2006年03月02日

桜開花時期が発表されましたね。
気温が高く、例年より少々早いそうな。
概ね、3月には花開く様子です。東京は25日、大阪は26日。東北でも4月の初めには美しい光景を楽しむことができるようですね。
今年は吉野で桜が観たい。
お正月の年越しを、吉野、天川で過ごしたので、そんなふうに思っています。
でも…混むんだろうなー。

さて。あるメーリングリストにこんなことが書いてありました。

 ……・……・……・……・……・……・……・……

類人猿の中で白目があるのは、唯一、人間だけだそうです。

白目があるとどこを見ているかわかってしまうので、生きていく上でスキを見せることになってしまい、不利といえるのに、人間だけが白目を進化させたとのこと。

そしてその答えは

『私には悪意がない』

ということを他の人に伝えるために、目を見てもらう必要があったから、とのことでした。
そうすることで、人と人との間に信頼関係が生まれて、社会が成り立ってきたのです。

人間の進化に無駄なことはひとつもない、と感じさせられました。

 ……・……・……・……・……・……・……・……

人間万事塞翁が馬』という、中国の故事があります。

この数カ月、いろんなことがありました。振り回されたようで、そうでもないような。
事実だけを並べたら、周りの人たちは「本当にたいへんでしたねー」と異口同音にお見舞下さる。
ところがそうでもないんですね。

ある、とっても不幸な出来事が起こったお陰で、別な何かが判明してそれで救われた。
ラッキーだと思ったら、次の問題が浮上した…。

そんな繰り返しだったんです。とっても不思議でした。
ただ、長い人生を考えれば、それらを体験したことで、日頃の生活態度や、生き方や考え方を見直せた。長い目で見れば、どれもが奇跡的に救われたようなこと。(いまだ渦中なんですが)
まさに無駄がない。ありがたいことだなと感じ入りました。
以前の自分であれば、ショックだったりトラウマになって次に持ち越したりしたんでしょうが、ただただありがたいばかりで、そう感じる私にも驚きました。

『人間万事塞翁が馬』をそのまま体験させていただきました。
まったく人生にも無駄がない。

友だちは近頃、自分に還ってくる因果応報が早くなったと言っていました。
「どうしても叱らないといけない場面があって、やむなく行動する。すると、自分が今度は似たことで叱られる場面がやってくる。そのスピードが早くなってきていて、生きるということ、そして自分をみつめることを短い時間で学ぶことが多くなった」
話の間、ずっと頷いていました。ほんと、無駄なく進んでいますよね。

生物の進化って、長い時間をかけて徐々に段階を践んで進むものではなく、ある時期にまるでジャンプするように進化をとげるものなんですって。生物学者の人に伺ったことがあります。
今、私たちも急激に進化している時期なのかもしれませんね。
いろんなことが短い時間に起こっている。

そして、寒い、辛いと思っていても、いつのまにか春一番が吹いて、桜で染まる。
明けない夜はない。
ありがたいことです。


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(14:06)

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