2006年04月05日

渋谷「ムルギー」 〜玉子入りムルギーカレー〜

ムルギー概観

有名だよね、渋谷ムルギー。ネットでも“ムルギー”で検索すると、ブログやら何やらいっぱい引っかかってくる。渋谷って行きやすいし、あのこんもりと三角に盛り上がったライスを見たら、カレー好きならとにかく一度は食べてみたくなるんだろう。
ところが、実際に食べた人の書き込みを読むと、けっこう否定的な意見があったりするんですよ、これが(苦笑)。“言われてるほど美味くなかった”とか、“先代のご主人が亡くなってから味が変わっちゃった”とか“店が辛気臭い”とかね…(苦笑)。

思うんだけど、ムルギーを最近のお洒落なカレー屋さんと同列に語るのは、そりゃあ無理がありますって!(苦笑)
この店は、30年以上にわたって渋谷の道玄坂に存在し、店の雰囲気もカレーの味も、恐らくは開店当時とあまり変えずにやり続けているところに価値があるんだと思うわけです。
僕なんか、渋谷なんて用がなければ正直言ってあまり行きたくない街だ。わけわかんない奴がいっぱいたむろしてて、歩いてるとすごく疲れるんだもん。酔っ払って歩いてたらオヤジ狩りにあってもおかしくないよ(笑)。ここだったら歌舞伎町の方がずっと落ち着く。
そんな渋谷の中でも、文化村や百軒店方面は唯一ほっと一息つける一帯。それは、BYGやムルギーみたいな、昭和の名残を残したお店があるってのがすごく大きな理由なんですよね。

ムルギーカレー

で、ムルギー。僕はいっつも「玉子入りムルギカレー」ってのを頼むことにしている。この、こんもり盛られたライスの山を少しずつ崩し、カレーに浸しながら口に運ぶのが、渋谷に来た時の至福のひとときなんです(笑)。
聞いたところによると、ここのカレーは13種類のスパイスを使ってるんだそうだが、長時間煮込んでるせいであまり強い香りは感じられない。具の形もほとんど残っておらず、時々カレーの海から鶏肉の残骸が顔を出すだけ。でも、こんなにルーがサラサラだからこそ、玉子をのせるのが合うんだろうとも思うんだ。あ、鶏肉と玉子だから親子カレーになってんだな、これ。今初めて気が付いたよ(笑)。
ルーはけっこうコクがあるし、意外と辛いんだけど、食べ進むにつれてほのかな甘みが舌に残るようになるのが不思議。この辛さと甘さの絶妙なバランスこそがムルギーの最大の魅力だと僕は思ってるんだ。けっこう中毒性の高いカレーだと思うぞ(笑)。

考えてみると、僕は渋谷にはあんまり行かないって言ってる割には、ムルギーにけっこう足を運んでる(笑)。それはとりもなおさず、渋谷に行く機会があればムルギーに立ち寄ってる確立が高いってことなんだろな。
胡散臭い風俗店の並ぶ一帯を足早に通り過ぎ、ムルギーの重い扉を開けると、そこには時間の流れとは関係なくほっとできる空間が広がっている。いつ行っても、何時によっても、流れてる空気はいつも同じ。外観も内装も、お店の中に流れる流れる音楽も、僕が学生時代に初めてここに来た時から何も変わっていない。そして、これまたルックスも味も昔のままのカレーが出てくる。

これから先、渋谷の街がどう変わろうと、どんな人種が集まって来ようと、このお店がある限り大丈夫。ムルギーはそこにあるだけでもう十分なのだ。
あ、照明は確かに暗いかもしれない。でも、こういうのは辛気臭いって言わないの。落ち着いた雰囲気っていうんだよ、うちらの間では(笑)。

hendrix69 at 20:20│Comments(0)TrackBack(0)clip!カレー 

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プロフィール
Y.HAGA
1965年生まれ。高校時代にROCKに目覚めて以来、いまだに思春期が終わらない。相も変わらずライブハウスに通い続ける日々。妻1子2。仲井戸“CHABO”麗市ファンサイトcafe HENDRIXの管理人。
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