更新状況
12/5 全作品感想UP完了!!
チェックポイント
12/5 全作品感想UP完了!!
チェックポイント
52号。
・表紙、銀魂。
・巻頭カラー、トリコ。
・センターカラー、彼方セブンチェンジ&読み切り&ジャガー。
ジャガーは連載400回記念。
彼方は大増21ページ。ねこわっぱも大増27ページ。
53号。
ぬらりひょんの孫
TVアニメ化決定!!
とりあえず第一報のみだがドラマCD化からアニメ化まで
スパンが随分と早かったので結構驚いた。
人気の安定を受けての満を持してのアニメ化というよりは、
これをブースターにして一気に加速しようという
わりと賭けの入ったアニメ化のようにも思えるのだが、
それゆえにジャンプの今後を左右するメディアミックスになりそう。
・サキよみジャンBANG!、VOMICにぬらりひょんの孫が登場。
というわけでこっちも「ぬら孫」プッシュ体制に……って、
リクオの声が喜多村英梨!? 福山潤じゃないの!?
TVアニメ化が発表されたタイミングだというのに、
またドラマCDと他とで声が変わるという問題が出るのか……?
というか通常時のリクオはともかく妖怪時のリクオを
喜多村英梨がどう演じるのがさっぱり予想つかないなー。
(観終わっての追記)
喜多村英梨は一応「幼少リクオ役」ってことだったようだが、
カナも声変わりしないと平野綾にならないって一体……!?
・表紙&巻頭カラー、ONE PIECE。
映画宣伝三号連続繋がる表紙。
巻頭カラーは本編ではなく読み切りの第0話。
・センターカラー、ぬらりひょんの孫&銀魂。
・NARUTO、一年連続背表紙。
存在をすっかり忘れていたが無事ゴール……ってお前かよ!!
・チームG59上!!
ファンタシースターポータブル2に矢吹健太朗デザインの
エロコスチュームが登場。しかし……これはコスよりも
デザイン画の女の子の方を忠実に再現して欲しかった。
ちなみに矢吹健太朗はジャンプSQでの新連載が発表に。
スペシャル
(読み切り)SWOT
杉田尚、読み切り。
「斬」で良くも悪くも強烈な個性を見せつけた作者が復活。
学園バトルという基本の構造は「斬」と変わっていないものの、
主人公の造形や話の組み立て、そして何より作画技術が
各段に向上していて読んでいて突っかかる部分がなかった。
しかし、より重要なのはそうして成長しているにも関わらず、
「斬」にあったヘンテコな魅力が損なわれていないこと。
この無茶なネーミングセンスや日常とバイオレンスが
普通に共存してしまう異様なセンスは間違いなく杉田尚!!
ヒロインがちゃんと可愛いのも変わってなくて嬉しかった。
本人は東大を目指す秀才なのにその計算力の高さによって
ケンカも最強という文武両道併せ持った最強主人公なんて、
突き抜けた中二病キャラしていて一周回ってカッコ良い!!
ただ、作画技術が向上したといっても「斬」比較でなので、
他の新人と比べてアドバンテージがあるかというと微妙。
主人公がビジュアル的にメガネ男子として良い感じなので、
女性ファンでも掘り起こせれば良いんだけど……無理か?
ともかく復活と成長は頼もしいのでもう一度連載を期待したい。
(読み切り)ONE PIECE #0
「ストロングワールド」
劇場版最新作の先着特典として発表されていた第0話が
本誌でも巻頭カラー読み切りとして登場。
劇場いかないと読めないのかと思っていたので助かったが、
通常の単行本には収録されないってことなんだろうな……。
内容は、映画の悪役「金獅子のシキ」の過去を語るとともに、
海賊王の誕生とその死によって世界が激変していった
その激動の時代の人々の姿を見せていくという
まさに「ワンピース・エピソード0」の名に恥じぬ内容。
シキ関連の話しかないかと油断していたので、
次から次へと出るわ出るわの各キャラの過去の様子に、
喜ぶやら驚かされるやら1コマ1コマに翻弄されてしまった!!
本当に、この作品はいつもコマ単位の情報量が異常だが、
今回の濃さはとんでもないことになっているなぁ……!!
特に、ロジャーが一介の海賊に過ぎなかった時代の
ロジャー海賊団の様子は新鮮で非常に興味深かった。
バギーがどういうポジションで船に乗っていたのか
今回の描写でようやく納得いったよ!!
ある意味チームのマスコットキャラみたいになってたんだな、
それなら白ひげが憶えているのも当然だ……。
ロジャー処刑の場に居合わせた面々の様子や、
その後の各キャラの過去の姿も実に面白かった。
竹馬の人とかガイモンさんとか、懐かし過ぎる……!!
両親に愛されていたくいな、元気なベルメールさん、
幼い身で逃亡生活を続けるロビンにも胸が熱くなったが、
一番気の毒なのは呪われた赤子だな。
それと、シャンクスがピンポイントでヤソップを
スカウトしていたというのは意外と重要な話だった印象。
勝手に出ていったのではなくお願いされて仲間入りしたのかー。
単にヤソップの能力を買ったというだけではなく
ヤソップでなければいけない特別な理由でもあったのかな?
他にもセンゴクとガープの関係やシキの大海賊時代への嫌悪など、
様々に今に繋がる要素が散りばめられていて読むほどに発見がある。
これだけの背景設定を一度にさらっと出せるのは凄いなぁ……。
しかし、これだけ本編と密接に関連しているということは、
今回の映画って本編の時間軸に組み込み可能なんだろーか?
個別作品感想
NARUTO
キラービーVS鬼鮫、鮫肌が八尾に懐いてしまったものの
勝負自体は鬼鮫が優勢……と思われたところに雷影参上!!
というわけで、52号でピンチに陥ったキラービーが
兄弟愛パワーによるダブルラリアットで逆転勝利!!
しかしダブルラリアットで首が飛ぶって何か怖いな!!
そして鬼鮫がこれで終わりというのも納得いかないのだが、
暁には不死身が多過ぎるんでまた復活されてもなぁ……。
鮫肌がどうなるのかも含めて予断を許さない雰囲気ではあるか。
水影組も水月&重吾も鮫肌回収は狙っているはずだけど、
両方ともそれどころじゃなさそうだし……。
BLEACH
52号休載で53号。
ヤミーさんが本気出してるけど虚圏の方はまったく危機感なし、
対して空座町決戦はついに自称・神の藍染様が動き出す!!
藍染の神理論は普通に聞いたらどこの妄想中学生だと
突っ込んでしまいそうだけど藍染が言うなら仕方がない。
しかし元隊長の平子に対しては自分で相手をする辺り、
変なところで律儀ではあるよなー、この人も……。
それにしても平子の一護への入れ込み方は何なんだろう?
単に修行をつけて情が移ったというレベルではなく、
何か一護の出生について知っていたりするのだろうか?
そしてラストで東仙が虚化の準備ポーズ。
もう卍解もバカにされる次元に突入しちゃったんだなぁ……。
ベるぜバブ
学校は壊しちゃったけどエプロンヒルダ&浴衣ヒルダと
夏を満喫したりしてとりあえずハッピーエンド。
野戦病院状態になっている病院の様子には笑ったが、
メインキャラ以外の人達は学校直るまで入院放置なのか?
東神姫と取り巻きの方々は仲良くなりそうだけど、
仲間として使えそうな人材は正直少ないよなー。
そして53号は新展開で葵萌えエピソード突入!!
ああ、あのメガネモードは久々だったんで新鮮だ……!!
山の中で幼児虐待するマジ鬼畜な男鹿には笑ったけど、
こういう描写って魔王の赤ちゃんだという設定があっても
そのうち規制されてしまいそうで怖い……。
ぬらりひょんの孫
イタクと首無のケンカは鴆が割って入って終了。
首無が秘めた実力を見せるだけでは終わらずに、
イタクの方も遠野妖怪の底力を感じさせてくれて
両者格を上げて終わったのは良かったな。
しかし「殺取」って最近何かで見た気がしたけど、
そうか卑怯番長だ……。
で、53号はTVアニメ化とともに人気投票結果発表。
全体的にジャンプの人気投票ではあまり見たことのない
予想外の結果に溢れていてかなりの衝撃を受けた。
総大将ぬらりひょんが二位って、過去編のジジイだぞ!?
他のキャラの立場なさ過ぎると思うんだけど良いのか?
雪女が三位で羽衣狐が四位というのも結構意外。
羽衣狐様がスパークしたのは投票後だったんだっけ……?
それでも雪女がこれだけ人気というのには驚かされた。
以下の順位も美形が強いといえばそうだが、
必ずしも傾向のはっきりしない形になっていて不思議。
ゆら&カナが姫様に負けているのは仕方ないのかな……。
そして一番信じられないのが清継くん30位!!
いや、マジで何で!? そんなに人気なかったの!?
てっきりギャグキャラとしてある程度支持はあるのだと
思っていたが実は素で読者に嫌われてたのか……!?
本編は京妖怪の空の門番にリクオが立ち向かう話。
ここで改めて奴良組のリクオに対する過保護を
裏付けてきたのは前回に続いて上手かったなぁ。
バクマン。
新作ギャグをついに描き上げ赤マル掲載となったものの、
裏では見吉の誤解が亜豆にも飛び火して大変なことに……。
ギャグ読み切り、調子を上げて描いているように見えるが
読者視点でどう考えても売れなさそうなのが不安過ぎる。
さりげないハート型の髪型って、さりげなくないだろそれ!!
恋愛パートも含めて色々と追い詰められた挙句に
果てしない迷走が始まっている感じなのかなぁ……。
というわけで53号で赤マルのライバルの動向とともに
恋愛爆弾もついに爆発。しかも被害者が主にサイコーの方。
とばっちり……のはずなんだけど何故か自業自得に見えるな。
静河流の作品はエグさが際立つものになっていて、
かつての亜城木夢叶の作風が下から襲ってくるという
皮肉な形になっているのが面白い。下から突き上げられて
自分の立場を再認識させられるというのはキツいがリアルだ。
エイジの器用貧乏という言葉は、そのままヒカ碁以前の
小畑健に当て嵌まりそうな気がして重い……。
一方、蒼木さんはシュージンから聞いた話を丸パクリして
パンチララブコメを描くという微妙なことに。
中井さんの反応がクズ過ぎるせいで印象薄くなってるけど、
蒼木さんもオリジナルでこれでは先が思いやられるなー。
現連載陣もみんな煮詰まっちゃっているようだが、
世間ではまたジャンプ暗黒期とか言われてそうだな……。
ねこわっぱ!
転校してきたタマが早速アイドルの卵の美幼女をオトしたー!?
というわけで52号でまさかの百合要素追加。
こういう方向にまで楽しみようがあるとは想像していなかったが、
これでタマに色気がないという問題は関係なくなってきたなー。
それにして美少女キャラがちゃんと主人公含めた
他の少女キャラと比べて明らかに可愛いのは上手いな。
53号では狐のライバル登場で更に賑やかに。
おじゃる口調の嫌な奴というわかりやすいキャラだけど、
この作品のドタバタ感には良く似合っている印象。
しかもこっちも転校してくるというオチがついたことによって、
基本的に学園ものとして成立する体制が整ってきているなぁ。
家庭教師ヒットマンREBORN!
獄寺のピンチにヴァリアー到着。
「背中が痛え!!」とか言われるといきなり最終回フラグみたいで怖い。
ブルーベルの全裸変身は素晴らしかったけど、
もうちょっと「きていない」状態を楽しみたくもあったなー。
まあ人魚になってくれたんで下はともかく上は常時丸見えという
更においしいことにはなってくれたのですが。
……アニメではどうするんだろうなー、これ。
で、意外と早くヴァリアーがきてくれて53号から大活躍……って、
ランボに見せ場取られたー!? せっかくイタリアから駆けつけたのに。
しかしランボが十年後の姿にならず素のままで
とりあえず戦闘可能になったというのは結構大きいなぁ。
そして初代ボンゴレはドS。
新世紀アイドル伝説彼方セブンチェンジ
映画のオーディションで彼方が暴走する話と、
実はアイドルオタだった田中マネが暴走する話。
結局、彼方だけでなくこの世界は変人ばっかりで
田中だけが常識的に無駄なツッコミを入れ続ける形になるのか、
なんて田中をちょっと信用していたらこのザマだよ!!
これは「勇者学」の時の盾の転落とまったく同じ道だなー。
常識人ツッコミキャラだったはずがいつの間にやら
一番イタい人になってしまっているという……。
ある意味、作者の本領が発揮されてきたとも取れるわけで
良い兆候なのかも知れないけど同時に早くも
パターン尽きてきてるんじゃないかという不安も……。
いぬまるだしっ
みなみ先生がついに結婚か!?……という話と、世紀末歯医者伝説。
みなみ先生結婚話は一応騙されずに済んだうえ、
相手も新たなギャグを見つけて双方丸く収まったのかなぁ。
しかしみなみ先生、養成所通いの芸人志望で妥協出来るなら
他にいくらでも候補いそうなものだけどなー。
こういう人は引くクジみんなハズレになってるものなのか……。
虫歯ネタは北斗絵が意外と上手くて笑った。
片方の歯をかばっているともう片方も痛めるというのはあるある。
黒子のバスケ
女のレモン対決と青峰本気モード発動。
レモンを切るという常識を捨てられる二人の発想力と
バスケを見る目の確かさがどう繋がってるのか微妙に気になる!!
黒子を下げた状態で本気青峰と戦うという状態になったので、
まずは火神の頑張りを見せる展開になる模様。
で、53号で実際そうなってきたのだが周囲が青峰にビビるなか、
青峰だけは着実に火神を認め始めるという流れが熱かった。
そのうえでただ身体能力が高いだけではない
柔軟過ぎるプレイスタイルまで披露するというのはさすがだが。
ただでさえバケモノなのに変則プレイもありとか、
これは確かにチームワークでどうにかするといった次元じゃないなー。
ONE PIECE
刺されながらも圧倒的戦闘力で動き出す白ひげ!!
だがその前に立ち塞がるは海軍最高戦力、三大将!!
そして包囲壁に囲まれた白ひげ海賊団に非情のマグマ雨が降る!!
というわけで、どこまでもテンション上げ続ける決戦の内容は
一息つくことも許さない。それにしてもこの大混戦状態で、
きっちりとスケール桁違いな白ひげ&三大将の能力を
描写してみせるのが凄いなぁ……。
発想が画力を、画力が発想を支えているというか。
そして第0話と同時掲載となった53号。
あ、あいつらがこのタイミングで動き出したーっ!!
っていうかまだシャボンディにいたのかお前ら!!
ここで更にルーキーズが駆け付けてくるとなると
一体何が起こるのか訳わからなくなってくるが、
さすがに決戦には間に合わないだろうからこの事件の顛末を
世界に広げていくような役割になるんだろうか?
そして、いよいよルフィVS三大将のバトルが開始。
確かにルフィにはまだこのステージは早過ぎる、
しかしそれでもやらねばならないこの状況……!!
白ひげが何を仕込んでくれているのかが鍵だけど、
それでも三大将揃い踏みを前にして
どうにかなるという未来が想像出来ないぞ……!!
こちら葛飾区亀有公園前派出所
本格ラジコンヘリ話と、本格落語話。
どちらも久々にマニアックなネタが前面に出ている話で、
その極端に趣味的な世界が非常に興味深く面白かった。
ラジコンヘリは本気でハマると業が深そうだなぁ……!!
他のラジコンと違って「墜落」という危険が常にあるのが
マゾっぽいというか何というか……。
落語ネタはディティール描写の細かさと
読者にもまったく伝わらない落語家ギャグの割り切りが良かった。
ただ、署長と部長を弟子にするネタがオチに繋がらず
投げっぱなしになっちゃったのはちょっと残念。
保健室の死神
夢世界で俺TUEEEEEE状態になってた刀哉がついに現実帰還不能に。
姉ちゃんと一緒に最強キャラやってる刀哉の妄想ぶりは、
痛々しいにも程があるけど気持ちはわかる!!
しかしここに当のシンヤが助けにくるという展開になってしまい、
自室でアレなことしていたら姉が踏み込んできた的な絶体絶命感が!!
ワンパンで電柱破壊する描写が出てきた時にはどうなることかと思った。
実際、シンヤが出てきたのは妄想シンヤが捕まっているシーンだったけど、
ここも一歩間違えば姉の陵辱妄想を姉に見られるという
最悪の展開になるところだったんじゃないかと……!!
というか本当に昔シンヤは刀哉を人質にされてボコられたことあるのね。
最終的には勝ったそうだけどその時無茶苦茶強い姉が
一方的に腹パンチとか受けている姿を見させられて
刀哉の性癖が歪んでしまったことは想像に難くない……!!
銀魂
銀さんはボッスンじゃなくてスイッチだよ!!
というわけでまさかのスケットダンスネタから
銀さんの金ちゃんが空中大決戦の末に破壊され、
そのあとは別マンガのような陰陽大決戦に雪崩れ込む展開に。
スケットネタが入ったのはやっぱり杉田智和繋がりもあるのかなぁ。
金ちゃん破壊ネタはあまりにも絵面がヒド過ぎて
笑いながらも何か背筋がゾクゾクするところあったなー。
ある意味、全ての男性に対する最高のホラーだ……。
そのくせ、前回あれだけやっておきながら53号では
真面目にカッコ良い陰陽バトルが描けているから凄い。
札の数でハッタリかますシーンなんてジャンプマンガみたいだ!!
まあ、最終的にはロリエで覚醒なんですが……。
あねどきっ
文化祭で女子の着替え覗いたりしていたら長女がきた。
文化祭シチュエーションだけでもエロ楽しいことにはなっていたが、
掲載位置も最下位になっていたことだしここで長女投入して
メインの話を大きく動かしていくのは的確ではあったかな。
で、長女の話によってなつきの家出理由がようやく明らかに。
下着モデルやらされた挙句に金持ちに紹介されるって、
それ完全にエロ奴隷販売じゃねーかよ!! 調教エロゲなのか!?
軽いタッチで語られているけど結構引いたぞ……!!
何か良く考えるとこの話、なつきが生身のお姉さんであることが
一番おかしな設定なんじゃないかと思えてきたなぁ。
もうメイドロイドとか逃亡奴隷とかの方が合うんじゃないか?
そして長女はデレると見せかけてショタ誘拐に走ることに。
いや、だからそれリアルでもう犯罪だから!!
SKET DANCE
ロマンがいつの間にか巨匠化していた話と、デージー話の一話目。
ロマンネタは言われてみれば久し振りになっていたんだなー。
すっかりロマン単体ではなくあの感性が拡散して
部も雑誌もロマン化しているという状況は面白かった。
あの雑誌は本気でどんな路線に入ろうとしているんだ……!?
デージー話はこれ、今回のヒキからすると
次週ジャンプに乗せられない話にしかならなさそうなんだけど、
ここからエロもグロもなしで立て直すんだろーか?
生徒会もあの時点では助けに間に合いそうにないしなぁ……。
一応、椿とデージーにフラグが立ちそうな気配もあるけど、
そっちも掘り下げて先があるのかどうか。
トリコ
トリコがアイスヘルの氷山に到着する一方で、
美食會と謎の男も本格的に動き出す。
トリコ達の方は小松が文字通りのお荷物にしかなっていないのを、
手を変え品を変え小松の株が落ちないようフォロー入れているのが
どうも違和感あるものの意味合いを考えると興味深いなぁ。
小松が可憐な女の子キャラだったとするなら周囲の反応に
何の疑問もなくなるところとか……。
マッチ&滝丸の事情については、滝丸の方はともかくとして、
マッチに関してはこれ完全に死亡フラグだよなー。
トリコに子供達のこと託して死ぬ姿が今から目に浮かぶ……。
グルメ騎士団の「アイ」は本名愛丸さんなのか、
そうなると女キャラなのかどうか微妙になってくるな……。
賢い犬リリエンタール
黒服の紳士組が家にやってきてリリエンタールとチェスバトル。
紳士組の何と形容したら良いのか、妙にフワフワしたキャラと、
いきなりチェスバトルという強引さがなかなか凄かった。
で、チェスバトルをリリエンタールの能力や頭脳を駆使して
盛り上げるのかと思ったらそんなこともなくユルく進行して驚く。
本当に犬VS紳士なのに子供と子供のケンカだなー。
この牧歌的な感じに癒される面もあるんだけど、
さすがにこのノリでずっといくのはキツくなってきたかな……。
PSYREN-サイレン-
弥勒VSグラナ、決着。
下半身の大事なところだけ炭になったまま残しているから
TVで全国生中継されても大丈夫!!……という
弥勒さんの高度過ぎる作戦に感心してしまった!!
敢えて技を受けて半裸になったことが世間の注目度を
高める結果になっているのには運命の残酷さも感じるなぁ。
ただ、「怖いね」っていう世間の感想は、
「半裸でTVに出て電波飛ばしている人がいて怖いね」
という以上の意味は何もないんだろうけど。
そしてウロボロスについてアゲハ父に訪ねにいったところ、
そんな変態を知っているらしい男に出会うことに。
政府の実験をやっていた連中が生き残っているなら、
そこから弥勒対策を見つけられる可能性もあるわけか。
しかしウロボロスに意思があるというのは、
ラスボスが弥勒ではなく宇宙生物になりそうな感じでもあるなぁ。
というか時空改変も含めてますますクロノトリガーチックに……。
めだかボックス
メガネ!! 三つ編み!! 白衣!!……で地下施設突入。
阿久根&喜界島さんが脱落せずに付いてきたのは嬉しいけど、
パーティーバランス的にもう少し助っ人があっても良さそうかな。
運で異常を選別する門というのは理屈も何もなくて
無茶苦茶な設定なのに納得させてしまうところが凄かった。
ただ、阿久根が強かったにしても耐久度は大したことないな……。
更には半袖達の悪巧みから善吉のポテンシャルにも
期待がかけられるなか……早速阿久根と二人で噛ませ犬化。
まあ、善吉が異常に近づくのはめだか関連でなんだろうから
先走って上手くいくわけもないんだろうなー。
喜界島さんの喘ぎ声はエロ可愛くて良かったけど、
水泳部員だから肺活量が凄いんで超音波チックな大声出せますという
能力の連想ゲームがまたギリギリな感じではある……。
あと、めだかのコスプレが二話で終わってしまったが、
わざわざメガネと三つ編みの紐だけ持っていくって、
それだけで相手の変態度の高さも伝わってくるな……!!
ピューと吹く!ジャガー
400回記念センターカラーは、運命の人ハマーさん。
たとえ運命に導かれても、400回記念でメインを張っても、
キモい人はキモいんでどうしようもないという現実……!!
それでこそハマー、だけど哀しいハマー。
次は新たなアイドル像に挑戦する高菜の話。
しゅけドルはアリだな!! 清純さをウリに出来るし!!
というか、すでに実際いそうに思えるのが日本の恐ろしさ。
実際、地元ではあの尼寺の娘が可愛いとかそういう話はありそうだし。
それを考えたら岩マニアなんて掃いて捨てるほどいるに違いない。
総評
09年最終号。
次号からの背表紙はBLEACHが担当することになる模様。
一応ジャンプ四十周年でワンピ、ナルトイヤーでナルトだったので
来年BLEACHにも何か大きなイベントが用意されているんだろうか?
それとワンピ最新単行本の初版285万部が話題になっていたが、
本誌も新年2号で300万部の大台に戻すことが発表に。
さすがに新年号だけのことで常時300万部は難しいだろうが、
それでもジャンプに限らずマンガ界の明るいニュースではあるなー。
・表紙、銀魂。
・巻頭カラー、トリコ。
・センターカラー、彼方セブンチェンジ&読み切り&ジャガー。
ジャガーは連載400回記念。
彼方は大増21ページ。ねこわっぱも大増27ページ。
53号。
ぬらりひょんの孫
TVアニメ化決定!!
とりあえず第一報のみだがドラマCD化からアニメ化まで
スパンが随分と早かったので結構驚いた。
人気の安定を受けての満を持してのアニメ化というよりは、
これをブースターにして一気に加速しようという
わりと賭けの入ったアニメ化のようにも思えるのだが、
それゆえにジャンプの今後を左右するメディアミックスになりそう。
・サキよみジャンBANG!、VOMICにぬらりひょんの孫が登場。
というわけでこっちも「ぬら孫」プッシュ体制に……って、
リクオの声が喜多村英梨!? 福山潤じゃないの!?
TVアニメ化が発表されたタイミングだというのに、
またドラマCDと他とで声が変わるという問題が出るのか……?
というか通常時のリクオはともかく妖怪時のリクオを
喜多村英梨がどう演じるのがさっぱり予想つかないなー。
(観終わっての追記)
喜多村英梨は一応「幼少リクオ役」ってことだったようだが、
カナも声変わりしないと平野綾にならないって一体……!?
・表紙&巻頭カラー、ONE PIECE。
映画宣伝三号連続繋がる表紙。
巻頭カラーは本編ではなく読み切りの第0話。
・センターカラー、ぬらりひょんの孫&銀魂。
・NARUTO、一年連続背表紙。
存在をすっかり忘れていたが無事ゴール……ってお前かよ!!
・チームG59上!!
ファンタシースターポータブル2に矢吹健太朗デザインの
エロコスチュームが登場。しかし……これはコスよりも
デザイン画の女の子の方を忠実に再現して欲しかった。
ちなみに矢吹健太朗はジャンプSQでの新連載が発表に。
スペシャル
(読み切り)SWOT
杉田尚、読み切り。
「斬」で良くも悪くも強烈な個性を見せつけた作者が復活。
学園バトルという基本の構造は「斬」と変わっていないものの、
主人公の造形や話の組み立て、そして何より作画技術が
各段に向上していて読んでいて突っかかる部分がなかった。
しかし、より重要なのはそうして成長しているにも関わらず、
「斬」にあったヘンテコな魅力が損なわれていないこと。
この無茶なネーミングセンスや日常とバイオレンスが
普通に共存してしまう異様なセンスは間違いなく杉田尚!!
ヒロインがちゃんと可愛いのも変わってなくて嬉しかった。
本人は東大を目指す秀才なのにその計算力の高さによって
ケンカも最強という文武両道併せ持った最強主人公なんて、
突き抜けた中二病キャラしていて一周回ってカッコ良い!!
ただ、作画技術が向上したといっても「斬」比較でなので、
他の新人と比べてアドバンテージがあるかというと微妙。
主人公がビジュアル的にメガネ男子として良い感じなので、
女性ファンでも掘り起こせれば良いんだけど……無理か?
ともかく復活と成長は頼もしいのでもう一度連載を期待したい。
(読み切り)ONE PIECE #0
「ストロングワールド」
劇場版最新作の先着特典として発表されていた第0話が
本誌でも巻頭カラー読み切りとして登場。
劇場いかないと読めないのかと思っていたので助かったが、
通常の単行本には収録されないってことなんだろうな……。
内容は、映画の悪役「金獅子のシキ」の過去を語るとともに、
海賊王の誕生とその死によって世界が激変していった
その激動の時代の人々の姿を見せていくという
まさに「ワンピース・エピソード0」の名に恥じぬ内容。
シキ関連の話しかないかと油断していたので、
次から次へと出るわ出るわの各キャラの過去の様子に、
喜ぶやら驚かされるやら1コマ1コマに翻弄されてしまった!!
本当に、この作品はいつもコマ単位の情報量が異常だが、
今回の濃さはとんでもないことになっているなぁ……!!
特に、ロジャーが一介の海賊に過ぎなかった時代の
ロジャー海賊団の様子は新鮮で非常に興味深かった。
バギーがどういうポジションで船に乗っていたのか
今回の描写でようやく納得いったよ!!
ある意味チームのマスコットキャラみたいになってたんだな、
それなら白ひげが憶えているのも当然だ……。
ロジャー処刑の場に居合わせた面々の様子や、
その後の各キャラの過去の姿も実に面白かった。
竹馬の人とかガイモンさんとか、懐かし過ぎる……!!
両親に愛されていたくいな、元気なベルメールさん、
幼い身で逃亡生活を続けるロビンにも胸が熱くなったが、
一番気の毒なのは呪われた赤子だな。
それと、シャンクスがピンポイントでヤソップを
スカウトしていたというのは意外と重要な話だった印象。
勝手に出ていったのではなくお願いされて仲間入りしたのかー。
単にヤソップの能力を買ったというだけではなく
ヤソップでなければいけない特別な理由でもあったのかな?
他にもセンゴクとガープの関係やシキの大海賊時代への嫌悪など、
様々に今に繋がる要素が散りばめられていて読むほどに発見がある。
これだけの背景設定を一度にさらっと出せるのは凄いなぁ……。
しかし、これだけ本編と密接に関連しているということは、
今回の映画って本編の時間軸に組み込み可能なんだろーか?
個別作品感想
NARUTO
キラービーVS鬼鮫、鮫肌が八尾に懐いてしまったものの
勝負自体は鬼鮫が優勢……と思われたところに雷影参上!!
というわけで、52号でピンチに陥ったキラービーが
兄弟愛パワーによるダブルラリアットで逆転勝利!!
しかしダブルラリアットで首が飛ぶって何か怖いな!!
そして鬼鮫がこれで終わりというのも納得いかないのだが、
暁には不死身が多過ぎるんでまた復活されてもなぁ……。
鮫肌がどうなるのかも含めて予断を許さない雰囲気ではあるか。
水影組も水月&重吾も鮫肌回収は狙っているはずだけど、
両方ともそれどころじゃなさそうだし……。
BLEACH
52号休載で53号。
ヤミーさんが本気出してるけど虚圏の方はまったく危機感なし、
対して空座町決戦はついに自称・神の藍染様が動き出す!!
藍染の神理論は普通に聞いたらどこの妄想中学生だと
突っ込んでしまいそうだけど藍染が言うなら仕方がない。
しかし元隊長の平子に対しては自分で相手をする辺り、
変なところで律儀ではあるよなー、この人も……。
それにしても平子の一護への入れ込み方は何なんだろう?
単に修行をつけて情が移ったというレベルではなく、
何か一護の出生について知っていたりするのだろうか?
そしてラストで東仙が虚化の準備ポーズ。
もう卍解もバカにされる次元に突入しちゃったんだなぁ……。
ベるぜバブ
学校は壊しちゃったけどエプロンヒルダ&浴衣ヒルダと
夏を満喫したりしてとりあえずハッピーエンド。
野戦病院状態になっている病院の様子には笑ったが、
メインキャラ以外の人達は学校直るまで入院放置なのか?
東神姫と取り巻きの方々は仲良くなりそうだけど、
仲間として使えそうな人材は正直少ないよなー。
そして53号は新展開で葵萌えエピソード突入!!
ああ、あのメガネモードは久々だったんで新鮮だ……!!
山の中で幼児虐待するマジ鬼畜な男鹿には笑ったけど、
こういう描写って魔王の赤ちゃんだという設定があっても
そのうち規制されてしまいそうで怖い……。
ぬらりひょんの孫
イタクと首無のケンカは鴆が割って入って終了。
首無が秘めた実力を見せるだけでは終わらずに、
イタクの方も遠野妖怪の底力を感じさせてくれて
両者格を上げて終わったのは良かったな。
しかし「殺取」って最近何かで見た気がしたけど、
そうか卑怯番長だ……。
で、53号はTVアニメ化とともに人気投票結果発表。
全体的にジャンプの人気投票ではあまり見たことのない
予想外の結果に溢れていてかなりの衝撃を受けた。
総大将ぬらりひょんが二位って、過去編のジジイだぞ!?
他のキャラの立場なさ過ぎると思うんだけど良いのか?
雪女が三位で羽衣狐が四位というのも結構意外。
羽衣狐様がスパークしたのは投票後だったんだっけ……?
それでも雪女がこれだけ人気というのには驚かされた。
以下の順位も美形が強いといえばそうだが、
必ずしも傾向のはっきりしない形になっていて不思議。
ゆら&カナが姫様に負けているのは仕方ないのかな……。
そして一番信じられないのが清継くん30位!!
いや、マジで何で!? そんなに人気なかったの!?
てっきりギャグキャラとしてある程度支持はあるのだと
思っていたが実は素で読者に嫌われてたのか……!?
本編は京妖怪の空の門番にリクオが立ち向かう話。
ここで改めて奴良組のリクオに対する過保護を
裏付けてきたのは前回に続いて上手かったなぁ。
バクマン。
新作ギャグをついに描き上げ赤マル掲載となったものの、
裏では見吉の誤解が亜豆にも飛び火して大変なことに……。
ギャグ読み切り、調子を上げて描いているように見えるが
読者視点でどう考えても売れなさそうなのが不安過ぎる。
さりげないハート型の髪型って、さりげなくないだろそれ!!
恋愛パートも含めて色々と追い詰められた挙句に
果てしない迷走が始まっている感じなのかなぁ……。
というわけで53号で赤マルのライバルの動向とともに
恋愛爆弾もついに爆発。しかも被害者が主にサイコーの方。
とばっちり……のはずなんだけど何故か自業自得に見えるな。
静河流の作品はエグさが際立つものになっていて、
かつての亜城木夢叶の作風が下から襲ってくるという
皮肉な形になっているのが面白い。下から突き上げられて
自分の立場を再認識させられるというのはキツいがリアルだ。
エイジの器用貧乏という言葉は、そのままヒカ碁以前の
小畑健に当て嵌まりそうな気がして重い……。
一方、蒼木さんはシュージンから聞いた話を丸パクリして
パンチララブコメを描くという微妙なことに。
中井さんの反応がクズ過ぎるせいで印象薄くなってるけど、
蒼木さんもオリジナルでこれでは先が思いやられるなー。
現連載陣もみんな煮詰まっちゃっているようだが、
世間ではまたジャンプ暗黒期とか言われてそうだな……。
ねこわっぱ!
転校してきたタマが早速アイドルの卵の美幼女をオトしたー!?
というわけで52号でまさかの百合要素追加。
こういう方向にまで楽しみようがあるとは想像していなかったが、
これでタマに色気がないという問題は関係なくなってきたなー。
それにして美少女キャラがちゃんと主人公含めた
他の少女キャラと比べて明らかに可愛いのは上手いな。
53号では狐のライバル登場で更に賑やかに。
おじゃる口調の嫌な奴というわかりやすいキャラだけど、
この作品のドタバタ感には良く似合っている印象。
しかもこっちも転校してくるというオチがついたことによって、
基本的に学園ものとして成立する体制が整ってきているなぁ。
家庭教師ヒットマンREBORN!
獄寺のピンチにヴァリアー到着。
「背中が痛え!!」とか言われるといきなり最終回フラグみたいで怖い。
ブルーベルの全裸変身は素晴らしかったけど、
もうちょっと「きていない」状態を楽しみたくもあったなー。
まあ人魚になってくれたんで下はともかく上は常時丸見えという
更においしいことにはなってくれたのですが。
……アニメではどうするんだろうなー、これ。
で、意外と早くヴァリアーがきてくれて53号から大活躍……って、
ランボに見せ場取られたー!? せっかくイタリアから駆けつけたのに。
しかしランボが十年後の姿にならず素のままで
とりあえず戦闘可能になったというのは結構大きいなぁ。
そして初代ボンゴレはドS。
新世紀アイドル伝説彼方セブンチェンジ
映画のオーディションで彼方が暴走する話と、
実はアイドルオタだった田中マネが暴走する話。
結局、彼方だけでなくこの世界は変人ばっかりで
田中だけが常識的に無駄なツッコミを入れ続ける形になるのか、
なんて田中をちょっと信用していたらこのザマだよ!!
これは「勇者学」の時の盾の転落とまったく同じ道だなー。
常識人ツッコミキャラだったはずがいつの間にやら
一番イタい人になってしまっているという……。
ある意味、作者の本領が発揮されてきたとも取れるわけで
良い兆候なのかも知れないけど同時に早くも
パターン尽きてきてるんじゃないかという不安も……。
いぬまるだしっ
みなみ先生がついに結婚か!?……という話と、世紀末歯医者伝説。
みなみ先生結婚話は一応騙されずに済んだうえ、
相手も新たなギャグを見つけて双方丸く収まったのかなぁ。
しかしみなみ先生、養成所通いの芸人志望で妥協出来るなら
他にいくらでも候補いそうなものだけどなー。
こういう人は引くクジみんなハズレになってるものなのか……。
虫歯ネタは北斗絵が意外と上手くて笑った。
片方の歯をかばっているともう片方も痛めるというのはあるある。
黒子のバスケ
女のレモン対決と青峰本気モード発動。
レモンを切るという常識を捨てられる二人の発想力と
バスケを見る目の確かさがどう繋がってるのか微妙に気になる!!
黒子を下げた状態で本気青峰と戦うという状態になったので、
まずは火神の頑張りを見せる展開になる模様。
で、53号で実際そうなってきたのだが周囲が青峰にビビるなか、
青峰だけは着実に火神を認め始めるという流れが熱かった。
そのうえでただ身体能力が高いだけではない
柔軟過ぎるプレイスタイルまで披露するというのはさすがだが。
ただでさえバケモノなのに変則プレイもありとか、
これは確かにチームワークでどうにかするといった次元じゃないなー。
ONE PIECE
刺されながらも圧倒的戦闘力で動き出す白ひげ!!
だがその前に立ち塞がるは海軍最高戦力、三大将!!
そして包囲壁に囲まれた白ひげ海賊団に非情のマグマ雨が降る!!
というわけで、どこまでもテンション上げ続ける決戦の内容は
一息つくことも許さない。それにしてもこの大混戦状態で、
きっちりとスケール桁違いな白ひげ&三大将の能力を
描写してみせるのが凄いなぁ……。
発想が画力を、画力が発想を支えているというか。
そして第0話と同時掲載となった53号。
あ、あいつらがこのタイミングで動き出したーっ!!
っていうかまだシャボンディにいたのかお前ら!!
ここで更にルーキーズが駆け付けてくるとなると
一体何が起こるのか訳わからなくなってくるが、
さすがに決戦には間に合わないだろうからこの事件の顛末を
世界に広げていくような役割になるんだろうか?
そして、いよいよルフィVS三大将のバトルが開始。
確かにルフィにはまだこのステージは早過ぎる、
しかしそれでもやらねばならないこの状況……!!
白ひげが何を仕込んでくれているのかが鍵だけど、
それでも三大将揃い踏みを前にして
どうにかなるという未来が想像出来ないぞ……!!
こちら葛飾区亀有公園前派出所
本格ラジコンヘリ話と、本格落語話。
どちらも久々にマニアックなネタが前面に出ている話で、
その極端に趣味的な世界が非常に興味深く面白かった。
ラジコンヘリは本気でハマると業が深そうだなぁ……!!
他のラジコンと違って「墜落」という危険が常にあるのが
マゾっぽいというか何というか……。
落語ネタはディティール描写の細かさと
読者にもまったく伝わらない落語家ギャグの割り切りが良かった。
ただ、署長と部長を弟子にするネタがオチに繋がらず
投げっぱなしになっちゃったのはちょっと残念。
保健室の死神
夢世界で俺TUEEEEEE状態になってた刀哉がついに現実帰還不能に。
姉ちゃんと一緒に最強キャラやってる刀哉の妄想ぶりは、
痛々しいにも程があるけど気持ちはわかる!!
しかしここに当のシンヤが助けにくるという展開になってしまい、
自室でアレなことしていたら姉が踏み込んできた的な絶体絶命感が!!
ワンパンで電柱破壊する描写が出てきた時にはどうなることかと思った。
実際、シンヤが出てきたのは妄想シンヤが捕まっているシーンだったけど、
ここも一歩間違えば姉の陵辱妄想を姉に見られるという
最悪の展開になるところだったんじゃないかと……!!
というか本当に昔シンヤは刀哉を人質にされてボコられたことあるのね。
最終的には勝ったそうだけどその時無茶苦茶強い姉が
一方的に腹パンチとか受けている姿を見させられて
刀哉の性癖が歪んでしまったことは想像に難くない……!!
銀魂
銀さんはボッスンじゃなくてスイッチだよ!!
というわけでまさかのスケットダンスネタから
銀さんの金ちゃんが空中大決戦の末に破壊され、
そのあとは別マンガのような陰陽大決戦に雪崩れ込む展開に。
スケットネタが入ったのはやっぱり杉田智和繋がりもあるのかなぁ。
金ちゃん破壊ネタはあまりにも絵面がヒド過ぎて
笑いながらも何か背筋がゾクゾクするところあったなー。
ある意味、全ての男性に対する最高のホラーだ……。
そのくせ、前回あれだけやっておきながら53号では
真面目にカッコ良い陰陽バトルが描けているから凄い。
札の数でハッタリかますシーンなんてジャンプマンガみたいだ!!
まあ、最終的にはロリエで覚醒なんですが……。
あねどきっ
文化祭で女子の着替え覗いたりしていたら長女がきた。
文化祭シチュエーションだけでもエロ楽しいことにはなっていたが、
掲載位置も最下位になっていたことだしここで長女投入して
メインの話を大きく動かしていくのは的確ではあったかな。
で、長女の話によってなつきの家出理由がようやく明らかに。
下着モデルやらされた挙句に金持ちに紹介されるって、
それ完全にエロ奴隷販売じゃねーかよ!! 調教エロゲなのか!?
軽いタッチで語られているけど結構引いたぞ……!!
何か良く考えるとこの話、なつきが生身のお姉さんであることが
一番おかしな設定なんじゃないかと思えてきたなぁ。
もうメイドロイドとか逃亡奴隷とかの方が合うんじゃないか?
そして長女はデレると見せかけてショタ誘拐に走ることに。
いや、だからそれリアルでもう犯罪だから!!
SKET DANCE
ロマンがいつの間にか巨匠化していた話と、デージー話の一話目。
ロマンネタは言われてみれば久し振りになっていたんだなー。
すっかりロマン単体ではなくあの感性が拡散して
部も雑誌もロマン化しているという状況は面白かった。
あの雑誌は本気でどんな路線に入ろうとしているんだ……!?
デージー話はこれ、今回のヒキからすると
次週ジャンプに乗せられない話にしかならなさそうなんだけど、
ここからエロもグロもなしで立て直すんだろーか?
生徒会もあの時点では助けに間に合いそうにないしなぁ……。
一応、椿とデージーにフラグが立ちそうな気配もあるけど、
そっちも掘り下げて先があるのかどうか。
トリコ
トリコがアイスヘルの氷山に到着する一方で、
美食會と謎の男も本格的に動き出す。
トリコ達の方は小松が文字通りのお荷物にしかなっていないのを、
手を変え品を変え小松の株が落ちないようフォロー入れているのが
どうも違和感あるものの意味合いを考えると興味深いなぁ。
小松が可憐な女の子キャラだったとするなら周囲の反応に
何の疑問もなくなるところとか……。
マッチ&滝丸の事情については、滝丸の方はともかくとして、
マッチに関してはこれ完全に死亡フラグだよなー。
トリコに子供達のこと託して死ぬ姿が今から目に浮かぶ……。
グルメ騎士団の「アイ」は本名愛丸さんなのか、
そうなると女キャラなのかどうか微妙になってくるな……。
賢い犬リリエンタール
黒服の紳士組が家にやってきてリリエンタールとチェスバトル。
紳士組の何と形容したら良いのか、妙にフワフワしたキャラと、
いきなりチェスバトルという強引さがなかなか凄かった。
で、チェスバトルをリリエンタールの能力や頭脳を駆使して
盛り上げるのかと思ったらそんなこともなくユルく進行して驚く。
本当に犬VS紳士なのに子供と子供のケンカだなー。
この牧歌的な感じに癒される面もあるんだけど、
さすがにこのノリでずっといくのはキツくなってきたかな……。
PSYREN-サイレン-
弥勒VSグラナ、決着。
下半身の大事なところだけ炭になったまま残しているから
TVで全国生中継されても大丈夫!!……という
弥勒さんの高度過ぎる作戦に感心してしまった!!
敢えて技を受けて半裸になったことが世間の注目度を
高める結果になっているのには運命の残酷さも感じるなぁ。
ただ、「怖いね」っていう世間の感想は、
「半裸でTVに出て電波飛ばしている人がいて怖いね」
という以上の意味は何もないんだろうけど。
そしてウロボロスについてアゲハ父に訪ねにいったところ、
そんな変態を知っているらしい男に出会うことに。
政府の実験をやっていた連中が生き残っているなら、
そこから弥勒対策を見つけられる可能性もあるわけか。
しかしウロボロスに意思があるというのは、
ラスボスが弥勒ではなく宇宙生物になりそうな感じでもあるなぁ。
というか時空改変も含めてますますクロノトリガーチックに……。
めだかボックス
メガネ!! 三つ編み!! 白衣!!……で地下施設突入。
阿久根&喜界島さんが脱落せずに付いてきたのは嬉しいけど、
パーティーバランス的にもう少し助っ人があっても良さそうかな。
運で異常を選別する門というのは理屈も何もなくて
無茶苦茶な設定なのに納得させてしまうところが凄かった。
ただ、阿久根が強かったにしても耐久度は大したことないな……。
更には半袖達の悪巧みから善吉のポテンシャルにも
期待がかけられるなか……早速阿久根と二人で噛ませ犬化。
まあ、善吉が異常に近づくのはめだか関連でなんだろうから
先走って上手くいくわけもないんだろうなー。
喜界島さんの喘ぎ声はエロ可愛くて良かったけど、
水泳部員だから肺活量が凄いんで超音波チックな大声出せますという
能力の連想ゲームがまたギリギリな感じではある……。
あと、めだかのコスプレが二話で終わってしまったが、
わざわざメガネと三つ編みの紐だけ持っていくって、
それだけで相手の変態度の高さも伝わってくるな……!!
ピューと吹く!ジャガー
400回記念センターカラーは、運命の人ハマーさん。
たとえ運命に導かれても、400回記念でメインを張っても、
キモい人はキモいんでどうしようもないという現実……!!
それでこそハマー、だけど哀しいハマー。
次は新たなアイドル像に挑戦する高菜の話。
しゅけドルはアリだな!! 清純さをウリに出来るし!!
というか、すでに実際いそうに思えるのが日本の恐ろしさ。
実際、地元ではあの尼寺の娘が可愛いとかそういう話はありそうだし。
それを考えたら岩マニアなんて掃いて捨てるほどいるに違いない。
総評
09年最終号。
次号からの背表紙はBLEACHが担当することになる模様。
一応ジャンプ四十周年でワンピ、ナルトイヤーでナルトだったので
来年BLEACHにも何か大きなイベントが用意されているんだろうか?
それとワンピ最新単行本の初版285万部が話題になっていたが、
本誌も新年2号で300万部の大台に戻すことが発表に。
さすがに新年号だけのことで常時300万部は難しいだろうが、
それでもジャンプに限らずマンガ界の明るいニュースではあるなー。
作者演出上手いなー。
そういえば真面目に能力バトルをやるのはこれがほとんど初めて?
ハヤテもそうだったけど最近のギャグ漫画にとってはバトル展開は茶化すだけでは無く、
マジになってやることそれ自体もギャグ漫画の構成要素の一つとして扱っているんだろうか?
>めだか
善吉も特別なんじゃないか疑惑発生。
そういえば『異常』の連中は全員血液型AB型で善吉や阿久根もAB型だからその辺も伏線かな?