヒル・ハース記者で、1993年に「HAVING OUR SAY(言わせてもらうわよ)」という本になりました。この本はベストセラーになり、CBSでもコニー・チャンの「アイ・トゥ・アイ」(1993年9月9日アメリカ放送EYE TO EYE:Double Life)に2人が登場し、長生きの秘訣を披露してくれました。(吹き替え版はセイディが宇野淑子アナウンサー、ベッシーが小島慶子アナウンサー。2人のアナウンサーの息も絶妙で、限られた条件の下で素晴らしい吹き替え版になりました。)余談ですが、ここで2人を取材したのがチャールズ・クロルト記者で、ベッシーに「運動しないと100歳になる前に死んじゃうわよ」と笑われていたりします。

映画は2人がハース記者(エイミー・マディガン)に語る回想と共に、過去と現在を描き、ブロードウェイで2人の100年が舞台化された様子を2人が見るところで終わります。また余談ですが、2人の性格を浮き彫りにする言葉があります。妹のベッシーさんは朝、起きると「もう1日生かしてくださってありがとうございます」と神に感謝し、姉のセイディさんは「もう1日生きなくてはならないのですか」と神に愚痴ったそうです。

セイディさんは109歳(1889年9月19日−1999年1月25日)
ベッシーさんは104歳(1891年9月3日−1995年9月25日)でした。

この映画は1999年4月18日にアメリカで初放映され、私は2000年10月に翻訳しました。ディレクTVのSKY CINEMA放映用に訳したものですが、最近はスターチャンネルで見られるようです。  
Posted by heather1 at 05:09字幕翻訳作品

2006年05月28日

「ATF/特別犯罪捜査局」

ATF/特別犯罪捜査局(1999)ATF

「アルコール・タバコ・火器局は爆発物、放火、違法銃器を取締まる連邦政府の機関であり、職員数は1775人。彼らは命懸けで職務を遂行している。1993年、テキサス州ウェイコで宗教団体の施設に突入し、ATF職員4人と信者81人が死亡した。この悲劇に関する議論は今も続いている」といったテロップから始まるテレビ映画です。

1999年当時、ATFは財務省の組織で、この作品では財務長官をキャシー・ベイカーが雰囲気たっぷりに演じています。この事件の周辺は「48アワーズ」や「20世紀」(ルビー・リッジの事件)等でも翻訳したものが多く、リアルなドラマ(現実に即した話ではなく、フィクションです)として楽しめました。現在、ATFはBATFE(Bureau of Alcohol, Tobacco, Firearms and Explosives)として司法省に属する部分と、財務省に属するTTB(Alcohol and Tobacco Tax and Trade Bureau)に分かれています。政府機関の名前はどの国でも時と共に変わっていくので、翻訳する時は要注意です。(そういえばATFの起源となる組織に所属していたのがアル・カポネを捕まえたエリオット・ネスです。)

これもディレクTVのSKY CINEMA放映用に訳しました。(後でスーパーチャンネルでもOAされたようです。)  
Posted by heather1 at 05:42字幕翻訳作品

2006年05月27日

「愚者の行進」

愚者の行進(1971)Fool's Parade

監督:アンドリュー・V・マクラグレン
出演:ジェームズ・スチュワート、ジョージ・ケネディ、カート・ラッセル

1930年代のウエスト・ヴァージニアを舞台にした作品。出獄し更生しようとする老いた元服役囚を演じるのがジェームズ・スチュワート。ジョージ・ケネディは腹黒い聖職者役。カート・ラッセルはレイピスト(!)。知名度が極めて低い作品ですが、お勧めです。

「ペーパームーン」や「スティング」と時代背景も作られた時期も近い作品です。色々な作品を連想しました。ジョージ・ケネディの役柄は「暴力脱獄」とは違うものの、肝の据わり方が似ているとか、ジェームズ・スチュワートと若きカート・ラッセルの競演を見ていると「ラスト・シューティスト」でのジョン・ウェインとロン・ハワードを思い出すとか。

カート・ラッセルの近作は「ポセイドン」ですが、「ポセイドン・アドベンチャー」の頃、この作品に出ていたわけだし、「ダ・ヴィンチ・コード」を監督したロン・ハワードも当時は「ハッピーデイズ」で日本でも人気があった若手スター。

カート・ラッセルは先日来日しましたが、30年の時の流れが…。

以前、ディレクTVのSKY CINEMA放映用に訳した作品です。  
Posted by heather1 at 00:12字幕翻訳作品

2006年05月26日

ヴィクトリア駅にて(完)

話を聞くと、彼女は南米からの留学生だった。たしか為替レートの変動で、親からの仕送りだけでは家賃も払えないという。そこで生活費の足しにと「泊まりませんか?」と声をかけてきたのだ。

この話をどこまで信じていいのか、怪しい…。

「部屋を見て決めていい?」「もちろん」ここでも心配になる。部屋に何か仕掛けがあったら…。眠り薬を混ぜられて、目が覚めたら見知らぬ国に…。悪い想像しかできない。

部屋は5階建てくらいのビルの最上階にあった。重い荷物を運び上げながら「これじゃ帰りも大変だ」と思いつつ狭い階段を上がった。日本で言えば2DKの部屋は、白い壁が大きく見える質素なものだった。ひとまず普通の人っぽい。

話を引っ張るほど具体的に覚えていないので、結論。結局、彼女の部屋で1泊した。パスポートを交換し、私が寝る部屋は外側から入れないように、ベッドをドアに当てるように移動する。これで彼女が普通の留学生である限りは私は安心だ。彼女が普通の留学生かどうかは、泊めてもらう事に決めた後、おそらく2時間くらい彼女とお茶を飲みながら話をした事で安心した。彼女の専攻は農業で、真面目な苦学生という感じだった。もちろん私の話もして、お互い安心した。

こうして書いてみると、結果は無事だったとはいえ、我ながらよく泊まる気になったと思う。でも財布をすられて本当に困っていたし、その様子が彼女に伝わったのだと思う。彼女にしても私に声をかけるのには勇気が必要だったわけだし。  
Posted by heather1 at 06:38旅行