HEMCblog

神戸市にある救命センターのブログです。

へむくが20周年を迎えました(その③)

11月も半ばとなり、時期外れの夏日続きから一気に冬に突入しました。皆様、体調管理は大丈夫でしょうか。9月から3回に分けてお届けしたへむく20周年記念記事もいよいよ今回が最終回です。
本ブログ初登場の石原センター長のお堅い文章で大変たいへん恐縮ですが、その分楽しそうな写真でお楽しみください。

では3回に渡った本シリーズの最終回です。
以下、ほぼ本文ママ↓


神戸港クルーズ船ルミナスで大祝賀パーティーを開催しました
                        センター長 石原 諭

 

8月1日兵庫県災害医療センター(HEMC)は神戸赤十字病院の移転とともにHAT神戸で開院し、創設二十周年を迎えました。

 

世間では長かったコロナ禍がようやく明けましたが、当センターが受けた甚大な影響も計り知れず、鵜飼前顧問、中山前センター長の退官祝宴は延期、当センター主管の第 25 回日本災害医学会で神戸港クルーズ船上での会長招宴はキャンセルとなってしまいました。運営会社のご厚意によりキャンセル料が免除されたことで、学会運営に対する経済的打撃 は免れ、赤字決算を避けることができました。この借りをお返しし、現職員と以前勤務された OB OG の皆さんと共に、開設二十周年と延期になっていた鵜飼先生・中山先生の御退官を皆でお祝いするため、去る86日クルーズ船ルミナスでの大パーティを開催しました。


写真1IMG_8980

 

出港直後、乾杯の発声とともに松山バンド(シゲ&アミーゴ)の賑やかな音楽で開宴。鵜飼先生の「Ale Ale Ale」に引き続き、小澤先生の以前にもパワーアップしたお洒落なお話のうちに明石海峡大橋に到達。快晴の下、船上デッキから全員で瀬戸内の風景を満喫しました。その後石原からHEMC近況の報告とともに来賓の山下神戸日赤院長、鍵本・栗岡神戸消防前・現局長、八木兵庫県病院局前副局長、山下兵庫県健康福祉部長からご挨拶をいただき、矢形先生から現役・OB職員の紹介、川瀬先生の中締め、大トリに中山前センター長からのメッセージをいただきました。クルーズ時間は2時間半の予定でしたが、予想通り時間が足りず接岸したあとも中山先生のプレゼンは続き、災害医学会の感動PVで締めくくられ、退室時に記念品を幹部と事務職員から参加者全員にお渡ししてお開きとなりました。


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一部は二次会、三次会になだれ込んだグループもあったようですが、職員の日頃の行いでしょう。クルーズを満喫できる絶好の好天に恵まれ、本当に懐かしく楽しい会でした。次回は5年後かなという声もありましたが、やっぱりこういう会は時々必要ですね。

 

最後に時間の関係で○田医師、○田看護師の司会コンビから言えなかった締めの言葉で結びとします。

「皆様、本日は炎天下に神戸まで足をお運びくださいましてありがとうございました。事前準備に携わってくれました事務の方々、本日の資機材搬入など協力してくれた病院救命士、他多くの方の陰の支えでこのような素晴らしい会が無事開催できました。その方々へ改めて大きな拍手をお願いいたします。これにて、兵庫県災害医療センター開設20周年記念船上パーティー、お開きとなります。皆様、ありがとうございました!」


船上パーティ全体写真写真3

 

 

 


日本Acute Care Suegery学会で夢の国に行ってきました

秋の学会シーズンです。が、今年の秋は僕は東京(含む千葉)3連発。
9月 Hybrid ER System (HERS) 研究会 東京
10月 日本Acute Care Surgery学会 千葉
11月 日本救急医学会 東京

実は春の学会シーズンも
4月 日本外科学会 東京
5月 日本熱傷学会 東京
6月 日本外傷学会 これだけ名古屋
8月 世界外傷学会 これも東京
でした。東海道新幹線ばっかり乗りまくりです。

そんな感じですっかり東京づいてる今年です。東京・大阪の学会がなぜ面白くないのか(盛り上がらないのか)は随分前に本ブログに書いてます↓

http://blog.livedoor.jp/hemc/archives/52566577.html


あれ?大阪の救急医学会、盛り上がったって書いてますね。まあその話は置いといて。

本日は20周年記事の最終回前に10月の日本Acute Care Surgery学会に家族で行ってきた記事をお送りします。書いてくれたのはもと当センターの救急科専攻医で、その後は県立淡路医療センター外科で8年間過ごし、すっかり中堅外科医になってこの春センターに戻ってきてくれた○部先生です。この間にめでたくご結婚もし、お子さんも生れて、今や良き父、良き夫、良き家庭人です。学会が盛り上がったかどうかはおいといて(僕は個人的に盛り上がりましたが)、○部君の記事であなたもネズミーランド気分を味わってください。

では以下、ほぼ本文ママ↓

ACS学会でディズニーランドに行きました

救急部副部長 ○部賢司

 

 …と言われかねない立地・会場で第15回日本Acute Care Surgery学会が行われました。休日の朝、しかもハロウィンシーズンでしたので舞浜駅はあのネズミの耳をつけた人達ばかり。その中をひとりスーツで紛れ会場に向かいました。私自身はワークショップ「NOMIの治療戦略を考える」のセッションで、初回手術後に虚血が進行していく患者群の特徴に関しての発表をして参りました。外の喧騒とは裏腹に、学会全体的に、特に私のセッションには人が少なく盛り上がりに欠けていたような…?

2023-11-07
 せっかくですので、学会終了後に家族で夢の国に入国して来ました。しかし、人がすごく多い。ちゃんと開園1時間前にゲートにレジャーシートを敷いて並び、ゲートに入れば直ちにアプリで課金し、パレード・アトラクションの席を確保。子供がアトラクションで遊んでいる間に次のアトラクションに適度に並び始め、そのアトラクションで遊んでいる間に昼食のチュロスを買うためにまた並ぶ。ディズニーランドは6年ぶり2回目ですが、家族連れでは初。ちゃんと世のお父さんのお勤めを果たしてきました。とは言え、ミッキーに抱っこされて喜ぶ子供の顔を見るのは嬉しいものでした。
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 石原センター長、松山副センター長、伊集院先生、近藤先生も座長・発表をされました。多数の外科医が不在となりましたが、その間、複数のACS症例が来院され、在院の先生方にはご迷惑をおかけしました。その分、これから手術頑張ります!

追記

○部君、ネズミーランドでの家族サービスお疲れちゃん!

懇親会場でとっても懐かしい人と会ったので、服部君の記事に便乗します。県立淡路病院から初期研修医として6か月HEMCを回り、最後はドクターカーに単独乗車もしていた○野先生です。今は母校の香川大学外科の講師として食道胃腸外科のトップを務めています。来年のACS学会はその香川大学がやります。瀬戸内海を渡ってキッシーと再会するべし。(松山)

へむくが20周年を迎えました(その②)

10月に入って一気に秋めいてきて、朝夕は上着を羽織る人が多くなりました。皆様、如何お過ごしでしょうか。最近はセンターのSNSが当ブログ→Facebook(最近ご無沙汰?)→インスタグラムと増えてきたため、インスタグラムで新しいネタを今風にお届けして、当ブログはちょっと遅れて記事をお送りする感じになっています。
本ブログも今年で13年目です。管理人の交代などで今年の7,8月の記事が極端に少なかったのですが、継続は力なり、ということで今回も元管理人が助っ人で更新します。

と、言い訳をしたところで、恥ずかし気もなく夏の20周年記念関連記事の第2弾をお送りします。今回は20周年記念パーティー会場となる神戸港の観光クルーズ船のコンチェルトを下見に行った記事です。

ルミナスに20周年記念パーティーの下見に行ってきました

                      救急部 松山重成


先日、石原センター長、事務の○原さんと3人で20周年記念パーティーの会場に決まったクルーズ船のルミナス号に下見に行ってきました。そもそもクルーズ船でのパーティーは中山前センター長の悲願でありまして・・・(以下、略)。

乗船一番、この船の就航はいつかとお尋ねしました。何と阪神大震災の数加越前とのこと。就航早々、避難船になっていたのがこのルミナス号でした。その後、30年物のムーディーな螺旋階段を上って、貸し切り予定の定員132名のホールに案内されました。明るいです。広いです。小さいながらこじゃれたステージもあります。パーティー用の特別バンドで出演予定の僕は機材の搬入経路とステージを存分に下見しました。2時間半のクルーズで明石海峡大橋まで行くそうなので、その時に行く屋外デッキも見学しました。

やはり船は、非日常感や特別感があっていいですね。中山先生、グッジョブです。

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4

 

 

(ちょうどこの時、上空をヘリ講習のヘムクメンバーを乗せた消防ヘリが飛んでました。一生懸命手を振ったけど、気づかんかー)

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