毎日寒いですね。今朝は粉雪も舞ってました。そりゃ寒いわけです。とうとう2017年もあと3日を残すのみとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日28日が今年の仕事納めで明日から1月3日までの6日間、年末年始体制でセンターを回します。今まで本ブログにご紹介したとおり、今年も救急部は前半後半の二組に分け、前半組9名は12月31日まで3日間出勤(おおむね午前中いっぱい)+期間中に日当直1回、後半組10名は1月1日以降に同様の勤務です。
thZDS1P72F

(画像はイメージです)

本日の記事を書くにあたって昔の当直表を見てみました。前半後半に分けて半分ずつフリーで休むという体制は2011年度からで、それまでは年末年始期間中に1~2回の日当直+それ以外の日は必要に応じて自主登院という昔ながらのスタイルでした。完全主治医制の色合いが幾分か残っていて、普段の土日や正月休みでも朝に重症患者をチラッと診に来る、来れない時は個別にお願いする、という感じでした。

140507_1_6

実は旧体制の最後の頃、年末年始のICUに4名のガス壊疽(今風にちゃんと言うと壊死性軟部組織感染症)が並ぶという年がありました。僕の古巣の阪大は当時中で手術も出来る大型の高圧酸素療法用のタンクを持っていたためガス壊疽で有名で、僕の初めての学会発表は救医研でのガス壊疽の症例報告でした。そういう訳で年がら年中ガス壊疽を洗っていたような記憶がありますが、それでもガス壊疽が4人並んでいるのは見たことも聞いたこともありませんでした。日本をはじめ少なくとも先進国では見られない光景じゃないでしょうか。(うんにゃ!5人並べたことがある、という方はこっそり僕に教えてください。)


pMedical02


pMedical03


通常の救急受け入れと並行して朝から夕までガス壊疽4人をジャブジャブ洗う年越しは後にも先にもあの年だけです。10年近く前のことなので記憶があいまいなのですが、みな正月休みを返上して治療にあたったと思います。その甲斐あって春までかけて4例とも救命できました。

何を書くという訳でなく今月も3本というノルマ達成のために書き始めたら、こんな話を思い出しました。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。
来年も兵庫県災害医療センターとセンターブログを宜しくお願いします。