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全作品感想UP完了!!
チェックポイント
全作品感想UP完了!!
チェックポイント
52号。
・巻頭袋とじ、つのだじろう×鬼形礼「恐怖新聞」対談。
作者と主人公が対談するというだけの企画を
袋とじにするというのも「恐怖新聞」だから許されることだよなぁ。
それにしても、このつのだじろうは本物なのか……!?
・巻頭カラー、弱虫ペダル。
・センターカラー、読み切り。
新年1号。
みつどもえ TVアニメ化決定!!
何故か一週フェイントかけての正式発表。
アニメ設定画はなかなか可愛いけど問題はスタッフと放送枠。
無敵看板娘もアニメの出来は良かったのにU局放送で
あまり話題にならず終わっちゃって勿体なかったし、
どうにか大々的な放送を期待したいところだけど……。
・巻頭カラー、みつどもえ。
・センターカラー、範馬刃牙&弱虫ペダル。
弱虫ペダルは五週連続大増カラーをついに完走。
最後はツールドフランスを走った新城選手との対談付き。
・第73回新人まんが賞結果発表。
入選1、佳作2、奨励賞7。
今回は豊作だったようで米原秀幸も含めて大体選評が前向き。
だがそのなかで、新たなるキラーとして渡辺航が覚醒……!!
今度はこっちが辛口担当になるのか!?
大増ページ祭りのなかでテンション上がってるのかも知れないが。
スペシャル
(読み切り)キガタガキタ!〜『恐怖新聞』より〜(52号)
チャンピオン四十周年記念読み切り。
つのだじろうの代表作を西条真二が独自解釈で続編展開。
まあ西条真二なので原作の恐怖感や不条理感とはかなり無縁で、
完全に熱血怪異退治ものになってしまっているのだが、
これはこれで悪くない作品には思えたなー。
米原秀幸の「ダイモンズ」のように原作は原作として
尊重しながら独自の道を突っ走るというのはアリかも知れない。
コメントによると作者にやる気はあるみたいなので期待。
え!?絵が下手なのにマンガ家に? #5(終)
「単行本発売」(52号)
「友情も努力も勝利もないバク◯ン。ですね」
それを言っちゃあおしまいだ!!
というわけで単行本には収録されていない完全宣伝の最終話。
作者の自虐というか編集女性のツッコミが冴え渡ってるなー。
自分のギャグを自分で解説するという羞恥プレイについて
楽しそうに作者に突っ込む編集さんがドSで素敵だった。
妖変ニーベルングの指環(終)
「第一部〜竜殺しのジグルト〜」(新年1号)
ミメルと一応の決着をつけジグルトが旅立ったところで、
多少唐突な感じに第一部完。
これ予定通りなのか打ち切りなのか良くわからないのだが、
さすがにこれだけ伏線残しておいて投げっぱなしもないのかなぁ。
かといって続きがあったとして一旦連載を置くことに
どれほどの意味があるのか疑問だし……。
展開としてはヴァルキリー姉妹が出てきて華やかさが
増していきそうなところだったのでちょっと残念。
第二部があるならもう少し設定説明を整理して、
少年マンガとしてわかりやすい構成にして欲しい。
号外!!新選組カズエ #最終話(終)
「キミの名は?」(新年1号)
沖田の三段突きと相馬の奥義・天然理心が激突、
その戦いによって沖田は生の実感を見出し、
相馬は真の新選組隊士として認められていく……。
というわけでここで最終回。
結局、新選組の中の話だけで終わってしまったものの、
各キャラの魅力や大元のテーマは表現し切った形で
それほど不満もない良い感じの終わり方になってくれた。
見開き一発に頼る構成や作画の問題など色々あったけど、
終わってみれば作者の描きたいものはちゃんと表現されていて
色々と先に繋がっていきそうな要素も見られたと思う。
勝負は次回作だなぁ……今度は長編での真っ向勝負に期待。
ネコチワワ #4(終)
「女の子にメンチ切らないで」(新年1号)
四集連続短期集中連載の最終回。
相変わらずスギがウザくて委員長が巨乳を弄ばれる
セクハラに遭うという四話やって大体全部同じな展開だった。
基本設定がどうしても一発ネタなんでキャラが弱い以上、
短期とはいえ連載向きの企画でもなかったんじゃ……。
委員長は良いんだけど他の全ての展開が
スギのウザさに支えられているというのはキツかった。
もう少しキャラにバリエーション付けた作品を読んでみたい。
個別作品感想
みつどもえ
52号は吉岡家の秘密。
本当にエロい人はエロスを隠すものだからな……!!
それにしても吉岡ママの淫靡さは異常。
アニメ化発表の新年1号は一挙二話掲載で、
女の子同士で銭湯と男同士でお風呂。
銭湯は直接的な露出絵は少ないのにムチムチぶりが
素晴らしくて妄想を掻き立てる内容だったなー。
そして下腹部にイタズラ書きは変態雌豚過ぎる……!!
二話目は親父の全裸インパクトに騙されそうになるが、
女子小学生の教え子に銭湯誘ってもらおうと企む
矢部っちが素で淫行教師で引いた……!!
いや、パンツは誤解でも娘さんを連れ込んで色々と
狙ってるのは確かなんで殺っちゃって良いと思うよパパ!!
元祖!浦安鉄筋家族
大鉄のダメージジーンズ作りと学級閉鎖と無縁なクラス。
ダメージジーンズは、ジーンズが僅かの間にああなるなら
普段のズボンの耐久力どんだけ高いんだよという
冷静なツッコミが湧いてきてしまったが、まあ考えない方向で。
インフルエンザで学級閉鎖になるなかで小鉄のクラスだけ
みんな元気に無人の学校で大暴れするという話は、
小学校時代に誰もが思い描く夢が実現しているようで燃えた。
何か学級閉鎖という負の事象が一気にキラキラしたものに
反転していく感覚が懐かしくもあったなぁ……。
範馬刃牙
52号休載で新年1号。
いよいよ明かされる「バキ」ラストの意味深描写の真相。
アライJrに梢江が寝取られたんじゃないか疑惑、
ずっと放置でどうするのかと思ったら……一話で
処理したうえに引っ掛けラブラブオチかよ!!
一体何年この問題の処理待ったと思ってるんだよ!!
これはさすがに脱力させられてしまったのだが、
一応アライJrが再び立ち塞がるような展開にならないってことは
VS勇次郎戦に今度こそ一直線と考えて良いのかな?
そう油断してるとまた脇道に逸れるんだろうけど……。
バチバチ
王虎に見事勝利した鯉太郎、その後も勝利を重ね
実力で周囲をねじ伏せついに父親の化粧まわしを受け継ぐことに。
もっと逆境ばかり巡ってくるのかと思っていたのだが、
とりあえず勝利して父親からの魂の継承も行って、
今のところは順調過ぎるほど順調に成長していってるなぁ。
王虎がどう化けるのかも含めて関取になるくらいまでは
一気にすっ飛ばして進めていくのだろうか?
ナンバデッドエンド
ついに、家族に全てを告白することになった剛。
だがその言葉は両親には届かず想いは決裂し剛は家を飛び出す……。
52号の告白前の重い空気が何とも言えず辛かったので、
新年1号で互いにぶっちゃける展開は逆にすっきりしたなぁ。
本当に、早く言っておけば良かっただけなのかも知れないな……。
家族がどう剛のことを受け入れるのか、
剛の方も家族を裏切ったことにどう落とし前を付けるのか、
あとは決着の行方を固唾を飲んで見守りたい。
弱虫ペダル
最下位に転落した坂道、だが仲間達に背中を押され加速して
100人抜きという無謀と思えるチャレンジを開始!!
そのどん底で坂道を支えるもの……それがオタ魂だ!!
って、ここでオタクネタが出てくるのかー!!
最近すっかり影を潜めてきていたので
もはやいらない設定扱いなのかと心配していたが、
坂道の根幹を成すリズムとして「恋のヒメヒメぺったんこ」が
脚光を浴びることになるなんて……上手いこと持ってくなー。
100人抜きというわかりやすい目標設定といい、
区間ごとの展開バリエーションの付け方も良く出来ている印象。
侵略!イカ娘
イカ娘がピンポンダッシュする話と、早苗がイカ娘断ちをする話。
ピンポンダッシュは犯罪が意外な新キャラを連れてきて興奮。
あのメガネっ娘は今後も出番増やして欲しいなー。
他と違って常識的な範疇でイカ娘と仲良くやってくれそうだし。
で、異常者代表の早苗がイカ娘断ちを敢行する話は、
少しずつ自然な関係を再構築していくイカ娘と早苗の様子が
最終的に元に戻るのわかっていても何だか美しかった。
あのイカ娘の笑顔は素晴らしい……!!
聖闘士星矢THE LOSTCANVAS冥王神話
アスプロスVSデフテロス、銀河ぶつかる兄弟対決は兄の勝利。
だがそれは光と影に分かたれた魂が再び一つになることを意味していた。
これは……「この聖衣は借り物、兄に返すのよ」展開か!!
デフテロスがここで脱落してしまうというのは残念なんだけど、
本来の双子座である兄に全て託していくというのは熱かった。
ただ肝心のアスプロスが、サガのような二重人格ではなく
弟への畏れで闇に染まったというヘタレなせいで
再び兄弟が一つにと言われてもあんまり説得力ないのが惜しいな。
あと、52号冒頭の心の在り様と銀河の激突を
兄弟対決に重ね合わせる文言は「星矢」のロマンが
爆発している感じで素晴らしかったなぁ……。
ドカベン スーパースターズ編
結局、山田の復活の甲斐なくスターズは四位でシーズン終了。
で、いい加減山田の後釜となる捕手を育てようということで
ドラフト入りした捕手を山田が預かることに……って女ー!?
ええ!? まさかの同居ラブコメ展開!?
一体何をどうしたいんですか水島先生!?
山田の結婚という最大のイベントを控えていながら、
この修羅場不可避な新展開にはワクワクが止まらない……!!
ギャンブルフィッシュ
オマハが頭撃たれたけど椅子が壊れたんで大丈夫だったぜ!!
幸運というか何というか……最後まで無茶苦茶な勝負だった。
けど、オマハがそれほど株を下げずに終わったのは良かったかな。
そしてすっきりせずに終わったアヴィは勝負のあとで大ハッスル!!
脳天に穴が空いていても穴を攻めるぜ!!
いや、やってることはいっしょにとれーにんぐだけども!!
しかし杜夢の方のハーレムぶりもムカつくことになってるなー。
あと、美華さんはたとえ記憶が戻っていなくても
深層意識にカイザー様への恐怖と忠誠心が刻まれていて
言いなりになってしまったりしそうな気がする。
クローバー
美咲と真木の子供のような大喧嘩は決着つかず、
しかしそこに華咲軍団が現れ菊池&真田と一緒に四人ボコボコ。
けど、最後はみんなで釣りしてハッピーエンド……っておい!!
このオチというかケンカというものに対する作者のスタンスは
ヤンキーマンガのなかでもかなり独特で興味深いものがあるなぁ。
少年マンガとしても卑怯な手で不意打ちされて
仲間もろともボコボコにされるという敗北展開のあとで、
それはそれとして釣りやろうぜーに持っていく剛腕は凄い。
ケンカマンガ、ヤンキーマンガである以前に
この作品は青春マンガなんだという意識を強く感じる……。
とはいえ、さすがにこれで終わりってことはないよね?
ANGEL VOICE
船学VS八津野は船学の勝利で決着、
それを見届けた市蘭は猛特訓を開始するがそこに不穏な影が。
いよいよ不良達との問題に真の決着を付ける流れになりそうだが、
百瀬の過去話はどうしても「ROOKIES」を連想してしまうなぁ。
最近、あまり絵柄や設定の類似を気にしなくなってたんだけど。
ともかくせっかくサッカーで盛り上がっているところなので、
必要以上にトラブルが拡大しないことを祈る。
幻仔譚じゃのめ
学園七不思議、開かずの理科室の前後編。
弱虫が一念発起するという展開は王道で良かったんだけど、
学校にあんな怪物を封印したまま数十年放置し続けていて
今まで問題が発生しなかったというこの学校無茶過ぎる!!
じいちゃんももっと根本的な解決しておけよ!!
間違って生徒が入っちゃった時の為にバケモノの血で
文字書けば脱出出来る仕掛けをしておいたって、
それ血文字書かなきゃいけない時点で全然無事じゃないから!!
クローズZERO
決戦を前にしてルカに対して今の自分の気持ちを語った源次、
一方の芹沢グループもその絆を再確認していくことに。
ルカとのラブコメ的な展開が最終的には男同士の友情への
嫉妬で終わるというのはいろんな意味で正しい話だったなぁ。
カッコつけていても本質的に男はみんな子供という、
ある種の割り切った世界観ゆえの安心感というか。
ケンカの日時を時生の手術に合わせるというのも、
やってることが微笑ましくて可愛い……。
風が如く
師匠・百地三太夫はゴエモンに優しき心を残して里を去った、
だがそのあと魔王信長の軍勢が里を攻めゴエモンは
禁止されていたはずの風神の力を解き放ってしまう……。
師匠が最後の最後までナイスガイだった挙句に
実はまだ生き残っているらしいというのは意外だった。
今後どういう形で再登場してくるのか楽しみ。
そしてゴエモンが里を崩壊させた真相については、
これは不可抗力なんじゃないかとしか思えないし、
何だかんだで里のみんなも生き残っているらしいから
そんなにトラウマ抱えなくても良いんじゃないかという気が。
以蔵もそのうちライバルとして復活してきそうだけど、
信長側に取り込まれているという展開になるのかな……?
釣り屋ナガレ
主の正体は違法に放流されてしまったアルビノの大ナマズ。
鱒山さん、名前までややこしいのは親父が魚好きだったせいか。
というか一族みんな苗字のせいで魚好きになってるのかも。
借金抱えていたわりに貴重なコレクションを売らずに
放流してしまったというのは、たとえ手放すにしても
他人に渡したくはないというコレクター精神だったのかなぁ。
そして釣竿を持ってお嬢が到着!!
これは……園のみんなとナガレ争奪バトルが発生するな!!
出陣!!武将頭高校排球軍
マロ登場!!
これは恐るべきインパクトだな!!
昔、「リベロの武田」に蹴鞠でサッカーするキャラいたけど、
蹴鞠でバレーボールってどう考えてもおかしいだろ!!
ルール上オッケーだから足でバレーするというのは面白いけど。
そして最後の試験でようやく主人公もレギュラーゲット。
あれ、たまたまマロに当たったわけじゃなかったんだ……。
しかしまだ二話しか出てきてないのにマロの存在が卑怯だなー。
ツギハギ生徒会
52号休載で新年1号。
生徒会の悪事を暴こうとする新聞部登場!!
……何か、ツギハギ生徒会の一存みたいな展開になってきたな。
新聞部の新キャラ二人は良い感じだし、客観的な立場で
生徒会を見ることによって新たな展開もあるだろうから期待。
ガリガリ!!
ヤバい奴に目をつけられてヒロインが歩道橋から突き落とされる!!
このナチュラルな相手のヤバさの表現はなかなか恐ろしかった。
女を後ろから蹴飛ばして階段落ちさせるというのは
生々しいぶん読んでいて結構クるものがあったなぁ……。
新年1号の傘立てで襲撃というのもデンジャラスで良かった。
しかし次号で終了みたいだけど最後にきて主人公組よりも
敵キャラの方が立ってくるというのはどうなんだろう?
木曜日のフルット
策士フルットと、寒い日のサムい幽霊。
ボス猫との相撲対決は普通にフルット頭良くて感心した。
しかもあれ、突き飛ばされずに土俵内で
上手いこと一度やられないといけないという
結構なリスクを孕んでいるのでやり遂げたのは立派だ。
幽霊漫才は……そういえば鯨井先輩の部屋に
幽霊がいるってネタがあったはずだけど
作者はちゃんと覚えているんだろーか?
総評
みつどもえアニメ化は2010年に限らず、
今後のチャンピオンの存在そのものを問われるような
重要なメディアミックスになりかねないと思うんだけど、
チャンピオンのことだからいつも通り
適当なことしそうで凄く不安だ……。
・巻頭袋とじ、つのだじろう×鬼形礼「恐怖新聞」対談。
作者と主人公が対談するというだけの企画を
袋とじにするというのも「恐怖新聞」だから許されることだよなぁ。
それにしても、このつのだじろうは本物なのか……!?
・巻頭カラー、弱虫ペダル。
・センターカラー、読み切り。
新年1号。
みつどもえ TVアニメ化決定!!
何故か一週フェイントかけての正式発表。
アニメ設定画はなかなか可愛いけど問題はスタッフと放送枠。
無敵看板娘もアニメの出来は良かったのにU局放送で
あまり話題にならず終わっちゃって勿体なかったし、
どうにか大々的な放送を期待したいところだけど……。
・巻頭カラー、みつどもえ。
・センターカラー、範馬刃牙&弱虫ペダル。
弱虫ペダルは五週連続大増カラーをついに完走。
最後はツールドフランスを走った新城選手との対談付き。
・第73回新人まんが賞結果発表。
入選1、佳作2、奨励賞7。
今回は豊作だったようで米原秀幸も含めて大体選評が前向き。
だがそのなかで、新たなるキラーとして渡辺航が覚醒……!!
今度はこっちが辛口担当になるのか!?
大増ページ祭りのなかでテンション上がってるのかも知れないが。
スペシャル
(読み切り)キガタガキタ!〜『恐怖新聞』より〜(52号)
チャンピオン四十周年記念読み切り。
つのだじろうの代表作を西条真二が独自解釈で続編展開。
まあ西条真二なので原作の恐怖感や不条理感とはかなり無縁で、
完全に熱血怪異退治ものになってしまっているのだが、
これはこれで悪くない作品には思えたなー。
米原秀幸の「ダイモンズ」のように原作は原作として
尊重しながら独自の道を突っ走るというのはアリかも知れない。
コメントによると作者にやる気はあるみたいなので期待。
え!?絵が下手なのにマンガ家に? #5(終)
「単行本発売」(52号)
「友情も努力も勝利もないバク◯ン。ですね」
それを言っちゃあおしまいだ!!
というわけで単行本には収録されていない完全宣伝の最終話。
作者の自虐というか編集女性のツッコミが冴え渡ってるなー。
自分のギャグを自分で解説するという羞恥プレイについて
楽しそうに作者に突っ込む編集さんがドSで素敵だった。
妖変ニーベルングの指環(終)
「第一部〜竜殺しのジグルト〜」(新年1号)
ミメルと一応の決着をつけジグルトが旅立ったところで、
多少唐突な感じに第一部完。
これ予定通りなのか打ち切りなのか良くわからないのだが、
さすがにこれだけ伏線残しておいて投げっぱなしもないのかなぁ。
かといって続きがあったとして一旦連載を置くことに
どれほどの意味があるのか疑問だし……。
展開としてはヴァルキリー姉妹が出てきて華やかさが
増していきそうなところだったのでちょっと残念。
第二部があるならもう少し設定説明を整理して、
少年マンガとしてわかりやすい構成にして欲しい。
号外!!新選組カズエ #最終話(終)
「キミの名は?」(新年1号)
沖田の三段突きと相馬の奥義・天然理心が激突、
その戦いによって沖田は生の実感を見出し、
相馬は真の新選組隊士として認められていく……。
というわけでここで最終回。
結局、新選組の中の話だけで終わってしまったものの、
各キャラの魅力や大元のテーマは表現し切った形で
それほど不満もない良い感じの終わり方になってくれた。
見開き一発に頼る構成や作画の問題など色々あったけど、
終わってみれば作者の描きたいものはちゃんと表現されていて
色々と先に繋がっていきそうな要素も見られたと思う。
勝負は次回作だなぁ……今度は長編での真っ向勝負に期待。
ネコチワワ #4(終)
「女の子にメンチ切らないで」(新年1号)
四集連続短期集中連載の最終回。
相変わらずスギがウザくて委員長が巨乳を弄ばれる
セクハラに遭うという四話やって大体全部同じな展開だった。
基本設定がどうしても一発ネタなんでキャラが弱い以上、
短期とはいえ連載向きの企画でもなかったんじゃ……。
委員長は良いんだけど他の全ての展開が
スギのウザさに支えられているというのはキツかった。
もう少しキャラにバリエーション付けた作品を読んでみたい。
個別作品感想
みつどもえ
52号は吉岡家の秘密。
本当にエロい人はエロスを隠すものだからな……!!
それにしても吉岡ママの淫靡さは異常。
アニメ化発表の新年1号は一挙二話掲載で、
女の子同士で銭湯と男同士でお風呂。
銭湯は直接的な露出絵は少ないのにムチムチぶりが
素晴らしくて妄想を掻き立てる内容だったなー。
そして下腹部にイタズラ書きは変態雌豚過ぎる……!!
二話目は親父の全裸インパクトに騙されそうになるが、
女子小学生の教え子に銭湯誘ってもらおうと企む
矢部っちが素で淫行教師で引いた……!!
いや、パンツは誤解でも娘さんを連れ込んで色々と
狙ってるのは確かなんで殺っちゃって良いと思うよパパ!!
元祖!浦安鉄筋家族
大鉄のダメージジーンズ作りと学級閉鎖と無縁なクラス。
ダメージジーンズは、ジーンズが僅かの間にああなるなら
普段のズボンの耐久力どんだけ高いんだよという
冷静なツッコミが湧いてきてしまったが、まあ考えない方向で。
インフルエンザで学級閉鎖になるなかで小鉄のクラスだけ
みんな元気に無人の学校で大暴れするという話は、
小学校時代に誰もが思い描く夢が実現しているようで燃えた。
何か学級閉鎖という負の事象が一気にキラキラしたものに
反転していく感覚が懐かしくもあったなぁ……。
範馬刃牙
52号休載で新年1号。
いよいよ明かされる「バキ」ラストの意味深描写の真相。
アライJrに梢江が寝取られたんじゃないか疑惑、
ずっと放置でどうするのかと思ったら……一話で
処理したうえに引っ掛けラブラブオチかよ!!
一体何年この問題の処理待ったと思ってるんだよ!!
これはさすがに脱力させられてしまったのだが、
一応アライJrが再び立ち塞がるような展開にならないってことは
VS勇次郎戦に今度こそ一直線と考えて良いのかな?
そう油断してるとまた脇道に逸れるんだろうけど……。
バチバチ
王虎に見事勝利した鯉太郎、その後も勝利を重ね
実力で周囲をねじ伏せついに父親の化粧まわしを受け継ぐことに。
もっと逆境ばかり巡ってくるのかと思っていたのだが、
とりあえず勝利して父親からの魂の継承も行って、
今のところは順調過ぎるほど順調に成長していってるなぁ。
王虎がどう化けるのかも含めて関取になるくらいまでは
一気にすっ飛ばして進めていくのだろうか?
ナンバデッドエンド
ついに、家族に全てを告白することになった剛。
だがその言葉は両親には届かず想いは決裂し剛は家を飛び出す……。
52号の告白前の重い空気が何とも言えず辛かったので、
新年1号で互いにぶっちゃける展開は逆にすっきりしたなぁ。
本当に、早く言っておけば良かっただけなのかも知れないな……。
家族がどう剛のことを受け入れるのか、
剛の方も家族を裏切ったことにどう落とし前を付けるのか、
あとは決着の行方を固唾を飲んで見守りたい。
弱虫ペダル
最下位に転落した坂道、だが仲間達に背中を押され加速して
100人抜きという無謀と思えるチャレンジを開始!!
そのどん底で坂道を支えるもの……それがオタ魂だ!!
って、ここでオタクネタが出てくるのかー!!
最近すっかり影を潜めてきていたので
もはやいらない設定扱いなのかと心配していたが、
坂道の根幹を成すリズムとして「恋のヒメヒメぺったんこ」が
脚光を浴びることになるなんて……上手いこと持ってくなー。
100人抜きというわかりやすい目標設定といい、
区間ごとの展開バリエーションの付け方も良く出来ている印象。
侵略!イカ娘
イカ娘がピンポンダッシュする話と、早苗がイカ娘断ちをする話。
ピンポンダッシュは犯罪が意外な新キャラを連れてきて興奮。
あのメガネっ娘は今後も出番増やして欲しいなー。
他と違って常識的な範疇でイカ娘と仲良くやってくれそうだし。
で、異常者代表の早苗がイカ娘断ちを敢行する話は、
少しずつ自然な関係を再構築していくイカ娘と早苗の様子が
最終的に元に戻るのわかっていても何だか美しかった。
あのイカ娘の笑顔は素晴らしい……!!
聖闘士星矢THE LOSTCANVAS冥王神話
アスプロスVSデフテロス、銀河ぶつかる兄弟対決は兄の勝利。
だがそれは光と影に分かたれた魂が再び一つになることを意味していた。
これは……「この聖衣は借り物、兄に返すのよ」展開か!!
デフテロスがここで脱落してしまうというのは残念なんだけど、
本来の双子座である兄に全て託していくというのは熱かった。
ただ肝心のアスプロスが、サガのような二重人格ではなく
弟への畏れで闇に染まったというヘタレなせいで
再び兄弟が一つにと言われてもあんまり説得力ないのが惜しいな。
あと、52号冒頭の心の在り様と銀河の激突を
兄弟対決に重ね合わせる文言は「星矢」のロマンが
爆発している感じで素晴らしかったなぁ……。
ドカベン スーパースターズ編
結局、山田の復活の甲斐なくスターズは四位でシーズン終了。
で、いい加減山田の後釜となる捕手を育てようということで
ドラフト入りした捕手を山田が預かることに……って女ー!?
ええ!? まさかの同居ラブコメ展開!?
一体何をどうしたいんですか水島先生!?
山田の結婚という最大のイベントを控えていながら、
この修羅場不可避な新展開にはワクワクが止まらない……!!
ギャンブルフィッシュ
オマハが頭撃たれたけど椅子が壊れたんで大丈夫だったぜ!!
幸運というか何というか……最後まで無茶苦茶な勝負だった。
けど、オマハがそれほど株を下げずに終わったのは良かったかな。
そしてすっきりせずに終わったアヴィは勝負のあとで大ハッスル!!
脳天に穴が空いていても穴を攻めるぜ!!
いや、やってることはいっしょにとれーにんぐだけども!!
しかし杜夢の方のハーレムぶりもムカつくことになってるなー。
あと、美華さんはたとえ記憶が戻っていなくても
深層意識にカイザー様への恐怖と忠誠心が刻まれていて
言いなりになってしまったりしそうな気がする。
クローバー
美咲と真木の子供のような大喧嘩は決着つかず、
しかしそこに華咲軍団が現れ菊池&真田と一緒に四人ボコボコ。
けど、最後はみんなで釣りしてハッピーエンド……っておい!!
このオチというかケンカというものに対する作者のスタンスは
ヤンキーマンガのなかでもかなり独特で興味深いものがあるなぁ。
少年マンガとしても卑怯な手で不意打ちされて
仲間もろともボコボコにされるという敗北展開のあとで、
それはそれとして釣りやろうぜーに持っていく剛腕は凄い。
ケンカマンガ、ヤンキーマンガである以前に
この作品は青春マンガなんだという意識を強く感じる……。
とはいえ、さすがにこれで終わりってことはないよね?
ANGEL VOICE
船学VS八津野は船学の勝利で決着、
それを見届けた市蘭は猛特訓を開始するがそこに不穏な影が。
いよいよ不良達との問題に真の決着を付ける流れになりそうだが、
百瀬の過去話はどうしても「ROOKIES」を連想してしまうなぁ。
最近、あまり絵柄や設定の類似を気にしなくなってたんだけど。
ともかくせっかくサッカーで盛り上がっているところなので、
必要以上にトラブルが拡大しないことを祈る。
幻仔譚じゃのめ
学園七不思議、開かずの理科室の前後編。
弱虫が一念発起するという展開は王道で良かったんだけど、
学校にあんな怪物を封印したまま数十年放置し続けていて
今まで問題が発生しなかったというこの学校無茶過ぎる!!
じいちゃんももっと根本的な解決しておけよ!!
間違って生徒が入っちゃった時の為にバケモノの血で
文字書けば脱出出来る仕掛けをしておいたって、
それ血文字書かなきゃいけない時点で全然無事じゃないから!!
クローズZERO
決戦を前にしてルカに対して今の自分の気持ちを語った源次、
一方の芹沢グループもその絆を再確認していくことに。
ルカとのラブコメ的な展開が最終的には男同士の友情への
嫉妬で終わるというのはいろんな意味で正しい話だったなぁ。
カッコつけていても本質的に男はみんな子供という、
ある種の割り切った世界観ゆえの安心感というか。
ケンカの日時を時生の手術に合わせるというのも、
やってることが微笑ましくて可愛い……。
風が如く
師匠・百地三太夫はゴエモンに優しき心を残して里を去った、
だがそのあと魔王信長の軍勢が里を攻めゴエモンは
禁止されていたはずの風神の力を解き放ってしまう……。
師匠が最後の最後までナイスガイだった挙句に
実はまだ生き残っているらしいというのは意外だった。
今後どういう形で再登場してくるのか楽しみ。
そしてゴエモンが里を崩壊させた真相については、
これは不可抗力なんじゃないかとしか思えないし、
何だかんだで里のみんなも生き残っているらしいから
そんなにトラウマ抱えなくても良いんじゃないかという気が。
以蔵もそのうちライバルとして復活してきそうだけど、
信長側に取り込まれているという展開になるのかな……?
釣り屋ナガレ
主の正体は違法に放流されてしまったアルビノの大ナマズ。
鱒山さん、名前までややこしいのは親父が魚好きだったせいか。
というか一族みんな苗字のせいで魚好きになってるのかも。
借金抱えていたわりに貴重なコレクションを売らずに
放流してしまったというのは、たとえ手放すにしても
他人に渡したくはないというコレクター精神だったのかなぁ。
そして釣竿を持ってお嬢が到着!!
これは……園のみんなとナガレ争奪バトルが発生するな!!
出陣!!武将頭高校排球軍
マロ登場!!
これは恐るべきインパクトだな!!
昔、「リベロの武田」に蹴鞠でサッカーするキャラいたけど、
蹴鞠でバレーボールってどう考えてもおかしいだろ!!
ルール上オッケーだから足でバレーするというのは面白いけど。
そして最後の試験でようやく主人公もレギュラーゲット。
あれ、たまたまマロに当たったわけじゃなかったんだ……。
しかしまだ二話しか出てきてないのにマロの存在が卑怯だなー。
ツギハギ生徒会
52号休載で新年1号。
生徒会の悪事を暴こうとする新聞部登場!!
……何か、ツギハギ生徒会の一存みたいな展開になってきたな。
新聞部の新キャラ二人は良い感じだし、客観的な立場で
生徒会を見ることによって新たな展開もあるだろうから期待。
ガリガリ!!
ヤバい奴に目をつけられてヒロインが歩道橋から突き落とされる!!
このナチュラルな相手のヤバさの表現はなかなか恐ろしかった。
女を後ろから蹴飛ばして階段落ちさせるというのは
生々しいぶん読んでいて結構クるものがあったなぁ……。
新年1号の傘立てで襲撃というのもデンジャラスで良かった。
しかし次号で終了みたいだけど最後にきて主人公組よりも
敵キャラの方が立ってくるというのはどうなんだろう?
木曜日のフルット
策士フルットと、寒い日のサムい幽霊。
ボス猫との相撲対決は普通にフルット頭良くて感心した。
しかもあれ、突き飛ばされずに土俵内で
上手いこと一度やられないといけないという
結構なリスクを孕んでいるのでやり遂げたのは立派だ。
幽霊漫才は……そういえば鯨井先輩の部屋に
幽霊がいるってネタがあったはずだけど
作者はちゃんと覚えているんだろーか?
総評
みつどもえアニメ化は2010年に限らず、
今後のチャンピオンの存在そのものを問われるような
重要なメディアミックスになりかねないと思うんだけど、
チャンピオンのことだからいつも通り
適当なことしそうで凄く不安だ……。
と考えているのですがどうなんでしょ?
ジャンプ感想お願い!!