またまた犬の絵本 写真加工に思う

1作目はラブラドール・リトリバーの黒、ハンサムな男の子だった。
2作目はウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア(違ってたらごめんなさい)
白いふわふわ毛のかわいい女の子だった。
そして今、3作目。メッセージの文章だけ変えて記念版2冊を仕上げたところだ。
やはりラブラドールの黒で女の子。胸元に白い毛が混ざっている。

写真の加工に関して
1作目は初めてなのに、そんなに苦労はしなかった。
2作目はちょっと苦心が要った。
今回はいろんな点で時間がかかり、工夫を余儀なくされた。
この違いは何によるものだろうかと考えてみる。

まず、黒い犬は白い犬より難しい。
明るく色調整しないと真っ黒けに印刷されてしまう。
また、光沢のある毛並みは、ちょっとした加減で汚れているように見える。

ワンちゃんには、人間の子どものような、こぼれる笑顔や涙の泣き顔はない。
だから、顔の向きや角度、目線などで変化を付けることになる。
写真自体に変化がないと、つらい。

1作目の黒い男の子は、右を向いたり左を向いたり、口を開けていたり。
黒い口元にピンクの舌がチロッと見えたりして、変化に富んでいた。
だからやりやすかったのだ。
2作目の女の子は、体や顔の向きにあまり変化がなかったけれど、
白い毛並みのおかげで色調整は楽だった。

3作目の黒い女の子は、黒光りの見事な毛並み、しっかりむすんだ口、
端正な顔はいつも胴体と同じ方を向いている。
まったく絵本職人泣かせのワンちゃんだった。
しかし、この子のおかげで、私は一つの手法を思いついた。
顔の部分だけ反転して振り返らせるというものだ。
名付けて「振り向き合成」
振り向かせることで、心の変化が表現できたと思う。

アニーちゃん
「ライオンゆうえんち」より

3作目だから出来たことかも知れない。
この順番でオーダーが来たことに感謝する。
 (21:30)