2005年11月14日

TAKESHIS監督本人が「ワケが分からない映画」だと言ってるんだから、ワケが分からなくて当たり前。分かろうとすることも無意味、つまり観ることすら無駄な映画ってことになる。
加えて北野武は「ワケわからないと悩んだり怒ったりする観客の姿」に期待してると言うんだから、もはやまっとうな作品とは呼べない。
そういった一種の謎かけみたいな発言を北野武本人が繰り返すわけだから、これは超あざとい、愚劣なパブリシティだと言わざるをえない。深読みする客には「実はなんにもありませんよ〜」と舌を出し、ホントに分からんと怒る客には「考えが浅いんじゃないの〜?」と逃げを打つ。

公開前からそんな予防線を張りまくって、いったいこの映画でなにを表現したいのか?
答えは簡単だ。
北野武というキャラを一段高いところに持って行くためのプロパガンダだ。だから興行収入なんてどうでもいい。だって人が入らないことまでステイタスに繰り込む算段なんだから。

北野武は笑いの天才だとか映画の天才だとか、一部で異様に持ち上げられているのは知ってるが、そんな個別の芸に彼の天才性があるわけではない。
たけしの真の天才性とは『芸能人としてのあり方』を完璧に体得しているという点だ。

例えば泉谷しげるというタレントがいる。彼は現在『すぐにキレるけど実は優しい人』というギャップ芸で身を立てている。泉谷がホントに犯罪者や麻薬中毒者のように頭がイカレてるなんて思ってる人は誰もいない。
ちょっと思い浮かべれば多くの芸能人がそういったギャップで人気を維持してることに気づくだろう。
おかまキャラなんていうのもその範疇だ。おかまなのに割と正論を言う、でもたまに言っちゃいけないことまで言う、そして最後に「どうせおかまなんだからなに言ったっていいでしょ!」と自分をフォローする。この一連の流れを完璧に操っているのがおすぎとピーコや美輪明宏を筆頭にした連中だ。
くだけたアナウンサー、東大出のアイドル、占い師の人生訓、イケメンなのにバラエティ、こういうキャラをあげていったら、それこそきりがない。
そうそう長嶋さんなんてギャップで人気を維持してきた最大のスーパースターだろう。


菊次郎北野武という芸能人はほかの誰よりもギャップの引き出しが多い。それはもう見事というほかはない。「ポッとでのようで実は芸歴が深い」から始まって「アホのようで実は頭が良い」「身勝手なようで実は面倒見が良い」「口は悪いが実は人情家」のようなイメージで好感度を上げまくり、その評価が固まりだすと「フライデー事件」「交通事故」などで危ない男をタイムリーに演出する。笑いのキレが鈍ったあとは「かぶりものも厭わない芸術家」へ転身した。
北野武のギャップは多面体だ。そこらのタレントが束になってもかなわない。

もはや北野武は『ただそこに居るだけで意味がある』という極上の芸能人ステイタスを手に入れた。愚にもつかないことしゃべったって、「これはきっと面白いんだろう、たぶん気の利いたこと言ってるんだろう」とまわりが勝手に解釈してありがたがってくれる。
これこそが芸能人のあり方として最上級の位置、もはや高倉健や吉永小百合や森繁のランクに到達したといっていい。

さてなぜ長々とたけし論を語るかと言えば『TAKESHIS'』は北野武というステイタスがなければ成立しない映画だからだ。
コアなたけしファン以外にはなんの意味もない、なんの価値もない映画でも、北野武が営々と築いてきたステイタスの魔法をかければ、とたんに意味を持ち始める。観客は勝手に深読みして悩んだり考えたり怒ったりする。クダらね〜とコキおろせばたけし信者が糾弾してくれる。
結局たけしという人をよく知ってるということが前提の映画なわけで、独立した作品としてはまったく成立してないことは、観れば誰でも分かるだろう。

国際的に名監督の仲間入りをし、座頭市で一応一般人の支持も得た北野武は、ここらあたりで監督としてのギャップを作らないともう一歩も先へ進めないことを知っている。このまま大衆の望む一般映画を撮り続けても名匠と呼ばれる監督達の足元にも及ばない。そんな技術なんてはなから持ち合わせてない。だからこそ座頭市の次は必然的に難解な映画に仕上げなければならなかった。

北野武はこれからも”ちょっと変わった映画を撮るニッチな天才監督”という立場で、興業成績とは別種の評価軸に立脚していく必要がある。映画はコケても監督は褒められるというステイタスは、北野武が監督を続けていく限り、絶対手放せないものなのだ。
自らの映画をピカソの絵になぞらえて語る北野武は、もはや興行成績に縛られない特異な地位を勝ち得たといえるかもしれない。


タケちゃん しかしだからといって北野武が作為的であるかというと、まったくそんなことはない。たけし自身は自分にひたすら忠実に行動してるだけだろう。
ただその結果がどの方向を向こうとも「タケちゃんだからしょうがない」と万人が許してしまう親近感こそ、凡人がいくら計算したって到達できない、彼の芸能人としての天才性なのだ。

みんなが近所のいたずらっ子を見守るような視線で北野武を甘やかす。それが両者にとってとても気持ちのいいことなら、それはそれでいいんじゃないの、と『TAKESHIS'』を観ながら思った。

<Raiting>
たけしファン以外はDVDすら観る必要なし。
話題作をチェックしたい人とたけしファンは劇場へ。
意味はないけどストーリーはちゃんとあるので、面白がろうとすれば面白いと思う。




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29. TAKESHI'S  [ ライターへの道。女32歳の挑戦。 ]   2005年11月16日 00:30
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30. TAKESHIS’  [ ドリアンいいたい放題 ]   2005年11月16日 00:54
水曜日1作目 北野武監督作品はどちらかというと苦手です。 なんか難しくて・・・・・ この作品はなんとなく惹かれるものがあり、 楽しめそうな予感がして!! 冒頭、いつもと違い、わかりやすい展開! しかし、やはり途中からよくわからなくなってしまう・・・ ...
31. 『TAKESHIS'』  [ Rabiovsky計画 ]   2005年11月16日 01:49
『TAKESHIS'』公式サイト 監督・脚本・編集:北野武 音楽:NAGI 出演:ビートたけし 、京野ことみ 、岸本加世子 、大杉漣 、寺島進 2005年/日本/107分 おはなし Yahoo!ムービー ある時は戦士、ある時は殺し屋、さまざまな人間になり切り、テレビや映画で...
32. TAKESHIS’  [ シネジャック ]   2005年11月16日 10:19
頭の中を覗き見ると、そこには? 【監督・脚本・編集】北野武 【出演】ビートたけし、北野武、京野ことみ、岸本加世子、大杉漣、寺島進 誰かの頭の中、覗いてみますか?  実??
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40. TAKESHIS’ 【B面:ビートたけしサイド】  [ まつさんの映画伝道師 ]   2005年11月18日 03:29
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41. TAKESHIS'  [ エイガ@michio.com ]   2005年11月18日 23:53
難解という噂の「TAKESHIS'」を観た。 時間とともにちゃんと進行するストー
42. 「TAKESHIS’」を観る[ボクなりの解釈]ネタバレあり  [ ちょっとだけ勝手に言わせてもらいます(Blog版) ]   2005年11月19日 00:29
 今日からの公開の「TAKESHIS’」をさっそく観てきた。北野武監督最新作、ヴ
43. TAKESHIS’  [ ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! ]   2005年11月20日 22:23
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この記事へのコメント

1. Posted by abroaddiary   2005年11月14日 23:49
ギャップですか。
芸の世界に限らず、
ギャップが発する力を敏感に感じ取り、
行動していく人が、
大成していくわけですかね?

2. Posted by あかん隊   2005年11月15日 12:33
TBありがとうございます。
「人気」に頼る商売は、さぞかし大変なことでしょう。日本人は、飽きっぽいから(笑)。日本だけじゃなく、世界で活躍できるようになれば、このくらいのこと(この映画)は、やる人だったんじゃないかって。ファンじゃないですが、楽しめましたよ。「嫌い」っていう人に媚びる必要ないし。(爆)
3. Posted by 秋日和   2005年11月15日 13:24
“ビートたけし”の延長の先にこの映画があると見てしまうことは、非常にローカルでありきたりなものの考え方で、実際、北野武はビートたけしのはるか先を行っているというのがボクの考え方です。
国民的存在であるたけしなんだから、日本人がその部分を外して見ることなど不可能だといわれるかもしれませんが、やはり、「映画」と向き合うならばそれをしなくてはならないと思います。
『Dolls』や『3−4X10月』を撮ってきた“映画作家北野武”の12作目の作品としては、非常に興味深い細部がふんだんに詰った作品で、ボクは誰もが見るべきだと思いました。
まずは、ビートたけしの意図や思惑から映画を引きはがすことからしなければ、なにも見えてこないと思います。
4. Posted by lunatique   2005年11月15日 14:20
『TAKESHIS'』に非常に空しいものを感じておりましたので、ギャップ論、おもしろく読まさせていただきました。
この映画、もしかするとバラバラになったジグソー・パズルを組み立てるようなおもしろさはあるかもしれまんが、そこでできあがる全体構図(映画によって断片的に示されるもの)に少しも興味がもてないので、私はこのジグソー・パズルを組み立てる気にならないのです。
『TAKESHIS'』には謎があるというような言い方もされますけど、私はその謎すらないような気がしています。
5. Posted by RIN   2005年11月15日 15:27
コメントどうもありがとうございました。
北野武が、バイク事故の後、「自分の言ってる事がホントにウケているのか、自信がなくなった」というような発言をしたのを記憶しています。
「ワケのわかんない映画だよ」と言いつつ、どういう評価が出るのか一番繊細に気にしているのは、北野武本人のような気もします。
ですので、「わかったような感想」ではなく、肯定評であれ、否定評であれ、本音を書くのが礼儀かな・・・と思いました。
「特異な地位を勝ち得た」「タケちゃんだからしょうがない」という立場を得れば得るほど、本人は不安で、「ワケのわかんない映画」を出してきて、周囲の反応を探りたくなるんじゃないかあ・・・
みたいなことを考えてしまいました。
6. Posted by 管理人Yin Yan   2005年11月15日 16:26
>abroaddiary
いつもどうも!
ギャップってけっこう強力な武器だと思いますね。豊臣秀吉とかもそうかも・・。政治家とか握手するとイメージ変わるって言いますし。
7. Posted by 管理人Yin Yan   2005年11月15日 16:30
あ、敬称つけ忘れた、abroaddiaryさんm(_ _)m
8. Posted by 管理人Yin Yan   2005年11月15日 16:31
>あかん隊さん
コメントありがとうございます。
たけし本人の独創性を批判するつもりはないんですよね。ただ評価はどうでもいいと言いつつヴェネチアに持って行ったりという点は、どうにも解せないところです。
9. Posted by 管理人Yin Yan   2005年11月15日 16:33
>秋日和さん
大変貴重なコメントを頂きありがとうございます。
この映画がビートたけしの延長上にあるのかどうか、それは観客側が頭を切り換えて観るモノでしょうか?もし制作者がそこを意識させたくないのであれば、「役者ビートたけし」を主演にせず、架空のスーパースター「日本太郎(仮)」の『TAROS'』でも良かったかもしれません。でもそうはしなかった。主演ビートたけしでなければ、この切れ味も混沌さも出すことはできなかったでしょう。北野武は明らかに「日本で一番有名なタレントであるビートたけし」のパブリックイメージを利用して作ってるわけです(もちろん北野武が監督の立場でビートたけしという素材を扱っていることは理解してますが)。
10. Posted by 管理人Yin Yan   2005年11月15日 16:34
↑続き

『ビートたけしの意図や思惑から映画を引きはがす』ことが観客側に望まれる作業だとすれば、やはり『TAKESHIS'』はコアなファンだけに向けた映画だと言わざるをえないと思います。ひとつの作品として映画に向き合うことと、北野武作品の連続性や作家性を評価の軸にすることは多少矛盾があるのでは、と感じましたが、どうでしょうか?
11. Posted by 管理人Yin Yan   2005年11月15日 16:38
>unatiqueさん
北野武が映画作家として切磋琢磨すればするほど、有名芸能人ビートたけしの存在は大きくなっていき、それは簡単にぬぐえるものじゃないと思ってます。ジグソーパズル論、面白いですね。そもそもパズルを組み立てたくなるように持って行くのがプロの仕事だと思うんですが・・・。謎があるのか、あるようでないのか、そう考えさせようとしてる意図が見えるのが、どうも納得できないんですよね。
12. Posted by 管理人Yin Yan   2005年11月15日 16:39
>RINさん
確かに「どこまでやっていいのか」を計るための試金石みたいな作品ですね。今後の計画のデータにはなりそうです。不安と同時にたけしの内面には『照れ』が大きな要素として存在してるようで、斜に構えるのが彼の生存本能なのだと思います。叩かれると弱いのは、やはりまだタレントの部分が大きいからでしょうか。
13. Posted by 秋日和   2005年11月15日 17:20
ビートたけしがメディアなどでこの映画についてしゃべっていることは無視すべきだと思います。あらゆる映画監督が自作について言及していることは、ほとんど参考にならないというボクの常なる主張です。実際あるのはフィルムとそれを見ている自分だけなわけですよね。ボクは「映画は映画である」といっているのですが、映画は別のものに置き換えたりできないとおもっております。そして、『TAKEHIS’』は、ひとつのフィルムでありながら、実はひとつではない。あらゆる映画は単体では存在しないのです。そこには、映画史というものがあり、北野の作品も、まぎれもなく映画史の中に存在するのです。ビートたけしが例えそれを否定しても、絶対に逃れられない真理なのです。それは、“コア”というよりも、「見る」という行為の中には、それだけの過酷さがつきまとっているということにほかならないのです。
14. Posted by あるるのハネ橋   2005年11月15日 21:24
誰かに懐く(なつく)と、子供や、いとしい人が、そうなるように、何をしても認めてしまう。ブランド信仰も似たようなもの。お笑いや、ふざけたものから入っていったにしても、ある時期受け入れてしまうと、よほどのことがない限り、敬愛してしまいます。人は成長してゆきますし、いまよりもっと良くなろうとする本能もあります。どんなときもあるがままを受け入れようとする気持ち、親しみを持つと、もってしまいます。応援します。表現されたら、受け入れたくなります。有名であろうと無かろうと。
15. Posted by kusukusu   2005年11月15日 23:25
今日は。
僕はこの映画は北野武監督の最高傑作ではないかと考える者ですが、実はテレビのバラエティ番組は子供の頃からほとんど見ない人間ですので、ビートたけしについてはよく知りません。たけしの伝記みたいな本も読んだことがなく、だからこの映画で描かれているエピソードのどこまでが北野監督の実体験に基づくものかも全く見当、つきません。
ただ映画としてこれは凄いと思いました。特に編集、音楽のアヴァンギャルドな混合のさせ方は驚きました。
ビートたけし本人に興味なくても映画作品として凄いものなのではないでしょうか。
16. Posted by kusukusu   2005年11月16日 14:46
上のように書きましたが、この映画はたしかに監督本人が主演で自分のことを題材にしているので、いわば「私小説」の映画版のような「私映画」のようなものではあるので、北野武自身を知っているか否かで見る面があることもそうなのかもしれないとは思います。
でも「私小説」だって、たとえば太宰治の小説を、太宰という人のことをよく知っていてその人間像に共感して読む部分もたしかにあるとは思うのですが、太宰のことをなんてひどい人間なんだ、こんなやつとは付き合いたくないと思いながら、でも文章の上手さは凄い、太宰という人間は大嫌いだけど小説家としては凄いと思って読むという読み方もあるのではないかと思うのです。

17. Posted by kusukusu   2005年11月16日 14:59
太宰の小説の場合と同様に、北野武という作者に共感して見なくても、編集、音楽などのアヴァンギャルドな混合のさせ方が凄いという評価もあるのではないでしょうか。
もしかしたらこの映画を単に支離滅裂なだけなのではないか、こういう映画が評価されているのは下手なのでめちゃくちゃにやっているのを勘違いして評価しているだけなのではないかと思う人もいるのかもしれないけれども、僕はそうではなくて編集、音楽などを混合させる独創的でアヴァンギャルドな試みの達成度が凄いのだと思うのです。誰がつくった映画だからということではなく、アヴァンギャルドな映画としての達成度がやっぱり凄いのではないかと個人的には思うのです。
18. Posted by 管理人Yin Yan   2005年11月16日 19:14
>秋日和
>kusukusuさん

とても深い分析に基づくコメントを頂きまして大変嬉しく思います。どうもありがとうございます。『TAKESHIS'』の内容が人によっては最高傑作であるという事実をボクは全く否定しません。ボク自身も少なくとも『座頭市』よりは100倍くらい良いだろうと思ってます。ボクが書いているのは、答えは北野武自身の中にしっかり存在しているはずなのに「内容が分かるか分からないか」というどうでもいい点を、たけし(をとりまくパブリシティ)が映画の軸として煽った部分です。そこに北野武=ビートたけしの芸能人としての生存本能が隠されているとボクは論じたわけです。なぜ北野武は映画の出来を堂々と訴えなかったのか?「ウンコでも観たと思って我慢してくれ」なんて予防線を張るのか?それを「あれはたけしの照れだから」と許してしまった時点で観客は『TAKESHIS'』の一部に取り込まれてしまうわけです。
19. Posted by 管理人Yin Yan   2005年11月16日 19:15
↑続き
『TAKESHIS'』に対し「独創的でアヴァンギャルドな試みの達成度が凄い」という評価はもちろんあると思います。しかしボクは北野武がビートたけしを素材に扱ったからこそ、あれほどまでにアバンギャルドな映像を完成させられた思うのです。太宰治も自分自身を扱うことで、その虚構性を含めて文学作品の枠をはみ出すことに成功したと考えてます。つまり北野武その人と『TAKESHIS'』は不可分なものであり、作品面から論じることも作家側から論じることも、どちらも意味のあることだと思うのです。そういった多面的な評論が作家性を重んじるタイプの作品には必要だと思います。複数の論者が一方的に映画の出来だけを論じることに閉じこめられるのであれば、例えば興行成績だけで作品の価値を判断するという視点だって尊重しなければならなくなります。
20. Posted by 管理人Yin Yan   2005年11月16日 19:16
↑続き
「作品と向き合う過酷さを持つ」「映画は作品の出来だけで評するべきだ」という意見にはもちろん賛成ですが、そのためには制作側にもそれだけの過酷さと真摯な態度が必要でしょう。ビートたけしについて知ってるか知らないかで評価軸がブレるのであれば、それは観客の責任ではなく制作側の問題だと思います。どんな映画を観ても観客がイマジネーションを駆使して何らかの意味を読み取らなければならないなんていうのは苦痛です。もし北野武が「渾身の力を込めて作り上げたこの映画が評価されないのであれば、映画監督としての地位を失ってもいい」と言い切ってくれていたら、ボクの鑑賞態度もずいぶんと変わったかもしれません。
でもこうやっていろいろと意見をやり取りできるというのは、やはり北野武の作家性が抜きんでてるという証明なのかもしれませんね。秋日和さん、kusukusuさんには大変感謝をしております。
21. Posted by 秋日和   2005年11月16日 20:01
こちらこそ、ありがとうございました。
もうひとつだけいえば映画には商業的側面としての「戦略」というものが絡んでくる。そういった意味でも、作り手と観客との戦いでもあるんですね。そうなると、観客は北野武とビートたけしの二人と勝負しなくてはならないのかもしれません。ボク的には負けてたまるかという強がりを含めての意見でございました。
22. Posted by kusukusu   2005年11月16日 23:26
たしかにこの映画の場合、「私映画」とも言えるもので、「ビートたけしの映画」であることを宣伝も含めて製作側がうたっているという面はあるかとは思います。だから必ずしも「ビートたけしの映画」であるというイメージで観客が見てしまうのは観客の見方が悪いというわけではなくて、製作側自身がそういうイメージを広めているのではないかということはあるのかもしれません。なので、映画そのものとしてどうかということとは別にそういう映画製作のあり方はどうかという批評もたしかにあってもいいかとは思うんですけれども。
ただ僕個人の興味としては、そういうことよりも映画の表現として何を達成しているものなのかということのほうに関心があるようです。
23. Posted by れいんぼうず   2005年11月17日 05:43
TBありがとうございました。

僕はこの映画めちゃめちゃ楽しめましたね。

まぁ楽しめなかった理由のつけやすい映画なのかもしれないですね、それが的を射てるかは別として。

僕は感覚というかセンスで感じる映画だと思いますね、彼のバックボーン関係なしに。

多分今度は軽い気持ちで観たら今回よりも楽しめると思いますよ。ちょっと真面目に意味を探しすぎて逆深読みしちゃったっぽいですね。
24. Posted by 管理人Yin Yan   2005年11月17日 23:21
>れいんぼうずさん

コメントありがとうございます。
この映画を楽しめないヤツは
センスのない人間ってことですか(^_^;)
映画と監督、どっちを論じたのか
という違いもあると思いますが
もう一度観てみようと思います!
25. Posted by 管理人Yin Yan   2005年11月17日 23:23
>あるるのハネ橋さん

こんにちは。
上手に"なつく"という行為は
もの凄い武器になるんですよね。
可愛がられる人間は強いですよ。
そうなりたいものです。
26. Posted by まつさん   2005年11月18日 03:49
大変遅くなりましたがコメント&トラックバックありがとうございました。
なかなか辛辣なご意見ですが、すごく的を得ているので反論の余地なしです(^^)ビートたけしという芸人はイメージ作りに関しては天才的です。どこか破滅的でありながら理性的でもある。いまや文化人扱いですから大したものです。そこを映画と結びつけて鑑賞できるか否かがネックなんでしょう。正直、鑑賞の価値は限りなく「ゼロ」に近いのですが、わたくし「伝道師」を名乗ってる以上、楽しく見るための手引きとして記事を書かせて頂いた次第です。
27. Posted by でんでん   2005年11月19日 00:36
どうもっこんにちは。
トラックバックありがとうございます。

>『TAKESHIS'』は北野武というステイタスがなければ成立しない映画だからだ。

全くその通りだと思います。一旦コマーシャリズムに寄った北野映画が再び軌道修正。ただ個人的にはたけしの出ている北野映画はあまり好きではありません。彼の存在感がウザったく感じて仕方がないからです。むしろ今回はそんな印象を逆手にとった面白さは感じました。
28. Posted by 石転5    2005年11月21日 05:04
武は他人の評価を人一倍気にしている人だと思うし、超成り上がり思考だと思う。でも映画にギャップをつける手法は取ってないだろうな。アイディアが次々浮かぶだけでしょ。彼のキャリアからすれば、作品の数が多すぎる。評価を気にしながら、結局自分の体の中にある何かを出さずに入られない人なんだ。お笑いがだめなら小説、映画なんでもいいんだよ。映画だって表現の道具にしか過ぎない。今のところの最高の道具って感じだね。とかく映画好きって人は、「映画とはこういうものだ」なんて言うけど、芸術と考えれば大事なのは、体の中の得体の知れないものを表現することで、いわゆる「映画」の型にはめることじゃない。彼はどう考えてもダサいカットでもちゃんと引っ込めないで使っている。それは自分の中のものだからしょうがないってこと。それが海外で受けるってことまで計算できないしね。よくやった!
29. Posted by 管理人Yin Yan   2005年11月24日 19:36
>まつさん
いつもありがとうございます。
映画よりまつさんの記事のほうが
何倍も内容がありました!

>でんでんさん
この映画は逆に自分が出ない方がよかったですね。
そのほうが映画そのものを意味付けが
明確になったような気がします。
30. Posted by 管理人Yin Yan   2005年11月24日 19:38
>石転さん
その通りだと思いますよ。
アイデアを次から次へと映画化出来るというのは
なんと幸せな立場を築いたのだろうと思います。

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