サッカーフォーメーション・システム・戦術

今朝がた行われた「レアル・マドリードvsベティス」はまたもフラストレーションの溜まるゲームでした。

ケイロル・ナバスのありえないオウンゴール(あれはサナブリアのゴールではありません!)でどうなるかと思ったら、クリスティアーノ・ロナウドのさすがの決定力と、終盤での頼れる主将セルヒオ・ラモスの劇的ヘディングシュートで何とか逆転。

ナバスはもう一流のキーパーではないと思うので(最終盤の好セーブもあったけど)カシージャに替えてほしいと思います。

それ以前に、あんなにフリーの状態でシュートを打たせるのがそもそもおかしい。解説の北澤は「カゼミーロが出てるかどうかの問題ではない」とかって言ってましたが、私はそうは思わないなぁ。カゼミーロならあそこの穴をちゃんと埋めてくれてたと思います。

それ以上に、今日のスタメンに大いに疑問!

ベンゼマを休ませてモラタ先発はいいとしても、カゼミーロを休ませるのがわからない。今週はミッドウィークに試合がないのに加え、3/1のラス・パルマス戦に出てないんですよ。モドリッチは2/18のエスパニョール戦から休養がないので、休ませるならモドリッチのほうでしょう。

カゼミーロが万全でないということかもしれませんが、それならそれでなぜクロースをアンカーにするのか少しも理解できません。アンチェロッティ時代から「クロースのアンカーはいかがなものか」と言われていたのだし、モドリッチはクラシコで完璧にアンカーの役目をこなしてましたから彼をアンカーにすべきだったと思います。それならあの失点はなかったかも。

それに、イスコとハメスの同時起用もわからないんです。彼らは同じトップ下が本職なのでどうしても中央寄りになってしまう。ロナウドも左ウイングが本職とはいえ中央でシュートを打ちたがる。そのうえ彼は守備をしないから、実質的にサイドを守っているのはサイドバックの二人だけ。

失点のシーンは上がったカルバハルの穴を埋めきれずに簡単にクロスを入れられたのが原因ですが、最初からルカス・バスケスを使っていればそれも防げた可能性が高いと思います。


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実際、ジダンが現役のとき、彼は左サイドハーフで出場することが多かったですが、トップ下が本職だからどうしても中央寄りになってしまい、左サイドを守るのがロベルトカルロスだけ。しかも彼はマルセロと同じく攻撃が大好きでそこが穴になることが多かった。

穿った見方をするなら、イスコとハメスには移籍の噂が絶えないので何とか思い留まらせるために、つまり「政治的配慮」からの同時起用だったんじゃないか。

守備時4-4-2、攻撃時4-3-3といっても、クロース=モドリッチ=イスコの三角形のバランスが悪すぎでした。片方のサイドに寄りすぎたりする場面が多すぎでした。3人同時起用できるなら絶対的なレギュラー、即ちカゼミーロ=モドリッチ=クロースを使ってほしいです。

何とかセルヒオ・ラモスの神がかった決定力で勝てましたけど、あれでは次のアウェイのビルバオ戦や、ダービー、クラシコも(ホームとはいえ)勝てる気がしません。

BBCを前線で使うことに固執すること自体は悪いことではないと思います。でも、それなら、サイドのベイルとロナウドにちゃんと守備をさせないとリーガもCLもタイトルは難しいのでは?

ジダン、もっと考えて。