
夜22:10東京駅発の夜行バスにて尾瀬へ向かう。
家を出ようとしたら、雨が降ってきた。
予報では尾瀬も雨である。うーむ。
東京八重洲口を出て、集合場所でバスを待ち、
やって来た尾瀬行きのバスは、
ひとつ前に来ていた大阪行きのバスよりももっと大きい立派なバス。
そしてなんと、
この大きなバスに乗る乗客は、小さな私一人!。
すごい贅沢な!
まるでマイケルジャクソンじゃないですか。
というか、こういうとき必ず「マイケルジャクソンのような」
って言い方をしてしまうのだけど、
よっぽどディズニーランドとかお店とかを貸しきる代表として
マイケルが位置づいていることがわかる。
しかしいくらマイケル的にどこでも座り放題寝放題といっても一人では限度があり、
おとなしく2つの席を占領するにとどめた。
運転手のおじさんには
「着く頃まだ暗いよ。何度か行ってるの?」
「いえ・・・はじめてです」
「うーん、まあ、明かり持ってるなら大丈夫か。
暗いうちだと熊が出るよ。」
「えっ!!」
みたいなことを言われた。
それにしても雨の平日とはいえ、人が少なすぎやしないか?
気になって、休憩のパーキングエリアで
他のバスの運転手と一緒に休んでいた運転手さんに聞いてみた。
「いつもこんなに少ないんですか?」
「東京発は少ないね。新宿発のはもっと乗るけど。
でも女の子一人ってのは、いないね。男はいるけど。」
はあ。そうですか。
1回目の休憩のパーキングで、
ナイトキャップかわりに何かお酒を買って飲もう
と思ったのだけど、
さすがに高速のパーキングには置いていなかった。
でも、運転手さんが
「尾瀬夜行23:50」とロゴの入った安眠枕をくれたのだが
これが超快適!で、何で早くこれを使わなかったのだろう
というほどに、寝心地が段違いに良くなった。
すごい。どんな格好して寝ても快適なのだ。
この安眠枕のおかげで割りと眠れたものの。。。
2回目の休憩スポットは道の駅。
トイレだけ入って、安眠枕で寝よう、
30分もある休憩の中、さっさとバスに戻って
安眠枕を装着し、窓にもたれかかっていると、、、
窓の外に、コンビニの明かりが見えた。
まー、コンビニがあっても、朝食のお弁当も非常食のお菓子も
用意してきたし、行く必要ないか。さあ、睡眠睡眠・・・
と、そのとき、更に目に飛び込んできたのが
そのコンビニの看板の下の「酒」の文字。
酒!さっき買えなかった酒が売ってるぞ!
じゃあ、睡眠薬かわりにワインのミニボトルでも売ってないかな。
飛行機で出るような250mlくらいのやつ。
と、バスを飛び出し、コンビニに飛び込み、酒コーナーを物色。
うーん、ワインの小瓶は無さそうな・・・
梅酒のワンカップがあるなあ。これでいいか・・?
というとき、ふと目に飛び込んで来たのがパック酒。
ジュースみたいな、ストローでちゅうちゅう吸うやつだ。
そしてしかも、なんと、ワインのパックもあるではないか!
これ、今、理想的!
一見ジュース飲んでるみたいだし。
量も180mlと今はちょうどいいし。
何より、100円お安い!
赤も白もあったけど、冷えていないので赤をチョイス。
バスに乗り込み、まるでジュースを飲むかのようにちゅうちゅうを飲むと、
意外にけっこうおいしい。
何だこれ。いいじゃん!
まとめ買いしたいくらいである。
ワンカップワインと安眠まくらですっかり幸せ気分で
眠りにつき、そして目覚めると朝3時45分の尾瀬大清水口。
ていうか、すげー真っ暗!
雨はすごく降ってるし、熊も出るらしいし
ということで、装備を整えたりなどして、明るくなるのを待って、
4時50分、意を決して出発したのでした。
つづく。
やって来た尾瀬行きのバスは、
ひとつ前に来ていた大阪行きのバスよりももっと大きい立派なバス。
そしてなんと、
この大きなバスに乗る乗客は、小さな私一人!。
すごい贅沢な!
まるでマイケルジャクソンじゃないですか。
というか、こういうとき必ず「マイケルジャクソンのような」
って言い方をしてしまうのだけど、
よっぽどディズニーランドとかお店とかを貸しきる代表として
マイケルが位置づいていることがわかる。
しかしいくらマイケル的にどこでも座り放題寝放題といっても一人では限度があり、
おとなしく2つの席を占領するにとどめた。
運転手のおじさんには
「着く頃まだ暗いよ。何度か行ってるの?」
「いえ・・・はじめてです」
「うーん、まあ、明かり持ってるなら大丈夫か。
暗いうちだと熊が出るよ。」
「えっ!!」
みたいなことを言われた。
それにしても雨の平日とはいえ、人が少なすぎやしないか?
気になって、休憩のパーキングエリアで
他のバスの運転手と一緒に休んでいた運転手さんに聞いてみた。
「いつもこんなに少ないんですか?」
「東京発は少ないね。新宿発のはもっと乗るけど。
でも女の子一人ってのは、いないね。男はいるけど。」
はあ。そうですか。
1回目の休憩のパーキングで、
ナイトキャップかわりに何かお酒を買って飲もう
と思ったのだけど、
さすがに高速のパーキングには置いていなかった。
でも、運転手さんが
「尾瀬夜行23:50」とロゴの入った安眠枕をくれたのだが
これが超快適!で、何で早くこれを使わなかったのだろう
というほどに、寝心地が段違いに良くなった。
すごい。どんな格好して寝ても快適なのだ。
この安眠枕のおかげで割りと眠れたものの。。。
2回目の休憩スポットは道の駅。
トイレだけ入って、安眠枕で寝よう、
30分もある休憩の中、さっさとバスに戻って
安眠枕を装着し、窓にもたれかかっていると、、、
窓の外に、コンビニの明かりが見えた。
まー、コンビニがあっても、朝食のお弁当も非常食のお菓子も
用意してきたし、行く必要ないか。さあ、睡眠睡眠・・・
と、そのとき、更に目に飛び込んできたのが
そのコンビニの看板の下の「酒」の文字。
酒!さっき買えなかった酒が売ってるぞ!
じゃあ、睡眠薬かわりにワインのミニボトルでも売ってないかな。
飛行機で出るような250mlくらいのやつ。
と、バスを飛び出し、コンビニに飛び込み、酒コーナーを物色。
うーん、ワインの小瓶は無さそうな・・・
梅酒のワンカップがあるなあ。これでいいか・・?
というとき、ふと目に飛び込んで来たのがパック酒。
ジュースみたいな、ストローでちゅうちゅう吸うやつだ。
そしてしかも、なんと、ワインのパックもあるではないか!
これ、今、理想的!
一見ジュース飲んでるみたいだし。
量も180mlと今はちょうどいいし。
何より、100円お安い!
赤も白もあったけど、冷えていないので赤をチョイス。
バスに乗り込み、まるでジュースを飲むかのようにちゅうちゅうを飲むと、
意外にけっこうおいしい。
何だこれ。いいじゃん!
まとめ買いしたいくらいである。
ワンカップワインと安眠まくらですっかり幸せ気分で
眠りにつき、そして目覚めると朝3時45分の尾瀬大清水口。
ていうか、すげー真っ暗!
雨はすごく降ってるし、熊も出るらしいし
ということで、装備を整えたりなどして、明るくなるのを待って、
4時50分、意を決して出発したのでした。
つづく。
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