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チェックポイント

・巻頭カラー、クロスゲーム。

映画「ラフ」公開記念による表紙&閉じ込みページ特集。
映画最大のウリである長澤まさみの水着姿が
よく見えないのに、速水もこみちの上半身はバッチリ。
……何かが間違っている気がする。
あだち充と担当編集の試写会レポートは、
生粋のあだち作品ファンである担当編集の
思い入れが伝わってきて面白かった。
けど……担当編集が作家の23年来のファンって、
大丈夫なのかその状況は?

・センターカラー、レンジマン。

・MAR〜Ω〜、開始直前特集。

小雪、死刑宣告(出番の)。
基本的には現実世界の描写はあまりなく、
メルヘヴン中心の話になるということか。
安西信行が妙にやる気あるコメント出してるのが逆に不安だ……。

ピックアップ

ダレン・シャン #2
「危険な遊び」


人殺しの才能があるとしてバンパイアになることを
拒否されるスティーブ。そんなスティーブを見捨てて逃げたうえ、
サーカスからクモを盗み出してしまったダレン。
すれ違いのあと、二人は仲直りするのだが……。
というわけで、バンパイアになりたがっていたスティーブが
ダレンのミスで死にかけて、スティーブを助ける為に
ダレンがバンパイアになることを決意するという、
一話目から転倒した展開になる第二話。
長編小説のマンガ化だけあって、普通の少年マンガなら
もっと簡単に済ましてしまうだろう二人の心の微妙な機微が、
周到に描写されているのが興味深い。
そして、そのどれもが伏線に思えてくるのだが、
これはやはり、背後に相当濃密な構成があるということなんだろうなぁ。
今のところ、ダークな雰囲気を保ったまま、
サンデーという場にも大体馴染んでいる。
あとは作画のテンションが落ちないことを願うのみ。

結界師 #133
「殿」


HENTAIは世界の共通語!!
ただし、エロアニメって意味にならないよう気をつけろ!!
紫堂が美形になってから、ラストまでの流れが完璧過ぎた。
大天狗(人間バージョン)登場のあの空間の使い方!!
そこからのセリフの一つ一つの計算の行き届き方には
本当に感心させられた。
やっぱ作者、こういう日常ギャグ話上手いなー。
ゴールデンでのアニメ化によってこの作品は
サンデーを看板新たに担うことになったわけだが、
その資格も実力も充分あると改めて認識させられた回だった。
あの間は、まさにサンデーの王道だ……。

ハヤテのごとく! #92
「ヒナ祭りの頃に〜鬼隠し編〜」


ついにハヤテがメイドに目覚めた!!
あー、やっぱりヒロインの誰より可愛いわ……。
畑健二郎というマンガ家は、物凄くあざといことするようで、
実は照れ屋ゆえにそこを微妙にハズしてくる、という作風が特徴。
なので今回のこの頭の悪いネタには逆に意表を衝かれた。
ついに開き直ってしまったのだろーか?――と思ったら、
WEBサンデー読んでそれでも照れた結果だったのだと知り驚愕。
しかも続くのか。ヒナギクとの恋愛話と絡ませるのか。
どういう方向に持っていく気なのか、まったく予断を許さない。
……で、次回は綿流し編なの? まさか全八話もやらないよね?

簡易感想

クロスゲーム

ラフとのクロスオーバーみたいな展開をしつつ、
最後にはこの作品のメインテーマである
若葉の話に落とし込む辺り、あだち充の職人芸を感じるなぁ……。
メタやパロディを逆手に取ることにかけては右に出る者がない。

ガッシュ

父を超えろとガッシュを叱咤し、
ゼオンの攻撃をことごとくかわす清麿。
そんな清麿の能力が、デュフォーと同じ
「アンサー・トーカー」というものであると判明。
予測や予知ではないのに、どうすればいいかの答えを
瞬時に出せる……という理屈がよくわからない。
全てを一瞬で計算しているなら予測だし、
運命や宇宙意思を見切っているなら予知だろうし、
どちらでもないものって、何だ?

MAJOR

ギブソンと戦えなくなった心の空洞を、清水に告白する吾郎。
今までも髪型やボロボロになる姿などから、
そんな印象持つことあったけど、
今回は特に吾郎が矢吹ジョーに見えたなぁ……。

コナン

山姥の家に泊まることに。
また博士&探偵団だけで出かけたのか。
あの三人の親は何してるんだろう……?
あと「男をダメにするタイプよね」と
毒づく灰原の実年齢が久々に気になった。
十代の考え方とは思えない……。

ワイルドライフ

ペットボトルを使ってエリザベスカラー作り。
読者に直接実用性があるかはともかく、
エリザベスカラーの作り方紹介は面白かった。
飼い主のせいでペットが病気になっているんだという話は、
初心に帰ったみたいだなー。



テルキヨの許婚登場。
これは……結構萌えキャラなんじゃないか!?
一箇所「モシモシ」になっているのは、帽子の左横ですな。
意外と簡単に見つけられて自分で驚いた。

犬夜叉

「りんの命と引きかえに得るものなど――なにもない!!」

殺生丸、ついにクールな仮面をかなぐり捨てロリ告白!!
何だよ、やっぱりバリバリでりんに気があったんじゃねーか!!
正直ここまで熱く語るとは思ってなかったので、
ちょっと感動したのも事実だ。クールな美形のロリ告白、カッコイイ!!
しかし、天生牙で生き返らせられるのは一度きりという
制約が出てきてしまった以上、りんがどうなるのかは心配だ。
天生牙が真の力を取り戻したので問題なし、
とか言われても萎えるしなぁ……。

ケンイチ

期待通りに服を切り刻まれながらも、フレイヤ余裕の戦い。
フレイヤがここまでやるとは……もしかしてただ単に
武田の戦力分析が間違っていただけなのでは。
もしくは武田が達人の修行を経てようやく
ラグナレク幹部レベルになれたってだけなのか……。
パンツはいてない人は、逆鬼のフィアンセとのこと。
因縁深げだが、なかなか面白そうなカップルなので
さっさと仲直りしてラブラブになって欲しい。

ゴールデンエイジ

サッカー用品購入に見る、選手特性。
やる気にはなったものの朝練&休日練習は嫌がる部員達とか、
店での颯爽とした唯の様子とそれと対比される近江とか、
いちいち何気ないのに描写が面白いのは何なんだろう?
本当に地味ながら、スルメのような味がある。

ジャぱん

月乃のカツラは自前でした、
河内は戦わずに終わりました、完。
……え、ええええええええええええええ〜〜〜。
いや、もう期待外れとか拍子抜けとかいうレベルを超えて、
ただただ力が抜けた……。

あおい坂

足手まといになっていた先輩達だったが、
その想いが逆境を跳ね除け会場を一つにする。
先輩達の奮闘はもっと試合の明暗を分けるような場面に
温存されるかと思っていたんだけど、
それは教頭先生の活躍に回されたのかな?

レンジマン

やっぱり失恋して街をさまよう錬児、
だがブルーから含蓄深い指摘を受ける。
相変わらず作品の方向性がわからないが、
錬児が真の恋の意味を知っていくことによって、
レンジマンとしてもパワーアップしていくという流れ?

妖逆門

妖怪の為に身体を張る三志郎に、妖怪も応える。
三志郎の妖怪愛に対する説得力が弱いのが残念だが、
熱い展開にはなっている。

ブリアク

自分の為に身を退こうとする六花を、
口説いて口説いて口説き倒す吹雪!!
見ていて恥ずかしくなるくらいのラブパワー迸る展開だった。
この二人の恋愛レベルは完全に中学生を超えてるよなー。
というか、改めて人物紹介で「中1」と
書かれているの見てびっくり……。

武心

実は親父二人は実戦柔術の使い手だった!!
ああ、そういう方向性に行くのか!!
だからこの試合にあまりこだわりのある展開してなかったんだな。
しかし現代柔道を否定するような演出になっているのは
どうなんだろうという気もする。

ハルノクニ

コーさんと、ハル&ギリの出会い。
ようやく、納得いくだけのコーさんが命かける
理由が語られて良かった。
ハルとギリの友情も、ギリ視点で語られるより
こうして第三者視点で見せられた方が説得力がある。
それにしても、コーさんはあの過去から
ギリの遅刻には何か重要な意味があると思っているのだろうか?
ただ寝過ごしただけだと知ったら……。

絶チル

葵の秘めた力のおかげで事件は解決。
どんな仕掛けがあるのかと思ったら、
テレポーターは凄いんで心眼が開いたんだ、で
済まされてしまったのはちょっとなー。
バトルよりも、家でもバカ騒ぎや
ハートフルなエピソードの方が面白い。
作者の指向がそっちに移ってるのかな。

ネコなび

あれ!? 巻末脱出!?
これはこの作品の扱いがよくなったのか、
下の三作がよほど酷いことになっているのかどっちだろう……。
巻末固定の方がこういう作品は読みやすいんだけどなぁ。

アルバトロス

「四つ足」と呼ばれる四天王の部屋を一つずつ潰していく展開に。
四天王展開はいいけど、必然性に乏しいのが勿体ない。
あと、駆け付けてくる仲間なんかがいてくれると
盛り上がるのに、そういうのが準備されてなさそうなのも残念。

チャッピー

現代っ子な力士達。
久し振りに作者本来のブラックでダウナーな話だったなー。
説明なしに乳首いじり倒してるキャラがいるとか……。

見上げて

了の注目ポイントは、鼻の穴!!
動体視力がいいというより、フェチなこだわりを感じる……。
「邪曲な感情」ってのは、何かカッコいい言い回しだ。

総評

次号からいよいよ「MAR〜Ω〜」が開始。
まあ、前作より作画にしろ脚本にしろ、
薄くなるってことはないはずなので、期待したい。
しかし、アニメやカードとの連動はどうなるんだろう?
わざわざ作者変えてまで続ける以上は、
そっちも引き継ぐんだろうか?

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