January 06, 2006

いまどきのケースメソッド

HKUST最後の授業(というかMBA生活最後の授業だな)のStrategic Managementでは企業がtime to timeでとるべき戦略について、業界レベルとコーポレートレベルの両面から学ぶ。

教授はインドMBAの最高学府IIM(Indian Institute of Management)から新しく臨時招聘されたRanjan Das氏で、この1ヶ月だけで約20ケースを扱う。

授業はケースメソッドが中心だが、面白いのが3時間半の各セッションでは休憩を挟んで前半にケースに書かれている当時の情報に基づいたanalysisとstrategic optionを議論(これは今までどおりのやり方)するのに対し、後半では毎週担当チームがネットを使って現在の最新情報をリサーチし、ケース当時の課題をその企業がいかに克服(あるいは失敗)したか、また新たにどのような課題に直面していて今後数年でどのような展望が予測され、それにどう対応していくべきかについて考えを披露する。

MBAで今まで数多くやってきたケースだ が、そのやり方については自分の中でいつも多少の疑問と窮屈さを感じていた(企業はケースが書かれた(大半は90年代後半か2000年代前半)今も存続、 あるいは倒産・被買収しているのを知りながらも与えられた過去情報に限って議論しなければならない)ので、このスタイルは非常に気に入っている。

何よりケース企業のよりダイナミックな動きを身近に感じられるし、議論もon-goingな最新情報がベースになっているのでより活発。過去事例を振り返り、みっちりじっくり研究するのも悪くないけど、未来志向の方が何よりやってて楽しいし。

インターネットに接続すれば比較的簡単に誰でも欲しい情報が入手できるこのご時世、これからのケースメソッドはこういうスタイルが主流になっていくのではないかと思う。もうかなりのビジネススクールでも同じことやってるのかもしれないけど。

このように授業が改善されたのも、昨年のこの授業のフィードバックを真摯かつ辛辣(笑)にやってくれた先輩のおかげ。それに対して迅速に対応したMBA officeも素直に感謝したい。



heroic0809 at 15:11│Comments(1)TrackBack(0)clip!MBA_一般 

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この記事へのコメント

1. Posted by かぴぱら君   January 07, 2006 18:01
Blog楽しませていただきました☆
今度ぶろぱら- Blog Rank Paradise -ってサイトを立ち上げました(>ω<)ノ
本公開に向けて、登録サイトを大募集中です☆
登録数の少ない今のうちが狙い目なので?

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