2008年06月23日

病の床は寝たきり遍路(悪夢の再来)

父とのゆっくりとした時間が過ぎていく・・・。
水曜日と日曜日の週2日の介護が続く中その時はやって来た

私は会社で忙しく仕事に追われていました。
携帯がコールします。
「病院からや」
でも、その時点ではいつもの事かな?と気楽に思っていました。
父は寂しくなると看護師や看護婦の方に
「用事があるけん息子を呼んでくれ」
と家に連絡してもらうことが何度もあって、病院に駆け付けると
別に用事も無くて
「背中が痒い!背中を掻いてくれ」といった事が度々あったからです。

電話に出ると
「お父さんの容態が急変しました。すぐに病院へ来てください」
看護婦さんの切羽詰った様子に血の気が引くのを感じました。
仕事もとりあえず投げ捨てて家内と病院へ駆け付けると

全身が動かなくなり言葉にならない動物のような声をあげる
変わり果てた父の姿がそこにありました。
それでも、父は私の方を目で追いながら訴えるように
うめき声をあげています。そのとき一瞬、泣いているような
表情を見せました。
「頑張れ!絶対に治るけんな!」
10年以上も頑張り続けてきた父にこの場に及んで
もっと頑張れと言っている事に抵抗を感じながらもそう言うしか
ありませんでした。

先生に容態を伺うと左脳に梗塞ができていると言う事でした
右脳の脳出血で苦しんできた父に今度は左脳の脳梗塞という
最悪の展開でした。

脳梗塞の場合、新しい治療で血栓を溶かす方法があるのですが
発症から3時間以内でないと効かないということで
即刻治療を受けるか、受けないかの選択を迫られることになりました
当然、受けて少ない可能性に賭けるしかないのですが、
最悪の場合血管が弱い他の部分があればそこが大出血するという
事態に陥る可能性も考慮して欲しいとの先生の言葉に
即答することができませんでした。

とりあえず、最新治療のできる専門医さんの施設へ
救急車で転送してもらってその間に答えを出す事にしました

可能性としてはどちらに転ぶか解りませんが
やはり直してあげる方向へ行くべきだと考えが固まりました。
ここで守りの方へ行っても結局この状況から脱出できる
可能性はゼロな訳で、駆けつけてくれた妹と相談して
その治療に賭けてみる事にしました


henro108 at 00:00│Comments(0)TrackBack(0) 病の床は寝たきり遍路 

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ぷちへんろ樹絵瑠
室戸岬・金剛頂寺にて・・・・お遍路親子

「歩き遍路を夢見て」

相変わらずの気まぐれ遍路を続けている親子遍路ですが 私(父)は最近自転車でのトレーニングを始めました 遠い将来に行こうと決めている歩き遍路の為の 体力作りと思っています! ツールドフランス気分のロードレーサーで 「ケイデンス100!!」(ペダルの回転数です) と気合でペダリングする毎日です このまま自転車でお遍路に行ってたりして・・・ とにかく夢に向って日々精進するのみです!
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