September 21, 2007

3248アールエイジIPO

10月15日に東証マザーズから上場を予定している3248アールエイジです。

事業内容は、居住用不動産等の管理・運営業務の受託と、投資用マンションの一棟売りをメインとした不動産開発・販売が主になっています。

主力事業のうち、管理・運営に関しては、基本的にストックベースの事業で、管理室数が年度ごとに大きくバラつくことは、一般的手に少なく、むしろ管理室数が年を追って増加していくことで、安定的に収益を計上していける「手堅い」ビジネスというのが、常識的な認識です。

一方、投資用マンションの一棟売りというビジネスモデルは、建築〜販売の都度、収益が計上されるフロー型のビジネス形態であり、案件があるかないかによって、収益の幅が大きくブレる可能性があります。

アールエイジの過年度の業績をみても、管理運営事業では、06.10期で対前期比で+4%の増収と手堅い伸びになっていることに対して、開発・販売事業では、対前期比+54%の増収です。最近のアールエイジの業績を引っ張っているのは、開発・販売事業ということになっています。

こうしたフロー型の収益をベースにしますと、業績が伸びている時には、その牽引役として、大きな役割を果たしますが、一旦売れなくなった時には、逆に全体業績の足を引っ張る可能性ももつ、いわば「業績ボラティリティーの高い」事業になります。

アールエイジの場合にも、投資用マンションの販売が好調なうちに、どれだけ管理室数を増やすことが出来るかが、将来の業績のカギになりそうです。

本館サイトの該当ページ > 3248アールエイジ

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hephaistos_ir at 23:09│Comments(0)IPO 

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