January 2006

January 22, 2006

ちょっと休憩します

 ここ1ヶ月間、なかなかプログにアクセスできなく、おかしいなと思っていましたが、ライブドア・ショックとなにか関係あるんでしょうか? それともボクのパソコンのせい? プロバイダーのせい? 大阪の会社と合併してから、たしかにアクセスは悪くなったけど。

 プログを始めた当初、ライブドアプログは写真の扱いが簡単だったのが魅力で使い始めたんですが、ひとつの文章をアップするのに10分も15分もかかってしまう現状です。ですので、しばらくこのプログ、休止します。

 しかし、ホリエモンとその一味、やってくれますね。あんなに急成長するって、なんかウラがあると思ってましたが、やっぱりかという印象です。ボクとほとんど同世代の若造たちが、資本主義を大義名分にあそこまでやるんですから、頭の賢さは認めますが、なんかテレビゲーム仲間で家のなかでこそこそやっている、という暗い輩たちに見えてしまいます。

 いろいろ地方を回って取材していると、最近の人たちは”動かない”という印象を受けます。石川県の某町に行ったとき、こんなことがありました。町に働く人を見かけず、一番多くいたのが役場だったのです。その町では伝統産業が廃れかけているにもかかわらず、です。公務員として建物のなかでパソコンだけを相手に過ごしている。どうも納得しがたいものでした。その町にとって、なにが大事で、そのためにはなにをすればいいのか。なにも考えていない。

 建てもののなかで身体を動かさず、お金と理屈を動かすだけで、いい金を貰っている。なにか、日本の世の中全体がそんな人たちばかりになっているような気がしてなりません。いずれなにか大きなものが逼迫、破綻するのではないか?という不安さえ感じます。

 ボクからの警笛なんてなんの力も持ちませんが、そんな言葉をもって当プログを終わりたいと思います。どうもありがとうございました。

January 17, 2006

阪神・淡路大震災 黙祷

 あの阪神・淡路大震災から11年です。朝からニュースで放送していますし、関西ローカルニュースはどこもトップニュースで扱っています。

 我が娘が通っている安井小学校も、今日は防災訓練だったそうです。この時期は地震についての話も多いようで、つい一週間前から、娘は地震関連のニュースに一所懸命でした。教育の影響は大きいものです。

 ただ、驚いたのは防災訓練前に黙祷をしたということ。小学生に黙祷って、意味が分かるのかなと思うけど、そんな問題じゃないんでしょう。気持ちを教えるという意味だと思います。

 意外なところでは、近所の関西スーパーが12時に一斉に店内で黙祷します。やはり、西宮は震災に敏感です。

 こうして生きさせていただいていることに、感謝。

January 16, 2006

阪神西宮駅駅員のいやなひとこと

92718e29.JPG この正月休みに、いつもながらUSJに行った。 
 USJにいくときは、いつも阪神西宮駅でこどもの分だけ往復割引きっぷを買う。このきっぷ、自動券売機では買えないので、改札の係員に申し込むのだが、しかし、この日はちょっと頭にきたことがあった。駅員の態度だ。会話としては、こんなかんじだった。

「すいません、ユニバーサルシティまでの往復きっぷください」とこれは我が子。
「往復きっぷ? 20円しか安くならないよ」

 かちーん!

 駅員が自らの商品にたいして、そんなこと言うか、しかし。子供はポカンとしていた。

 どうも言葉の裏にはこんどの2月から発売開始になるピタパカードの意識がありあり。絶対、そんなカードに入ってやるもんか。

 タイガースで儲けてるのか、村上問題でモヤモヤしているのか。いろいろと詮索したくなる駅員の態度だが、ちょっと寂しい。
 

 

January 15, 2006

西宮の学力

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『学力を育てる』(岩波新書)を読んだ。
 子供を持つ親にとって、我が子の学力とはやっぱり気になるもんである。そんわけで、たまたまタイトルだけで手にとってしまったこの本。昨秋に出たばかりだが、一晩で読んでしまったほど、面白かった。子供の学力について、なぜ差が出るのか。ボクはこのことにずっと関心があったのだが、この本がそのひとつの答えを教えてくれたから。やっぱり、子供は親の背中を見て育つということがよく分かった。

 まぁ、そんな具体的な中身は読んでいただくとして、この西宮プログでは別のネタを。それは、この著者の先生が西宮生まれ西宮育ちの、生粋の宮っ子であること。
 
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January 04, 2006

プログの調子悪い

このところプログの調子がむっちゃ悪いんです。このちょっとした一文アップするのも、30分も1
時間もかかっています。せっかく書いた文が、台無しになっていることもしばしば。そんなに正月って混んでいるいんでしょうか?

 今日も調子悪いし。しばらく時間かかりそうです。

January 02, 2006

飛行機の鉄道の事故雑感

b3c2f2ad.JPG ボクは正月休みでも、平日とおなじような生活をします。ダラダラすると体調が崩れるのと、正月というものに特別な感情を持たないから。旧暦の正月なら季節という大きな意味があると思うけど、新暦じゃ、たんなる時計の問題だけなので。
 そんなわけで、今日は一日読書。今日はこの本を読了。

『あの飛行機事故はこうして起きた』(新潮選書)

 去年は鉄道事故が相次ぎました。ボクはこれらの事故にたいして、いろいろな方面に言いたいことが山ほどあります。そのうちのひとつ、鉄道業界の人にたいして安全意識を「航空業界に見習え」とボクは常日頃から抱いています。
 というのも、航空機がこの100年あまりの間にこれだけ発達したのは、事故が起こるたびにその原因を徹底的に究明し、それを活かしてきたという歴史があるからです。たとえば、今日のように成層圏を飛ぶために与圧した機内のジェット機に安心して乗れるのは、初のジェット旅客機コメットの空中分解事故を徹底糾明した「エルバ島作戦」の教訓が生きています。この本は、こういった航空機の事故史上のうち、重要な8件を解説しています。元パイロットの方が書かれているので、じつに冷静かつ臨場感があるだけでなく、専門用語もわかりやすく説明してくれているので、あたかもこの事故を概観しているような迫力があります。

 鉄道業界には、「決められたことをしていれば事故は起こらない」というような意識があるように思います。ところが航空業界は「人間、ミスは起こる」という考えを大前提にしてすべてが行われています。ここが大きな違いです。たとえば新幹線にシートベルトはありません。荷物も網棚に置いたままです。ところが新幹線の速度と飛行機の離陸の速度は、ほとんど同じなのです。もし、新幹線がなにかの事故に遭ったら。飛んできた網棚の荷物に当たって死ぬ人もいるはず。こうして犠牲者を増やしてしまう要素が、鉄道にはたくさんあるのです。

 そう思ってこの本を読んでいたら、驚きました。日本の航空事故調査のレベルが、あまりにも低いということを知ったからです。あの日航123便の事故調査がじつにいい加減だということにまず驚きましたが、おなじようなずさんな事故調査を、昭和41年の全日空機の羽田沖墜落事故でもやっていたということに、もっと驚きました。

 日本人は、進歩していないんです。ぜひ、一読を。

 

January 01, 2006

スヌーピーとサザエな仲間たち?

0fa341a4.JPG 正月休みは毎年USJに行く。

 最初はハリウッドのテーマパークだったが、日本人には難しすぎてだんだん和風テイストになってきたUSJ。個人的には不満なのだが、それなりに楽しませてもらっている。

 しかし、ウッドペッカーやスヌーピーが和服を着ているから日本人もひどいことをするなと思うが、今年の正月はスヌーピーと愉快な仲間たちも揃って和服を着ていた。

 どうみても、これはサザエさんだよね。少なくともずっと日本で生まれ育ったボクから見ると、カツオくんとワカメちゃんにしか見えない。
hfb58801 at 20:26|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)USJ