HEMCblog

神戸市にある救命センターのブログです。

速報!三重ラリーでも優勝してきました

9月になって台風21号、北海道地震と毎週のように災害が続きますが、皆様は大丈夫でしたでしょうか。今回の災害で被災された方々には謹んでお悔やみ申し上げます。

さて、すっかり涼しくなりましたが、まだ暑かった9月8日に行われた三重メディカルラリーでも我らが兵庫県災害医療センターチームがまた優勝してきました!春の讃岐メディカルラリーに続いての連続優勝です。

Inked三重ラリー_LI

讃岐のメンバーとは若干変わりましたが、讃岐の時から一緒に練習してきたヘムク2018の選抜メンバーです。このメンバーのまま最終ゴールの千里メディカルラリーに臨みます。
常勝チームとしてのプレッシャーはあると思いますが、半年間の練習の成果を存分に発揮して、楽しんできてください。
センターをあげて応援しています。

(業務連絡です。千里の出場費用のカンパ、まだまだやってます。応援する気持ちは勿論ですが、その気持ちの一部でいいから形にしよう!できればチャリンチャリンするのより、ヒラヒラする方がうれしいですね!お届けは医局事務の多田さんまでお願いします)

神戸消防症例検討会でHybrid ERを紹介しました

皆様、8月もとうとう最後の1日になりました。昔であれば、ため込んだ夏休みの宿題に追われているところです。そんなこの日に先日開催した神戸消防症例検討会の様子をご紹介します。

ちなみに本ブログで以前に紹介した同会の様子がこちら↓

http://blog.livedoor.jp/hemc/archives/15165858.html

http://blog.livedoor.jp/hemc/archives/40131554.html


2018神消症例検討会
上記のブログ中に書いてあるように、彼らは3交代制なので非番日の約100人が3年かかって一回りするという企画です。2012~2014年はECPR、2015~2017年は多数傷病者がテーマでした。今年からの3年の新テーマは・・・ハイ!Hybrid ERです。集中治療型の救命センターとして、中央市民病院や他の2次施設とのシステムの違い(良し悪し、ではありません)について説明し、Hybrid ERというシステムによって外傷診療がどう変わったか、という話を教育講演でさせていただきました。

講演に先立って3例の症例発表がありました。救急搬送をおこなった隊員から症例についての提示があり、受け入れた我々が症例の転記や彼らの質問に答える形です。もちろんフロアからの質疑応答もあり、1症例あたりに準備した40分が足りなくなるほど熱心な会になりました。ちなみに症例は高エネルギー外傷という受傷機転の意味、頚髄損傷、緊張性気胸でした。特に緊張性気胸の症例はドクターカー症例だったのですが、我々にとっても大変難しく、反省と示唆に富む症例でした。

IMG_5756

引き続き、Hybrid ERでの外傷診療についてお話させていただきました。CTでの診断までが圧倒的に早く、患者移動無しにTAEや手術が行えるこのシステムで、稼働開始からの1年半で約800名の初期診療を行いました。


当センターではHybrid ERでの手術を主にDamege Control Surgeryに限定しており、バイタルサインを立て直せれば通常の手術室へ移動していることと、鋭的損傷のショックは手術室直接入室のプロトコールを残しているため、Hybrid ERでの外傷に対する止血術等の件数は今年の4月までの1年2か月でDamage Control Sugery 7件、穿頭3件、蘇生的開胸3件、創外固定3件、TAE 15件です。
もともと集中治療型で重症に特化した当センターならではの診療システムで、いわゆる標準治療にはならないと思っていますが、これから移転によって新築する施設ではそれなりに導入予定があるようです。
そんなHybride Emergency Room System(HERSと書いてハーズと読みます)の研究会が立ち上がりました。最後にちょこっと宣伝させてください。

現在Hybrid ERを稼働している10施設が中心となって、その名のとおりHERSというシステムでの治療指針の策定、そして世界へむけての情報発信を目標に活動しています(先々月から活動を開始したところです)。
ホームページを一度覗いてみてください。会員募集中です。今なら、なんと会費無料。

http://hers.kenkyuukai.jp/special/index.asp?id=28637

HERS研究会HP



大規模地震時医療活動訓練に参加してきました

皆様、お盆も過ぎ、朝夕めっきり過ごしやすくなりました。それにしても今年の夏はいまだかつてない暑さでしたね。なんでも34年ぶりの猛暑だと新聞にありました。30年前・・・夏は当たり前に暑いものですが、そんなに暑かったかな?と不思議に思ってこの記事を書くために「歴代、猛暑」でググってみました。猛暑日、真夏日、平均気温とパラメーターは様々ですが、どうやら1980年代と2010年代を比べると確実に暑くなっているようです。まさに地球レベルの温暖化現象真っ最中ですね。
そうえいば僕が子供のころ、21世紀は氷河期になると言われていたような気がしますが、外しとるやん!責任者出てこい!と思ってこれまた「氷河期再来」でググってみると、太陽の黒点を観察していると今後太陽活動が最大60%くらいまで低下する可能性があるそうで、その際は氷河期が再来する可能性大、なんだそうです。

話がそれました。そんなに暑かった8月4日に以前はキューイチ訓練(毎年9/1に開催していたため)と呼んでいた大規模地震時医療活動訓練が四国、九州を舞台に大々的に開催されました。まさにDMAT祭り全国大会、です。
今年も当センターからプレイヤー、コントローラーと多くのメンバーが参加しましたが、その中の一人、○口看護師が参加記を院内広報誌に書いてくれたので、本人の了解を得て速攻でブログに流用いたします。

では以下、本文ママ↓


大規模地震時医療活動訓練に参加してきました

                            看護部 ○口 

こんにちは、こんばんは、おはようございます。初療の○口です。僕は今回84日に平成30年大規模地震時医療活動訓練にプレイヤーとして参加してきました。メンバーは○斐先生、○田先生、○江さん、○手さん、○原さん、○口でした。とても勉強になりました。楽しかったです。って、いうわけにもいかないので少しだけお話させて頂きます。

DMATカー

参集地点は徳島県立中央病院でした。いわゆる活動拠点本部です。本部活動です。緊張します。お腹が痛いです。当日を迎え、まず初めに僕に課せられたミッションはDMAT Carを運転して、高速舞子停留所にて○江さんをピックアップする事でした。普段ちっちゃなちっちゃな車しか運転していない僕は車を壊さないように運転する事だけを考えていました。無事○江さんのピックアップに成功し、○江さんにドライバーチェンジし徳島県立中央病院に到着しました。いよいよ本部活動です。活動拠点本部に挨拶し、HEMCチームの持ち場を確認すると本部にはロジしか必要ないとのこと。ここで○江さんと○手さんとはお別れとなり、結局訓練終了まで2人と会うことはなかったです。○斐先生、○田先生、○原さん、○口で院内診療部門の支援に入りました。患者が押し寄せてきて、搬送先や入院先に難渋すると思いきや、意外と手術や入院先があっさり決まる事が多く、午前中の訓練では患者をスムーズに動かす事ができたような気がします。午後からはどんな患者が来るんだろうと意気込んでいると、コントローラー側から急遽、コントローラー入りを依頼され、病院避難のコントローラーになりました。病棟管理日誌だけを手渡され、院内マップや周辺図や設定は自由にしてくれということでした。コントローラー側の目標が達成できたのかは分かりませんが、そんなこんなで訓練は終了しました。HEMCチーム最後のミッションは美味しいものを食べて帰ることです。○原さんが徳島で産休中の武○さんに連絡し、お店のリサーチをしてくれました。名物の徳島ラーメンを食べて帰ることに。グルメリポーターでもなんでもないので気の利いたコメントは出来ませんがおいしかったです。あと84日はみなとこうべ海上花火大会の日でした。帰路中のDMAT Car車内から見える花火はビルで見え隠れしながらもきれいでした。

訓練

追加

後日津田師長さんに訓練の内容や、急遽コントローラー側に入ったことを報告したところ、プレイヤーとしての参加だったのに、コントローラー側は何を考えているんだとややご立腹でした。その時僕は愛想笑いしかできませんでしたが、災害拠点病院の病院支援やコントローラー側で病院支援の擬似体験ができたことはいい経験だったのかなと思います。詳しい訓練内容を知りたい方は下原さんに聞いてください。ではこのへんで。


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