皆様、正月気分も完全に消えてもうすぐ2月ですね。寒い日が続きますが、着実に日が延びてきて、夕方の回診の時に前は外が真っ暗だったのに、今日は夕焼け空が明るくてびっくりしました。

さて今日は小ネタをひとつお届けします。
昨日、自動心肺蘇生器のデモがありました。

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わざわざHybrid ERでデモをしているのには訳があります。ご存知の人はご存知ですが、Hyrid ERのベッドはCTアンギオ装置のいわゆる天板なので、そのまま胸骨圧迫をするとカーボン製の天板が高飛び込みの飛び込み板みたいに揺れて、最悪の場合天板だけでなく、本体の破損の可能性があるそうです。
もちろんそれは導入時に織り込み済みで、ちゃんと胸骨圧迫用の支柱があります。

IMG_2698IMG_2700東大阪の町工場に発注した特注品で、確か「安心君」か「安心棒」みたいなキャッチーな名前がついていました。

話を戻しましょう。なぜ今、自動心肺蘇生器なのか。
ピンポーン!そうです。Hybrid ERで胸骨圧迫を続けながらのCT撮影を試みているのです。先の安心君だか安心棒は撮影でCTのガントリーが自走してきたら、外さなければならないのです。勿論その間は胸骨圧迫が途切れます。
しかし自走心肺蘇生器を装着していればシュコシュコ揉み続けながらCTが撮影できる・・・はず。

以前にカテ室でのECPRの際に別の機種(某ルーカス)の導入を目指したことがあるのですが、種々のトラブルのため、導入を断念したことがありました(機械の問題だけでなく、使用する我々の問題もありました)。

今回は国産製品で日本人向け、というのが売りのクローバー3000という自動心肺蘇生器です。装着したままガントリーに入るギリギリの大きさです。

HERS(Hybrid Emergency Room System)研究会の他の施設ではHybrid ERの父と言われる中森教授の関西医大がクローバー3000を用いてのCT撮影を試みていると聞いています。当センターとしても彼らに続いて世界で2番目の試みを始めたところです。

そもそも何で胸骨圧迫しながら、何でCTを撮るのか?って、鋭い質問ですね。
その答えはまた日を改めてご紹介させてください。

今日のところはこの辺で。
ではでは