歯科における統合医療推進を掲げてスタートしたこのブログも、11年になりました。

スタート時は、毎週数回更新するのがブログの使命とばかりに、日々学び、実践したことを日記のように書いていましたが、ある時期から、同じことの繰り返しのように思い、数々のSNSも誕生したことから、
ブログのスタンスを変えました。
現在は、例年にないトピックスがあるときのみ、更新しています。

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第20回日本統合医療学会

10月に入り、学会シーズンになりました。

今年は、私が発会時から参加していた日本歯科東洋医学会が第34回目を迎え、
同じく発会時から参加していた日本統合医療学会(スタート時は日本代替・相補・伝統医療連合会議JACT)
が第20回目を迎えます。

このブログを書き始めた頃は、考えられませんでしたが、
何とこの2つの学会が、本年12月23〜25日(仙台・東北大学)、同時開催されることなったのです。

昨年より予定されていた日本歯科東洋医学会第34回学術大会が急遽中止となり、
年度内の開催が危ぶまれておりましたが、日本統合医療学会仁田新一理事長、第20回山家智之大会長のご好意により、併催させていただくことができたのです。

併催にあたり、私が日本統合医療学会理事および大会準備委員に名を連ねていた関係から、
大会長を務めさせていただくことになりました。

ポスターJDSOM2016 


思えば、東京大学名誉教授渥美和彦先生を旗頭に、日本代替相補伝統医療連合会議JACTが発会したのが1998年、日本歯科東洋医学会もその連合に参加していました。
その後、統合医療へと進化し、2008年現在の日本統合医療学会IMJが設立されました。

私は、JACT時代から現在統合医療の第一線で活躍されている医師・鍼灸師の方々と、若手次世代委員会メンバーとして活動しており、
いつか日本歯科東洋医学会が日本統合医療学会とコラボレーションできるといいな〜と思っておりました。
それが、予定されていた大会の中止という思ってもいなかったことから実現してしまい、天からのメッセージを感じます。

6ヶ月を切っての決定ということで、十分な準備期間がなく、場所も仙台ということで、大会長として不安もありますが、日本歯科東洋医学会の次世代を担うメンバーの協力により、統合医療の世界へ「歯科から発信」を視野に入れたプログラムも組むことができました。

何より日本歯科東洋医学会会員が、日本統合医療学会のメンバーと一緒に発表ができることは、
「歯科東洋医学」を世に広める絶好のチャンスであると思います。

今年のクリスマスは仙台へ
大会併催の成功を祈りつつ。。。


関係者の皆様方、よろしくお願い申し上げます。



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