昭和歌謡工房 藤 ゆうの『酔歌堂ブログ』 

あなたの自作の詞を大募集中です。ジャンルは問いません。私達と一緒に美しいメロディのオリジナル昭和歌謡を作りませんか。             

2017年02月

春三番

 外は春三番の強風が吹いています。

先週、立ち上がる時にバランスを崩し、足を捻挫してしまった。

リハビリを兼ねてゆっくりと散歩にでも行こうと思ったのだが、

こう雨風が強くてはとても出られる状況ではない。

さて・・・。午前中はワイドショーでも観ることにしよう。 

TVを着けると案の定北朝鮮の話題ばかりで若干食傷気味なワイドショー。 

そろそろ大笑いの出来る話題があってもいいなあ・・・。 

 

生まれて初めて聴いた流行歌。

  ふと考えてみると、私が生まれて初めて聞いた記憶にある流行歌は、
おそらく春日八郎の『別れの一本杉』だったと記憶しています。
そのためか、今でも歌詞をしっかり覚えているのであります。
そんな理由もあり、この一曲は忘れられない楽曲になっているのだと認識しました。

 船村徹の出世作でもあるこの曲と共に私も生きてきたのですが、
とても届きそうな目標ではないことを、私自身も重々分かってはいたのですが、
いきなり心の師を亡くした失望感は思った以上に大きいのであります 。 

巨星船村徹逝く。

  日本歌謡界の巨星、船村徹が逝ってしまった。
従来の歌謡曲の奔流に呑まれる事無く、常に新しい風を吹き込んだ作風は、
いつも私に多大なる刺激を与えて下さいました。

 先生の歌への思いを胸に刻み、わずかでも船村歌謡に近づける様な作品を
目指すことを誓い、ご冥福をお祈りしたいと思います。

 合掌。

 

島倉千代子の『越後獅子の唄』

先日、BSで島倉千代子の特番を観ました。
島倉は幼少の頃から美空ひばりに憧れていて、
『越後獅子の唄』をよく歌っていたと言っていました。

その夜布団に入ると、 その『越後獅子の唄』が私の頭の中で
グルグルと周り出し、歌い始めたのですが、
歌いだしの(笛に〜)の後が思い出せない。
気になって気になってなかなか眠れないのです。

仕方なくパソコンに向かい、ネット検索。
実に便利な世の中であります。
正解は(笛にうかれて、逆立ちすれば〜)でありました。

それにしてもこの 『越後獅子の唄』は、
文字で読むと、かなり怖い印象を受ける歌詞であります。
特に2番の(今日も今日とて親方さんに、芸がまずいと叱られて、
バチでぶたれて空を見あげれば、泣いているよな昼の月)の一節は、
現代ならば犯罪になってしまうような、怖い歌詞であります。 

本家美空の 『越後獅子の唄』は非の打ち所無い、見事な歌唱でありますが、
美空に憧れ続けた島倉の『越後獅子の唄』もまた味わい深い一唱であります。
 
 

演歌はラップ?

御存知でしょうが、演歌の始まりは明治の自由民権運動であります。
川上音二郎が政府を批判する歌詞などを軽快なリズムに乗せて唄った、
『オッペケペー節』が起源のようです。 

これはかつて昭和40年代に大きなうねりとなった学生や労働者階級が、
体制に向かって歌ったプロテストソングと同じなのです。

川上音二郎は片手に 扇子を持って唄うのが彼のスタイルだったようです。
考えてみるとそのスタイルは、現代のラッパー達がしている
パフォーマンスのスタイルとほぼ同じなのです。

要するに演歌もラップも元を正せば全く同じスタイルということになるのです。

『演歌』という言葉はどこかのレコード会社が70年代に作った言葉のようで、
歴史は意外に浅いのであります。
最近の演歌は歌謡曲の中の1ジャンルとして認識されているようですが、
J-POP以外は何でもかんでも演歌と言っている気がしてなりません。
何か新しい呼名を考えても良い時期なのかも知れませんね。

 

外は雪国?

 今年初めての降雪。
散歩はあきらめて部屋に閉じこもり、曲でも作るか。
何を作るのか。
やはりこんな日は、演歌に限るのである。
それにしても今日はしばれるね。
そこで、またまたロッカバラードの名曲『雪国』を聴く事にしよう。


 

旧作整理

 近々ホームページをリニューアルしようと思って、今週は昔の曲整理に追われています。
HPに載せられるような曲はないかと大捜索中なのであります。
この仕事も永くやっていると塵も積もればで、BGMだけでも60分のDATテープで100本以上。
全部聴いていたら、これだけでも100時間以上かかってしまいます。
その他にボーカル物や、外部スタジオでのテープ等を合わせたら気の遠くなる数です。

 やっかいなことに、タイトルを見ただけではなかなか曲想が浮かびません。
曲を聴いてみてやっと微かに記憶があるといった状態です。
年齢的なことなのでしょうか。全く記憶の無い曲もある始末。
これはいよいよ本格的にボケ始めたのでしょうか。

 おまけに耳の調子もあまりよろしくありません。
右耳にイコライザーが掛かった様な状態が続いています。
高音が聴き取れないのであります。
これは音を商売にする者としては、致命症にならないうちに耳鼻科に行かねば。

 そう言えばつい最近、思いがけない人に詞の提供をお願いしたら、快く承知してくれました。
早く曲作りしたいのですが、毎日このように試聴に明け暮れていて、
なかなか作曲にまでは手が回らない私でありました。


 
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