March 2007

March 27, 2007

東京判決

学生の会、古荘です。3月23日の東京判決には学生から2名参加させていただき、私は判決当日に行かせていただきました。

天気は快晴。春を感じさせるポカポカ陽気のなか、気温の上昇とともに判決への期待も高まるようでした。
この東京判決が薬害肝炎訴訟の山場であることを象徴するように、傍聴希望者は300名を超えおよそ5倍という高倍率の抽選になりました。判決を直に聴けることを望んでいましたが、祈りもむなしく裁判所の前で結果を待つことに・・・。

判決言い渡しの14時を過ぎ、多くの報道陣が待ち構えるなか、私もケイタイを片手に「全面勝訴」の文字をカメラに収めようと今や遅しと待っていましたが、思いの外時間がかかりました。その間は本当にドキドキでいろんな意味で密度の濃い時間だったように思います。

14時20分を過ぎたころだったか、ついにその時が訪れ『勝訴』『三度断罪』の文字!!その瞬間裁判所前はカメラのフラッシュと大きな拍手に包まれました。「勝訴」の判決にホッとする気持ちもありましたが、やはりその内容が気になるところでした。
帰りの時間の都合で報告集会にも十分に参加できずに、原告さんの声などを聴くことができなかったのは残念でしたが、今回の判決が初めてクリスマシンの法的責任を認め、大阪・福岡に続いて被告らの責任を断罪したことは全面解決の大きな力になると思います。

東京行動に参加されている皆さん、お疲れ様です。そちらに行けずに申し訳ありません。大変だと思いますが頑張ってください。

hep_c_kyushustudents at 02:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

March 18, 2007

懇親会兼送別会

この度、薬害肝炎九州訴訟を支える学生の会代表を務めることになりました、古荘です。

3月15日(木)に支援連絡会と懇親会兼学生の会4年生の送別会が開かれました。連絡会には、原告団・弁護団・支援者・学生から20名を超える皆さんが集まり、3月23日(金)に言い渡される東京判決についてや、最近の活動状況、今後の動きについて話し合われました。

その後、場所を移動して懇親会となりました。懇親会にも多数の皆さんが参加されてとても楽しい会でした。学生の会4年生の送別会も兼ねていたので、卒業される先輩方からそれぞれ挨拶がありました。自分にとっては一番お世話になった先輩方なので感謝の気持ちはもちろんですが、やはり寂しさを感じます。また同時に、学生の会の代表を務めることになり気が引き締まる思いです。


4年生の皆さんありがとうございました。卒業された後もお世話になるかもしれませんが、そのときはよろしくお願いします。また、原告団・弁護団・支援者の皆さん、今後もよろしくお願いします。

hep_c_kyushustudents at 13:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!
薬害肝炎訴訟とは
フィブリノゲン製剤は血液から作られる製剤で、止血剤として使われていました。アメリカでは、止血の効果に疑問があること、肝炎感染の危険性が非常に高いことを理由に、1977年に販売停止となりました。ところが日本では、80年代以降も使用され続けた結果、7004の医療機関に納入され、約30万人もの方に投与されたのです。この製剤によりC型肝炎ウィルスに感染させられた被害者達が、国と製薬会社を相手に福岡を含めた5つの裁判所で裁判を行っています。
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