bounooreyama_20110910

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久々に晴れて暑い土曜日。
秩父方面の棒ノ折山(棒ノ嶺)に山登りに行きました。
西部池袋線の飯能駅からバスに40分ほど乗って、
さわらびの湯バス停で下車。
そこから歩道を20分ほど歩いて、
名栗湖の有間ダムの向こう側にある白谷橋の
登山道入り口から登り始める。

白谷沢という沢沿いのコースを登る。
しばらくは眼下に沢を見ながら歩いていたけど、
少し歩くと、目の前一面に沢が広がった。

あらかじめ沢沿いの道だとは思っていたけど、
巻き道で行けるのかと思っていたのだが。
意外に沢の中を歩いたりしないと進めないような
プチ沢登コースのようだ。
ちゃんとした登山靴を履いてきて良かった。

沢の中に入りつつ、多少岩なども登りつつ、進む。
それほどハードなロッククライミングは無かったとはいえ、
多少の岩登りが必要な箇所もある。
でも個人的にはこの位のコースは飽きなくて好きだ。
そして暑い日の沢登りは涼しくて気持ちが良い。

上り始めて1時間20分ほどの東屋までは沢登り的道が続く。
ここで沢登は終了するのだが、
なんと意外にここからの登りの方が大変だった。

地図で見ると距離が短かそうな雰囲気なので、
もう頂上まではあと少しだー、と思うのだけど、
実際は急坂続きで、かなーりキツかった。
暑かったせいもあるけど、
周りの登山者もみんな、ひーひー言って登っていた。

頂上まであと一歩の最後の最後に、長い木の階段が続く。
あと一歩どころか永遠に続きそうに長い急坂。
しかも階段が壊れていたり、段の部分の土がえぐれているので登りづらい。
階段を避けて登れるところは、横道から登る方が楽そうなので、巻く。
同じ考えの人も多いのか、けっこう脇道も踏み固められていた。

2時間ほどで頂上に到着。
距離と時間の割には、ものすごい疲労感。
高さも969mと1000メートルにはわずかに達しない程度の山なのに
足もガクガクしてるし。
もう休ませてくれー、というかんじ。

登ってる時からわりと人は多かったけど
山頂にも人がたくさんいた。
みんなここでお昼ご飯を食べている。
私も景色を眺めながらご飯。

あとは降りるだけなので楽だろう。
と思っていたのであるが。
登りで疲れ果てていたせいか何なのか、
下りの道も、かなりキツくて足が痛い。
ともかく非常に疲れて。
早く地面に到着しないかなあ。もうだめー。
というかんじであった。

下りは沢沿いのルートではないところを通って降りて、
2時間ほどでスタート地点のさわらびの湯に到着。
ここで温泉に入って、疲れを癒す。
ジェットバスで足をマッサージする。きもちいい。
お湯は無色透明。
露天風呂のお湯の温度はぬるめなので長く入っていられるのが良い。

お風呂を出たらビールを飲みたい。
ここの温泉には休憩できる広間はあるけど食堂がないので
自動販売機で缶ビールを買って飲む。

つまみは、売店で何種類か手作りお惣菜を売っていたので、
産地のものらしき季節の野菜のてんぷらを買う。250円。
食堂が無いかわりに食料、飲み物の持ち込みも可なので、
余力があれば飲み物を持ち込んで飲むのもよいかもしれない。

駅まで再びバスに乗って帰るが、
熟睡してしまい、起きたら飯能駅を過ぎていた。
駅って終点ではないのだろうか。
まあ、大きく乗り過ごしたわけではなかったので
急いで降りて、駅まで歩いて行く。

棒ノ折山。
沢もあるし登り応えもあって楽しくて良かったのだけど
なんだか今回は、ほんとーに疲れ果てた。
いつもこんなにバテないんだけどなあ。
なんかここ最近で一番キツイ登山だったような気がするのは
山のせいか気温のせいか体調のせいか?。
なんだかよくわからないけど、
翌日までまだ疲れがとれなかった。
うむ。これはまたリベンジしなければ。