2011年11月01日01:35「イランの蒼」講演会報告その1
Comments(0)TrackBack(0)2011異文化パビリオン2 | 万博村の会
10月30日(日)にモリコロパークで開催しました万博村の会主催「イランの蒼」講演会。
イラン出身の講師アジ・アリさんのお話の始まりです。

この日の私は、アジさんの奥様・美和さんからお借りして
イランのカシュカイ民族の衣装を身にまとい、アジさんのご紹介をさせて頂きました。
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日本で21年生活されているアジさんは、名古屋市昭和区の山手通に面した
ペルシャ絨毯専門店「ペルシャ・ギャラリー」のご店主です。
<ペルシャ・ギャラリー店内>
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この講演会のために、お店の魅力的な品々を地球市民交流センターにお持ち込み頂けました。

その多くは、お店ですから販売はもちろんですが
アジさんお得意の「イランの文化を語る」小道具としてw
ご来店されたお客様に披露することを楽しみに、飾られているのですよww うふふ
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イランの首都テヘランで誕生後、ファラファンという田舎町で
幼い頃から身近に遊牧民の暮らしぶりを見て体感して成長されました。
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自然と共生する遊牧民の暮らしは、
自然の恵を無駄にしない工夫や知恵に溢れているそうです。
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遊牧民にとって、羊は大切な栄養源。
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そして多くの生活品に加工することのできる素晴らしい家族だそうです。
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羊毛は植物からの天然染料で色とりどりに染められ、
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ギャッベという織物や、布団入れ、馬の背掛け、
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大切な塩をこぼさずに収納したり運んだりできる塩袋にもなります。

靴の底には羊の骨が使われていることも驚きです。

生活品が古く痛んで来ると、修繕して長い長い間、大切に使い続けることと
骨まで使う工夫は、ゴミを生みません。
知恵のあるエコな暮らしぶりに、会場からもため息がもれ、アジさんのお話に惹き込まれて行きました。

また、日本の文化として知られてる物の中には、
イランからシルクロードを伝って来て、日本式に変化し、
定着したものが多いことも会場の皆さまの驚きのひとつだったようです。

例えば、イラン式こたつ
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掛け物の中に入れた炭火で温めるという、日本のこたつのルーツです!!

イランの文化を大好きな日本の人たちに伝えたいアジさんの
時々笑いを誘う、ユニークなお話は、続いて講演会のタイトルにもなっている
イラン独特のブルー(ペルシャ語でブルーを「アビエ」と発音します)についてに入りました。


つづく・・




イランの蒼……
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銅製のお皿に天然染料で何度も色付けしながら、
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土の中で低温で繰り返し焼くことで
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こんなに鮮やかなブルーのお皿に
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変化して過程を見せて頂きました。

イラン更紗のお話では、再び驚きが!!
更紗に使われているペイズリー柄は、イラン発祥であり世界的に定番となったそうです!
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イランの国のシンボルは糸杉の木。
ペイズリー柄は、なんと!糸杉がデザイン的に変化した姿だったんです。
糸杉の意味は「家族や国を愛し、平和に守って行く」という意味で
イランの古い建築物にも国の平和をいつも心に刻む様、
人々からよく見える高い位置に彫刻されているそうです。

また、ペイズリー柄を更紗に色づけする行程の手間入り加減に驚きの声が!!
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微妙に柄の位置が違うスタンプをいくつも使って
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順番に押しては、ひとつの柄を絵付け、色づけして完成させるんです。
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後半のワークショップの材料となったハルモレの説明もされました。
ハルモレは、イランのクムという町で作られている、製造工程がヒミツの鮮明な青の焼き物です。

今回の講演会では、万博村の会のスタッフが交代で司会を担当しました。
遊牧民の暮らし、蒼については、
フレッシュな二人たかし君&ゆうき君が
時々アジさんのお話への質問を交えながら進めてくれました。(*゚▽゚*)
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そして、講演会の殆どの写真撮影を担当してくれたのは
学生フタッフ・ふみや君です。(⌒∇⌒)
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後半はティータイム、そしてハルモレのワークショップです。
その様子は次の日記に続きます。ヾ(=^▽^=)ノ



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