20121001

朝の連ドラ「梅ちゃん先生」もようやく終わり、
新たなドラマも始まったので、
前作の舞台にちなんで、蒲田で飲むことにした。
蒲田は家から歩いても40分くらいなので、
徒歩にて向かうことにする。

明るい時間から飲む、をテーマに飲んでいる仲間たちとなので、
16時にお店に直接集合。
お店はあらかじめ見当をつけておいた。
まずは駅前の「三洲屋」。
他の二人が遅れたので、とりあえず一人で入店して、待つ。
それにしてもまだ16時なのに、テーブル席がすでに満員になってしまった。
隣の席で飲んでいた人たちが出ていって、
新たに3人のおじさんが入ってきて、そこに座った。

「食べ物は頼まないよ。」
と、言って座って、各自ビールを注文していた。
書類を持っていたので、打ち合わせか?というようなかんじ。

しばらく待っていたら、20分ほど送れて友達が到着。
テーブル席だけではなく、カウンターも埋まり始めている。

隣の席のおじさんたちは、30分ほどして出ていった。
出ていきがてら、一人のおじさんが話しかけてきた
「いやー。一緒に飲みたかったんだけど、
これから市役所いかなきゃいけないからねー。
戻ってきたら、飲もうねー。行ってきまーす。」

飲んだ後に市役所?!
なんだか、この蒲田の町では、
居酒屋がドトール的な感覚で使われているのだろうか?
というような、光景であった。

他の客も、確かに「飲むぞ!」と意気込んで飲みに来ている
というよりは、
喫茶店でコーヒー飲んでいるのに近い雰囲気をかもし出している。
かもし出しているけれども、飲んでいるのは、酒だ。
うーむ。昼から飲んでいる程度でいきがっていた自分たちを
初心に戻してくれる町であった。

引き続き、2軒目。
定食屋的な店「信濃路」。
狭いカウンターしかない。
ぽつ、ぽつとおじさんが座って飲んでいる。
定食屋、なので定食メニューがずらりと多い。
しかも380とか、やたら安い。
最初は真ん中あたりのとても狭いカウンターで座っていたけど、
奥の少し広いところが空いたら、そこへ移動させてくれた。
目の前がちょっとだけ開けた席。

2軒行って、まだ19時くらいだ。
もう一軒飲んでも良かったのだけれども、
カラオケへ移動。
指定のお酒のオーダーで、
じゃんけんで勝つとつまみを1品プレゼント
ということで、そのお酒を注文すると、
じゃんけんしなくても、つまみを持ってきてくれた。
ということで、食べ物は何も注文せずとも、充実したかんじに。

2時間ほど飲んで歌って、解散。

ところで、議題の、朝ドラ「梅ちゃん先生」であるが、
蒲田が舞台、といいつつ、あんまり蒲田が関係なかったなー。
とはいえ、それを口実に今回蒲田で飲み会を開催できたのは
なかなか勉強になりました。
酒飲み文化が発達している町といっても、それぞれだ。
昼から飲んでいる町でも、赤羽に比ると、
もう少し、「飲むぜ!」の意気込みが薄く、
自然体で飲んでいる様子があるような印象であった。
言ってみれば、昼間から普通にワインを飲んでいるような
ヨーロッパに近いようなかんじか!ほんとか?

帰りも、歩いて家まで帰った。
行きは40分で着いたというのに、
酔っ払っているし、体に染み付いている道のりではないため、
道に迷いつつ歩いていたら、
帰り着くのに3時間くらいかかってしまった。
いやー。夜中に歩きすぎだ。