100508

朝9時50分に那覇の泊港に到着。

「フェリーだいとう」を降りると、
帰る道の方向に、
コンテナを積んで作られたアーチが立っていた。

コンテナ上陸に憧れて乗った「フェリーだいとう」。
最後にコンテナのアーチをくぐらせるなんて、
なかなか粋な演出。
涙が出そうだ。
良い船であった。フェリーだいとう。

さて。帰りの飛行機まであと3泊分残っているのだけど
島へ行くのはもう疲れてきたので、
残りは那覇で過ごすことにした。

ここからは都会生活に突入するとなると
ひとまず、何をおいても洗濯がしたくなり、
コインランドリーに行って、服を一気に洗濯。

洗濯が終わったら、食堂でお昼ご飯を食べる。
「チャンプルー」という、ご飯の上に
肉や野菜をいためて卵で閉じたものが乗っている
沖縄らしい料理。
味も濃い目で美味しい。

そしてホテルへチェックイン。
まずお風呂に入る。
髪も久々に洗えたので、気持ちが良い。

夕方、飲みに出かける。
今回は安里という、モノレールで3駅分くらい離れたところにある
町に気になるお店があるので、そこへ飲みに行ってみることにした。
モノレールの1駅は短いので歩いても行けそうだったので、
歩いてみたら30分くらいで着いた。

目当てのお店「おでん東大」は、
「9時半頃開店」という、アバウトな表記の貼紙が
入り口に張ってあったので、その時間まで
もう一つ目をつけていたお店にて過ごすことにする。

「串焼きあだん」。
カウンターの上に盛られた串を自分で選んで焼いてもらう
というスタイルのお店。

壁には一面、泡盛がずらりと並んでいる。
沖縄中の泡盛が全種類あるのではないか?
というような豊富なラインナップ。

ビールを飲んだ後、泡盛「与那国」を1合もらう。
この与那国が、たった一合飲むのに進みが遅く、
なんでかなあ、弱くなったのかなあ、と思っていたけど、
後で考えたら、そういえば与那国ということは、
60度の「花酒」であった可能性が高い。
そりゃあ、キツかろう。

このお店は店員さんも無駄話をせず、しっかり仕事をしているかんじで
さすが、串焼きの味も良い。
べらべら話がうるさくて料理への集中力を欠いている店よりも
個人的にはこういう店の方が落ち着くし、好きだ。

9時半を過ぎたところで「おでん東大」に行ってみたら
まだ開いていなかったので、近くの栄町市場などを散歩してみる。
店はほとんど閉まっていたけれども、
店頭で飲める店などもあるようで、楽しそうだった。

9時45分頃に再び「おでん東大」に行ってみたら
開いていたので、入る。
端っこのカウンターに座ると
坊主頭の若い男の子みたいな店員さんが注文をとりにきた。
ここの名物は「焼きてびち」。これを目指してきたので、
当然それを注文。しかし時間がかかるので、
おでんの盛り合わせをいただき、
それをつまみつつ、てびちが焼けるのを待つ。

半年前に桜坂で飲んだ時には、
全体的にどの店も、食事よりも接客重視というか、
料理はオマケ的なかんじで、
やたらと話をされたかんじで、料理の美味さの印象が薄い。
一方、こちらの「栄町歓楽街」の方は、
まだ2軒しか行ってないから何ともいえないけど、
無駄なお喋りはほとんど無く、料理への集中力が高くて、質も高い。
厨房ではママがテキパキと料理をこなし、
坊主の男の子も、テキパキと注文をとっていっている。

出てきたおでんも、熱々で、美味しかった。
そして、焼てびち。
てびちは良くたべたけど、焼いたモノは初めて。
でも、カリカリの中はトロトロで、美味い。

お酒は、個人的に定番になりつつある
「ザンクロ」こと残波のブラック。

おなかもいっぱいで満足で夜の栄町を歩いて帰る。
夜がふけるにしたがって益々妖しい雰囲気を醸し出していく栄町。
スナックの前にはママさんが立っていたりして
その辺が、飲み中心の桜坂よりも妖しげな雰囲気。

何といっても最大に妖しいのは「旅館」と看板の出ている店。
旅館といっても宿泊ができる旅館ではないらしい。

これまた妖しげな女の子が、ぼわーっと店の前に座っていて、
入り口の奥はピンク色の光で照らされているのだ。
こんな「旅館」がいくつもある。

座っている女の子もケバいとかではなくて、
なんというか、もわん、とした異空間的な雰囲気で
日本じゃない場所に来てしまったような感覚になる。

もともと沖縄は異国っぽい雰囲気が
いろいろなところで漂っているけれども
この街もそんな雰囲気の街であった。