2016年11月21日~2016年12月10日公演
SWING TIME

20161211_1230_02
http://asakusa-rockza.com/?lang=ja


6景
単独景

Candy BonBon


…やっぱり、刷り込みが、大事なんでしょうか?
小・中・高校の制服をアレにすれば
誰も、恥ずかしいなんて
思わなくなるんじゃないでしょうか?


(小・中・高校の女子制服で
 上半身は赤色セロファン製。
 ブラジャーの着用は絶対禁止。
 そういうコトか?)


文句さん、ちゃんと判ってるじゃないですか。
そうなんですよ\(^o^)/


そういう校則…いいえ法律がデキたら
ドラえもんに頼んで若返らせてもらって
私も、もう一度
小学生からやり直しますよぉ~。


(んもう、めちゃくちゃね~(;´д`))


(昨今じゃ、男女平等っていってな。
 そうなりゃ、男子も
 対岸の火事って訳にゃいかねえぞ。
 小・中・高校の男子制服で
 ズボンは水色セロファン製。
 下着の着用は絶対禁止。
 もしも、そうなったら
 おめえは馴染めるのか?)


…う。


(学校中の女の子の丸出しオッパイの前で
 イヤミな中年女教師の丸出しオッパイの前で
 でっかくなったチンチン丸出しの青春を
 過ごせるのか?)


…うう。


(綺麗で可愛い見知らぬ女の子の
 丸出しオッパイの目の前で
 吊革に掴まって立っている
 でっかくなったチンチン丸出しの
 電車通学ができるのか?)


…ううう。


(見たくもねえ野郎どもの丸出しチンチンを
 いつも間近で見なくちゃならねえ人生を
 おめえは楽しめるのか?)

 
負けました(´;ω;`)ウッ…
やっぱり、今の妄想は
なかったコトに、して下さい。


(何の勝ち負けよ?
 泣かなくても良いじゃないの。)


お座りになったままの
雨宮衣織様が、白いモワモワを舞い上げて
舞いを展開します。


(諦めてレポに戻ったか。
 手間世話のかかるヤツだ。)


(何だかんだと、モンちゃん
 おまえ様の操縦、上手なのね。)


何て綺麗な絵なのでしょう。
キャンディが、綿菓子の中で
戯れて喜んでいるような
何とも微笑ましい絵が展開しています。


(ホントね~。何だか夢の世界みたい…。)


(へえ…。魅せるじゃねえか。
 こういう魅せ方も、あるんだな。
 メルヘンっぽくて、良いじゃねえか。)


メルヘン…では…あるのですが…。


(何だよ?)


(何か、気になるの?)


白いモワモワを舞い上げる
麗しい美白の腕が上下するたびに
真っ赤なセロファンの衣装が
少しずつ少しずつ
ズリ下がっているように見えますのは…
気のせいでしょうか?


(え?)


(お、おめえな。
 舞台まで何mあると思ってるんだ?
 白いモワモワの正体さえ見極められねえ
 フシ穴目玉の老眼野郎に
 そんな、衣装の微細な動きなんか
 捉えられるもんか!)


あ、やっぱり…。


(何がやっぱりだ!
 そりゃあな
 おめえの助平な願望が見せている
 錯覚ってえヤツだよ!)


文句さんっ、事件ですっ。


(何だよ!?)


もうすぐ、綺麗なオッパイが
ポロロンと、飛び出しますよ。
3・2・1・それ!


(うわ…ホントだ。)


(きゃ…。)


やっぱり…ですよね~。


(てんめえ!
 今度は何しでかしやがったんだ!?
 超能力でも身につけたってか!?)


違いますよぉ~。
私は何もしてませんよぉ~。


(んじゃ、何で
 秒読みできるくらい
 ハッキリ予測できたんだよ!?)


だって、そんなふうに見えたんだもん。


(ホントに見えたのか?)


はい。


(たはは…。
 おめえの助平な眼力には恐れ入ったぜ。)


(うわぁ~ん。
 どうしてこんなにドキドキするのかしら?)


(通常の物体認識視力は人並み以下だが
 コト、助平が絡む視力に関しては
 恐らく世界一だな。)


ギネスブックに載りますかね?


(ど、どんなコトでも
 世界一というのは、素晴らしいコトよ。)


スグに、さりげなく
オッパイを、仕舞います。


(仕舞うっていっても
 真っ赤なセロファン越しに
 丸見えなんだがな。)


それだって
丸出しのままとは、全然違うんですよ。


(そうよ、そうよ。
 女の子の気持ち、判らないのね。)


ナニゴトもなかったように
また、白いモワモワを舞い上げます。


(おいおい。
 またそのうち
 オッパイが飛び出るんじゃねえか?)


(うわぁ~ん。
 どうしてこんなに恥ずかしいのかしら?)


ホントですね~。
こうなりますと
いやがうえにも、ドキドキしちゃいます。


現に、今もまた
徐々に、ズリ下がりつつありますからね。


(ホントか!?)


(衣装のサイズが合ってないのかしら?)


雨宮衣織様、さすがですね~。
まったく自然な表情と
まったく自然な動作を維持しつつも
2度目のポロリを
最大限警戒しておられるように見えます。


(そ、そんなコトまで、見抜けるの?)


(1stには、こんなコト、なかったからな。
 完全なイレギュラーなんだろうけれど
 何だか、こうなると、立派に
 演出の一部に、なってる気もするな。)


結果的に2度目のポロリはありませんでしたが
1stには無かったドキドキは
逆に私の心を鷲掴みにしてしまいました。


(所謂、助平心をくすぐった…ってやつか。
 でも舞姫嬢として舞台に上がってる以上
 ポロリくらい、何でもないだろう。)


文句さん、何を言ってるんですか?
舞姫様とて、雨宮衣織様とて
舞台を降りれば
普通の女の子なんですよ。


(そうよ、そうよ。)


【最初から予定された露出】
【最初は予定に無かった露出】とは
観る側も観せる側も
その心情の激高が違いますからなあ。


(そうよ、そうよ。
 私だったら、泣いちゃうわ。)


たとえますれば…


突然の強風に
大胆にスカートを捲り上げられた
通りすがりの女性が放つ【素の羞恥】って
我々助平にとっては
丸見えになったストッキング越しのパンティよりも
遥かにドキドキするものです。


(え~ん。エッチぃ~。)


(こ、この、破滅的助平め!
 そんな幸運…もとい、アクシデントなんか
 そうそう、あるもんか!)


ところが私、年に3回くらい
そういうアクシデントに遭遇してますよ。
何故か決まって、私の目の前で
何故か決まって、ミニスカの若い女の子です。


(そおなのぉ~?~)


しかも、だいたい、1~2秒前に気づきますので
私、最初っから、しっかり見ています。


(おめえは、超能力者なのか?
 何て羨ましい奴…。)


私、心の中で泣きながら、急いで家に帰ります。
奥さんの胸に飛び込んで、ベソをかきながら
見ちゃったコトを話します。


おまえ様、可愛いっ。)


(万年5歳児め…。)


スグにミニスカを履いてくれた奥さん
ウチワを持ってきます。


『よく我慢したわね~。
 これで、好きなように風を送って
 思う存分、スカート捲り、楽しみなさいね。
 押し倒して、強姦しても、いいからね。』


(何て素敵な奥様!( ゚Д゚))


(あ~あ。奥さんも、つきあい良いよな~。)


おまえ様、可哀想。
 私のスカートも、いつでも捲っていいからね?)


話が、思いっきり、逸れましたが…。


(逸らし過ぎだ!)


舞姫様が、舞台の上で
その裸身の隅々を晒しても
それは【予定どおり】のコトなのでありますが
如何な舞姫様とて
あたりまえの女性でございますので
さきほどのようなアクシデントで
【予定になかった露出】があった時
多少なりとも【素の羞恥】を放つコトがあります。


(ホントかよ?)


(あ、それ、私、判るような気がするわ。)


必ずいつもって訳じゃないですし
どんな舞姫様でもって訳じゃないですけれどね~。


(だろうな。)


でも、その舞姫様の心の中に
運良く、そういうのを見つけられますと
助平代表としましては、無上の悦びですよね~。


(おめえの助平は
 生命体としての肉体にとどまらず
 その精神や心の中にまで侵入するのか。)


(え~ん。エッチぃ~。)


(何て恐るべし、宇宙最凶の助平なんだ。)


えっへんっ!


(威張るな!誇らしい顔をするな!胸を張るな!)


雨宮衣織様が実際に
【素の羞恥】を発したかどうかは
受け止める側のスキルの問題もありますので
扠置くコトと致しますが
そんな夢が、無限大に広がる
嬉しいアクシデントがありましても
一点の傷も曇りもないメルヘンな絵が
舞台の上に展開し続けていますのは
ホントに凄いコトだと思います。


私、素直に、この景、大好きです。
この演出、考えた人、天才ですね!
ずっと観ていたいですね~。


(ホントに、確かに綺麗な絵だよな。)


(私も、この景、好きよ。
 だって、綿菓子とかキャンディとか
 あまぁ~い夢で、いっぱいだもの。)


やがて立ち舞いとなられましたので
雨宮衣織様のお姿が、ハッキリしました。


(わあ。スタイル、いいのね。
 どちらかといえばスレンダーなのに
 あんなにオッパイが大きいなんて
 羨ましいわね~(;´д`))


真っ赤なセロファンのミニドレスが
包んでいる雨宮衣織様のオッパイは
甘いあま~いキャンディのようでございます。


(助平っ!!)


(きゃははっ\(^o^)/
 でも、言えてるわよね(^-^))


白いモワモワ…。
真っ赤なキャンディ…。
そんなモチーフって
和洋を問われれば
洋に属すると思うのですが…。


(そうね~。)


お立ちになられた雨宮衣織様の姿態は
スラリとした長身でして
その半分を占めるかという長いおみ脚が
何とも麗しいです。


(何か、そのまま
 ドコぞの、CMポスターに、なりそうだな。)


和のイメージを胴長短足としますれば…


(おい、ちょっと待て。
 それ、問題発言じゃねえのか?)


まあまあ。イメージですから。


雨宮衣織様の姿態は
明らかに、洋に属すると思うのですが…。


(うんうん。)


でもやっぱり、雨宮衣織様からは
何故か、何とも心地よい
【純和風オーラ】を感じます。


(おめえ…殴るよ?)


モンちゃん、ダメよ!)


私にとって、今回の2ndは
その折衷感が
何とも言えない魅力
になっています。


(感じ方は、人それぞれだからね?)


立ち上がって尚
純白のモワモワを舞い上がらせながら
戯れ回るお姿は
まるで奇跡のようなメルヘンでございます。


夢が膨らみますなあ…。


(害のない夢にしておけよ~。)


浦島太郎って、大失敗しましたよね。


(うらしま…?)


(何だ?ヤブカラボウに?)


いつまでも竜宮城に居れば、幸せでしたのに…。


(ま、まあな。)


もしも私が
この白いモワモワの世界に迷い込んだら
雨宮衣織様と一緒に、永遠に暮らしますのに…。
帰ろうだなんて、絶対に思いませんよ。


(おいおい。)


(やだやだ。そしたら、私も、連れてってよ。)


甘ぁ~いキャンディと、甘ぁ~い綿菓子と
甘ぁ~いオッパイに囲まれて
毎日笑って暮らせたら
私、きっと、人類で一番の幸せ者でしょうね。


(あ、モンちゃん、ダメ!
 殴っちゃダメ!

 おまえ様、帰ってきてぇ~!!)


やがて中央で座ってポーズをキメます。
メルヘンな前半が終わりました。


(うわ。殴る前に帰ってきた。)


あれ?文句さん、どうしました?
腕、つりましたか?


(あ、いや何、ちょっとした体操さ。
 おめえ、今日、妄想能力、落ちてねえか?)


いえいえ。
これからフルに展開しようと思っていましたら
急に、誰かに
呼び戻されたような気がしまして…。


(えへへ。私の思いが通じたのかもね(^-^))


(そりゃきっと、奥さんの愛情だろ。)


(え~ん(´;ω;`)…私なのにぃ~。)


(おめえにとっての竜宮城は
 奥さんなのかも知れねえな。)


そうですね\(^o^)/


(ぐすん。まあいいわ。
 そういうコトにしといてあげる。)


曲が変わって
真っ赤なセロファンの
ミニドレスを脱いだ雨宮衣織様
白いモワモワをどかし
赤いキャンディをどかして拾い上げた
真っ赤なサンダルハイヒールを手に
花道へとゆっくり歩きます。


雨宮衣織嬢って、赤が好きなのかもな。)


どしてですか?


(だって、似合ってるもん。
 だけど、俺様的には、明るい黄色も
 なかなか、いい線いってると思うぜ。)


(あ、いいわね。
 モンちゃん、センス良いじゃない。)


麗しいオッパイを
今度は隠そうともせずに
真っ赤なサンダルハイヒールを手に下げた
パンティのみのお姿の雨宮衣織様の歩みは
まるで気ままなお散歩です。


(スタイルの良いお姉さんね~。
 オッパイ、とっても綺麗だし、羨ましいな~。)


ああっ。
 あんなお姿の雨宮衣織様
 雨上がりの近所の公園を散歩したいっ
…だろ?)


(…げ。)


何で判ったんですか?
しかも、雨上がりの近所の公園という
妙に具体的なコトまで…。


(この絵なら、普通展開するのは
 真夏の砂浜でしょうからね。)


(そこそこ、長い、つきあいだからな。)


野次馬とか、警官とか
煩いのが居ない静かな公園で
雨の雫が残る鮮やかな緑に囲まれて
パンティ1枚の雨宮衣織様
にこやかに散歩できたら、幸せでしょうね~。


(んもう、男って、みんなこうなの?
 そんなの、絶対に、あり得ないじゃないの。
 あ、でも、私だったら、実現可能だよ。
 おまえ様が望むなら
 パンティ1枚で公園散歩してあげる。)


(03へ)


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