・・・1月30日・文句さんとの特別対談・・・
072
その件をきっかけに、のスカート捲りが
1人目から全て発覚してしまいました。


(報いを受ける時が来たな。)


全校生徒全てを時に回し
教職員全てから見放されて
の中学生活はボロボロになって
家族も地元に住めなくなって
引越を余儀なくされました。


(本人は自業自得だが、家族は散々だったな。)


(私、何てコトしちゃったのかしら?)


今すぐ死んで
八重子ちゃんにお詫びしたいと思いました。


(かなり遅いが、直ちに、そうしたまえ。)


「大丈夫ですよ。
 このスカート、結構ルーズな感じですから
 オチンチンが大きくなっても
 外から見る分には、判りませんって。」


スカートを整え直した若菜
慰めになっていない慰めの言葉を
透きとおらせました。


「ああ、それにしても、本当に綺麗ですね~。
 私が男だったら
 絶対に、彼女にしちゃいます。」


その言葉に、ふと我に返った気分になりました。


仕方のないコトで、ウジウジしていても
まさに仕方ないので
気分を切り替えるコトにしました。


(逞しいな~。殺しても死なないタイプだ。)


ママ、私、孝子(たかこ)よ。
 孝子って呼んでね。」


(うっわ。)


「きゃははっ\(^o^)/
 判りました、孝子ちゃん。
 よろしくお願いします。」


高身長の若菜には、必要ないのですが
それでも、ハイヒールくらい、持ってるんです。


パールピンクのハイヒールは
身長を5cmも高くしてくれて
益々、に、別人感覚を楽しませます。


「どうですか?足、痛くないですか?」


「だ、大丈夫…と、思うわ。」


(ホントは、ちょっぴり、痛いけどね。
 男物の靴とは全然違うトコロが痛くなるのね。)


(やせ我慢する必要は、ないぞ。)


「それじゃあ、出掛けますよ\(^o^)/」


勢いよく、外に飛び出したのは良いのですが…。


(あ~あ。飛び出しちゃったか(;´д`))


スカートって
どうしてこうも、心もとないのでしょうか?


(何でだよ?【安心の膝下】なんだろ?)


よくよく考えてみたら
布1枚巻き付けただけの構造なので
ズボンのような安心感が得られないのは
当然といえば当然なのですが…。


(あ、そっか。)


まるで、パンティ1枚だけで
外を歩くような気分です。
股間が、ひんやりして、す~す~します。


(だから、女の人に、冷え性が多いんだわ、きっと。)


(そんな真理に気づいてみても
 誰も褒めてくれねえぞ~。)


「…あ。」


歩き慣れないハイヒールに、へっぴり腰で
若菜に掴まらないと、満足に歩けません。


「やっぱり、ベタ靴に、しましょうか?」


「だ、大丈夫よ。」


(私だって、女の意地があるもの。)


(何だって? ( ̄▽ ̄;)ハハハ…)


気をとりなおして、また歩き始めます。


「あ!ごめんなさいっ!」


何というコトでしょう。
若菜のオッパイを、鷲掴みにしちゃいました。


もちろん、若菜には
何十回死んでも詫びきれませんが
こんなトコロ、他人様に見られたら
若菜に詫びる前に、速効で爆死です。


幸いにも、見ていたのは、野良猫1匹だけでした。


(にゃぁ~お)


「…ったかったぁ~。」


うわ。相当痛かったのでしょうね。
少し、涙目になっています。


「ホントに、ごめんなさいっ!」


「あ、全然、気にしないで下さい。」


人目も憚らず
自分でオッパイを揉み揉みしながら
若菜は、無敵の笑顔です。


「だって、私のオッパイは
 孝ちゃんのモノなんですから。
 …あ、ごめんなさい。
 孝子ちゃんでしたっけ。」


「どうしよう、どうしよう。
 アザになってたら…
 私、生きていけないわっ。」


(女言葉に、すっかり慣れやがって…。)


「たかがオッパイに、おおげさですよ。
 それより私、孝子ちゃんの足が心配です。
 やっぱり、ベタ靴に…」


「イヤよ。私、慣れてみせるわ。」


(女の意地、女の意地…。)


ぴんからトリオか?)


西田佐知子じゃないんですか?


「歯医者さんまで、15分くらい、歩きますよ?
 大丈夫でしょうか?」


「へ、平気よ。」


「向こうに交差点が見えますよね。
 ソコから、大きな通りに出ます。
 大きな通りは、車の量も人通りも、多くなります。
 それまでに、1人で歩けるようになって下さいね。」


「わ、判ったわ。」


今はまだ、閑静な住宅街なので
人通りも、ほとんどありません。


交差点まで、およそ50m。
頑張って、自然な歩き方を身につけましょう。


(なるほど。練習ゾーンってコトか。)


大きな通りには、通行人も多いでしょう。
今のウチに慣れておいて
へっぴり腰を直しておきませんと
大きな通りで、集めなくても良い注目を集めてしまい
【にわか女】がバレてしまうかも知れません。


(それもまた一興だろ。)


(き…気合だわ。)


女の人って、大変ですよね~。
こんなにも履きにくいハイヒールを
事もなげに履きこなして
翻るスカートの裾を気遣いながら
常に美しくあろうと
背筋を伸ばしているのでしょう。


しかもそれを
果てしない努力の成果としてでなく
全くの自然体で魅せるのですから
最早、並大抵のコトではありません。


そんな涙ぐましさを思うと
世界中の女性に恋心を禁じ得ません。


(何か、思いっきり、カン違いしてねえか?)


「きゃははっ\(^o^)/
 すっかり慣れてきましたね。」


「そ、そうかしら?」


いろいろ努力の結果
大きな通りに出る頃には
ごく普通に歩けるようになりました。


「うふふっ…。女の子するのも、難しいモノね。」


「大丈夫ですよ。私よりも、女の子っぽいもの。」


(そういう無責任な褒め方、どうかと思うぜ。)


さすがに、車も歩行者も多いです。


(女って、見られて美しくなるって、ホントみたい。
 私、今、いろんな人に見られて
 どんどん美しくなってゆくのを感じるの。)


(最早、手のつけられんバカだ。)


大通りを5分ほど歩いているウチに
孝子としての身のこなし】にも、慣れてきました。


(慣れんでいい。おめえは、男だろが!)


「ここ、渡りますよ。
 大丈夫。私が、後ろから、守ってあげます。」


何の気なしに、何も考えず
が歩道橋の階段を上がります。


【必死の女装】で、少し汗ばんできたので
ふんわりと吹く風が、気持ち良いです。


あ、スカートの中にも、風が…
何て気持ち良いのでしょう。


(スカートって、ズボンよりも、何倍も素敵かも…。)


そんな安穏としたコトを考えていたから
バチが当たったのでしょうか。


「孝子ちゃん、スカート!」


急に強まった風に
スカートが、大胆に捲れ上がります。
若菜のパンティに包まれたのお尻が
これ以上ないほど、丸見えになりました。


若菜の手が
素早く、スカートの後ろを直してくれます。


「孝子ちゃん、前っ。」


うわ。前も捲れ上がっています。
突然のコトに呆然としている訳にもいきません。
は、慌てて、押さえました。


お尻だけでも恥ずかしいのに
大きなままのチンチンが
盛大に、はみ出している、前の部分を
見知らぬ人に見られたら…。


(げ。まだ大きいのかよ!?)


風が止みました。
暑い汗が、冷や汗に変わりました。


「大丈夫、大丈夫。
 目撃者は、あの子だけです。」


(え!?目撃者が、いるの!?)


若菜が指さした先には、黒い野良犬が1匹…。


(わんっ。)


「こ、怖くて、動けなく、なっちゃったわ。」


「あ、泣くと、化粧が落ちますよ。」


(何てコトなの。女って、涙も出せないの?)


(確かに、何かと不自由だな。)


改めて思い知らされますよね~。


「いいですか?
 階段を上がる時、問題になるのは
 後ろから吹く風です。
 階段が斜めなので
 前から吹く風は
 スカートを持ち上げないからです。」


「なるほどぉ~。これはもう、科学ね。」


「でも、後ろから吹く風は
 前へ通り抜けて
 スカートの前も捲ってしまいますので
 後ろだけ押さえていれば良い
 …という訳ではありません。」


「はい。」


「だから、こうやって…」


若菜が、実演してみせます。
スカートの裾を後ろから集めるようにして
前で掴んで静々と上がってゆきます。


(うわ。何て綺麗な仕草なのかしら。)


も真似して上がってゆきます。


「上手ですよぉ~。
 初めてとは思えないわぁ~。
 仕草も、とっても、女っぽいです。」


(だから、無責任に褒めるなっての!)


あれほど大変な思いをした直後なのに
そんなふうに褒められると嬉しくて
女装して良かった…って
心から思えるから不思議です。


(ほら。バカが、ツケ上がるだけだろが。)


歩道橋を渡って…今度は、階段を下ります。


「いいですか?
 階段を下りる時、問題になるのは
 前から吹く風です。
 階段が斜めなので
 後ろから吹く風は
 スカートを持ち上げないからです。」


「さっきとは、逆なのね。
 それじゃあ、こうかしら?」


は、スカートの裾を前から集めるようにして
後ろで掴んで見せます。


「それは、ギャクではありません。
 もはや、ギャグですね。」


(上手いっ!)


「前から吹く風は
 後ろへ通り抜けて
 スカートの後ろも捲ってしまいますので
 前だけ押さえていれば良い
 …という訳ではありません。」


「はい。」


「だから、仕草としては
 上がる時と同じで良いんですよ。
 でも、気をつけなければならない風の向きが
 逆転したという意識だけは、持っていて下さい。」


(なるほどな~。)


今度は、が先頭に立って、階段を下ります。


わ。また強い風が…。
でも、若菜先生の指導が良いので
美しく下りるコトができました。


「上手ですよぉ~。
 もう、すっかり、【いい女】ですね~。」


(あ~あ。さっきからベタ褒めじゃねえか。)


美しく下りるコトができて…。
【いい女】と褒められて…。


どうしてこんなに嬉しいのでしょう?
自然と笑顔が零れてしまうから不思議です。


さっきの災難なんか、ぽっかり忘れて
は、すっかり上機嫌です。


「ねえねえ、私、綺麗?」


「とぉ~っても綺麗ですよ。」


「ねえねえ、私、可愛い?」


「う~ん。可愛いとか、あどけないとかじゃなくて…。
 孝子ちゃんの場合は、成熟した…ってゆうか
 アダルトな魅力で、いっぱいですね~。
 私のようなお子ちゃまじゃ
 到底マネできませんよ。」


(ちょっと持ち上げ過ぎなんじゃねえのか?)


「…うわ。…うわ。」


別人への変身願望が
またひとつ叶えられた気分でした。


(少しは懲りろよな~。)


少し歩いてから
角を曲がりますと、ソコは、商店街でした。


車は通らなくなりましたが
その代わり、行き交う人達は何倍にも増えて
とっても賑やかです。


(うわ。
 ハイヒールの次は歩道橋…。
 歩道橋の次は商店街…。
 何だか、大掛かりな障害物競走を
 見てる気分になってきたぜ。)


「わぁ💛
 さすがは孝子ちゃんですね~。
 たくさんの男の人達に、見られてますよ。」


(怖いモノ見たさだろ?)


「やだ。私じゃなくて、ママを見てるのよ、きっと。」


(それなら自然だ。)


「私、1人で歩いていても
 いつも、こんなに視線を感じませんよ?」


「それはきっと
 注目されるのがあたりまえ過ぎて
 気づいてないだけよ。」


(有り得るコトだな。)


(99へ)


にほんブログ村


人気ブログランキング