嵐 アイドルについて

「65時間嵐祭り」とは?

アイドルグループ「嵐」が、日本テレビを約2週間にわたってジャックしました。嵐メンバーの大野智が主演するドラマ「怪物くん」が4月17日(土)の午後9時、さらにメンバー全員が出演する新番組「嵐にしやがれ」が24日(土)の午後10時にスタートするのに合わせて、「土曜の嵐 春の日テレ×アラシ大作戦」と題し、大規模なキャンペーンを実施しました。嵐のメンバーが計43番組、約65時間出演することになり、日テレが嵐一色に染まりました。

4月17日には「土曜の嵐第一夜 怪物くん開幕スペシャル」として、「怪物くん」が午後9時からスタートしました。そして、午後10時10分からは、「嵐伝;今夜しか見られない嵐がわかりすぎるVTR一挙放出スペシャル;」という特番が放送され、嵐による計2時間半のスペシャル企画となりました。

特番では、嵐がデビューしてからの軌跡を振り返りました。トップアイドルにまで成長した5人ですが、その素顔を改めて紹介しました。ジャニーズJr.(ジュニア)時代に出演したドラマなど、日テレにしかない映像も公開されました。さらに、テレビで初公開となる「怪物くん」の主題歌で、嵐の30作目のシングル「Monster」も披露されました。

24日も「土曜の嵐第二夜 嵐にしやがれ開幕スペシャル」として、ドラマ「怪物くん」に続いて、午後9時56分から新バラエティ番組「嵐にしやがれ」が放送されました。なお、この番組は、「ゲストが誰なのか」、「何をするのか」など、メンバーには一切知らされずに進行する新感覚の番組です。

キャンペーンの4月10日から24日の期間中は、バラエティ番組や情報番組などに、嵐のメンバーが連日出演しました。さらに、特番が放送される前日と当日には、一日中と言っていいほど、嵐が出ずっぱりでした。この2週間で、人気絶頂にあるアイドルグループ「嵐」のすべてがわかりました。


嵐が「観光立国ナビゲーター」に

観光庁は、5人組アイドルグループ「嵐」「観光立国ナビゲーター」に任命しました。そして、嵐のメンバーの櫻井翔、相葉雅紀、松本潤が、4月8日に東京都内で会見を行いました。嵐は、東アジアを中心として、海外でのPR活動をボランティアで行う予定です。近年、海外から日本へ訪れる観光客が少なくなってきています。そこで、国民的アイドルの嵐を“日本代表”として起用し、日本の魅力を猛烈にアピールしていきます。

具体的には、中国、台湾、韓国、香港で、新聞広告やテレビコマーシャルなどを展開します。また、嵐が現地を実際に訪れて、PR活動を行うことも視野に入れているようです。そして、将来的な目標として、訪日外国人旅行者3000万人を目指します。

この会見には、リーダーの大野智と二宮和也が撮影と重なったため欠席しましたが、出席した3人は“日本の顔”として、櫻井が英語で、相葉は中国語で、松本は韓国語で、それぞれあいさつをしました。国家レベルで行う事業に嵐が連携するのは初めてのことで、櫻井、相葉、松本の3人は意気込みを語りました。また、日本の魅力に関して、櫻井は「豊かな自然を」、相葉は「財産となるファッションやアニメ」を、松本は「地域の食文化の違い」をアピールしました。

嵐は、中国・上海、韓国・ソウル、台湾・台北でライブを成功させた実績があり、すでに現地でも絶大な人気を誇り、その知名度も非常に高いです。このコマーシャルが放送される時期は未定ですが、今後、嵐は撮影に臨むようです。


「嵐」のプロモーションビデオ集「5×10 All the BEST! CLIPS 1999-2009」

「5×10 All the BEST! CLIPS 1999-2009」は、アイドルグループ「嵐」のプロモーションビデオ集です。2枚組のDVDで、2009年10月28日に発売されました。

この年の8月に発売されたベストアルバム(CD)「All the BEST! 1999-2009」に続く作品で、プロモーションビデオ集は嵐で初めてとなります。嵐の近年発売されたDVDには、初回限定盤がなく、通常盤が1種類だけ発売されていますが、この作品も同じように、通常盤1種類だけとなっています。

デビューシングルで1999年に発売された「A・RA・SHI」から、26作目のシングル「明日の記憶/Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ~」までの、嵐がこれまで発表したシングルで、プロモーションビデオが製作されたシングルの表題曲に加えて、「Lucky Man」と「animation film of Believe」が収録されています。

「Lucky Man」とは、2004年11月10日に発売された、2作目のベストアルバムの初回限定盤に付属されていたDVDに収録されていた楽曲です。また、「animation film of Believe」とは、タツノコプロとコラボレーションして製作されたアニメーションです。

また、曲の間には、新しく撮り下ろされたメンバーによる曲紹介の映像が入っており、「Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ~」には、メイキング映像も収録されています。 なお、「曇りのち、快晴」にもプロモーションビデオがありますが、大野智のソロであったため収録されていません。

このDVDは、音楽DVD史上初めてとなる初動売上40万枚を越え、アイドルグループ「KAT-TUN」の「Real Face Film」を上回る結果となり、音楽DVDの初動売上が歴代1位の快挙を達成しました。


「嵐」の29作目のシングル

アイドルグループ「嵐」が、2010年3月3日に発売した29作目のシングルは、「Troublemaker」です。2010年の1枚目のシングルとなり、2009年度の1枚目「Believe/曇りのち、快晴」と同様に、櫻井翔のタイアップとなりました。

初回限定盤と通常盤が発売され、初回限定盤の特典には「Troublemaker」のプロモーションビデオが付属され、通常盤にはカップリング曲「揺らせ、今を」に加え、「もう一歩」が収録されています。

表題曲の「Troublemaker」は、櫻井翔が主演したドラマ「特上カバチ!!」の主題歌として起用されました。「揺らせ、今を」は、日本テレビ「ズームイン!!SUPER」のテーマソングに起用されました。また、櫻井翔はバンクーバーオリンピックのメインキャスターを務め、この曲がオリンピックのテーマソングにも起用されました。嵐は、日本を代表するアイドルグループとなったのです。

この作品は、発売日の前日付のオリコンデイリーチャートでは、推定売上枚数が23万枚を超え、推定売上枚数の最高値を更新しました。そして、3月6日付のデイリーチャートでは50万枚に達し、3月15日付の週間シングルチャートでは首位を獲得しました。また、初動売上は54万枚を超える結果となり、デビューシングルの「A・RA・SHI」に続く快挙となりました。さらに、初動売上だけで、オリコンの2010年度年間ランキングにおいて、暫定1位につけました。

「嵐」の28作目のシングル

「マイガール」は、アイドルグループ「嵐」の28作目のシングルです。2009年11月11日に発売され、この年4作目のシングルとなりました。

初回限定盤には、16ページの歌詞ブックレットと、「マイガール」のプロモーションビデオが付いています。表題曲の「マイガール」は、相葉雅紀が主演したドラマ「マイガール」の主題歌となりました。また、「Beautiful days」などの時と同じように、テレビ番組で披露する時は、“ダンス&ボーカルアイドルグループ”の嵐としては珍しく、その場を少し動くだけです。プロモーションビデオは、メンバー5人が兄弟という設定のドラマ仕立てとなっています。また、その中で登場する母親の顔は、メンバー5人の顔パーツを合成して作られたものです。

カップリングの「時計じかけのアンブレラ」は、大野智が主演したドラマ「0号室の客」の主題歌です。また、嵐のカップリング曲には、櫻井翔のラップはあまり含まれませんが、この曲にはラップが含まれています。

オリコンの2009年11月23日付週間シングルチャートでは、首位にランクインしました。初動売上は、最終的に40万枚に達し、初動売上だけで前作の「Everything」の累計売上を上回りました。また、この時点で、2009年の年間シングルチャートにおいて、暫定で4位に浮上しました。さらに、2009年に発売されたシングルでは、初動売上が3番目となり、嵐の作品が、シングル初動売上のトップ4を独占する結果になりました。

「嵐」の27作目のシングル

「Everything」は、アイドルグループ「嵐」が2009年7月1日に発売した、27作目のシングルです。前作からわずか約1ヶ月でリリースされ、リリースが発表されたのは、前作が発売された直後でした。また、24作目の「Beautiful days」以来となる2作ぶりの単独A面シングルです。

初回限定盤と通常盤の2種類があり、「Everything」とカップリングの「season」のほか、初回限定盤には特典として、「Everything」のプロモーションビデオが付属されています。

表題曲の「Everything」は、auのCMソングに起用されました。auとのタイアップは24作目の「僕が僕のすべて」、今回の作品のカップリング「season」に続いて3曲目となりました。プロモーションビデオは、逗子海岸で野外ロケが決行され、ジャケット写真は鵠沼海岸で撮影されました。

カップリングの「season」は、25作目の「Believe/曇りのち、快晴」が発売される前から、着うたフルなどで配信されていましたが、CDには長らく収録されませんでした。そのため、ファン待望のCD化が実現したのです。なお、今作の表題曲は、8月19日に発売された3枚目となるベストアルバム「All the BEST!1999-2009」には収録されていません。

この作品は、2009年に発売されたシングルの中で、初動売上が嵐の26作目・25作目に続いて3番目となり、アイドルグループ「嵐」が上位3曲を独占することになりました。

「嵐」の26作目のシングル

アイドルグループ「嵐」の26作目となるシングルは、「明日の記憶/Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ~」で、前作から約3ヶ月でリリースされました。この作品は両A面シングルで、初回限定盤1、初回限定盤2、通常盤の3種類で発売されました。初回限定盤1は特典として「明日の記憶」のプロモーションビデオが、2には「Crazy Moo~キミ・ハ・ムテキ~」のプロモーションビデオが付いています。通常盤は、それぞれのカラオケが収録されて、全部で4曲となっています。なお、カップリング曲は収録されていません。

「明日の記憶」は、櫻井翔が主演した「ザ・クイズショウ」の主題歌です。また、ドラマ主題歌を4クール連続で手がけ、櫻井の主演作品の主題歌は2作連続で手がけたことになりました。

「Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ~」は、コーセー化粧品のCMソングに起用されました。こちらはテレビ番組「うたばん」で、発売の約1ヶ月前に披露され、CMも2009年の初頭から放送されていました。また、ダンス&ボーカルアイドルグループ「嵐」の魅力が詰まった楽曲となっています。

オリコンの2009年6月8日付週間シングルランキングでは、首位を獲得しました。また、売上枚数が発売日の前日で約23万枚に達し、初動売上は前作に続いて50万枚に達しました。さらに、2009年上半期シングルチャートでは、発売後わずか2週間分の集計でしたが、前作に続いて2位にランクインしました。

アイドルグループ「嵐」とは?

「嵐」は、ジャニーズ事務所に所属する大人気男性アイドルグループで、メンバーはリーダー大野智(おおの さとし)、櫻井翔(さくらい しょう)、相葉雅紀(あいば まさき)、二宮和也(にのみや かずなり)、松本潤(まつもと じゅん)です。1999年、ジャニーズJr.(ジュニア)の中で、人気の高かった人材から選なれて結成されました。この年の9月15日には、ハワイでデビュー記者会見を開き、11月3日には「A・RA・SHI」でシングルデビューを果たしました。当時、メンバーのリーダーで最年長の「大野智」は18歳でした。

グループの結成とCDデビューについては、嵐のメンバー当人たちにも、はっきりと知らされていませんでした。メンバーたちにとっても突然の出来事で、結成会見まであまり話したことのなかったメンバーもいるくらいでした。そんな状態で、アイドルグループ「嵐」の持ち味を生み出し、CDデビューと並行して、結束を図る必要がありました。結成当時からメンバーそれぞれの知名度が高く、人気もありましたが、結成してからしばらくは、ジャニーズJr.としての活動も多く、その人気もジャニーズJr.が影響していました。

2002年からは、櫻井翔がテレビドラマ「木更津キャッツアイ」、松本潤がテレビドラマ「ごくせん」など、メンバーのソロ活動が充実してきたことをきっかけに、ジャニーズJr.のメンバーとしてではなく、1つのグループ「嵐」として人気が定着し始めました。
現在では、音楽活動をはじめ、バラエティ番組、映画、テレビドラマ、舞台、報道番組など、メンバー1人1人の個性を活かして活動を行っており、トップアイドルとして認知されるようになりました。

「嵐」の24作目のシングル

アイドルグループ「嵐」の24作目のシングル「Beautiful days」は、前作のわずか約3ヶ月後の2008年11月5日に発売されました。また、嵐で初めて1年間にシングルを4枚発表することになりました。

初回限定盤と通常盤の2種類あり、どちらも「Beautiful days」と「僕が僕のすべて」の2曲が収録されており、初回限定盤にはそれに加え、「Beautiful days」のプロモーションビデオと、通常盤にはカップリングの「忘れられない」とそれぞれのカラオケが入って、全部で6曲収録されています。

表題曲の「Beautiful days」は、二宮和也が主演したドラマ「流星の絆」の主題歌となりました。前作の「truth」は、大野智が主演したドラマ「魔王」の主題歌だったので、シングルが2作&2クール連続で主題歌に起用されることになりました。

この曲は、テレビ番組などで披露する際は、嵐としては珍しく、踊らずにその場を少し動くだけです。また、それぞれのソロが少ないことも特徴的です。プロモーションビデオは、メンバーが歌っている中、CGによる白色の手書き風の線で、翼や涙などが描かれており、美しい演出になっています。

初回限定盤と通常盤の両方に収録されている「僕が僕のすべて」はKDDI/沖縄セルラー電話が提供する「au BOX」のCMソングとして起用されました。また、2008年からアイドルグループ「嵐」がau携帯電話サービスのイメージキャラクターとなり、この曲が初めての同社CMソングとなりました。

「嵐」の22作目のシングル

アイドルグループ「嵐」の22作目のシングルは、「One Love」です。2008年6月25日に発売され、表題曲は松本潤が出演した映画「花より男子F」の主題歌に起用されました。

初回限定盤と通常盤の2種類あり、初回限定盤には、ドラマ「花より男子」、「花より男子2」、映画「花より男子ファイナル」の主題歌3曲がメドレーになったボーナストラックが収録されています。このメドレーがテレビで初披露されたのは、2008年6月27日に生放送された「花より男子・特別編」でのことでした。

「One Love」の歌詞は、結婚する男性が相手の女性への想いを綴った内容で、COUNT DOWN TVが2009年6月に行った「結婚式で聞きたい歌」として1位にランクインし、さらに、2009年にオリコンで調べられた「定番のウエディングソング」では3位に入り、結婚式で使用される定番曲となっています。また、プロモーションビデオは、嵐では初めてとなる“フルCG”で製作されています。ちなみに、レコーディングの時点では、タイトルが「I LOVE YOU」で進められていました。

また、2008年8月5日には、「映画『花より男子ファイナル』大ヒット!!記念仕様」が追加して発売されました。これは、通常盤の「One Love」に加えて、松本潤が演じた“道明寺司”の劇中でのセリフが、ボーナスコンテンツとして収録されています。

オリコンの2008年7月7日付の週間シングルランキングでは、1位を獲得しました。また、2008年のオリコン年間シングルチャートでは、23作目の「truth/風の向こうへ」に続いて2位にランクインしました。同じアイドルグループで、年間1位と2位を独占したのは、プリンセス・プリンセスの1989年以来19年ぶりのことで、史上5組目という快挙となりました。



嵐メンバー「櫻井翔」について

嵐のメンバー「櫻井翔」を紹介します。
櫻井は生年月日1982年1月25日で、ラップを主に担当しています。

嵐結成当初からグループをまとめ、テレビ番組では進行役を務めることが多いです。日本テレビ系列の報道番組「NEWS ZERO」では、月曜日のメインキャスターを担当しています。また、2008年に開催された「北京オリンピック」では、日本テレビのメインキャスターとして活躍し、アイドルグループ「嵐」以外の分野でも活動を広げています。

櫻井は旅行好きで、時間があればさまざまな場所を旅行するようです。中でも、海外の世界遺産に興味があり、海外旅行にはよく出かけるそうです。ピアノ、ギター、トロンボーンなどの楽器演奏を得意とし、ピアノの腕前はコンサート「Blue」やテレビドラマ「山田太郎ものがたり」で披露したこともあります。

2008年6月1日、ナゴヤドームでの「Dream “A”live」ツアーのリハーサル中に、客席へ落下して右手親指を骨折する事故が起きました。また、腰や足も打撲していたため、ライブは櫻井を除いて行う話もありましたが、ギプスを巻いて出演しました。ところが、マイクを持てなかったので、ヘッドセットを用いて、激しいダンスは控えました。

櫻井の弱点は“高所恐怖症”です。コンサート「Dream“ A” live」では、宙吊りになるパフォーマンスを行いましたが、ほかのメンバーは宙吊りでクルクル回っていましたが、櫻井だけは宙吊り状態でじっとしていました。当初は、宙吊りを拒否していましたが、メンバーの松本潤の声で宙吊りになりました。

音楽活動ではラップを担当し、その独創性から「サクラップ」と呼ばれています。ラップを聴いて学び、11作目のシングル「言葉より大切なもの」以降は、櫻井が全てラップ詞を手がけています。櫻井は、とても勉強熱心なアイドルです。

「嵐」の20、21作目のシングル

「Happiness」は、アイドルグループ「嵐」の20作目のシングルです。
2007年9月5日に発売されました。1年の間にシングルを3枚発売するのは2002年以来となり、その全てがメンバーの出演したドラマの主題歌となりました。
表題曲「Happiness」は、櫻井翔と二宮和也が出演したドラマ「山田太郎ものがたり」の主題歌と、「ひみつのアラシちゃん!」のエンディング曲にも起用されました。プロモーションビデオは、人生ゲームやバランスボールなどで楽しむメンバーを撮影しています。その中で、大野智は書道四段の実力を活かして、「幸」という字を披露しています。

このシングルは、オリコンの2007年9月17日付の週間シングルチャートで、1位にランクインしました。また、オリコンと「COUNT DOWN TV」の調べでは、月間シングルチャートで1位を獲得しました。月間1位にランクインしたのは、2作目の「SUNRISE日本/HORIZON」以来となります。なお、この作品以降は、ほぼ全てが月間1位にランクインすることになります。 2月に発売された「Love so sweet」、5月に発売された「We can make it!」に続いて、この年発売された3作全てが、オリコンの週間シングルチャートで1位を獲得しました。

21作目のシングルは、2008年2月20日に発売された「Step and Go」です。表題曲は、バラエティ番組「GRA」のエンディング曲に起用されました。初動売上は、初日だけで20万枚に届く勢いで、結果的に30万枚を突破しました。なお、この作品以降の初動売上は、全て30万枚を突破するようになります。 このような記録により、「嵐」が“国民的アイドル”と認知されるようになったことがわかります。

「嵐」の15〜17作目のシングル

アイドルグループ「嵐」の15作目のシングルは「WISH」です。
この曲は、2005年11月16日に発売され、松本潤が出演した大人気ドラマ「花より男子」の主題歌に起用されました。この楽曲は、累計30万枚を突破する大ヒット曲となりました。

16作目は「きっと大丈夫」で、2006年5月17日に発売されました。「きっと大丈夫」は、ハウスウェルネスフーズのドリンク「C1000」のCMソングとなり、カップリングの「春風スニーカー」は、花王「8×4パウダースプレー」のCMソングに起用されました。通常盤の初回プレスには、嵐のオリジナルファイルが特典として付いており、初回限定盤には、「きっと大丈夫」のDVDが付属されています。

17作目のシングルは、2006年8月2日に発売された「アオゾラペダル」です。プロモーションビデオの原案は二宮和也が手がけ、ドラマのように仕上げられており、ファッション雑誌「セブンティーン」の専属モデル3人が出演しています。「アオゾラペダル」は、シンガーソングライターのスガシカオが作詞・作曲をし、映画「ハチミツとクローバー」のエンディングソングに起用されました。

この作品は、初回限定盤が2タイプと通常版の3タイプで発売され、全てジャケットのデザインが異なります。通常盤の初回プレスは、アイドル「嵐」の魅力たっぷりの歌詞ブックレットが付いた、豪華なデジパック仕様となっています。初回限定盤Aの特典は、クリアファイルと「アオゾラペダル」ビデオクリップのDVDです。初回限定盤Bの特典は、クリアファイルと「アオゾラペダル」のメイキングフィルムのDVDです。

「嵐」の18、19作目のシングル

アイドルグループ「嵐」の18作目のシングルは、2007年2月21日に発売された「Love so sweet」です。表題曲の「Love so sweet」は、松本潤が出演したドラマ「花より男子2」の主題歌です。ドラマの主題歌に起用されたのは、前作の「花より男子」で起用された15作目のシングル「WISH」以来となりました。

初回限定盤と通常盤があり、初回限定盤には「ファイトソング」という楽曲が収録されており、メンバー全員が出演した「Gの嵐!」の公式応援歌となりました。また、この曲はメンバー全員で作詞して、二宮和也が作曲を手がけました。オリコンの2007年3月5日付の週間シングルチャートでは、首位を獲得しました。また、2007年の上半期シングルチャートでは3位、年間シングルチャートでも4位にランクインしました。

19作目のシングルは、2007年5月2日に発売された「We can make it!」です。表題曲の「We can make it!」は、松本潤が主演したドラマ「バンビ~ノ!」の主題歌に起用されました。また、ドラマ主題歌は2作連続、そして2クール連続となり、松本潤が出演したタイアップも2作連続となりました。カップリングの「Di-Li-Li」は、「C1000」のCMソングに起用されました。

この頃になると、嵐は音楽チャートで数々の記録を残し、メンバーそれぞれのドラマ主演も当たり前のようになり、トップアイドルの地位を確立しました。

「嵐」の8、9作目シングル

「ナイスな心意気」はアイドルグループ「嵐」の8作目のシングルで、2002年4月17日に発売されました。

この作品は「アラシ」とカタカナの名義でリリースされました。前作の「a Day in Our Life」に続いて、カップリングの入ってないコンパクトな8cmシングルで、価格は525円で発売されました。テレビアニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の第11代目エンディングテーマとして起用されました。プロモーションビデオや音楽番組では、スーツを着て黒縁メガネをかけ、髪型は七三分けにするなどして、サラリーマンルックスで歌っていました。また、嵐の楽曲で初めてラップの入らない曲となりました。プロモーションビデオは、コマーシャルや音楽ビデオのディレクションや、アイドルの曲を書いている川村ケンスケが監督しています。

「ナイスな心意気」には、前作に続いて“シークレットトーク”が含まれています。トークテーマは、主に“釣り”と“英会話”についてです。2008年には再発盤が発売されました。初動売上が、嵐のシングルで初めて20万枚を下回る結果となりました。

9作目のシングルは「PIKA☆NCHI」で、2002年10月17日に発売されました。7・8作で採用された、コンパクトサイズの低価格シングル形式の継続で発売されましたが、この形式は「PIKA☆NCHI」が最後となりました。また、嵐が初主演した映画「ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY」の主題歌となっています。この曲も2008年に再発盤が発売されました。

「嵐」の5作目〜7作目シングル

「君のために僕がいる」はアイドルグループ「嵐」の5作目のシングルで、2001年4月18日にポニーキャニオンから発売されました。前作の「感謝カンゲキ雨嵐」から約5ヶ月ぶりのシングルです。それに続く6作目のシングル「時代」は、2001年8月1日に発売されました。この2作は連続してオリコン初登場で1位を記録した曲です。また、「時代」はポニーキャニオンから発売された最後のシングルとなりました。

6作目の「時代」と、そのカップリング曲「恋はブレッキー」は、ベストアルバム「嵐 Single Collection 1999-2001」と、「時代」だけでは「All the BEST! 1999-2009」にのみ収録されています。プロモーションビデオは、廃墟の工場で撮影されました。また、松本潤が主演したドラマ「金田一少年の事件簿」の主題歌に起用され、メンバーが主演したドラマの主題歌を初めて手掛けることになりました。

7作目のシングルは、2002年2月6日に発売された「a Day in Our Life」で、この曲から「J Storm」に移籍しました。途中からボーカルとラップの掛け合いになっており、ジャニーズに所属するアイドルグループのシングルとしては、本格的なラップをメインとした初めての曲です。

この曲は、1990年代の終わり頃から、徐々にJ-POP市場で姿を消し始めていた“8cmシングル”となっています。ケースを使用しないで、ジッパー付きのビニール袋にCDと歌詞カードが封入されています。一般的なアルバムやマキシシングルとは異なるコンパクトサイズで、デザインも独特です。歌詞カードには、片面に歌詞が載せられており、裏側には嵐メンバーの写真が掲載されています。また、内容もA面とオリジナルカラオケのみで、価格は税込で525円と低価格で販売されました。

「a Day in Our Life」は初回プレスの限定盤でしたが、この8cmシングル仕様の限定盤は8作目の「ナイスな心意気」にも続きました。



「嵐」の3、4作目のシングル

「台風ジェネレーション」は嵐の3作目のシングルで、2000年7月12日にポニーキャニオンから発売されました。この曲は台詞から始まりますが、これは、「A・RA・SHI」の始まりは櫻井翔のラップからで、次の「SUNRISE日本」は大野智のソロから始まっていたので、社長が3作目は台詞することに決め、その台詞を二宮和也が言うことになったのです。台詞は二宮和也が考えたそうです。

途中で櫻井翔のラップが入り、そこからテンポが徐々に速くなっていきます。前半はバラードですが、後半にはポップミュージックになります。また、プロモーションビデオでも、後半と前半の衣装と髪型などに変化をつけています。

嵐の4作目のシングル「感謝カンゲキ雨嵐」は、2000年11月8日に発売され、前作の「台風ジェネレーション」から4ヶ月ぶりの発表となりました。表題曲は、テレビドラマ「涙をふいて」のオープニングテーマに起用され、嵐で初のドラマタイアップとなりました。また、嵐のコンサートでは、終盤で歌われることが多いです。2008年の「24時間テレビ」は2度目のパーソナリティーを務めましたが、その終盤ではメンバー全員でこの曲を熱唱しました。なお、10周年のコンサートでは、感謝の気持ちを込めて、オープニングで歌われました。

3作目も4作目も好セールスを記録し、新人アイドルとしては異例の快挙でした。テレビドラマやバラエティ番組などでも活躍するようになり、“トップアイドル”として早くも認知されるようになりました。



「松本潤」について

「松本潤」はアイドルグループ「嵐」のメンバーです。
生年月日は1983年8月30日で、メンバーの中では最年少です。身長は173cmで、血液型はA型です。

ジャニーズ事務所に入るきっかけは、松本の姉がジャニーズのアイドルデュオ「KinKi Kids」のファンで、ビデオを一緒に見たことです。小学校の卒業式の後に、自分で事務所へ応募をしました。そして、写真を事務所へ送った数日後に、社長から直接電話がかかってきて、入所が決まりました。そのため、メンバーの中でオーディションを唯一受けていません。

嵐では最年少ですが、コンサートではまとめ役を務め、コンサートで行われる独特のパフォーマンスをいくつか発案しています。個人としては、テレビドラマや映画で主に活躍しています。

松本の性格について、本人曰く、嵐のメンバーの中では、“肉食動物”に一番近いそうです。2008年の24時間テレビでは、二宮和也から「優しく温かい人」という内容の手紙を読み上げられました。嵐のメンバーやタレントなどからは、クールで真面目な性格とよく言われますが、本人は自覚がないようです。
友達と長時間お酒を飲んで、お酒を人に飲ませて楽しむそうです。ところが、本人はそれほどお酒が強くなく、飲むと寝てしまうことがあるそうです。好きなお酒は、特に、シャンパン、ワイン、ビールです。

ゲーマーの二宮和也よりもゲーム好き、というほどゲームが好きです。21作目のシングル「Step and Go」に付いている特典DVDでは、大野智と一緒に“Wii”で楽しんでいる場面が収録されています。また、読書と映画鑑賞も趣味で、必ず就寝前には読書をするそうです。

「二宮和也」について

嵐のメンバー「二宮和也」についてまとめます。
生年月日は1983年6月17日のA型で、ジャニーズ事務所には中学1年生の時に入所しました。アイドルグループ「嵐」のメンバーに選ばれたのは16歳の時です。

嵐として活動する前から、テレビドラマや映画などにも出演し、活躍していました。2006年のアメリカ映画「硫黄島からの手紙」では、監督「クリント・イーストウッド」から、その素晴らしい演技を絶賛されて、アメリカでも高評価を得ました。

もともと利き手は左でしたが、矯正したため両利きになりました。また、テレビドラマや映画では、右利きの演技をしていることもあります。船酔いをしやすく、クルーザーでのデビュー会見や、さまざまなテレビ番組で、船酔いをしている様子が伺えます。

特技として、台本を一度読んだら、頭に入ってしまうそうです。また、ゲーム機を常に持ち歩いているほど、ゲームが大好きで、RPG全般を主に得意としています。生徒会役員や部長などを経験したことから、「アキバ系であった」と自ら語っています。趣味にはカードマジックがありますが、オフの日以外にも、多くのテレビ番組で披露することもあり、オリジナルのマジックまで自分で作ってしまうほどの腕前です。このほかにも、作詞・作曲が趣味で、数々の楽曲を手がけています。ちなみに、雑誌「duet」では、「ひとりぼっちが好きそうなアイドル」というアンケートで3年連続1位に選ばれました。

メンバーの大野智に対しては、Jr.時代から尊敬して慕っており、とても仲が良いです。相葉雅紀とも付き合いが長く、プライベートでも親しいです。

「相葉雅紀」について

嵐のメンバー「相葉雅紀」は、1982年12月24日生まれのAB型で、身長は176cmとメンバーの中で一番高いです。テレビ番組では、バラエティを担当することが多いです。

アイドルグループ「嵐」としてデビューするきっかけは、松本潤と二宮和也と仲の良かったため、社長が相葉もメンバーに入れようと言い出し、嵐のデビュー会見を行う3日前に急きょ参加が決まったそうです。年齢はメンバーの中では真ん中ですが、ジャニーズ事務所に入所したのは、他のメンバーの中で最も遅いです。

相葉は、“天然ボケ”で明るい性格です。
また、好奇心旺盛でいろいろなことに興味を持ちます。嵐メンバーの中では一番感激屋で、よくコンサートなどで涙を浮かべる姿が見られます。2004年の24時間テレビでは、メンバーへの手紙を読み上げる際に号泣しました。また、会話がかみ合わなかったり、カンペを読み間違えたりすることがたびたびあり、“おバカキャラ”として扱われることもあります。

バスケットボールや野球などスポーツが好きで、テレビ番組「天才!志村どうぶつ園」で共演している「志村けん」からゴルフを教えてもらい、それ以来ゴルフにも興味をもつようになったそうです。

「天才!志村どうぶつ園」では、カンガルー、キリン、ライオン、チーターなど、国民的アイドルにもかかわらず、体を張ってさまざまな動物と触れ合ってきました。実家では幼い頃からいろんなペットを飼ってきて、現在でも、犬やカメ、オウムなどを飼うほどの動物好きです。

大野智の才能

嵐の大野智は、大人気アイドルグループのリーダーを務めていますが、その一方で、多彩な才能をもっています。

大野が小学生の頃、友人の影響から“ドラゴンボール”の絵を模写し始めました。中学2年生の頃、ジャニーズ事務所に入り、ダンスに熱中する中で、「イラストレーターになる」という夢のために、絵を描き続けていました。現在では、アイドルとして多忙な活動を送る中で、創作活動も続けており、ドローイング、ペインティング、グラフィティ、立体表現など、多彩な創作に取り組んでいます。その才能を活かして、2004年8月には、日本テレビ系列「24時間テレビ」でオリジナルTシャツをデザインしました。

2008年2月8日には、嵐としてデビューする前から、大野が10年にわたって制作してきた、数々の作品が集められた写真集「FREESTYLE」を発表しました。そして、この写真集の出版記念として、2008年2月21日~29日の9日間、ジャニーズ事務所で初めてとなる個展「FREESTYLE」を、総合セルフプロデュースによって開催しました。この個展では、写真集に載せられた約100点のフィギュア、約20点の絵画、廃材を利用して作られたロボット、写真集の表紙にも使われた大野の顔をかたどった金色のオブジェ、個展のために創作された巨大グラフィティなど、約200点の作品を展示しました。

また、2008年5月には、「FREE STYLE ALL AROUND JAPAN」として、全国5ヶ所でも個展を開催しました。

嵐メンバー「大野智」について

アイドルグループ「嵐」のメンバー「大野智」について紹介します。

大野智は、1980年11月26日生まれ、身長166cm、体重54kgです。嵐のリーダーとメインボーカルを務めています。ジャニーズ事務所には、母親の勧めでオーディションを受けました。そして、社長にリズム感の良さを認められて、ジャニーズ事務所に入所しました。特に、ジャニーズJr.の中でも歌が上手く、ダンスの実力もあったので、踊りを極めるために舞台を中心として活動していました。

ジャズダンスを極めるために、1997年から2年間は実家を離れて京都に滞在しました。そして、舞台に出演しながら、ダンスの実力を磨きました。そして、1998年舞台が終了した後、辞意を事務所に伝えました。ところが、社長にかわされてしまい、結局舞台に出演することになりました。その後も辞意を伝えましたが、嵐のメンバーになることを知らされないまま、デビュー会見がハワイで行われました。

デビュー曲の「A・RA・SHI」のレコーディングでは、メロディ、ラップのどちらも行っており、収録後に、メロディを希望して担当することになりました。アイドルグループ「V6」のシングルもレコーディングしたことがあり、V6入りの話もありました。
趣味のアート作品の製作では、素晴らしい才能を開花させ、その才能を伸ばしています。ほかの趣味には、釣りがあり、オフの日はもちろん、仕事のある日でも、収録前に釣りに出かけることがあるようです。また、得意のダンスは幅広く、コンサートでは曲の振り付けも担当しています。

「嵐」の2009年

アイドルグループ「嵐」の2009年の出来事をまとめます。

2009年3月2日、「truth/風の向こうへ」が、第23回日本ゴールドディスク大賞で“シングル・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。また、“ザ・ベスト10シングル”では、22作目のシングル「One Love」、23作目の「truth/風の向こうへ」、24作目の「Beautiful days」が選出されました。

オリコンの上半期シングルランキングでは、25作目の「Believe/曇りのち、快晴」と26作目の「明日の記憶/Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ~」が、1位・2位を独占し、DVDランキングでは、3月25日に発売された「ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO」が総合1位を獲得し、上半期2冠の快挙を成し遂げました。 上半期シングル1位を獲得したのは、嵐では初めてのことで、同じアーティストが上半期シングル1位・2位を独占したのは、光GENJI以来、約21年振りのことです。また、音楽DVDが上半期1位を獲得したのは史上初のことです。

8月には、デビュー10周年の記念ツアーとなる「ARASHI Anniversary Tour 5×10」が開催され、国立競技場を皮切りとして、グループ2度目となる5大ドームツアーを敢行しました。国立競技場では、3日連続公演という史上初の快挙を成し遂げました。8月31日、ベストアルバム「All the BEST! 1999-2009」がオリコンデイリーチャートで、グループ初のミリオンセラーを達成しました。11月20日には、東京ディズニーシーを貸し切って「嵐in東京ディズニーシープレミアムイベント」が施行されました。

オリコン年間チャートでは、シングル、アルバム、DVDの3部門で、1位を獲得しました。さらに、シングル部門では1位、2位、3位と年間トップ3を独占しました。音楽DVD部門では、「5×10 All the BEST! CLIPS 1999-2009」が1位、「ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO」が2位にランクインし、こちらも1位・2位を独占しました。
12月31日大晦日には、「第60回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たし、メドレー4曲を披露しました。なお、ジェニーズ事務所からの出場は、これまでアイドルグループ「SMAP」と「TOKIO」に限定されていました。

「嵐」の2004年〜2008年

トップアイドルとしての地位を築いた、アイドルグループ「嵐」の2004年から2008年の年譜をまとめます。

2004年3月1日、「ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARDだからHAPPY」の続編が公開され、前作と同様に、主題歌と挿入歌を担当しました。8月21日・22日には、24時間テレビ「愛は地球を救う」で第27代メインパーソナリティを務め、Tシャツのデザインを大野智が手がけました。番組の終盤には、相葉雅紀がメンバーへ向けた手紙を読み、それを聞いた他のメンバーの目には涙が浮かんでいました。

2006年3月11日、二宮和也が映画「硫黄島からの手紙」を撮影するため、アメリカに渡りました。そのため、4月に帰国するまでは、4人で活動をしていました。7月31日、「JET STORM」というキャンペーンでは、わずか1日でタイ、台湾、韓国を回って、嵐が大々的にアジア進出をアピールしました。

2007年4月4日には、主演映画3本目となる「黄色い涙」が公開されました。4月29日には、初の単独公演を東京ドームで開催し、5万人以上の観客を動員しました。年間シングルランキング(オリコン)では、18作目のシングル「Love so sweet」が4位を獲得し、グループ初となる年間トップ10入りを達成しました。

2008年には、5大ドームツアーを行いました。8月30日・31日には、「24時間テレビ」で通算2度目のメインパーソナリティーを務めました。9月~11月には、2度目のアジアツアーを開催しました。23作目のシングル「truth/風の向こうへ」と22作目の「One Love」が、年間オリコンシングルランキングで1位と2位を独占しました。デビュー10年目にして、年間シングル1位を初めて獲得しました。

「嵐」の1999年〜2002年

大人気アイドルグループ「嵐」がデビューしてから2002年までの年譜をまとめます。

1999年9月15日、ハワイにてクルーズ客船でデビュー記者会見をし、ジャニーズのアイドルグループ「嵐」の結成とCDデビューが発表されました。そして、11月3日にはシングル「A・RA・SHI」でCDデビューしました。それを記念して開かれた握手会には、約8万人ものファンが殺到しました。「A・RA・SHI」は結成してから2ヶ月後に発売されましたが、初回出荷枚数は36万枚、発売後1週間の初動売上枚数は約56万枚、そして累計売上枚数は約97万枚に達しました。

2000年4月、「SUNRISE日本/HORIZON」がグループ初となる月間シングルランキング1位を果たしました。4月6日には、初コンサートツアーとなる「嵐 FIRST CONCERT 2000」が開催されました。

2001年10月3日には、初冠番組となった「真夜中の嵐」の放送が開始されました。11月7日には、「ジェイ・ストーム」へ所属レコード会社を移籍しました。移籍前のレコード会社「ポニーキャニオン」発売のCDは、全て廃盤となったので、2002年5月16日に、それらのシングル曲が収録された「嵐 Single Collection 1999-2001」を発売することになりました。

2002年3月、メンバーの相葉雅紀が、肺気胸を患い入院しました。その後、相場は復帰し、10月18日にはメンバー全員が初主演を務めた映画「ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY」が公開されました。この映画では、主題歌と挿入歌も担当しました。