090705
バリでの滞在が長くなるにつれ、
だんだん地元の人が利用するローカル食堂にも
行けるようになってきた。

今日はウブド一美味しいナシ・チャンプルの店に
行ってみることにする。
宿からはけっこう離れたところにあるのあけど
お店とか見ながら、タラタラと歩いて
2時間弱ほどでようやく到着。

プンゴセカンという地域にある、Pak Sedan(パッ・セダン)というお店。
けっこうローカルチックなお店で、地元の人がたくさんいる。
店構えもけっこうアジアンローカルチックで一瞬ひるんだけど
日本人の観光客もいたので、勇気を出して入る。
メニューはナシ・チャンプル1種類のようで、座るとおばさんが
何やら言うので、YESというと具材を盛り付けてくれた。

出てきたナシ・チャンプルは、確かにすばらしかった。
具も色々乗っていて、味もしっかりとおいしい。
サテ、辛いソースの乗った卵、青い野菜炒め、鶏肉
どの味付けもよくて、ご飯に合う。
今まで食べた中で一番美味しいかもれない。
こんな店がまえなのに、なかなかやるなあ。
地元の人が多くやってくるのもうなづける。
遠くまで歩いてきた甲斐があったなあ。

こういうローカル的お店では、けっこう英語も通じないことが多い。
金額もインドネシア語で言われると全然わからないので
多めに出してお釣りでいくらだったかわかる、というかんじだ。
ここでは、アイスティーも頼んで、合計12,000RPだった。
120円くらいですよ。こんなに美味しいのに。
何てことでしょうか。
どうやったらこの内容でそんな値段が実現できるのか。
やっぱり高い店ってのは、場所代なんでしょうか。

夕方、宿に戻ってきて、ビールを空けながら、読書。
アジアの貧乏旅行本で有名な下川裕治の「アジアの誘惑」を読む。
その中の「世界三大地獄交通機関」の話には笑ってしまった。
特に、一日乗ると、必ず骨折者が一人は出るという
中国のジャンピングバスは、光景が目に浮かんで面白かった。
道がガタガタで、10センチ〜20センチくらい椅子から飛び跳ねてしまう
という、まことに辛そうなバス。
実際乗ると相当辛いんだろうけど、こういうのを読んで
どこかチャレンジ精神がうずいてしまうのは、まことに悪いクセだ。