090502
窓からの強い日差しで目が覚める。

昨夜はけっこう飲んだと思うのだけど、
二日酔いは無し!
というか、実は昨日は具合が悪く、
風邪のひきはじめっぽいようなダルさがあって、
どうしよう。こんな飲み旅なのに・・
と密かに心配していたのだけど。
しかし、だからこそ飲んで治す!
というのが功を奏したのか?
泡盛パワーなのか?
起きたら、すっかりその具合の悪いのが治ってしまっていた。
不思議だー。

船乗り場までタクシーで行き、
船が出るまでお弁当を買って、船を見ながら食べる。
ここで売っているお弁当は、超安くてボリュームが満点なのだ。
金額は250円〜450円というところ。
私は250円の一番ちいさいお弁当を買ったけど、
それでもぎっしり詰まってて、十分にお腹いっぱいになる。

フェリーで2時間ほどゆられて、座間味に到着。
まず港の近くのスーパー「105ストアー」(109ではない)
で食料を買出しして、キャンプ場へ向かう。

テントを設営して、お昼ご飯にソーキそばを作って、
ゴーヤ炒めたのやラフテーやカマボコなどを全部乗っけるという
沖縄スタイルで食事したあと、海でひと泳ぎ。

海は、キャンプ場の林を出たらすぐ浜辺だ。
海の水は透明でキレイだけど、魚があんまりいない。

夕方は、夕日を見に、展望台まで歩いていく。
途中で、糸嶺商店という、カウンター式の商店に寄ってビールを買う。
このお店は、射的屋のようなカウンターごしに、奥に並べてある商品を
選んで、おばさんに指さして、商品を取ってもらうというスタイルなのだ。
手にとれないし、値段もわからないので、面倒なのだけど
ずっとこのスタイルを貫いているようである。

20分ほど歩いて、展望台に到着。
その先の崖の先っぽの方まで歩いていく。
夕日というのは、沈み始めるとやたらと早い。
ビール500mlを飲みきるのに間に合わなかった。

日が沈んだらキャンプ場に戻って晩御飯。
「チャックロール」と書かれた謎の肉を焼いて食べる。
量と値段が適当だったのだけど一体何の肉なのか、謎だ。
これとゴーヤと豆腐を一緒に炒めてちゃんぷるーにしてみる。
食感は牛っぽいかな?
その他、チャックロール玉葱炒め、などチャックロールづくしの今夜。

ビールや泡盛を飲みつつ、食事。
お酒が進んできて、後半になってきたら、浜辺に移動して
引き続き泡盛を飲む。

月はちょど半月だった。
半分でもけっこう月明かりは明るい。
電気を付けているみたいに浜が照らされている。
都会にいると、月がどのくらいだから明るいのか暗いのか、
ということなどがよくわからなくなっている。
何時頃から明るくなって、暗くなるのか、とかも
よくわからなかったりする。
よくわからないけど、実際きちんとこういうことは起きていて、
それを無視してずっと勝手なペースで明るくしたり暗くしたり
寝たり起きたりするということは、
何だか、箱に入って生活しているようなものだったな、と思った。


※旅の写真はこちらで紹介しております。
こたびphoto「沖縄島めぐり」2009