2005年11月02日

曙ハウス

曙・たてこの建物を初めて見た時はさすがにびっくりした。
古色蒼然、ものすごい存在感…。道行く人の足を思わず止めてしまう強烈な磁力を漂わせている。
地下鉄千代田線の根津駅周辺は戦災から逃れた地域らしくて、古い建物や細い路地が今でもそこここに残っているんだけど、その中でもこれは特に強烈だ。

曙・看板アップまず、この看板ね。なんだ?「スウハ曙」って?とか言わないでね(笑)。これは右から「曙ハウス」と読むのだ。この右から読む表記方法からもわかるとおり、この建物は正真正銘、東京大空襲をくぐり抜けてきた、昭和初期からの生き残りなのだ。
ネットで調べてみても詳細な建築年はけっきょくわからなかったんだけど、ひょっとしたら関東大震災前、大正末期に建てられたものである可能性もあるんだそうな!

曙・横路地ここは、そもそもは「七つの子」や「雨ふりお月さん」なんかの童話が掲載された「金の星」の創始者である斎藤佐次郎が建てたもので、一時は金の星社自体もここに入っていたらしい。昔はこんなところで本を編集してたんだなあ…。

そう言えば、この辺りはかつて印刷屋さんだった家が多いんだよね。神田講談社創設の跡地も千駄木にあるし、出版社が多い神田も近いから、昭和の初め頃はこのあたりで作られた本も多かったのかもしれない。曙・横

驚いたことに、ここはいまだに現役のアパートなんです!
木造3階建てで個数は15戸。いやあ〜俺が独身だったら絶対住んでみたいなあ、ここ(笑)。

【撮影】文京区根津2丁目

hendrix69 at 06:06│Comments(0)TrackBack(0)clip!東京の下町 

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プロフィール
Y.HAGA
1965年生まれ。高校時代にROCKに目覚めて以来、いまだに思春期が終わらない。相も変わらずライブハウスに通い続ける日々。妻1子2。仲井戸“CHABO”麗市ファンサイトcafe HENDRIXの管理人。
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