朝5時10分起床。
外はまだ真っ暗。
ひとまずコーヒーを沸かして飲み、目を覚ます。
そしてご飯を炊いて、昨日の残りの豚キムチ鍋と一緒に朝ご飯。
ノロノロと支度して、6時50分に出発。
天気予報的には、午後から雨になりそうで
空も雲っている。
てくてく登って、1時間ほどで大日小屋に到着。
最初の予定では、ここまで初日に上がってきてテントを張るつもりだったのだけど
出だしの時間が遅くなったので、手前の富士見小屋にしたのだ。
でもメインで沢山登るのは嫌なので、そもそもそれで良かったのだけど。
ここにはテントが一張りだけ立っていた。
更にここから森林の中を進んでいく。
だんだん、ちらほらと雪が現れてくる。
道はだんだん、岩を越えて行くような上体になってきて、
そして、ところどころ、つるつる滑る箇所もあって、
気をつけて歩かないと、転びそうだ。
登っていくにつれて地面の雪もだんだん積もってきて、
めっきり冬山の様相になってきた。
今回は新たなアイテムとして2本のストックを購入して持ってきたので
これを使いながら雪山を登っていると、
スキーに来ているような錯覚を覚える。
上から戻ってくる人とすれ違いざまに話をすると、皆そろって
「頂上の方は、危ないですよ。風が強くて」
「頂上まで行かずに引き返しちゃいました。」
と言っている人が多かった。
そんなにすごい状況なのか。
森林を抜けて尾根に出ると、確かに風が強く、
腰をかがめぎみに歩かないと吹き飛ばされそうだ。
尾根の道幅は少し狭いので、飛ばされたら、
断崖を落ちていきそうなので、慎重に歩いた。
私はスキー用手袋をしてきていたのだが、
同行の二人は軍手とゴム手袋と、防寒少な目の手袋で、
かなり寒そうであった。
特にゴム手袋着用のTKは、手がものすごく寒かったらしくて
尾根でくじけそうになっていたのだが、
途中で出合ったおじさんのおかげで良いヒントを得た。
このおじさんもまた軍手のみで手が寒くて
ビニール袋を両手に巻きつけて寒さをしのいでいたのだ。
おじさんは頂上の途中まで行ったらしいのだけど、
あまりの風の強さに、へばりついて登ろうとしたけど、
これはダメだ、と途中で引き返したと言う。
そんなわけで、金峰山の頂上まであと20分ほどという手前の山小屋で
休憩に入り、そこを今回の登山の折り返し地点とすることに決めた。
小屋で暖かいストーブにあたりながら外を見ていると、
どんどん風も強くなってきていた。
ここはやはり勇気を持って撤退するのが懸命であろう。
手の寒いTKは、おじさんのビニール袋手袋にヒントを得たので、
ザックの中からビニール袋を探すと、シュラフカバーが二つ出てきた。
自分の分と、そしてなぜかもう一人の同行者YNのシュラフカバー。
なぜYNのカバーがTKのザックに入っていたのか謎であるが、
きっとこの寒さをしのぐ用に神様が入れてくれたのだと思う。
(ところでこのカバーはYNのカバーと思っていたのだけど、
後で気がついたら私のカバーであった)
こうして防寒対策もできたところで、山を下る。
風がしのげる場所で昼ごはんにすることにした。
しかしなんと、コンロや鍋を持ってきたのに、ライターを忘れて
火をつけることができなかった。
とはいえ、不幸中の幸いで、お昼のメニューは
フランスパンを使ったオープンサンドである。
暖かいスープを飲むころはできなかったけど、
パンなので、火を使わずともそのまま食べられるので、助かった。
翌日の昼メニューはラーメンの予定だったので、
逆だったらお昼抜きで下まで降りなければならないところであった。
この辺も、神様の助けでありましょうか。
寒いからか、より歯ごたえのあるフランスパンに
チーズやハムを挟んで食べた。
持って来ている水は半分凍り出していて、
こんなに寒い中で飲む気にもなれず、水分無しでパサパサとパンを食べる。
そして寒いので、食べたらさっさと下山を始めた。
途中、鷹見岩という、標高2092mの山に登る道があったので、
金峰山頂の代わりとして、登りに行ってみる。
ここに着た頃には晴れてきて、
山頂からは下界の景色も見渡せるように晴れ渡ってきていた。
金峰山頂へ行けなかったのは残念であったが、
一応ここで、本日の眺望は得ることができて、良かった。
15時頃テン場に到着。
暇だし寒いし、早く暗くなりそうなので、
早々に飲みだすことにした。
あと一本になったスーパードライを飲み始める。
お昼にあまり食べていないし、お腹が空いてきたので、
まだ残っている豚キムチ鍋を温めて食べ始める。
そして泡盛を飲み始めたら、なんだか動くのも面倒になりそうなので
さっさと夕食を作り始めた。
今夜のメニューは、焼ビーフン。
ピーマン、えのき、ソーセージ、玉葱を入れてビーフンと炒める。
それと、ご飯。
なんだか色合い的に、白×白というかんじになってしまったけど。
そして今回のメインイベント(?)、新島のクサヤを焼いた。
クサヤは先月、一ヶ月もの新島出張へ行って来たというTKのお土産である。
せっかく持ってきたので昨日から何度も焼こうと提案していたのだが、
どうにもYNが抵抗して焼かせてくれなかったのだが、
YNがトイレに行っているうちに真空パックの封を切って
引き返せない状況にして焼き始めた。
しかし、マイルドな浸け具合だったせいか、思ったほどには
臭いが強烈ではなくて、慣れてしまうと気にならないほどの臭いであった。
なので、他のテントへの公害は少なかったと思う。
しかしなかなか大きなクサヤだったから、食べ切るのは大変だったけど。
今夜のお酒は、残っていた泡盛古酒を空けたあと、
沖縄の焼酎「三岳」を一本飲んで、おしまい。
みんな疲れていたのかな。「三岳」が空ききらないうちにダウン気味だった。
私はもうちょっと飲みたかったけど、無いものは無いので諦めた。
「三岳」が空いてしまったのはまだ21時頃だったけど、
飲むものが無くなったので、良い子に就寝。
そしてご飯を炊いて、昨日の残りの豚キムチ鍋と一緒に朝ご飯。
ノロノロと支度して、6時50分に出発。
天気予報的には、午後から雨になりそうで
空も雲っている。
てくてく登って、1時間ほどで大日小屋に到着。
最初の予定では、ここまで初日に上がってきてテントを張るつもりだったのだけど
出だしの時間が遅くなったので、手前の富士見小屋にしたのだ。
でもメインで沢山登るのは嫌なので、そもそもそれで良かったのだけど。
ここにはテントが一張りだけ立っていた。
更にここから森林の中を進んでいく。
だんだん、ちらほらと雪が現れてくる。
道はだんだん、岩を越えて行くような上体になってきて、
そして、ところどころ、つるつる滑る箇所もあって、
気をつけて歩かないと、転びそうだ。
登っていくにつれて地面の雪もだんだん積もってきて、
めっきり冬山の様相になってきた。
今回は新たなアイテムとして2本のストックを購入して持ってきたので
これを使いながら雪山を登っていると、
スキーに来ているような錯覚を覚える。
上から戻ってくる人とすれ違いざまに話をすると、皆そろって
「頂上の方は、危ないですよ。風が強くて」
「頂上まで行かずに引き返しちゃいました。」
と言っている人が多かった。
そんなにすごい状況なのか。
森林を抜けて尾根に出ると、確かに風が強く、
腰をかがめぎみに歩かないと吹き飛ばされそうだ。
尾根の道幅は少し狭いので、飛ばされたら、
断崖を落ちていきそうなので、慎重に歩いた。
私はスキー用手袋をしてきていたのだが、
同行の二人は軍手とゴム手袋と、防寒少な目の手袋で、
かなり寒そうであった。
特にゴム手袋着用のTKは、手がものすごく寒かったらしくて
尾根でくじけそうになっていたのだが、
途中で出合ったおじさんのおかげで良いヒントを得た。
このおじさんもまた軍手のみで手が寒くて
ビニール袋を両手に巻きつけて寒さをしのいでいたのだ。
おじさんは頂上の途中まで行ったらしいのだけど、
あまりの風の強さに、へばりついて登ろうとしたけど、
これはダメだ、と途中で引き返したと言う。
そんなわけで、金峰山の頂上まであと20分ほどという手前の山小屋で
休憩に入り、そこを今回の登山の折り返し地点とすることに決めた。
小屋で暖かいストーブにあたりながら外を見ていると、
どんどん風も強くなってきていた。
ここはやはり勇気を持って撤退するのが懸命であろう。
手の寒いTKは、おじさんのビニール袋手袋にヒントを得たので、
ザックの中からビニール袋を探すと、シュラフカバーが二つ出てきた。
自分の分と、そしてなぜかもう一人の同行者YNのシュラフカバー。
なぜYNのカバーがTKのザックに入っていたのか謎であるが、
きっとこの寒さをしのぐ用に神様が入れてくれたのだと思う。
(ところでこのカバーはYNのカバーと思っていたのだけど、
後で気がついたら私のカバーであった)
こうして防寒対策もできたところで、山を下る。
風がしのげる場所で昼ごはんにすることにした。
しかしなんと、コンロや鍋を持ってきたのに、ライターを忘れて
火をつけることができなかった。
とはいえ、不幸中の幸いで、お昼のメニューは
フランスパンを使ったオープンサンドである。
暖かいスープを飲むころはできなかったけど、
パンなので、火を使わずともそのまま食べられるので、助かった。
翌日の昼メニューはラーメンの予定だったので、
逆だったらお昼抜きで下まで降りなければならないところであった。
この辺も、神様の助けでありましょうか。
寒いからか、より歯ごたえのあるフランスパンに
チーズやハムを挟んで食べた。
持って来ている水は半分凍り出していて、
こんなに寒い中で飲む気にもなれず、水分無しでパサパサとパンを食べる。
そして寒いので、食べたらさっさと下山を始めた。
途中、鷹見岩という、標高2092mの山に登る道があったので、
金峰山頂の代わりとして、登りに行ってみる。
ここに着た頃には晴れてきて、
山頂からは下界の景色も見渡せるように晴れ渡ってきていた。
金峰山頂へ行けなかったのは残念であったが、
一応ここで、本日の眺望は得ることができて、良かった。
15時頃テン場に到着。
暇だし寒いし、早く暗くなりそうなので、
早々に飲みだすことにした。
あと一本になったスーパードライを飲み始める。
お昼にあまり食べていないし、お腹が空いてきたので、
まだ残っている豚キムチ鍋を温めて食べ始める。
そして泡盛を飲み始めたら、なんだか動くのも面倒になりそうなので
さっさと夕食を作り始めた。
今夜のメニューは、焼ビーフン。
ピーマン、えのき、ソーセージ、玉葱を入れてビーフンと炒める。
それと、ご飯。
なんだか色合い的に、白×白というかんじになってしまったけど。
そして今回のメインイベント(?)、新島のクサヤを焼いた。
クサヤは先月、一ヶ月もの新島出張へ行って来たというTKのお土産である。
せっかく持ってきたので昨日から何度も焼こうと提案していたのだが、
どうにもYNが抵抗して焼かせてくれなかったのだが、
YNがトイレに行っているうちに真空パックの封を切って
引き返せない状況にして焼き始めた。
しかし、マイルドな浸け具合だったせいか、思ったほどには
臭いが強烈ではなくて、慣れてしまうと気にならないほどの臭いであった。
なので、他のテントへの公害は少なかったと思う。
しかしなかなか大きなクサヤだったから、食べ切るのは大変だったけど。
今夜のお酒は、残っていた泡盛古酒を空けたあと、
沖縄の焼酎「三岳」を一本飲んで、おしまい。
みんな疲れていたのかな。「三岳」が空ききらないうちにダウン気味だった。
私はもうちょっと飲みたかったけど、無いものは無いので諦めた。
「三岳」が空いてしまったのはまだ21時頃だったけど、
飲むものが無くなったので、良い子に就寝。
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