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表紙&巻頭カラーは新連載「ユート」。
何かサンデーっぽい表紙だなと思った。何でだろ、黄色だからか……?
センターカラーは銀魂。

巻末に、前号でまだ未発売だったゲーム「ドラゴンボールZ3」の広告に
発売中と載せてしまいました、ごめんなさいという主旨のお詫び文が。
あー、そういえば筆者も「あれ?」と思って確認しましたよ。
別に買う予定はなかったからいいですけど、こういうのって結構
子供心に不安感を広めるのでよくないですよね。
間違いだろうとはわかっていても、万が一の可能性を捨てきれず
ショップに確認しに行っちゃったりとかさぁ……。

ピックアップ

(新)ユート
原作:ほったゆみ、作画:河野慶、新連載。
ほったゆみは言わずと知れた「ヒカルの碁」の原作者。
実は旦那さんも原作作成には一枚も二枚も噛んでいるようなので、
実質共同ペンネームみたいなものらしい。
河野慶の方は、数年前の赤マルでデビューして以来、
まったく音沙汰のなかったところへのいきなりの大抜擢。
どうやら絵柄を見る限り、アシスタント経験は長かった模様。武井宏之門下か?

北海道から転校してきたスピードスケート一筋の少年、
しかし東京にはスピードスケート用のリンクなんてない、
さあどうする――というストーリーであるにもかかわらず、
視点を変え興味を分散させ回想を交え薀蓄を交え
三人のメインキャラをそれぞれに性格描写して……と、
あの手この手を注ぎ込んで物凄い量の情報を処理している。
で、ここが一番凄いのだが、であるにもかかわらず
恐ろしく構成がすっきりしている。読み応えとしては淡白であるとすら感じる。
わかっていたはずだけど……改めてとんでもないな、ほったネームって……。

河野慶の絵も、そのすっきりした読み応えに貢献している。
これがほぼデビュー作となる新人とは思えない非常に完成度の高い筆致。
子供の描写や表情の付け方などに若干違和感があるが、
それは下手なのではなく個性があるということだろう。
主人公が女の子に見えるのも、まあ個性ってことで。
意外と武器になるかも知れないし。

インパクトには欠けるが非常に丁寧に出来た第一話という印象。
スピードスケートという題材をどこまで魅力的に描けるのか、
またそもそもにして東京を舞台にどうやってスピードスケートをやるのか、
今後しばらくお手並み拝見といった感じか。

NARUTO
久方振りに故郷に帰ってみれば、友人達はみんな出世してるは
ライバルには夢の火影(と同格の存在)になられるは……やっぱり
ナルトの扱いってそんなもんなのね。
超パワーアップしてカッコよくなって帰ってきたらどうしようとか
いらぬ心配をしていた頃が懐かしい。

いよいよ本格的に動き出した暁。
「一尾」「人柱力」など独特の用語が一気に出てきた。
世界の根幹に関わるような壮大な戦いの幕開けを予感させてくれる。
「一尾」が化物の総称・または番号のようなもので、
「人柱力」はその化物を憑けた人間が持つ力のことかな。
九尾の妖狐の「九尾」って単に尾の数じゃないのか?

DEATH NOTE
ライトによる狡猾なるレム抹殺計画。とばっちりでワタリが死亡!?
まさに封印を解いたようにライトの邪悪さがバシバシ炸裂していて、
ヒドいんだけど観ていて気持ちがいい。ピカレスクロマンだなぁ。
ワタリが死んでしまったら誰がLにパンダのマーチなんかを
補給してくれるんだろう?

銀魂
バレンタイン記念(?)のセンターカラー。
本当に、いい性格した女性キャラの揃ったマンガだなー。

本編では神楽のパピーっぽい人が登場。
星海坊主。シティーハンターの人なのか関東大砂漠の人なのか、
それとも別に元ネタがあるのか、何にもなくてたまたまネタが
被っちゃってるだけなのか、どれだろう……?

BLEACH
「俺の勝ちだ!!!!」

白哉と戦ってたんじゃなく掟と戦ってたんだ、などと言われても
この豪快な勝ち名乗りを聞くと、以前負けたり軽くあしらわれたりしてたのが、
よっぽど悔しかったんだろうなーという気がどうしてもしてしまう。
それにしても織姫達、決着してから駆け付けるまでが随分と早いな。
遠景見る限り結構距離ありそうなのに。
そろそろ決着しそうだなって頃合を見計らって、
福男争奪戦の如く猛ダッシュしてきたんだろうなー。

ボボボーボ・ボーボボ
ハイドレートがボスキャラとしてと威厳を物凄い勢いで失っていく一方で、
物凄い勢いで男を上げ続けるカンチョー君。
二週連続でくるとは……。
ハイドレートはもう訳わからんキャラになってきたなぁ。
どうするんだろう、とっとと切り上げて北斗四兄弟編に行っちゃうのか?

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
長野にある異世界。
世界観が判明してくるようで判明してこない……。
空間移動がアリなら普通に異世界行けばいいと思うんだけど。
学校にいる外国の子供達は、母国の魔法律家になる為に勉強しているのか?
そうなると魔法律って各国共通ってことになるのか?
国家制度とはまったく関係ない独立したシステムなんだろうか?
何か考え出すと疑問ばかり湧いてくる……。

(読み切り)サムライ手芸部
楽永ユキ、代原読み切り。

代原ギャグマンガとしては突出して絵が綺麗。
マンガを描き慣れている印象が強く、恐らくは本来ギャグマンガ志望ではなく
ストーリーマンガ描きなのだろう。掲載の可能性の高い代原原稿を
とりあえず編集者に預けておいたら載ってデビューという感じか?
構成も15ページでよくまとめている。演出も上手い。
ただ、ギャグとしての上手さ・センスではないので
やはりちゃんとしたストーリーマンガの新作が読んでみたい。

総合感想

ワンピ。力と責任というテーマの話になってくるのかな。
ちょっとチョッパー過去編を思い出す。
リボーン。ミスフルに突っ込まれたからというわけではないだろうけど、
最近また死ぬ気弾の使用率が上がってきた。
テニス。久々のブラフ攻撃。この試合は何となく作者が
原点回帰を考えているような気がする。単にネタ切れなのかも知れないけど。
いちご。向の扱いが相変わらず酷過ぎ……。変な不良男と
強制的にフラグイベント起こされてるし。在庫抱き合わせ一掃セールですか?
アイシル。何か初めて「アメフトマンガとして」面白くなってるような。
Dグレ。やはり絵がいい。ここ数回でまた上手くなっている。
ミスフル。中村ノリ、いい監督だ。最後の最後にまだ見せ場があったか。
こち亀。両津の行動は一歩間違えば幼児虐待なんじゃないかと。
ワクワク。親父さん、やっぱ単なる偽物かー。さあどうまとめるか。
ゲドー。どこが石破天驚拳? と思ったら、ああ香港の地下で
ドモンと一緒に閉じ込められた時に師匠が放った最初の天驚拳か!!
だったら「驚」って文字が飛び出さないと。
ジャガー。ハマー、もといフナムシが覗いているコマ、
じっと見続けていると……何か、物凄く背筋が寒くなってくるんですけど……。

総評

あれ、武装どこだろう、まさかまた最下位か……とドキドキしていたら、
休載ですか……よかったんだか悪かったんだか……。

次号からは「魔人探偵脳噛ネウロ」が新連載。
赤マル版のインパクトは抜群だったが、本誌読み切り版では
連載への不安要素も垣間見せた。どれだけ修正してくるか期待。
それにしても……タカヤはどうなっちゃったんでしょう?