2005年11月26日
イーホームズ、検査を怠る
姉歯建築設計事務所が提出した構造計算書は極めて杜撰なものであった。強度が基準を満たしている場合に印字される「認定番号」(ローマ字と洋数字計八桁)が欠けていた。計算書提出の際には、使ったプログラムが国交相の認可を受けたものであることを示す大臣印入りの「認定書」を添付しなければならないが、それも添付されていなかった。代わりに計算用ソフトの販売会社が姉歯事務所に発行した「利用許可書」が添付されていた。
建築基準法の省令では、「認定書」がある場合には、計算書類の検算を省略できるが、イーホームズは、「「利用許可書」で実質的には認定書に事足りる」と勝手に解釈し、認定書がないのに勝手に検算を省略していた。構造計算書の審査にかかわった同社の確認検査員全員が同様の判断をしていた。国土交通省では違法な手順が社内で常態化していた疑いがあるとみている(「強度偽装、イーホームズに国交省立ち入り検査」読売新聞2005年11月24日)。
http://hedo.at.infoseek.co.jp/b/ehomes.htm
イーホームズの検査マニュアルも不十分な内容であることが判明した。国土交通省令で義務づけている「認定書添付の確認」がはっきり記されていなかった。国交省は「認可ソフトの記述が複数ページにとびとびに記載されるなど、イーホームズのマニュアルは指定確認検査機関の講習会の資料をつぎはぎしたような分かりにくい内容」と指摘する(「検査マニュアルに不備 イーホームズ」東京新聞2005年11月24日)。
「姉歯建築設計事務所から出された書類に大臣認定書などがなかったにもかかわらず、点検を省いていた」(「検査機関、手続き不備」朝日新聞2005年11月19日)。「書類に認定番号がない場合、検査機関は審査を省略せずに綿密に点検する必要があるが、イーホームズが怠っていたため、不正は見過ごされた」(「耐震不足なぜ見抜けぬ」朝日新聞2005年11月19日)。
イーホームズは偽造物件について中間検査や完了検査も実施したが不備を見つけられなかった。「建築確認時の書類審査と異なり現物を確認するため、鉄骨の量が少ない点などに注目すれば不備を発見できた可能性はある」と指摘する建設業界関係者もいる(「着工後検査でも発見できず 耐震強度の偽造問題」共同通信2005年11月21日)。
「イーホームズは元公務員や建築士など約20人の担当社員で月間約1千件を審査していた」(「耐震不足なぜ見抜けぬ」朝日新聞2005年11月19日)。平均して一人が月50件審査する計算になる。一月の営業日を20日とすると、一日2.5件処理しなければならない。常識的に考えて真剣に審査することは不可能である。
建築基準法の省令では、「認定書」がある場合には、計算書類の検算を省略できるが、イーホームズは、「「利用許可書」で実質的には認定書に事足りる」と勝手に解釈し、認定書がないのに勝手に検算を省略していた。構造計算書の審査にかかわった同社の確認検査員全員が同様の判断をしていた。国土交通省では違法な手順が社内で常態化していた疑いがあるとみている(「強度偽装、イーホームズに国交省立ち入り検査」読売新聞2005年11月24日)。
http://hedo.at.infoseek.co.jp/b/ehomes.htm
イーホームズの検査マニュアルも不十分な内容であることが判明した。国土交通省令で義務づけている「認定書添付の確認」がはっきり記されていなかった。国交省は「認可ソフトの記述が複数ページにとびとびに記載されるなど、イーホームズのマニュアルは指定確認検査機関の講習会の資料をつぎはぎしたような分かりにくい内容」と指摘する(「検査マニュアルに不備 イーホームズ」東京新聞2005年11月24日)。
「姉歯建築設計事務所から出された書類に大臣認定書などがなかったにもかかわらず、点検を省いていた」(「検査機関、手続き不備」朝日新聞2005年11月19日)。「書類に認定番号がない場合、検査機関は審査を省略せずに綿密に点検する必要があるが、イーホームズが怠っていたため、不正は見過ごされた」(「耐震不足なぜ見抜けぬ」朝日新聞2005年11月19日)。
イーホームズは偽造物件について中間検査や完了検査も実施したが不備を見つけられなかった。「建築確認時の書類審査と異なり現物を確認するため、鉄骨の量が少ない点などに注目すれば不備を発見できた可能性はある」と指摘する建設業界関係者もいる(「着工後検査でも発見できず 耐震強度の偽造問題」共同通信2005年11月21日)。
「イーホームズは元公務員や建築士など約20人の担当社員で月間約1千件を審査していた」(「耐震不足なぜ見抜けぬ」朝日新聞2005年11月19日)。平均して一人が月50件審査する計算になる。一月の営業日を20日とすると、一日2.5件処理しなければならない。常識的に考えて真剣に審査することは不可能である。
hedo2 at 13:55│Comments(0)│TrackBack(4)
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
1. 偽装発覚経緯 [ 東急リバブル東急不動産被害者の会 ] 2005年11月26日 16:39
構造計算書の偽造は、内部監査で未完成マンションの建築確認書類を調査したことにより、発覚したとされる(2005年10月20日)。同様の事例の有無を社内調査した結果、20棟についてのみ偽造が判明したとしていた。しかし11月21日には第三者検査機関によって、新たにビジネスホ...
2. 買ってはいけない東急リバブル東急不動産 [ 東急不動産東急リバブル不買運動 ] 2005年11月26日 16:45
東急リバブル東急不動産不買運動です。
東急不動産は近隣住民の反対を無視して景観破壊の大型マンションを建設し、
購入者には不都合な事実を隠して問題物件を販売する企業です。
各地で反対運動や裁判が起きています。
http://www.geocities.jp/shouhishahogo/
http://...
3. イーホームズ確認物件への不安 [ 買ってはいけない東急リバブル・東急不動産 ] 2005年11月26日 16:50
イーホームズは建築確認制度を食い物にした企業である。イーホームズには「みなし公務員」としての資格はない。検査機関の認定を剥奪すべきである。「偽造は巧妙」と弁解するが、確認すべき物の確認を怠った者に主張する資格はない。イーホームズも偽装の片棒を担いでいたの....
4. イーホームズ、検査の九割で手順無視 [ 東急不動産東急リバブル不買宣言 ] 2005年11月26日 16:57
イーホームズ(東京都新宿区)が扱った物件の九割以上で、建築基準法に定められた建築確認の手順が守られていなかった疑いがある。その結果、イーホームズは、姉歯建築設計事務所(千葉県市川市)による強度偽装を見逃していた。
国交省の立ち入り検査(2005年11月24-25日...

