090716
昨日寝る前に飲んだジャムウが効いたのか効かなかったのか
別に風邪が治ったというわけでもないけれども
ダルさはなくなっていた。
今日の午前中はなんだか宿でたらたらと時間を費やしてしまって
1時ごろにお昼にでかける。
目指していた店がやっていなかったので
お腹も空いて仕方が無かったので適当に近くの店に入る。
欧米人が多いせいかメニューにも「ハンバーガー」とかが多く
かかっている音楽はラテン系だった。

この店は、接客や調理がめちゃくちゃ遅かった。
接客態度が悪いというわけではないんだけど、
早く出せるものと時間がかかるものの配分を考えずに
はじめから順にマイペースで片付けていくかんじというか。
アジアにそんなにそういう点を求めてはいなかったけど、
アジアかどうかというより要領の悪いモタモタ加減が少々イラっとした。
おなかすいてたし。

1時間くらいしてからようやくやってきた、
バナナの皮にブンクスのように包まれてきたナシジェンゴ
(という名前だったけど、ナシチャンプルのようだ)。
この接客具合からして期待してなかったんだけど、
しかし、意外とおいしかった。
ご飯の質が日本の水分が多いお米に近くて、おいしいし、
具も意外と色々入っているし。
値段もなぜかインドネシア料理に関してはやたらと安いので
(ハンバーガーとかはこれの3倍くらいの値段だった)
コスパ的にもいい。が、何しろ待ちすぎるので余裕のある時でないときついかも。

今日も引き続き、いろいろと持ち帰り用のお買い物をする。
といってもコーヒーとか調味料とかお香とか
バリの人がお家で使う消耗品がほとんどで
普通の現地の人みたいなかんじだったけど。

本日の夕食ですが、
前回ウブドに来た時に、気に入っていて何度も通っていた
「カフェ・ワヤン」に行ってみた。
広い敷地に東屋のような座敷席が点在していて薄明るくて雰囲気がよくて、
そして店員も良かった記憶がある。
ビールを「Have a nice drink.」と言って出してくれて、
直訳すると「良い飲酒を」みたいな感じでしょうか、
なんか、いい言葉だなあ、と思ってよく覚えている。
ここは、その雰囲気の良さからか、最近人気が出てきたらしい。

しかし、行ってみて非常にがっかりしたのだが、
その人気のせいで接客態度がかなり横柄になっていて感じ悪かった。
なかなか案内してくれないし、しかもいっぱい席が空いてるというのに
あの雰囲気のいい奥の席ではなくてフロントの前の明るい席に案内されるし。
注文をとるときの態度も見下すような目線でかんじ悪いし。
これなら別にこの店でなくてもいいんだけどー!と早速後悔した。
出てきた料理の味はもう何だかよくわからなかった、。

見ていると、観光ガイドが連れてきているような客は奥の席に案内して、
よくわからずやってきた客は、手前の方に座らせているかんじがする。
客のことを考えるならば「奥もありますけどどうします」とか聞かないか?
というか、ガイドブックを見て雰囲気がいいと思ってやってきた客は
奥の席の存在を知らず「なんだか普通だった」としかわからずに帰って
しまうのではなかろうか?
それは店にとっても良くないんじゃない?

以前の印象が良かっただけに、かなりがっかりしつつ
しかし、小賢しくなる発展途上ってこんなかんじだよな、とも思い。
お金を出すほど、真実からは遠ざかる
ってことに前に気がついていたじゃないか、と改めて思ったりして。
いままで払ったどこの店よりも高い15%のサービス料を苦い思いで払った。

明日のバリ最後の食事は、最後だからって奮発して高い店、ではなくて
行き慣れたベストセレクションで行こう、と思う。

ヤケ酒的に、宿でビールの大瓶を一本飲んでから、寝た。