1980年8月の旅行。三宮の商店街にあるマクドナルドで昼食を食べていたら、「コクーン」の少年のお爺さんみたいなイメージの中年のおじさんが英語で話しかけてきた。(これだと年齢不詳?^^;)それほど混んでいない店内で1人だったので目立ったのか、私に話しかけた理由は今でも分からない。どうやら駅への戻り方が分からない様子。まだ中1で英語はさっぱりなわけで、イエスとノーが言えた程度だったはず。それでも、私が食べ終わった時、彼も一緒に店を出て、駅を目指して歩き出した。駅まで5分くらいの所だった気がする。その商店街はサンモールという名だったような気がするけれど、これも曖昧(すみません)。とにかく商店街の一方の端から反対の端へ行けばいい程度だったので、気軽に「駅なら分かる」みたいな返事をした。私が彼の少し前を歩いていると、なぜか彼は道を曲がろうとする。2回か3回、そうして横道へ逸れようとして、最後は私の手を引っ張るように他の道へ行こうとした。当然不安になった私は、とにかく人目のない所へは行かないように、そのまま商店街をまっすぐ、振り返らずに進んだ。駅に着いて振り返ると、そのおじさんはいなかった。
何か怖い話になり得ちゃった事だったのか、それとも英語力の問題で、何も怖い話じゃなかったのか、今も分かりません。何だったと思います?
何か怖い話になり得ちゃった事だったのか、それとも英語力の問題で、何も怖い話じゃなかったのか、今も分かりません。何だったと思います?
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