癒し ・ 癒され

歯科医師 福岡博史の統合医療日記

インプラント

健康フォーラム2009

fb22bb23.jpg本日は、9月22日のブログでも紹介した「第19回福岡歯科健康フォーラム」でした。


お陰様で、会場となった東京証券会館会議室は満席になりました。

第1部「肩こり・腰痛を根本から治そう!」は、福岡歯科統合医療研究所鍼灸マッサージ院RIMの主任である田口マッサージ師より、肩こり・腰痛の治療は、ただマッサージの施術を受けるだけでなく、患者さん自身が生活習慣を変えていくことが大切であることをお話ししました。
特に今回は“姿勢”についてで、自身の体験も交えて、筋肉を緊張させない姿勢を意識して生活することの重要性を解説しました。
そして歯科と関わりのある顎関節症や口呼吸などの原因についても、図解してくれました。

第2部「オーラルエコでカラダも健康!」は、私が昨年末上梓した著書『歯と口を治せば、からだの不調は治る!』(主婦と生活社刊)にもとづいて、地球の環境問題とお口の中の環境問題(オーラル・エコロジー)とを対比させて、歯と口からの健康管理についてお話しました。
エコピープルらしい講演になったかと思います。
お陰様で、森林の減少⇔歯周病のお話のところで紹介させていただいたグリーンクロスジャパンの植林活動(スリランカの熱帯林を再生しよう!)にもご賛同いただき、お申し込みいただいた方もおりました。
私自身これからも「お口の健康から地球の健康へ」をテーマにして、学び続けるつもりです。

第3部「安全&安心なインプラント治療」は、当法人顧問であり、口腔外科治療の第一人者であられる国際医療福祉大学教授・同三田病院歯科口腔外科部長朝波惣一郎先生に講演していただきました。
まずは、歯が健康であれば、楽しい会話ができる、笑顔が増える、若さを保てる、何でも噛める、おいしく食事ができるといった全身の健康維持・増進のための条件として、口の中が健康であることの重要性をお話しされました。
そして、歯が抜けてしまった場合の修復方法として、インプラント(人工歯根)が他の方法より優れている点を挙げられ、さらに治療の手順、成功率について説明していただきました。

ここのところ週刊誌にも、インプラント治療の安全性について疑問視された記事が連載されていましたので、会場からも「どのような歯科医院が本当に安全なのか?」というご質問がでました。
マスコミには、学会の認定医であることやインプラント治療の経験年数などいくつかの項目が挙げられていますが、結局のところ、担当する歯科医師と十分なコミュニケーションをとり、ご自身で納得することが一番のようです。
朝波教授の結論は、「単に安い・早いという言葉に踊らされることなく、主治医とじっくり相談し信頼関係を築く事が大切です。そんな安全で確実な治療を行ってくれる歯科医院を選んで頂きたいと思います。」でした。

ということで、三演題ともに内容の充実した健康フォーラムになったことと思います。
参加された方々が、本日より早速できることを実行して、歯だけでなくからだ全体も健康で充実した生活を送ることができるよう、願っています。


本日の司会を最後に、2度目の退団?となった三木さん(元タカラジェンヌ:光樹すばる)も、お疲れ様でした。ありがとう!

安全なインプラント治療

4d9d193b.jpg週刊朝日に連続企画で、インプラント治療の問題が掲載されています。




第1弾「ブームの陰でインプラント治療の危うさ」では、手術中の死亡事故例のリポート、第2弾「治療失敗でも総額500万円の支払い」では、インプラント周囲炎の症例のリポートでした。

これらのネガティブ記事を読まれた当院の患者様からも「本当に大丈夫なの?」という質問がくるようになりました。これを読めば不安になるのも、ごもっともだと思います。

この記事に出てくる歯科医師⇔患者トラブルの物語は、歯科医師のインプラント治療以前の「医療」そのものの考え方に問題があったとしか思えません。
インプラント治療を行う医療者しての倫理観、責任感の欠如が、結果的にこれらの被害者を出してしまったのでしょう。
インプラント治療者に大切なことは、やはりNoblesse oblige(過去のブログ参照)です。

今までに、インプラント治療によって恩恵を受けている多くの患者さんからすれば、このような例はきわめて稀であることは理解できるでしょうが、これからインプラント治療を受診しようと考えていた方には、非常にマイナスなニュースです。
いや、よく考えてみると、プラスのニュースなのかもしれません。
このような事故のない安全で安心できる、治療後もきちんと面倒を看てくれる歯科医療機関を、患者さん自身がしっかりと選ぶようになるからです。

インプラント1本○○円の安価な歯科医院がよいのでしょうか?
年間○○○本と、数をたくさん入れている歯科医院がよいのでしょうか?

安全で安心できるインプラント治療を、どのように受診すればよいのかという疑問に対しては、今月30日の第19回福岡歯科健康フォーラムにて、きちんとお教えします。
この分野の第一人者である朝波教授のご講演に、ご期待ください!
まだまだお席がございます



連休の12日は、第8回日本ホメオパシー医学会大会でした。
今年も、医師・獣医師の方々の、ホリスティックなアプローチによる症例発表を聴いて勉強させていただきました。
帯津会長の特別講演では、
「自然治癒力のPotecyの高い場を提供し、かつ患者が自らの内なる生命場のエネルギーを高めることを支援するのが21世紀の医療である。」と教えられました。
このような姿勢で、インプラント治療を行うことこそ、21世紀の歯科医療になるのではないでしょうか。

歯科 健康フォーラム@日本橋茅場町

bf8d2808.jpgシルバーウィークの連休、いかがお過ごしでしたか?

敬老の日があり、お彼岸ということもあり、おじいちゃん&おばあちゃん孝行やお墓参りをされた方も多いのでは。
私も、日々の生活をご先祖様に感謝するよい機会となりました。

本日は、連休中少しでもリゾート気分を味わいたいと、久しぶりに横浜ベイサイドマリーナへ。
マリーナと言ってもヨットは見るだけで(写真:素敵なクルーザーが泊まっていました)、目的はショッピングです。
海が見えて潮風に当たることができる、そして妻の買い物にも付き合える、という一石二鳥のお気に入りの場所です。
敷地内には、「生物多様性」を学べる小さな動物園もあります。

この連休が終われば、大学での講義が始まったり、学会発表の準備をしたりと、「学問の秋」に突入するわけですが、昨年は6月に開催した当法人企画の患者様向け勉強会“健康フォーラム”が、今年は秋に開催されます。

昨年は目黒・祐天寺地区でしたが、今回は10月30日金曜日に、日本橋茅場町&新川地区での開催となります。

茅場町地区での講演は、やはり統合医療実践の本拠地として、統合医療研究所RIMのメンバーによる、肩こり・腰痛対策からスタートです。
ただハリやマッサージを受けるということではなく、それぞれの原因に合った施術と生活習慣の改善がいかに大切かをお話してくれます。
もちろん、歯科治療との連携の重要性も説明します。

つづいて私が、昨年末出版された著書『歯と口を治せばからだの不調は治る!』に基づいて、お口の中の環境(オーラル・エコロジー)が、全身の健康と深く関わっていることをお話します。
今回は、エコ・ピープルとして地球の環境問題にも触れ、“オーラルエコ”の考え方をしっかりと普及しようと思っています。

そして最後に特別講演として、国際医療福祉大学教授・歯科口腔外科部長で当法人の顧問でもあられる朝波惣一郎先生にインプラントの安全性についてお話していただきます。
朝波教授はご存知のとおり、インプラント外科治療の第一人者であり、いつも当法人における難しい症例を一手に引き受けてくださっています。
このお話をお聴きになることで、安心してインプラント治療を受診することができるかと思います。


「学問の秋」に、“健康”についてご一緒に学びませんか?

お申し込みは各院受付または事務局まで、お早めにどうぞ!

夏はビール!

44998a6c.jpgお盆が近づき、夏休み気分となる時期ですが、今週は、日本統合医療学会会誌への投稿論文もまとめ、何とか休みを迎えることができそうです。

この論文は、日本歯科東洋医学会にて2年にわたって発表した演題『満足度の高いインプラント治療のための統合医療』を、さらに集計しなおして考察を加えたものです。

要旨は、以前にこのブログでも紹介した下記のような内容です。
「近年、口腔インプラント治療を受診する患者さんが増えていますが、その多くが手術に対して緊張感を持っており、術中・術後の痛みや不快症状の発現に不安を持っています。そこでCAMを応用することにより、緊張不安感の緩和や術後の不快症状を予防できるかどうかを調査しました。263名のインプラント治療受診患者さんに、インプラント埋入手術の術前、術中、術後に各種CAMを併用し、術後の疼痛、腫脹の不快症状発現の有無を調べました。術後疼痛においては有効95%、術後腫脹においては有効95%でした。また統合医療に関するアンケート調査では、各種CAMを併用した統合医療の実践により、緊張不安感の緩和、治癒の促進、良好なコミュニケーションにより満足度の高い評価を得られました。」

今や、インプラント治療に関するハードの部分は、数多くの歯科雑誌に紹介されていますが、このようなソフトに関する論文はほとんどありません。
この論文投稿を機にして、患者さんの視点から見たインプラント治療について、さらに探求していくつもりです。
また、インプラント治療を不安に思う患者様のために、もう一つのブログ「わくわくインプラント相談室」では、“わくわくインプラント物語”をスタートさせました。
読んでいくうちに、その不安がなくなるという企画です。
乞うご期待!

もちろん、このような論文やブログを書くからには、インプラント治療そのものの安全性・確実性のための勉強会も欠かせません。
昨日は、各院のインプラント施術ドクター9名を集めて、インプラント・ミーティングを行いました。各ドクターが学んだ各種インプラント・システムの最新情報交換、トラブルがあった場合の分析・対応など、教育もしっかりしていく所存です。


というわけで、論文も書き終え、しっかり勉強もして、仕事も終われば、暑い夏はやっぱりビールですね。
冷たいビールは体によくないと言われていても、この時期はやめられません。

そして、おいしいビールを飲めるのは、やはり一仕事終えた充実感がある時でしょう。

週末は久しぶりのビア・ガーデン。(写真)
お陰様で雨の心配も不要となり、スタッフ〜と乾杯!!

わくわくインプラント相談室

54c82c18.jpg今年も残り少なくなってきましたが、この1年、私たちの歯科診療所においても、多くのインプラント治療が行われました。



年々、需要が増えるインプラント治療に関して、患者様の知りたいことを情報発信していこうということで、新しいブログ“わくわくインプラント相談室”を立ち上げました。

これまでの患者様の疑問をもとにして、当院のインプラント治療に関する情報をお知らせしていく予定です。

統合医療の考えに基づいたリラックス・インプラント治療に関しては、このブログでも、度々紹介してきましたが、インプラント治療は外科手術を伴うため、どうしても体に対する「侵襲」があります。

この「侵襲」とは、医学用語で生体を何らかの形で傷つける刺激・行為のことで、治療という目的で医師が行うという条件の下でしか許されていません。
この「侵襲」を、限りなく少なくできるような治療を行うことは、当院の歯科治療の方針でもありますし、それはインプラント手術でも同様です。

本日は、上顎のインプラント手術を行う際に、上顎の骨の上にある空洞:上顎洞に尖通しないように粘膜を持ち上げる新しい手術法のセミナーに参加しました(写真)。
このような手術を行う場合でも、なるべく侵襲を少なくし、患者さん自身の自然治癒力を最大限発揮させるような「場」をつくることが、歯科統合医療なのですが、本日学んだSin Crest法は従来の骨に大きな打撃を与える方法と違って、安全かつ侵襲を少なくできる画期的な方法でした。

最近、インプラント治療も、大掛かりな手術ではなく、最小限の侵襲で行うという方向で様々な方法が開発されていることは、大変喜ばしいことだと思います。
私自身、生体のバランスを絶対に崩さないインプラント治療を信念としています。

このような情報も含めて、今後とも「癒し・癒され」同様、“わくわくインプラント相談室”もよろしくお願いします!



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インプラント治療における創意工夫

da3a1e82.jpg本日は、今や歯科界最大規模の学会(会員数:9100名以上)となった、日本口腔インプラント学会第38回学術大会に参加しました。

東京国際フォーラム内の10会場をフルに使って、特別講演、シンポジウム、口演発表、ポスター発表と、参加する会員も移動で大忙しとなるほどの盛会でした。

この学会は、インプラント治療に対する情熱を持った開業医の、日頃の臨床における創意工夫の結果と、歯科大学の専門家による科学的な研究結果を、同時に学べることが素晴らしいと思います。
サイエンスとアートが必要な歯科医療において、基礎的な研究・教育はもちろん必要ですが、臨床医による現場から生まれた技術もまた、歯科医学の発展へとつながるものです。特に日本における口腔インプラント学は、元々、多くの先進的な臨床歯科医師によって発達してきました。
そんな中で、しっかりとした治療のガイドラインをつくっていくことが、今回の大会テーマでもありました。

私も多くの会員の口演&ポスター発表を拝見して、インプラントに関しては、まだまだ創意工夫すべき点が山ほどあるということを学びました。
インプラントが、神様がつくった人間の「歯」に、いかに近づくことができるのか?インプラント治療者の永遠のテーマなのかもしれません。

ランチタイムのセミナーは、当院でも導入しているアンキロス・インプラントの特徴を聴き、午後のシンポジウム『インプラントの最新トピックス』でも、ドイツのフランクフルト大学教授のご講演により、インプラントを埋入したまわりの組織の回復と安定のために、独自の形態を有するアンキロス・インプラントを用いることが大変有用であること、当法人専属ラボでも導入しているジルコニアによるシステムが、金属を使わない修復方法として有用であることを、再確認できました。

国内でも、現在何十種類のインプラントが出回っているのですが、どのような患者さんに、どのインプラントを選択すべきかという問題も、このような学会で様々な情報を収集しておくことが必要だと思います。



大会終了後の感想としては、過去、タテ割りで分けられていた歯科医学が、“口腔インプラント学”の発達のお陰で、少しヨコにつながったような気がします。人工臓器を生体に入れるということだけでなく、この学会の活動が、歯科医学そのもののヨコの発展へとつながることを期待します。

福岡歯科オリジナルのリラックス・インプラント治療

f1420dd1.jpg今年も11月の日本歯科東洋医学会大会にて、当研究所より「満足度の高いインプラント治療のための統合医療」第2報を発表する予定です。

今回は、昨年発表した内容に1年分のデータを追加し、さらに患者様からのアンケート調査結果も分析して発表する予定です。

取り入れた代替療法は、昨年同様、手術前日までにバイ・ディジタルO-リングテスト、波動測定、サプリメント、漢方薬、手術当日は、マッサージ、リフレクソロジー、低周波ツボ通電、氣圧療法、ホメオパシーなどです。

実際にインプラント手術を受けられた患者様のアンケートでは、統合医療に対する賞賛の声をいただくことができました。

「恐ろしいほど、痛みや腫れがなく、大きな手術なのにリラックスして受けられました。」
「緊張が解きほぐされ、楽に手術が受けられました。」
「安心感があります。」
「できるだけ薬を減らしたいので、よかった。」
「手術後がとても楽でした。」
「もっと、普及すべきだ!」など・・・

もちろん次回手術をするときにも、このような統合医療を受けたいという方が、9割以上でした。

昨年までのデータに基づいてつくった、福岡歯科オリジナルのリラックス統合医療“痛みや腫れが少ないインプラント手術”というリーフレットも好評です。(写真)


今後も、患者さんの不安を取り除き、安全はもちろんのこと、ココロとカラダにやさしいインプラント治療を目指します!

インプラントのスピリット

48af83eb.jpg東京は久しぶりの大雪注意報。
雪に慣れていない東京人は、家でゆっくり過ごしたい休日でしたが、インプラント学の情報収集のため、日本口腔インプラント学会の関東・甲信越支部学術大会@都市センターに(土)(日)出席してきました。

今や日本口腔インプラント学会の会員数は8500名、歯科医のおよそ10人に1人はこの学会でインプラントを学んでいるということになります。そして関東・甲信越支部会員は3300名、今大会にも1000名近く参加されていたということです。

2日(土)の基調講演では、矯正歯科医と口腔外科医との集学的インプラント治療の素晴らしい症例を見せていただきました。顎顔面外科を修得している口腔外科医ならば、このように顎の骨を再建しインプラントを埋入、短期間で美しい歯と笑顔をつくれるということがわかりました。
次の専門医教育講座は、私の母校の准教授による解剖学および病理学に基づく、インプラント治療の基礎的裏づけについてでした。インプラントを埋入するための様々な骨の増生手術について、その基礎医学的な見解を明確に述べられ、あらためて学生に帰った気分で基本を勉強させていただきました。

先の基調講演では、適切な外科技術に基づいて、時に大胆な臨床を・・・
次の教育講座では、インプラントは病理学的には口腔内に病態をつくっているという認識で、常に謙虚な臨床を・・・
バランスのよい講演内容でありました。
また、この両者を統合していくことが、インプラント臨床ということになりましょう。

3日(日)は、今回の大会テーマ「インプラント臨床の将来;再生医療の立場から」に合わせて、日本再生医療学会理事長・東京大学教授の中内先生の幹細胞を利用した最先端の再生医療のお話がありました。学会の考えるインプラントの未来像は、金属のインプラントを埋入することだけではなく、究極は“歯の再生”にあるというということでしょう。

その後、ブレード(板状)インプラント&骨膜下インプラントの30数年の臨床経験を持つインプラントロジスト小嶋先生と、現在の骨結合型歯根タイプのインプラント新時代代表として日本大学准教授萩原先生との『鼎談』がありました。私も年代的には、萩原先生と同じインプラント世代です。

ブレードインプラントの長期症例を見せていただき、私が初めてインプラントを埋入した時のことを、思い出しました。平成元年1月、日本歯科先端技術研究所のインプラント1年研修コース最終日に山口県宇部の研究所に行き、イヌの顎の骨にブレードインプラントを埋入したのが最初です。
(もちろん生きているイヌですよ!)
その翌年、ITI(ストローマン)インプラントの講習会を受講し、現在主流の骨結合型歯根タイプのインプラントを臨床導入しました。
ということで、私もインプラント歴まもなく20年になります。
患者さんも、年間数名だった頃から、現在は年間100名以上になり、そのニーズは増え続けています。

この『鼎談』で、大ベテラン臨床家と大学で科学的にインプラントを追求する臨床家の両者に共通することは、“スピリット”でした。
そしてインプラント治療も、「心」と「科学」の統合医療であるべきことを、再認識しました。

口腔外科との連携 2

1b3641b8.jpg昨日は、当法人の全体ドクター会で、今年9月より、当法人の顧問にご就任いただいた前慶応義塾大学医学部歯科口腔外科助教授、現在、国際医療福祉大学教授であられる朝波惣一郎先生にご講演いただきました。

朝波先生は、口腔外科分野では知らない方はいない著名な先生ですが、当法人明会長とも長年のお付き合いがあり、慶応義塾大学を定年退職後、私達の依頼を受けていただき、ご指導いただけることになりました。
先生のご経歴等は、以前このブログでも書かせていただきました。

当院でも、インプラント治療を希望する患者さんが増えており、その全てのニーズにお応えするためには、レベルの高い口腔外科手術が必要です。既に、朝波先生には、顎骨を造成する手術や上顎洞を持ち上げる手術をしばしばお願いしています。

ということで、今回の講義の内容は『インプラント外科における偶発症と対処法』で、インプラントの手術時・手術後のトラブル防止そして起きてしまった時の対処法について、いろいろとご教示いただきました。
まずは、顎骨や口腔の解剖学的構造の把握から始まり、出血や神経損傷への対応、感染への対応、上顎洞へのトラブル防止、上顎洞底の挙上法、顎骨の補填材、そしてトピックスとして「ビスホスホネート製剤」と骨髄炎についてなど、大変内容の濃いお話でした。

一般歯科医が行う歯科治療の中でも、比較的外科的な侵襲が大きく、高額である“インプラント治療”ですが、やはり絶対に事故やトラブルを起こしてはなりません。
そのことを参加した歯科医師一人ひとりが再認識し、さらに当法人の中に、朝波先生という大きな存在があることに、心強さを感じたことと思います。


また、22日のブログに書いたインプラント治療における統合医療の実践は、私たちのインプラント治療の「心」(哲学)の部分であり、昨日の講義で学んだことは「技術」(実学)の部分です。インプラント治療は、この両者が合って初めて成功するものと考えています。
私自身もまた、これから先生の手術に立会い、インプラント実学を学ぶことができるのが楽しみです。

満足度の高いインプラント治療のための統合医療

c16d2b1e.jpgいよいよ明日から第25回日本歯科東洋医学会大会が大阪大学中之島センターで開催されます。


今回のテーマは「心と体の健康−豊かな生活への歯科東洋医学の役割−」です。

私たち福岡歯科統合医療研究所からの発表は3題で、インプラント治療における統合医療の実践についての1題と、バイディジタルO-リングテストの歯科臨床への応用についての2題です。

私自身は『満足度の高いインプラント治療のための統合医療』という演題で、当法人において、今年の1月〜8月までの8ヶ月間にインプラント治療を受けられた112名の患者さんの調査結果を発表します。

近年、インプラント治療のニーズは増え、多くの歯科医院で実践されるようになりましたが、患者さんの75%以上が手術前に緊張感を持っているという報告もあり、それは手術中、手術後の痛みや腫れに対する不安からくるものではないでしょうか。

この調査では、インプラント手術前・手術中・手術後に、各種代替療法を適用することにより、手術後翌日の所見で、痛みに対しては著効78%有効14%計92%、腫れに対しては著効74%有効21%計95%という、大変よい結果を得ることができました。

応用した代替療法は、バイディジタルO-リングテスト、波動測定、サプリメント、漢方薬、ホメオパシー、経皮的低周波ツボ通電法、マッサージ、リフレクソロジー、氣圧療法などです。受けられた患者様からも、リラックスできたと大変好評でした。

このように“統合医療”というアプローチをすることによって、患者さんの自然治癒力を高め、インプラントという口腔内に異物を入れるという治療行為を、ボディ(体)およびマインド(心)から配慮したホリスティックな医療とすることが可能になります。

今回の結果より、インプラント治療のトラブル防止のためにも、統合医療によって治癒の“場”をつくり、患者さんとのコミュニケーションの“場”をつくることが、大変有用であることをあらためて認識することができました。



統合医療により、痛くない・腫れない快適なインプラント治療を!

セルコン“匠の技”

9dc7950b.png昨晩は定例ドクター会で、今回は特に、昨年より福岡歯科グループの専属歯科技工所ラボ・スクエアーで導入した「セルコン」ジルコニア・セラミックスについての勉強会でした。

基本歯科学で、オール・セラミックスの支台形成法を復習したあと、ラボ・スクエアー吉田社長に、技工所における「セルコン」の製作過程を、ビデオ画像を使って講演していただきました。

「セルコン」はジルコニア・ セラミックスで、主原料である酸化ジルコニアの強度は産業界でも注目されており、スペースシャトルの耐熱タイルやF1のブレーキシステムの部品にも採用されてきました。また、人体に対する安全性(生体親和性)もこの特長で、整形外科の分野では人工関節の材料として活用されています。メタル素材を使った歯科治療と比較すると、「金属アレルギーのリスクがない」「天然の歯に近い美しさ」の他、表面が滑らかで汚れにくく細菌の付着が少ない点も大きなメリットといえます。
最近、地下鉄の駅の広告などにも、“噛みあとのついたコーヒーカップ”のイメージ写真をよく見かけます。あれが、ジルコニア・セラミックスで、「セルコン」のトレードマークです。


技工所での製作過程では、CAD/CAMというコンピューターを使ったシステムでその母体を作るのですが、その後はやはり歯科技工士さんの“匠の技”で、細かな調整をしていきます。(写真)
今回、製作過程を動画で観て、私もあらためて歯科技工士さんの技術力に感動しました。

ラボ・スクエアーからの「セルコン」製作説明の後は、私から、システムの中にセルコン支台の使える、アンキロス・インプラントの埋入からセルコン・クラウン装着までの過程を、症例を通じて解説しました。

「セルコン」は、金属の適合しない方にも、見た目の美しさを求める方にも、よい修復方法であり、また従来のオールセラミックス・クラウンと違って強度に優れ、いきなり装着するのではなく、仮着けをして経過を観察できるので、咬み合わせの安定しない患者さんにも対応ができとても助かります。
歯科統合医療の中での修復方法としても、最適なものの一つです。

これからのメタル・フリーの時代に、
当法人のセルコン“匠の技”にご期待ください!

CTスキャンの活用

95dc1f8a.jpg最近、インプラント治療の患者さんが増え、それに伴って歯科用CTスキャンによる診断も多くなりました。

診療室では、毎日のようにCTスキャン(3DX)の3次元画像を見るようになりました。

当院にはまだ撮影装置がありませんので、以前は歯科大学病院へ依頼していました。最近、都内では一般開業医でも、共同で備えているところがあります。
現在は、その昔(20年近く前)、私が国際デンタルアカデミーの研修に通っていた頃からの知人である中川歯科クリニックに依頼しています。
院長の中川先生は、日本顎咬合学会において「CTを歯科臨床に生かすために」というご講演もされています。
こちらにある3DXで撮影した情報は、通常のパソコンで解析することのできるCD(One Data Viewer)で送っていただけるので、大変助かります。
以前の大学病院等で撮影していたフィルムとは違い、スキャンしたところを、3次元的に動かしながら見れるのでとてもわかりやすく、診断がしやすくなりました。


インプラントの埋入手術の前には、顎の立体構造を把握しておく必要があります。CTスキャンの撮影により、顎の骨の内部構造(骨の高さ・厚さ、神経・血管の位置など)を3次元的に確認することができます。
このような画像による正確な診断は、安全なインプラント治療の第一歩です。

また、難しい歯の根の周りの治療においても、通常のレントゲン写真ではよく見えない病巣の把握ができて、大変助かりました。

画像診断も、どんどん進化しています。
最近、私も治療中にもルーペを使うことが多くなりましたが、やはり“見えること”というのは、歯科治療の大きな武器ですね。

インプラントと治療インパクト

6665a708.jpg本日は、インプラント・セミナーに、当法人より8名で参加しました。

今年の3月に参加したミーティングの続編で、大変素晴らしい内容でした。

午前の講師は、3月の講演でインプラント治療におけるNoblesse obligeの重要性をご教示いただいた矢島教授で、今回もまた、インプラント治療の医療安全とトラブル防止に関して、学ぶことができました。

特に今回、5月に東京で起こったインプラント手術による死亡事故に関する考察があり、長い間の口腔外科専門医としての経験から、適切な予防法と実際に起きたときの対応法を教えていただきました。
この事故は、患者さんはもちろんのこと、インプラントを手がける全ての歯科医師そしてインプラントを適応とする全ての国民にとっても、大変不幸なニュースでした。

午後に講演された九州歯科大学細川教授のお話は、大学の研究者でありながら、インプラント治療も“患者様中心の医療でなければならない”ということを熱弁され、その中で治療インパクトという言葉を初めて聞きました。

これまで、術者(歯科医師)優先で発展してきたインプラント治療は、実は患者さんのQOL(生活の質)という観点から見ると、まだまだ不十分なのです。
《治療インパクト》とは、分母が《治療前のQOL》、分子が《治療後のQOL》で、これは、いかに治療後に満足するかということであり、感動サービスの評価でもあると思いました。
インプラント治療後に、美味しく咬めたときの喜びは、やはり感動ものなのです。
もちろん医療ですから、この「治療インパクト」と「治療リスク」を常に秤にかけて、実践していかなくてはなりません。

治療インパクトを向上させるためには、従来型のインプラントを埋入してから、数ヵ月後に上部の歯を入れるのではなく、埋入してからすぐに上部の歯を入れる(即時荷重)方法や、インプラントを埋入するための移植手術などを可及的に避ける方法などがあり、いずれも患者さんのニーズに応えるための治療法です。

また当法人で実践している、インプラント治療における統合医療的アプローチも、治療インパクトの向上につながるでしょう。

治療インパクトを考慮したインプラント治療を安全に実践できるよう、私たちも更なる研鑽を続けていきたいと思います。

ジルコニアの時代

5c70fd3a.jpg近年、歯の修復材料としてジルコニアが注目されています。

歯の審美性(天然の歯に可及的近い美しさ)や金属材料の生体への影響を配慮して、歯の色調を再現でき、金属を使わないで強度も強い修復材料が求められていました。

そこで、登場したのがジルコニアセラミックスです。
当法人の専属歯科技工所である『ラボ・スクエア』でも、昨年より“セルコンスマートセラミックス”の最新システムを導入し、審美性と生体親和性の高い歯の修復ができるようになりました。

材料の酸化ジルコニウムというのは、スペースシャトルの断熱保護材、人工股関節の球状骨頭部などに用いられてきたもので、とても強く、耐久性もあり、体との適合性にも優れたものです。

本日、私もラボスクエアにて、削られた歯の模型をコンピューターがその形状を読み取り(写真)、ジルコニアのブロックが自動的にフレームを作っていく過程を見てきました。
この後、6〜7時間焼成し、技工士さんが細かな調整していって仕上げていきます。

当院の歯科診療においても、自分の体に合った歯科材料を使いたいというニーズは、年々増えています。その際、統合医療的アプローチで、個別対応させていたいただいていますが、このセルコンを使用できるようになって、咬み合わせの難しい、しかも金属の合わないといった患者様にもきちんと治療できるようになり、大変助かります。

また最近、私が前歯などの見た目の美しさが非常に大事なところに使用している“アンキロスインプラント”のシステムには、この“セルコン(ジルコニア)”を使った土台があり、今後は前歯の歯の無いところには、アンキロスインプラント→セルコンといった修復が多くなりそうです。本日は、技工士さん対象に、このアンキロスインプラントの上部構造(被せ物)製作についての説明会もあり、一緒に勉強させていただきました。

本日、久しぶりにラボスクエアを訪れました。毎日朝から晩まで、患者様のために一生懸命歯の製作をしている技工士さんに感謝し、これからも常に患者様のニーズに応えるため、新しい技術を導入する姿勢を保ち続けていきたいと思います。

マイクロインプラント矯正

6cd837a8.jpg本日は、松風の主催するマイクロインプラントによる矯正治療のセミナーに出席しました。
当院では通常、矯正治療は矯正専門医の先生にお願いしているのですが、最終的に歯の修復・補綴をする前に、どうしても歯の移動が必要なケースもよくあり、そのような部分的な小矯正は担当歯科医師も行っています。

私自身も、大掛かりな装置をつける矯正は、専門の先生にお任せしていますが、日常的にインプラント(人工歯根)治療を行うようになってから、何とかインプラントを固定源にして、簡便な方法で歯を動かすことはできないか考えていました。

そんな時、本日の講師である林治幸先生の著書を読んで、これなら私の臨床でも有効に使えると思い、早速セミナーの申し込みをしたところ、既に満席(一般歯科GPの間で、多くのニーズがあるのだと思います)。
しかしキャンセル待ちにしておいたところ、本日何とか受講できるようになりました。

マイクロインプラントと言って、わずか1.5ミリ位で長さ10ミリ程度のインプラント(ネジのようなもの)を顎の骨に埋入し、それを歯とゴムでつないで、ゴムの力で歯を動かすというものです。通常、欠損部に歯の代理としてインプラントの埋入手術を行っている者にとっては、植立すること自体はとても簡単です。

本日は、マイクロインプラントを利用した様々な症例を見せていただきましたが、その意義は、ご自身の歯を最大限活かせる口の中の環境をつくることができるということです。
欠損部に入れるインプラントは、そのものが咬める歯として機能しなければなりませんが、こちらは適切な場所に歯を動かすことが目的で、それによっていつまでも自分の歯で咬めるようにしようということです。
その上、矯正で動かした後には、なくなった歯肉や顎の骨まで再生してくれるというわけですから、自己治癒力を活かした素晴らしい再生療法とも言えそうです。

マイクロインプラント矯正治療は、統合医療における自然治癒力を賦活するための口腔内環境整備、オーラルエコロジーの保全のためにも、大きな武器となると思います。

インプラントとNoblesse oblige

aa7ef964.jpg本日は、インプラントのミーティングに、当法人のドクター5名で参加してきました。

午前のセッションは「インプラントの失敗を防ぐために」というテーマで、解剖学の教授、インプラント科の教授、口腔外科の教授3名で、それぞれの立場から、インプラント失敗防止のための考え方をご教授いただきました。

特に、母校のインプラント科教授の矢島先生より、「医療消費者」という考え方、求められる「医療水準」、「メディカルインタビュー」の重要性など、これからインプラント治療を行うための重要なアドバイスをたくさん学びました。

その中で出てきた言葉が、Noblesse oblige(ノブレス・オブリージュ)です。

Noblesse obligeは、フランス語で「貴族の義務」あるいは「高貴な義務」を意味します。一般的に財産、権力、社会的地位には責任が伴う事を言うのです。

インプラント治療を実践する歯科医師は、高い倫理感、そしてこのNoblesse obligeが必要であるという教えでした。
大学病院という組織で、多くのトラブル症例を診て、フォローしてきた経験の中から、教授が1番大切なものがこれであると悟られたのだと思います。

私たちも、この言葉こそ知りませんでしたが、インプラント治療は異物を口の中に入れて機能させるわけですから、常にこのような姿勢を保っていきたいと常日頃から考えていました。


このインプラント・ミーティングの後、夕方から日本ホメオパシー医学会基礎コースの歯科医師のための補講に駆けつけました。
受講生の皆さんは、一生懸命、患者さんへのインタビューから情報を引き出すレパトリゼーションの実習をされてました。

このホメオパシーのホリスティックな問診スタイルが、インプラントのインタビューにつながれば、きっと素晴らしいコミュニケーションがとれNoblesse obligeを果たすことができるのではないかと思います。

インプラント治癒の“場”をつくる

d13b7f12.gif4〜5月の郵船ビル院改装中に、インプラント埋入手術ができなかったため、先月と今月は、ハイペースでかなりの手術を行っています。
もちろん、私はインプラント専門医ではありませんので、通常は総合的な歯科治療のひとつの選択肢としてインプラント治療があるわけです。

特にこの一ヶ月は、上顎にある空洞(上顎洞)の洞底部を持ち上げたり、麻酔専門医の先生に静脈沈静法をお願いしたりするケースがあり、あらためて気を引き締めて手術を行う場面が多く、充実したインプラント診療ができたように思います。

ここで大切なことは、インプラントという異物を生体に入れて、「治癒の場」をつくるわけですから、最大限ご本人の持つ自然治癒力を賦活させてあげなくてはならないということです。

そのために当院では、様々な代替医療を導入し、安心して手術を受けられるよう工夫をしています。そもそも、ほとんど全ての代替医療に共通することは、「自然治癒力の賦活」なのですから。

術前に、専門家によるマッサージ+リフレクソロジーにて全身の調整をします。(本日の患者様も、気持ちよくてこのまま眠りたいと言っていました。)
術後の不快症状予防のため、ホメオパシー投与、局所麻酔と同時に、手および顔のツボにマグネット電極を貼り低周波ツボ通電、術後は、執刀医自ら氣圧療法を行い、患者さんとエネルギーの同調をはかります。(そして、インプラントの正着を祈ります。)

このようなアプローチで、局所的にも全身的にも心地よい治癒の“場”をつくることによって、顎の骨も喜んでそれに応えてくれるのです。

もちろん大切なこととして、患者さんとのコミュニケーションの“場”があることは、言うまでもありません。
大変な手術が終わっても、笑顔で帰られる患者さんが多いことが当院の自慢です。

インプラント技術

d7059f56.jpg久しぶりに、インプラント(歯のないところに、植える金属製の人工歯根のこと)の技術向上のため、研修会に出席してきました。
私たちが、日頃よく使用している日本で生産されているPLATONインプラントのアドバンスコースです。


私も、インプラント治療を始めて、10年近くたちますが、ここ数年の技術の進歩は目覚しく、歯のないところにただ植立するだけでなく、天然の歯とわかならないように美しく、埋めるだけの顎の骨がないときは、骨を再生させてまでも植立できる技術が確立されてきています。

本日も、講師の林先生より、不足している顎の骨を再生させるためのテクニック、その時に使われる補填材料、上顎にある空洞を持ち上げてインプラントを埋入するテクニック、歯を抜いたその日にインプラントを入れるためのテクニックなど、様々な外科技術を勉強させていただきました。


インプラントを希望する患者さんは、なるべく外科的な侵襲(痛みや腫れ)が少なく、手術の回数は少なく、抜いた後早い時期に、しかも自分の歯と同じように見えるように入れて欲しい、そして長持ちして欲しいという要望があります。

当院の成功率は98%ですが、これらのニーズに応えるためには、まだまだ新しい技術向上のための研鑽が必要です。
と同時に、統合医療をうまく活かして、患者さんの快適なインプラント治療そしてインプラント・ライフをコーディネートしていきたいと思っています。

インプラントとエネルギー医学

33d2029d.jpg8月は、いつもの月より少なかったですが、数日ぶりにインプラントの手術がありました。患者さんは、手術後も、いつものように軽やかに帰られました。

当院のインプラント手術の特徴は、当法人のホームページでも紹介している通り、30年以上前から疼痛管理と自己治癒力の賦活に応用していた東洋医学的療法を中心とした代替医療を組み合わせた「統合医療による手術」の実践です。




手術の最終決定前に、通常の西洋医学的検査の他、バイデジタルO-リングテストや波動測定による全身のスクリーニング検査・インプラント体(人工歯根)や麻酔剤・薬剤の適合性検査を行います。
その結果より、サプリメントや漢方薬の処方もいたします。
そして手術当日は、1時間前に来院していただき、マッサージおよびリフレクソロジーにて、全身調整を行ってから施術に入ります。
さらに、手術前の緊張感を取るため、手術後の不快症状発現予防のため、また骨結合を促すためなどの目的でホメオパシーを処方します。

術中は、手と顔面のツボに低周波通電を行います。これにより、術後疼痛・術後腫脹が出ません。

そして、手術終了後、術者自身で必ず首・肩に氣圧療法(氣を入れた指圧)を行います。(写真上)
以前から、このスタイルでやっていたのですが、後に帯津良一先生から薦められたジェームス・L・オシュマン著「エネルギー医学の原理」を読んでビックリ。これは、様々なエネルギー療法で用いられる治療姿勢で、患者さんと術者の生体リズムを同調化させるのに有効な方法だったのです。(写真下)
もちろん、氣を入れると同時に、本来は異物であるインプラントが生体(顎の骨)にうまく結合してくれるよう祈るわけでです。(これも祈祷療法か?)


というわけで、これが手術後も笑顔で帰られる患者さんが多い理由です。



Profile
福岡 博史
歯科医師の福岡博史です。近代歯科医学に代替医療を
ドッキングして、患者様のココロとカラダにやさしい
歯科統合医療を実践しています。

口腔をひとつの生態系ととらえ、その環境を整えるという視点から、歯そしてカラダ全体の健康維持・増進に取り組む「オーラル・エコロジー」を提唱中。
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「統合医療」って、
ご存知ですか?
私達が通常病院や歯科医院で受けている近代西洋医学と、
東洋医学をはじめとする各種代替医療・伝統医療の優れた面を組み合わせて治療する、
患者さんを中心に考えた医療のことです。
「科学」(近代医学)と「心」(代替医療)の統合医療、
「科学」(実学)と「心」(哲学)の統合経営を目指して、
このBlogを書いています。







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