皆様、あけましておめでとうございます。
気が付くとあれよあれよと日が過ぎてもう月末です。毎週の研修・研究会や私用、月末の締め切りなどでブログのアップをつるっと忘れていました。外傷学会の抄録を先ほど出したので、締め切り原稿からの現実逃避でブログをアップします。年始からこんな調子ですが、今年もヘムクブログを宜しくお願いします。

さて、困ったときの院内広報誌からの流用記事も、今月号はブログではご紹介できない忘年会記事で盛り上がっており、何かないかと探したところ、今まで本ブログで取り上げたことがなかったJICAネタを見つけました。JICAとは国際協力機構の略で、センターと同じ並びのHAT神戸内にJICA関西があるためかどうか分かりませんが、当センターは開設以来毎年欠かさず中南米からの災害医療従事者を受け入れて災害医療マネージメント研修を行っています。

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中山センター長、川瀬・石原両副センター長はじめ多くの人が関わり、7週間にもわたる(!)一大研修イベントです。中でも雲仙普賢岳や東北地震の痕跡を訪ねる研修旅行が毎回あるのですが、今年は雲仙・熊本・広島を回る5日間の旅行でした。川瀬副センター長とともに彼らを引率してくれた事業課の〇島さんによる研修旅行記をお送りします。あまりの大作なので2回に分けてお送りしますが、日が少ない1月のブログアップの回数稼ぎ目的ではございません。

では以下、ほぼ本文ママ↓

JICA中南米災害医療マネージメント研修2017
~南(九州・広島方面)旅行に行ってきました!(前編)~


事業課 〇島

中南米諸国から来日した研修員が帰国してすでに1か月以上が経ちますが、この場をお借りして10月末の南旅行の報告と、帰国するまで研修員の様子をお伝えしたいと思います。

 

1029日~112日に中山センター長と川瀬先生に同行していただき、九州と広島を訪問しました。出発の日は台風が近畿地方に直撃するとの予想だったのでプログラムをすべて行えるか心配されましたが、少し飛行機が遅れて出発した程度で、予定通り到着することができました。

初日は四明荘という湧水庭園を見学した後、研修員が日本に来て食べたことがなかった懐石料理をいただきました。彼らにとってもおいしかったようで、全員ほとんど残すことなく食べていました。(すでにこの時点で神戸牛を食べた人は長崎牛を食べて神戸牛のほうがおいしいと言っていましたが・・・)その後、全体的に時間がおしていたので例年ほど時間が取れませんでしたが、センター長のまとめの時間があり(それぞれのアクションプランの概要や目標を発表してもらいました)、そしてついに恐怖の温泉の時間がやってきました。センター長に「温泉に入らない人は修了証を渡さない!」と言われてしまったので、みんな頑張って入ろうと心に決めたようですが、温泉に入る文化のない彼らにとっては本当に恥ずかしかったようで、最後まで躊躇している人もいたようでした。でも、実際入ってしまえば楽しかったらしく、すっかりはまった人もいたようでした。(研修員の大半が男性なので、すべてセンター長や川瀬先生から後で聞いた話です。)ちなみに唯一女性のSaraさんはもともとそれほど気にもしていなかったようですが、完全にはまって2時間ぐらい入っていました(笑)こんな様子で、1日目はなかなか自分からは体験できない日本文化を経験してもらえた日となりました。

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2日目は引き続き島原での行程で、午前中は雲仙岳災害記念館や大野木場砂防監視所、土石流被災家屋公園へ行き、島原での土石流被害について学んだあと、午後には島原病院の徳永先生のところで、土石流被害のあった当時の病院対応やその後の対策について学びました。今回来日した研修員の人は火山のある国の人、ない国の人どちらもいましたが、EMISがない時代のコミュニケーションの取り方や避難計画などについてたくさんの質問がありました。講義が終わった後は島原市内の視察ということで、雲仙普賢岳を近くでみたり、島原城周辺を見学し、熊本へ行くためのフェリーに乗船したところで2日目が終了しました。


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