
いよいよ帰国の日だー。
いや、正確にはバリを離れるだけで、まだ帰国はせず、
今夜は台北へトランジットで一泊しに向かいます。
今日はちょっとだけ早起きして、
荷物を詰め込み、宿のテラスで椰子やバナナの木が茂る
風景を眺めながら、最後の朝食をしみじみといただく。
あんまり買い物をしないようにしていたのだけど
それでもスーツケースはぎっちりになった。
宿を去る前に、家寺の神様にも
「今回はここに呼んでいただいてありがとうございました」
とお礼をしていった。
門の前ではジャックがべったりと横になってお昼寝をしていて
相当熟睡していたらしく、近くを通っても
全く起きなかったので、そのままさよならをした。
12時発のバスに乗ってウブドを出て、空港へむかう。
サヌール、クタを経由して走るバスの中
ただ一人空港行きの私だけ途中で小さいバスに乗り換えた。
小さいバスの運転手さんに
「2日前にジャカルタで爆弾テロ事件が起きたの知ってる?」
と言われた。
ひー。
ここにいる間、テレビとか見てなかったので、全然知らなかった。。。
そのせいで、空港に入る前のチェックが厳しいらしく
空港前で少し車が渋滞していた。
16時15分にバリ島ングラライ空港を出発。
一つ空けた隣の席には、真っ黒で細い
インドネシア人らしい男の人が座っていた。
私が荷物を手に持って座っていたらスチュワーデスのお姉さんが、
中国語で、上の棚に上げて、みたいなことを言ってくる。
動作で意味は通じたけど、その後も
出口付近の席だったため
「非常事態の時はお手伝いをよろしく」みたいなお願いを
中国語で言ってきて、渡された説明パンプも中国語だった。
せめて英語で言ってくれればいいのに。
この便はもしや中国語しか通じないのか?
と思っていたら、このスチュワーデスは
真っ黒なインドネシア人の男性に向かって、
日本語で「非常事態の時には・・」と説明していて、
更にその真っ黒な男性は「はい、わかりました」
と流暢な日本語で返した。
そして渡された英語版の説明パンフを読むために、
それまで読んでいた文庫本を隣の空いていた席に置いたのだが、
その本は「余命一ヶ月の花嫁」だった!
なんだよこいつ、めちゃくちゃ普通の日本人なんじゃん!
というか、なんでこいつが日本人に見られて
私が日本人に見られないのか?!
機内で中国の新聞が配られていたので、
漢字だから、眺めていてもなんとなくわかりそうだし
読みたいな、と思ったのだけど、
新聞まで読んでいたら、ますますこのまま中国人に間違えられて
しまうままだ、と思って、我慢してしまった。。
22時半頃、台湾桃園空港に到着。
バスのチケットを買って、公衆電話から友人宅に電話して
バスに乗り込む。
今回の滞在は、台北に住む、小学校時代からの友人宅だ。
バリ行きを決めた直後にトランジット時の宿泊をどうしようか悩んでいた時、
たまたま、その子からメールが来て、
「あ!そういえば台北に住んでるんだ」と気がついたという、
すごい絶好のタイミング。
行きのトランジットの日には予定があって宿泊できなかったのだが、
帰りの今回は大丈夫とのことなにで、泊めてもらうことになったのだ。
1時間ほどで台北中心部のバス停に到着。
バス停まで迎えにきてくれた友人夫婦と一緒に二人の住むマンションへ。
市内の栄えたところにある便利そうな場所だ。
ここでの滞在はほんの数時間の夜明かしだったので
ほんとにベッドを借りる程度と思っていたのだけど
世間話程度に
「夜市って何時くらいまでやってるの?」
と、台北の有名な夜市のことを聞いてみたら
「あ、行く?」と言って、士林夜市という、大きな夜市に連れていってくれた。
もう夜中の0時をまわっているというのに
いろんなお店がガンガンに開いていて、人もわしゃわしゃといて
とても夜中とは思えない。
有名なカキ氷屋さんに連れていってくれた。
カキ氷と聞いて、あの日本の氷感満点の耳がキーンとする
ジャリジャリカキ氷を想像して、
最初に聞いたときには
「え?この夜中にカキ氷?」と思ったのだけど、
食べてみて、かき氷の概念が変わった。
なんというか、お菓子みたい。
ふわふわな感触で、氷自体も甘い味がついているので
氷を食べている感覚が、あまりしない。
削り方が違うのかなあ?
コーヒーとマンゴーの2種類を食べたのだけど、
どちらもなかなか美味しかった。
次に「何かめずらしいものが見たい」と言って連れていってもらったお店は
カツオダシのスープに入った素麺みたいな細い麺のお店。
このスープが、どうやったらこんなにカツオの味が濃厚に出るのだろう?
と思うほどにしっかりと味の出ためちゃうまスープ。
このスープの中に入った素麺を、れんげで食べる。
なぜ麺を食べるのに、れんげなのか。
ものすごく食べずらいのだけど、これは麺類ではなくてスープなのだ、
という位置づけなのでしょうか。
でもそのくらいスープが主役、ってかんじのおいしさ。
これはもう、思い出しても今すぐ食べたくなるような美味しさだった。
屋台の食べ物はどれもおいしそうだったし、
めずらしいものも色々試してみたかったけど
何せ夜中でそう時間もないし、夕食も食べた後だしで
このくらいにして眺めるだけにして、マンションに戻った。
マンションで台湾ビールやワインをいただく。
バリでは草の味のハッテンワインしか飲めなかったので、
葡萄の味のする濃厚なワインが飲みたい!と思っていたので
「もらったんだけど、あっても飲まないから」と出された
赤ワインが嬉しくて、1本空けてしまった。
飲みながら話ししていたら3時を過ぎてしまったので、
ちょっとくらいは寝ておこうかと、
ベッドを借りて1時間ほど寝た。
いやあ。たった数時間のトランジット滞在なので、
寝るだけ、と思っていたので、こんな思いがけずに夜市まで体験できたし
ほんと充実した滞在になった。
友人夫婦には、ほんと、感謝である。
荷物を詰め込み、宿のテラスで椰子やバナナの木が茂る
風景を眺めながら、最後の朝食をしみじみといただく。
あんまり買い物をしないようにしていたのだけど
それでもスーツケースはぎっちりになった。
宿を去る前に、家寺の神様にも
「今回はここに呼んでいただいてありがとうございました」
とお礼をしていった。
門の前ではジャックがべったりと横になってお昼寝をしていて
相当熟睡していたらしく、近くを通っても
全く起きなかったので、そのままさよならをした。
12時発のバスに乗ってウブドを出て、空港へむかう。
サヌール、クタを経由して走るバスの中
ただ一人空港行きの私だけ途中で小さいバスに乗り換えた。
小さいバスの運転手さんに
「2日前にジャカルタで爆弾テロ事件が起きたの知ってる?」
と言われた。
ひー。
ここにいる間、テレビとか見てなかったので、全然知らなかった。。。
そのせいで、空港に入る前のチェックが厳しいらしく
空港前で少し車が渋滞していた。
16時15分にバリ島ングラライ空港を出発。
一つ空けた隣の席には、真っ黒で細い
インドネシア人らしい男の人が座っていた。
私が荷物を手に持って座っていたらスチュワーデスのお姉さんが、
中国語で、上の棚に上げて、みたいなことを言ってくる。
動作で意味は通じたけど、その後も
出口付近の席だったため
「非常事態の時はお手伝いをよろしく」みたいなお願いを
中国語で言ってきて、渡された説明パンプも中国語だった。
せめて英語で言ってくれればいいのに。
この便はもしや中国語しか通じないのか?
と思っていたら、このスチュワーデスは
真っ黒なインドネシア人の男性に向かって、
日本語で「非常事態の時には・・」と説明していて、
更にその真っ黒な男性は「はい、わかりました」
と流暢な日本語で返した。
そして渡された英語版の説明パンフを読むために、
それまで読んでいた文庫本を隣の空いていた席に置いたのだが、
その本は「余命一ヶ月の花嫁」だった!
なんだよこいつ、めちゃくちゃ普通の日本人なんじゃん!
というか、なんでこいつが日本人に見られて
私が日本人に見られないのか?!
機内で中国の新聞が配られていたので、
漢字だから、眺めていてもなんとなくわかりそうだし
読みたいな、と思ったのだけど、
新聞まで読んでいたら、ますますこのまま中国人に間違えられて
しまうままだ、と思って、我慢してしまった。。
22時半頃、台湾桃園空港に到着。
バスのチケットを買って、公衆電話から友人宅に電話して
バスに乗り込む。
今回の滞在は、台北に住む、小学校時代からの友人宅だ。
バリ行きを決めた直後にトランジット時の宿泊をどうしようか悩んでいた時、
たまたま、その子からメールが来て、
「あ!そういえば台北に住んでるんだ」と気がついたという、
すごい絶好のタイミング。
行きのトランジットの日には予定があって宿泊できなかったのだが、
帰りの今回は大丈夫とのことなにで、泊めてもらうことになったのだ。
1時間ほどで台北中心部のバス停に到着。
バス停まで迎えにきてくれた友人夫婦と一緒に二人の住むマンションへ。
市内の栄えたところにある便利そうな場所だ。
ここでの滞在はほんの数時間の夜明かしだったので
ほんとにベッドを借りる程度と思っていたのだけど
世間話程度に
「夜市って何時くらいまでやってるの?」
と、台北の有名な夜市のことを聞いてみたら
「あ、行く?」と言って、士林夜市という、大きな夜市に連れていってくれた。
もう夜中の0時をまわっているというのに
いろんなお店がガンガンに開いていて、人もわしゃわしゃといて
とても夜中とは思えない。
有名なカキ氷屋さんに連れていってくれた。
カキ氷と聞いて、あの日本の氷感満点の耳がキーンとする
ジャリジャリカキ氷を想像して、
最初に聞いたときには
「え?この夜中にカキ氷?」と思ったのだけど、
食べてみて、かき氷の概念が変わった。
なんというか、お菓子みたい。
ふわふわな感触で、氷自体も甘い味がついているので
氷を食べている感覚が、あまりしない。
削り方が違うのかなあ?
コーヒーとマンゴーの2種類を食べたのだけど、
どちらもなかなか美味しかった。
次に「何かめずらしいものが見たい」と言って連れていってもらったお店は
カツオダシのスープに入った素麺みたいな細い麺のお店。
このスープが、どうやったらこんなにカツオの味が濃厚に出るのだろう?
と思うほどにしっかりと味の出ためちゃうまスープ。
このスープの中に入った素麺を、れんげで食べる。
なぜ麺を食べるのに、れんげなのか。
ものすごく食べずらいのだけど、これは麺類ではなくてスープなのだ、
という位置づけなのでしょうか。
でもそのくらいスープが主役、ってかんじのおいしさ。
これはもう、思い出しても今すぐ食べたくなるような美味しさだった。
屋台の食べ物はどれもおいしそうだったし、
めずらしいものも色々試してみたかったけど
何せ夜中でそう時間もないし、夕食も食べた後だしで
このくらいにして眺めるだけにして、マンションに戻った。
マンションで台湾ビールやワインをいただく。
バリでは草の味のハッテンワインしか飲めなかったので、
葡萄の味のする濃厚なワインが飲みたい!と思っていたので
「もらったんだけど、あっても飲まないから」と出された
赤ワインが嬉しくて、1本空けてしまった。
飲みながら話ししていたら3時を過ぎてしまったので、
ちょっとくらいは寝ておこうかと、
ベッドを借りて1時間ほど寝た。
いやあ。たった数時間のトランジット滞在なので、
寝るだけ、と思っていたので、こんな思いがけずに夜市まで体験できたし
ほんと充実した滞在になった。
友人夫婦には、ほんと、感謝である。
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