更新状況
二号ぶん全作品感想UP完了!!
チェックポイント
二号ぶん全作品感想UP完了!!
チェックポイント
49号。
・表紙&グラビア、平野綾。
絶チルでサンデーを、星矢LOSTでチャンピオンを制し、
ついにフェアリーテイルでマガジンに上陸!!
しかし比較的オタク寄りなサンデー&チャンピオンと違い、
マガジンってより一般向けなイメージがあるので
そこで平野綾グラビアがどういう結果を生むのかは興味深い。
・巻頭カラー、スマッシュ!
・ダイヤのA特集ページ。
沢村登板に合わせて大増ページと企画特集。
主人公が活躍しそうだというだけで特集組まれるのも
良く考えるとアレな感じではあるのだが……!!
50号。
・表紙&巻頭カラー、FAIRY TAIL。
・センターカラー、読み切り。
スペシャル
(読み切り)ぷあぷあ?(49号)
49号で元々取材休載が三つあったのに加えて
「だぶるじぇい」の作者急病、「あひるの空」の作者体調不良で
更に二作品が休載するという緊急事態が発生、
その為に別冊少年マガジン連載中の萌え系ギャグ二作が急遽出張。
内容的に代原として置いておいたものではなく、
本当にいきなり描かされた感じするのが恐ろしいなぁ……。
「ぷあぷあ?」は別マガでもかなりトバしたエロロリ作品だが、
その作風をまったく衰えさせずに本誌に殴り込みしていていたのは
読んでいてちょっと感動してしまった……!!
姉汁とか本誌で大丈夫なのか!? まあ別マガ宣伝としては
これくらいインパクトあった方が向いてるのかも知れないけど。
(読み切り)恋忍(49号)
で、こっちは緊急登板そのものをネタにした内容に。
自分のあらすじ説明をしたあとに別マガ宣伝に命を賭ける、
そのある意味思い切った構成がわりと見事だった……。
しかし何でこの作品、無料公開されてないの!?
ギャグ四コマだとネットだけで済まされて
本誌売り上げに繋がらない可能性あったりするのか?
それともただ単にどーでも良さげな作品は
スルーということになってるのか……。
(読み切り)GET SPORTS 安藤美姫物語(50号)
作画:関口太郎による「GET SPORTS」との連動企画の新作。
回数重ねたおかげですでに手法はブレなく固まっていて
非常に読みやすい形にまとまっていたのだけれど、
今回の場合は安藤美姫の幼少期の話がメインになってしまい、
最近の挫折と復活の話がラスト数ページ触れられただけで
終わってしまっていたのがちょっと残念だったなぁ。
前後編にして後編で最近の話が出来れば良かったんだろうけど、
さすがにそんな余裕はなかったのか……。
個別作品感想
二号ぶんを一気書きする形式。
FAIRY TAIL
49号はルーシィ番外編と合わせた二本立て。
番外編の内容はルーシィがナツを選んだようにも見えるけど
単にフェアリーテイルで仲間達と一緒に居る時間を
大切にしたいと思っているだけとも取れるという、
ラブコメになりそうでならないバランス感覚が面白かった。
本編はナツVSマスターゼロにジェラール乱入。
で、ジェラールがラクリマ破壊組から外れてどうするのかと思ったら
ウェンディが頑張るという展開になってこれはこれでオッケー。
ジェラールの過去の罪は許さないもののその想いは汲み取って
炎を受け取り復活するナツの描写もストレートに熱くて良かった。
魔法先生ネギま!
ナギとアリカの壮大な冒険ロマンス、超大団円で決着。
しかしその物語は美しかったもののあくまで思い出語りであり、
その裏にある真実はやっぱり今一つ見えてこないという状況に。
クルトさんは策謀とかそういうのとはまた別に、
本気でネギが自分と組むのは当然のことと思ってそうだけど、
その道を安易に取ってしまっては引き返せなくなるだろうし、
かといって今のネギにその運命的に導かれた道を否定して
自分自身で新たな道を探す意思が持てるのかどうかも微妙。
結局はヒロイン達の動きがその辺をコントロールするのかなぁ。
ラカンVSフェイトはそろそろラカンに負けフラグが。
たとえ負けても死ぬのだけは回避して欲しいけど……。
はじめの一歩
ウォーリーが空中で止まった―!? ってロープ掴んでた!!
まさか、ここまで引っ張ってロープ掴むだけとは……!!
いや、演出は決まっていたんで面白いことは面白いんだけど、
ちょっと引っ張り過ぎて期待値上がり過ぎてたかなぁ。
ロープを利用した戦法については「あしたのジョー」をはじめ
数々のボクシング作品でマンガ的に表現されてきたものを
ある程度リアルにやったらどうなるかに挑戦しているようで、
作者の思い入れがどこにあるのかも含めて結構興味深い。
GTO SHONAN14DAYS
49号休載で50号では鬼塚チェリー卒業のチャンス到来。
まあ、いつも通り不発に終わるわけですが、
こういうイベントは何だかんだでテンション上がる。
というか普通に口説けばあやめ先生は落とせるんじゃないか?
せっかくフラグ完璧に立っているのに新たな巨乳先生に
浮気したせいで全て台無しになりそうな予感……。
エデンの檻
エロピンチに陥ったりおんをアキラが俺の女発言で救出!!
クマーと青少年の欲望が入り乱れる地獄のような状況で、
普通にラブコメとしてテンション上がってるのが凄い……!!
極限状態だからこそ燃え上がるのは性欲も愛も同じだなー。
で、再び全員合流し誰も切り捨てずに脱出を誓ったアキラ達だが、
クマーの攻撃はまだまだ止まず更には悪女の本性が露呈して
人間関係の方もまたギスギスしそうな雰囲気に……。
しかし、この前りおんが襲われた時に続いて
クマーとパンツが同時に見えるのは繰り返しギャグなのか!?
あひるの空
49号は作者体調不良の為、休載。
他は取材、「だぶるじぇい」は急病、これは体調不良。
細かい違いが良くわからないが使い分けに深い意味は感じるなぁ。
で、50号は更に勢いを増すクズ高の面々。
茂吉はスタミナ不足をかなり解消出来ているんだなー。
百春もリバウンドに全てを賭けたことで逆に持ち味が際立って
目立てているような気がする。まあ今後の展開次第だけど。
さよなら絶望先生
絶望先生スキま!
48号のキス顔ネタからキス魔→スキ魔→スキま!と繋ぐ
ネタの重ね方が実に見事だった。
しかしこれ48号の時点で考えていたとも思えないので、
予想外に上手く広がったってことなんだろーか?
50号は対極拳。
これまた最近の言論事情を的確過ぎるほどに言い表していて、
ただのダジャレとは思えないポテンシャルを感じてしまったなー。
ダイヤのA
沢村、全てを背負いながらそのクソ度胸を見せつける!!
ああ本当に、連載始まって以来こんなにも沢村が
主人公として輝いていたことってあっただろうか……!?
普通に真打ち登場みたいな空気になってるもんなぁ。
丹波さんがピッコロかベジータで沢村が悟空みたいな……。
この調子が一体どこまで続くのかは予断を許さないけど、
久々にシンプルに主人公視点で楽しめるのは良いものだ。
ヤンキー君とメガネちゃん
足立さんの弟の圧倒的強さに対し千葉が送り込んだのは
伝説の最強男、秋田だった!!
というわけでまさに作中最強決定戦が着々と進行中。
まさにケンカパートの総決算って感じになってきたなぁ。
そしていよいよ、足立さんが現場に到着……!!
弟は完全にシスコンっぽいので逆らえそうもないが、
それを差し引いても足立さんが素で上なのか?
しかしここで普通に足立さんが圧倒的に勝利しちゃうと、
品川の努力はマジで何だったんだってことになりそうな……。
CODE:BREAKER
渋谷荘の地下に眠る扉を守護するロボっ娘登場!!
いや、この世界観でこういうキャラ投入するのアリなの!?
実においしいキャラであることは認めざるを得ないが、
真実に迫ろうかというタイミングでロボっ娘萌え展開を
持ってこられても正直どうしたものかと判断に迷う……!!
で、まあ50号は本格的ロボっ娘萌え展開になったのだが、
えっと……全然アリだな!! むしろもっとやれ!!
波打際のむろみさん
49号は一挙二話掲載。
イエティちゃんで和みサメ殺しで生きる為の矛盾を突く。
何だか合わせ技で妙に高度な内容になっていたよーな気もする。
50号はむろみさん達の超科学技術を支える存在について。
これ徐々に地球の生物進化や超古代文明の謎について
マジで踏み込んでいく要素が出てきている感じなのだが、
そういえば作者は元々SFっぽいネタも得意なんだよな……。
スマッシュ!
優飛とはとりあえずメールでやりとりして、林戦開始。
恋愛問題が試合に影響するのではと心配していたのだが、
そこは上手くかわしてきてくれて良かった。
試合内容も久々に力のこもった本格的なものになっていて、
世界を目指して戦う為の第一歩という感じが出ているなぁ。
課長令嬢
ついに我が家が幽霊にまで取り憑かれる事態に……!!
一家がどこまで残念なことになるのかは楽しみだったけど、
こういう方向にまで不幸だとさすがに同情してしまうなー。
逞しく幽霊の存在すらも利用するくらいになるのか……?
と思ってたら50号で早速心霊写真投稿に目覚める!!
この転んでもタダでは起きない精神力は見事。
しかし、兄貴のアイコラ技術は本気で妹限定で
他には役立ちそうもないレベルなのが生々しいなー。
エア・ギア
風がないなら自分で走って起こせば良い!!
少女の風車を使って印象的にテーマを表現していたのは
この作品らしい凝った仕掛けで感心した。
イッキの嵐の王としての資質を与える者ではなく
動かす者として見せていたのも良かったなぁ。
そしてスレイプニール戦は最後、意外な形で決着。
オニギリ、無駄死にしてはいなかったのか!!
そのわりに結構みんな普通にビビってた気もするが、
それも含めて演技だったのか結果オーライを装ってるのか。
ブラッディ・マンデイSeason2
復活した藤丸によるジャンボ機ハッキングは東京タワーの
電波に妨害されて失敗の危機。だがそれもファルコンの
スーパーアイディア&テクニックによって回避!!
ジャンボ機墜落というわかりやすいシチュエーションに、
更に馴染み深い東京タワーという要素を加えることで
より一般的なサスペンスにしているのが興味深かった。
日本発のハリウッド的ストーリーというコンセプトが
第二期になってより明確化してきているのかな。
しかし、南海さんはやっぱり本気で騙されたのね。
キレた南海さんと背後の音弥の表情に笑った。
君のいる町
せっかく東京で柚希に逢えるはずだったのに、
昔フった女が余計なことしたせいで台無しだよ!!
いやー、これは本気で七海ヒドい。いろんな意味で最低。
昔はあんなに憧れた女だったのに何この自己中な地雷ぶり!?
本当にここまでどうしようもなくなってくると、
作者も扱い困ってるんじゃないかと思ってしまうなー。
結局今回の行動も本音が見えないままなので、
可愛い嫉妬が隠されているとかそういうこともわからず
ただ不信感だけが積み上がる形になっているのがキツい……。
で、青大はホテル抜け出して柚希に逢いに走り出す。
七海に比べて幼馴染二人は頼りになるなぁ……。
そして三人の思い出話に「クスッ」と笑ってる
七海の真意がまた見えなくて怖え!!
だから、青大にまだ興味あるのかないのかどっちなんだ……。
だぶるじぇい
49号は作者急病の為、休載。
50号によると感染性胃腸炎で入院したとのことで、
「急病」と書かれた場合は本当に急病なんだと認識。
ともかく今回は、噂の漫研の面々が登場。
これは……伝統工芸部なんかよりキャラ立ち良いじゃん!!
むしろこっちメインで百合ものとして再出発して欲しい。
フランソワーズ坂井部長には今後も期待大だ……!!
しかしこれ、たぶん野中英治の適当な指定を
亜桜まるが入院しながら必死で萌えキャラへと
リファインしているんだろうと思うと何か重い。
ゴッドハンド輝
49号休載で50号。
圧倒的な実力を見せつけた蓮に挑む戦いの前に
緊張して足がすくむテルに北見の喝が飛ぶ。
本当に集大成を見せるような勝負になりそうだが、
クライマックスってわけでもないのかなぁ……。
しかしこうして手術をバトルの素材にするうえで、
レーベンというのは実に便利な設定だ。
そのせいで手術の緊張感はどうしても薄れるものの、
やはり倫理的な問題というのは重要だからなー。
GE〜グッドエンディング〜
晶先輩との関係も急展開して黒川のアドバイスも
もう必要なくなりそうな感じに……なっていたのに!!
とりあえず49号、さらっと出てきた黒川の過去が
明らかに好きだった男にヤられちゃったうえに
その様子を録画されて大変なことに!!……という
エロマンガ展開というのも憚られるヘヴィさで
これいずれ深く触れるのだろうかと今から陰鬱に……。
まあ、録画データはあるなら出して欲しいですけども。
で50号。全て順調にいっていたのに……寝取られ発生!!
いや元々あっちのものだったという説もあるけど、
ここまで進展させておいて今更これはキツいなぁ。
あとは普通に晶先輩を取り合う展開になるのか、
それとも更に修羅場が深まる設定でも出てくるのか。
新約「巨人の星」花形
幼少期、荒馬をど根性で乗りこなしてみせた花形が
この土壇場でいきなり左打席に挑戦!!
荒馬乗りこなした話は御曹司に一晩中あんな挑戦を許した
管理体制に問題あるんじゃないかと思ってしまったが、
花形の才能は天賦に頼ったものではないということを
改めてハッタリ利かせて示す良いエピソードにはなってたかな。
で、左打席に花形を迎えた伊藤……。
ここで更に小浜との絆と自身の進化を見せてくるとは、
ますますもって伊藤超クールなのだがそれでも花形には
通用しないという過酷な現実が待っているわけで……。
せめて伊藤が肯定される展開に収まって欲しいなぁ。
生徒会役員共
生徒会女子のミスコン出場と、タカトシ欠席。
ミスコン編は文化祭の締めとして良い感じだった。
シノ&妹のふくれ面も可愛かったし。
タカトシ欠席は何だかんだで普段中心になっている
存在が消えることで意外と新鮮味が出ていたなぁ。
我間乱〜GAMARAN〜
我間の居ぬ間に危機に陥った直善を救う為、兄弟子参上!!
我間のいないところで兄弟子二人が参戦してくるのは
少し意外な気もするのだがバランスとしては面白いか。
それぞれの個性を見せる戦い方も型と技のカッコ良さを
インパクト重視で表現してくれていて良かった。
型については一人が全て習得するというよりも、
個性として各自が使い分けるのがメインになるわけね。
エリアの騎士
一進一退の攻防が続くなか一瞬のチャンスをものにして
ついに江ノ高が決定的な攻撃を仕掛けることに。
攻守が目まぐるしく変化する展開から50号の
駆の新必殺技に繋げていく流れがなかなか熱かった。
しかし「φトリック・エボリューション」って、
長いし微妙にセンス悪いしこのままいくのか……?
ティジクン!
謎の女のアドバイスで何かを掴んだ赤沢、
そしてまた新たな修羅が歌舞伎町に現れる……。
当てて引くと威力が倍増するという当破の真髄について、
「それは謎である」で済まされてしまったのが残念。
そこはたとえ空手技術として嘘をつくことになっても
それっぽい理屈を付けておいて欲しかったなー。
50号はまたいきなり虎を締め殺すヤクザから開始。
こんな無茶な導入するからには相当イカレた
凄い敵なんだろうと思ったら組のお嬢さんを
俺の女扱いした挙句に彼氏と呼ばれた赤沢に
いきなり殴りかかるという微妙な小物ぶり……!!
というかメガネお嬢さんが誤解招く発言して
ケンカに発展するまでの流れが異次元過ぎて笑った。
第九征空騎兵師團
リア、その過去と今の想い。
リアの過去話&萌え話だったのだが、ラストの笑顔は
今までのこともあって実に素晴らしかったなー。
やはりこの作品、他の要素が多少問題あったとしても
リアだけで戦い抜いてしまいそうなのが凄い……。
そしてようやく空母に移動して戦闘開始。
空母の名前が九頭紋なんで第九征空騎兵師團が
ついに発足するんだろうけど……何だか展開が駆け足で、
これは発足すると同時に連載終わりかねない雰囲気。
まさかリア萌え回も最期の花火だったのか……!?
もう、しませんから。
49号休載で50号で催眠術挑戦。
作者が催眠術にかかりやすい体質というのは、
マンガ家だからというのとは別に物凄い納得。
しかしエロい目的には使えないというのは、
何でそう悪い方に都合が良いものなのかと思ってしまうな。
ベイビーステップ
50号休載なので49号ぶん。
タクマに必死で食らいつこうとするものの
とても対処が間に合わない栄一郎、だがそんな試合でも
一つ一つ学び取って急速に成長していく……!!
いつもながら栄一郎のこの学習能力の高さと
創意工夫への貪欲さには読んでて何か頭が下がる。
ただ、「気づきすぎも困る」とコーチが言ってるのは
栄一郎のそういう長所がリスクを持つ可能性も示唆していて、
今後の成長の方向性がどうなるのか気になるところ……。
ゼロセン
50号休載なので49号ぶん。
犬のように忠実だったかつての弟分が犬になって復活!!
そういうネタもアリなのか……!!
しかしこの犬、どう見てもマスコットキャラとして
人気が出たりはしなさそうなのだがどう使う気なんだ!?
総評
結局また一週遅れ更新。
フェアリーテイルのアニメ化攻勢は売り上げ的には
どれだけ影響してくるものなのかな。
これが当たらないとさすがにマズいだろうし……。
あと50号裏表紙の総統が横に置いてると気になって仕方ない。
・表紙&グラビア、平野綾。
絶チルでサンデーを、星矢LOSTでチャンピオンを制し、
ついにフェアリーテイルでマガジンに上陸!!
しかし比較的オタク寄りなサンデー&チャンピオンと違い、
マガジンってより一般向けなイメージがあるので
そこで平野綾グラビアがどういう結果を生むのかは興味深い。
・巻頭カラー、スマッシュ!
・ダイヤのA特集ページ。
沢村登板に合わせて大増ページと企画特集。
主人公が活躍しそうだというだけで特集組まれるのも
良く考えるとアレな感じではあるのだが……!!
50号。
・表紙&巻頭カラー、FAIRY TAIL。
・センターカラー、読み切り。
スペシャル
(読み切り)ぷあぷあ?(49号)
49号で元々取材休載が三つあったのに加えて
「だぶるじぇい」の作者急病、「あひるの空」の作者体調不良で
更に二作品が休載するという緊急事態が発生、
その為に別冊少年マガジン連載中の萌え系ギャグ二作が急遽出張。
内容的に代原として置いておいたものではなく、
本当にいきなり描かされた感じするのが恐ろしいなぁ……。
「ぷあぷあ?」は別マガでもかなりトバしたエロロリ作品だが、
その作風をまったく衰えさせずに本誌に殴り込みしていていたのは
読んでいてちょっと感動してしまった……!!
姉汁とか本誌で大丈夫なのか!? まあ別マガ宣伝としては
これくらいインパクトあった方が向いてるのかも知れないけど。
(読み切り)恋忍(49号)
で、こっちは緊急登板そのものをネタにした内容に。
自分のあらすじ説明をしたあとに別マガ宣伝に命を賭ける、
そのある意味思い切った構成がわりと見事だった……。
しかし何でこの作品、無料公開されてないの!?
ギャグ四コマだとネットだけで済まされて
本誌売り上げに繋がらない可能性あったりするのか?
それともただ単にどーでも良さげな作品は
スルーということになってるのか……。
(読み切り)GET SPORTS 安藤美姫物語(50号)
作画:関口太郎による「GET SPORTS」との連動企画の新作。
回数重ねたおかげですでに手法はブレなく固まっていて
非常に読みやすい形にまとまっていたのだけれど、
今回の場合は安藤美姫の幼少期の話がメインになってしまい、
最近の挫折と復活の話がラスト数ページ触れられただけで
終わってしまっていたのがちょっと残念だったなぁ。
前後編にして後編で最近の話が出来れば良かったんだろうけど、
さすがにそんな余裕はなかったのか……。
個別作品感想
二号ぶんを一気書きする形式。
FAIRY TAIL
49号はルーシィ番外編と合わせた二本立て。
番外編の内容はルーシィがナツを選んだようにも見えるけど
単にフェアリーテイルで仲間達と一緒に居る時間を
大切にしたいと思っているだけとも取れるという、
ラブコメになりそうでならないバランス感覚が面白かった。
本編はナツVSマスターゼロにジェラール乱入。
で、ジェラールがラクリマ破壊組から外れてどうするのかと思ったら
ウェンディが頑張るという展開になってこれはこれでオッケー。
ジェラールの過去の罪は許さないもののその想いは汲み取って
炎を受け取り復活するナツの描写もストレートに熱くて良かった。
魔法先生ネギま!
ナギとアリカの壮大な冒険ロマンス、超大団円で決着。
しかしその物語は美しかったもののあくまで思い出語りであり、
その裏にある真実はやっぱり今一つ見えてこないという状況に。
クルトさんは策謀とかそういうのとはまた別に、
本気でネギが自分と組むのは当然のことと思ってそうだけど、
その道を安易に取ってしまっては引き返せなくなるだろうし、
かといって今のネギにその運命的に導かれた道を否定して
自分自身で新たな道を探す意思が持てるのかどうかも微妙。
結局はヒロイン達の動きがその辺をコントロールするのかなぁ。
ラカンVSフェイトはそろそろラカンに負けフラグが。
たとえ負けても死ぬのだけは回避して欲しいけど……。
はじめの一歩
ウォーリーが空中で止まった―!? ってロープ掴んでた!!
まさか、ここまで引っ張ってロープ掴むだけとは……!!
いや、演出は決まっていたんで面白いことは面白いんだけど、
ちょっと引っ張り過ぎて期待値上がり過ぎてたかなぁ。
ロープを利用した戦法については「あしたのジョー」をはじめ
数々のボクシング作品でマンガ的に表現されてきたものを
ある程度リアルにやったらどうなるかに挑戦しているようで、
作者の思い入れがどこにあるのかも含めて結構興味深い。
GTO SHONAN14DAYS
49号休載で50号では鬼塚チェリー卒業のチャンス到来。
まあ、いつも通り不発に終わるわけですが、
こういうイベントは何だかんだでテンション上がる。
というか普通に口説けばあやめ先生は落とせるんじゃないか?
せっかくフラグ完璧に立っているのに新たな巨乳先生に
浮気したせいで全て台無しになりそうな予感……。
エデンの檻
エロピンチに陥ったりおんをアキラが俺の女発言で救出!!
クマーと青少年の欲望が入り乱れる地獄のような状況で、
普通にラブコメとしてテンション上がってるのが凄い……!!
極限状態だからこそ燃え上がるのは性欲も愛も同じだなー。
で、再び全員合流し誰も切り捨てずに脱出を誓ったアキラ達だが、
クマーの攻撃はまだまだ止まず更には悪女の本性が露呈して
人間関係の方もまたギスギスしそうな雰囲気に……。
しかし、この前りおんが襲われた時に続いて
クマーとパンツが同時に見えるのは繰り返しギャグなのか!?
あひるの空
49号は作者体調不良の為、休載。
他は取材、「だぶるじぇい」は急病、これは体調不良。
細かい違いが良くわからないが使い分けに深い意味は感じるなぁ。
で、50号は更に勢いを増すクズ高の面々。
茂吉はスタミナ不足をかなり解消出来ているんだなー。
百春もリバウンドに全てを賭けたことで逆に持ち味が際立って
目立てているような気がする。まあ今後の展開次第だけど。
さよなら絶望先生
絶望先生スキま!
48号のキス顔ネタからキス魔→スキ魔→スキま!と繋ぐ
ネタの重ね方が実に見事だった。
しかしこれ48号の時点で考えていたとも思えないので、
予想外に上手く広がったってことなんだろーか?
50号は対極拳。
これまた最近の言論事情を的確過ぎるほどに言い表していて、
ただのダジャレとは思えないポテンシャルを感じてしまったなー。
ダイヤのA
沢村、全てを背負いながらそのクソ度胸を見せつける!!
ああ本当に、連載始まって以来こんなにも沢村が
主人公として輝いていたことってあっただろうか……!?
普通に真打ち登場みたいな空気になってるもんなぁ。
丹波さんがピッコロかベジータで沢村が悟空みたいな……。
この調子が一体どこまで続くのかは予断を許さないけど、
久々にシンプルに主人公視点で楽しめるのは良いものだ。
ヤンキー君とメガネちゃん
足立さんの弟の圧倒的強さに対し千葉が送り込んだのは
伝説の最強男、秋田だった!!
というわけでまさに作中最強決定戦が着々と進行中。
まさにケンカパートの総決算って感じになってきたなぁ。
そしていよいよ、足立さんが現場に到着……!!
弟は完全にシスコンっぽいので逆らえそうもないが、
それを差し引いても足立さんが素で上なのか?
しかしここで普通に足立さんが圧倒的に勝利しちゃうと、
品川の努力はマジで何だったんだってことになりそうな……。
CODE:BREAKER
渋谷荘の地下に眠る扉を守護するロボっ娘登場!!
いや、この世界観でこういうキャラ投入するのアリなの!?
実においしいキャラであることは認めざるを得ないが、
真実に迫ろうかというタイミングでロボっ娘萌え展開を
持ってこられても正直どうしたものかと判断に迷う……!!
で、まあ50号は本格的ロボっ娘萌え展開になったのだが、
えっと……全然アリだな!! むしろもっとやれ!!
波打際のむろみさん
49号は一挙二話掲載。
イエティちゃんで和みサメ殺しで生きる為の矛盾を突く。
何だか合わせ技で妙に高度な内容になっていたよーな気もする。
50号はむろみさん達の超科学技術を支える存在について。
これ徐々に地球の生物進化や超古代文明の謎について
マジで踏み込んでいく要素が出てきている感じなのだが、
そういえば作者は元々SFっぽいネタも得意なんだよな……。
スマッシュ!
優飛とはとりあえずメールでやりとりして、林戦開始。
恋愛問題が試合に影響するのではと心配していたのだが、
そこは上手くかわしてきてくれて良かった。
試合内容も久々に力のこもった本格的なものになっていて、
世界を目指して戦う為の第一歩という感じが出ているなぁ。
課長令嬢
ついに我が家が幽霊にまで取り憑かれる事態に……!!
一家がどこまで残念なことになるのかは楽しみだったけど、
こういう方向にまで不幸だとさすがに同情してしまうなー。
逞しく幽霊の存在すらも利用するくらいになるのか……?
と思ってたら50号で早速心霊写真投稿に目覚める!!
この転んでもタダでは起きない精神力は見事。
しかし、兄貴のアイコラ技術は本気で妹限定で
他には役立ちそうもないレベルなのが生々しいなー。
エア・ギア
風がないなら自分で走って起こせば良い!!
少女の風車を使って印象的にテーマを表現していたのは
この作品らしい凝った仕掛けで感心した。
イッキの嵐の王としての資質を与える者ではなく
動かす者として見せていたのも良かったなぁ。
そしてスレイプニール戦は最後、意外な形で決着。
オニギリ、無駄死にしてはいなかったのか!!
そのわりに結構みんな普通にビビってた気もするが、
それも含めて演技だったのか結果オーライを装ってるのか。
ブラッディ・マンデイSeason2
復活した藤丸によるジャンボ機ハッキングは東京タワーの
電波に妨害されて失敗の危機。だがそれもファルコンの
スーパーアイディア&テクニックによって回避!!
ジャンボ機墜落というわかりやすいシチュエーションに、
更に馴染み深い東京タワーという要素を加えることで
より一般的なサスペンスにしているのが興味深かった。
日本発のハリウッド的ストーリーというコンセプトが
第二期になってより明確化してきているのかな。
しかし、南海さんはやっぱり本気で騙されたのね。
キレた南海さんと背後の音弥の表情に笑った。
君のいる町
せっかく東京で柚希に逢えるはずだったのに、
昔フった女が余計なことしたせいで台無しだよ!!
いやー、これは本気で七海ヒドい。いろんな意味で最低。
昔はあんなに憧れた女だったのに何この自己中な地雷ぶり!?
本当にここまでどうしようもなくなってくると、
作者も扱い困ってるんじゃないかと思ってしまうなー。
結局今回の行動も本音が見えないままなので、
可愛い嫉妬が隠されているとかそういうこともわからず
ただ不信感だけが積み上がる形になっているのがキツい……。
で、青大はホテル抜け出して柚希に逢いに走り出す。
七海に比べて幼馴染二人は頼りになるなぁ……。
そして三人の思い出話に「クスッ」と笑ってる
七海の真意がまた見えなくて怖え!!
だから、青大にまだ興味あるのかないのかどっちなんだ……。
だぶるじぇい
49号は作者急病の為、休載。
50号によると感染性胃腸炎で入院したとのことで、
「急病」と書かれた場合は本当に急病なんだと認識。
ともかく今回は、噂の漫研の面々が登場。
これは……伝統工芸部なんかよりキャラ立ち良いじゃん!!
むしろこっちメインで百合ものとして再出発して欲しい。
フランソワーズ坂井部長には今後も期待大だ……!!
しかしこれ、たぶん野中英治の適当な指定を
亜桜まるが入院しながら必死で萌えキャラへと
リファインしているんだろうと思うと何か重い。
ゴッドハンド輝
49号休載で50号。
圧倒的な実力を見せつけた蓮に挑む戦いの前に
緊張して足がすくむテルに北見の喝が飛ぶ。
本当に集大成を見せるような勝負になりそうだが、
クライマックスってわけでもないのかなぁ……。
しかしこうして手術をバトルの素材にするうえで、
レーベンというのは実に便利な設定だ。
そのせいで手術の緊張感はどうしても薄れるものの、
やはり倫理的な問題というのは重要だからなー。
GE〜グッドエンディング〜
晶先輩との関係も急展開して黒川のアドバイスも
もう必要なくなりそうな感じに……なっていたのに!!
とりあえず49号、さらっと出てきた黒川の過去が
明らかに好きだった男にヤられちゃったうえに
その様子を録画されて大変なことに!!……という
エロマンガ展開というのも憚られるヘヴィさで
これいずれ深く触れるのだろうかと今から陰鬱に……。
まあ、録画データはあるなら出して欲しいですけども。
で50号。全て順調にいっていたのに……寝取られ発生!!
いや元々あっちのものだったという説もあるけど、
ここまで進展させておいて今更これはキツいなぁ。
あとは普通に晶先輩を取り合う展開になるのか、
それとも更に修羅場が深まる設定でも出てくるのか。
新約「巨人の星」花形
幼少期、荒馬をど根性で乗りこなしてみせた花形が
この土壇場でいきなり左打席に挑戦!!
荒馬乗りこなした話は御曹司に一晩中あんな挑戦を許した
管理体制に問題あるんじゃないかと思ってしまったが、
花形の才能は天賦に頼ったものではないということを
改めてハッタリ利かせて示す良いエピソードにはなってたかな。
で、左打席に花形を迎えた伊藤……。
ここで更に小浜との絆と自身の進化を見せてくるとは、
ますますもって伊藤超クールなのだがそれでも花形には
通用しないという過酷な現実が待っているわけで……。
せめて伊藤が肯定される展開に収まって欲しいなぁ。
生徒会役員共
生徒会女子のミスコン出場と、タカトシ欠席。
ミスコン編は文化祭の締めとして良い感じだった。
シノ&妹のふくれ面も可愛かったし。
タカトシ欠席は何だかんだで普段中心になっている
存在が消えることで意外と新鮮味が出ていたなぁ。
我間乱〜GAMARAN〜
我間の居ぬ間に危機に陥った直善を救う為、兄弟子参上!!
我間のいないところで兄弟子二人が参戦してくるのは
少し意外な気もするのだがバランスとしては面白いか。
それぞれの個性を見せる戦い方も型と技のカッコ良さを
インパクト重視で表現してくれていて良かった。
型については一人が全て習得するというよりも、
個性として各自が使い分けるのがメインになるわけね。
エリアの騎士
一進一退の攻防が続くなか一瞬のチャンスをものにして
ついに江ノ高が決定的な攻撃を仕掛けることに。
攻守が目まぐるしく変化する展開から50号の
駆の新必殺技に繋げていく流れがなかなか熱かった。
しかし「φトリック・エボリューション」って、
長いし微妙にセンス悪いしこのままいくのか……?
ティジクン!
謎の女のアドバイスで何かを掴んだ赤沢、
そしてまた新たな修羅が歌舞伎町に現れる……。
当てて引くと威力が倍増するという当破の真髄について、
「それは謎である」で済まされてしまったのが残念。
そこはたとえ空手技術として嘘をつくことになっても
それっぽい理屈を付けておいて欲しかったなー。
50号はまたいきなり虎を締め殺すヤクザから開始。
こんな無茶な導入するからには相当イカレた
凄い敵なんだろうと思ったら組のお嬢さんを
俺の女扱いした挙句に彼氏と呼ばれた赤沢に
いきなり殴りかかるという微妙な小物ぶり……!!
というかメガネお嬢さんが誤解招く発言して
ケンカに発展するまでの流れが異次元過ぎて笑った。
第九征空騎兵師團
リア、その過去と今の想い。
リアの過去話&萌え話だったのだが、ラストの笑顔は
今までのこともあって実に素晴らしかったなー。
やはりこの作品、他の要素が多少問題あったとしても
リアだけで戦い抜いてしまいそうなのが凄い……。
そしてようやく空母に移動して戦闘開始。
空母の名前が九頭紋なんで第九征空騎兵師團が
ついに発足するんだろうけど……何だか展開が駆け足で、
これは発足すると同時に連載終わりかねない雰囲気。
まさかリア萌え回も最期の花火だったのか……!?
もう、しませんから。
49号休載で50号で催眠術挑戦。
作者が催眠術にかかりやすい体質というのは、
マンガ家だからというのとは別に物凄い納得。
しかしエロい目的には使えないというのは、
何でそう悪い方に都合が良いものなのかと思ってしまうな。
ベイビーステップ
50号休載なので49号ぶん。
タクマに必死で食らいつこうとするものの
とても対処が間に合わない栄一郎、だがそんな試合でも
一つ一つ学び取って急速に成長していく……!!
いつもながら栄一郎のこの学習能力の高さと
創意工夫への貪欲さには読んでて何か頭が下がる。
ただ、「気づきすぎも困る」とコーチが言ってるのは
栄一郎のそういう長所がリスクを持つ可能性も示唆していて、
今後の成長の方向性がどうなるのか気になるところ……。
ゼロセン
50号休載なので49号ぶん。
犬のように忠実だったかつての弟分が犬になって復活!!
そういうネタもアリなのか……!!
しかしこの犬、どう見てもマスコットキャラとして
人気が出たりはしなさそうなのだがどう使う気なんだ!?
総評
結局また一週遅れ更新。
フェアリーテイルのアニメ化攻勢は売り上げ的には
どれだけ影響してくるものなのかな。
これが当たらないとさすがにマズいだろうし……。
あと50号裏表紙の総統が横に置いてると気になって仕方ない。
「スーパードクターK」作者の真船先生も悔しがっているかも。
というのは、ドクターKでも、レーゲンスという天才医師とKとが
手術勝負をする話があるんです。
でもその方法は、「たまたま同じ重傷を負った患者が二人同時
に出たら、レーゲンスに連絡が入り、そしてレーゲンスがKを
病院へ突然呼び出す」という物だった。
しかも、Kが勝負を拒否出来ぬよう、レーゲンスが病院の
医師達を追い払っておく、という先回りまでして。
これはちょっと無理がありますよね。この勝負の結末自体は
感動的で泣けるんですけど。
ただ、あの当時は、今と違ってCGもパソコンも身近じゃなかった。
あの頃レーベンなんて出したら、「そんなバカな」と読者から失笑
されたでしょうね。幾ら漫画とはいえ。