日々雑感

November 28, 2012

紅葉から落葉の季節へ

CIMG1009近所の小学校脇の街路樹が見事に紅葉している時の写真です。

父が日課としている散歩途中で撮影したものです。写真右わきに塾の屋根がかすかに見えています。

あまりにも美しいので載せてみました。11月の下旬になり、そろそろ落葉も本格的になります。

 自宅前の銀杏並木も落葉が始まりました。路面いっぱいに敷き詰められた黄金色の落葉も美しいです・・・・・、
あまり剥きになって、きれいに掃かず、適度に掃除しようと思っています。

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September 16, 2011

7月/ 8月のキーワード

このブログのキーワード 7月および8月はこのような結果になりました。

7月
浦和一女
埼玉県
合格点
内申点
算数
大宮高校
花田義塾
川越女子

8月
1 評判
2 合格点
3 大宮高校
4 花田義塾
5 埼玉県
6 早さの概念
7 浦和一女
8 理科
9 小学生


塾長日記および花田義塾からのおしらせ(webページ/webログ)は塾生と保護者の方への連絡という重要な面もありますが、こうしたキーワードをみれば、現在はより一層、進学と受験、学校選びと内申点の問題が浮きあがるようにも思えます。本音と建前、を一致させておかないことはどこかしら社会の一般通念のように残っているのは慣習としてやむをえないとしても、受験生にとって真に公平で地域差や、主観的な評価が、客観的な点数に加算されるようなシステム、制度はおそらく首都圏では埼玉県のみが抱えている問題と思われます。

ことは二者択一の問題ではありません。

すくなくとも、受験生が受験校をきめるまでの制度、学校のシステム、校長や学園長などの移動を入学者に知らせないということは公立/私立ともに起こっている問題であり、合格し入学式まで知らされないというのは、果たして「いままでもそうだから」という理由ですまされる問題でしょうか。

また保護者の方の不安につけいるようなあらゆる勧誘的文言や合格保証などといったキャッチフレーズが果たして本当に教育や自立のことを考えられたものなのか、そうした疑問を抱くことが多い。

本塾が埼玉県の私塾としてフルブライトメモリアル基金の視察をうけたのは、塾といえばどちらかといえば、つめこみがメインの「クラムスクール」としてのイメージ、ニュアンスを持つゆえに、「必ずしもそうではない」という事例だったからだろう。実際のところ、多くの学校を視察してきたアメリカの校長や教諭たちは自分たちがもつ「日本の塾」というシステムがいかにステレオタイプだったかを実感したようだった。

キーワード、フレーズから憶測するような記事となった側面は否めませんが、記事としてupしておきたいと思います。

ちなみにh24年度の新パンフレットを6月の時点で新年度版を発行し送付いただたのは、不動岡高校と草加高校でした。




(web担当 佐藤)

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February 25, 2011

思いがけぬ書物の贈り物 東京国際大学商学部教授から

 つい先日、東京国際大学商学部の教授より一冊の書物を頂いた。
その教授は中国山西省の出身の中国人女性である。十数年前に立教大学の大学院生であった頃、越谷中央市民会館で中国語講座を担当し、花田義塾でも中国語講座を開き、3年間ほど、塾生に中国語の指導にあたられた。
私もある期間だったが、その中国語講座の生徒の一人だった。
 
 当時、院生だった彼女は、中国における中・日合弁企業の研究を精力的に行い、常に論文を書いていたのを記憶している。今では年に一度の賀状の挨拶だけで、長いことお会いしていないが、長年業績を積み重ね、現在では東京国際大学の教授となっている。

 今回送られてきた書物『中国の製造業を分析する』は、10人ほどの研究者の共著で、彼女はその内の一章を執筆している。1980年代社会主義的市場経済を実験的に試み始めた当時の中国は、日本企業の「日本的経営方式」から多くのことを学ぼうとしていたが、今日では、中国は「経済大国」となり、その事態は大きく変化している。おそらく、そうした中国変貌の基盤となる基幹産業の構造分析に教授は大きな役割を果たしたのではないかと推察される。

 入試を終え、もう少し時間が出来たら、その論文集を読み、贈って頂いた買嘩教授に感想を書いてお送りしたいと思っている。

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January 13, 2011

◆HGNEWS120号 / 年賀状ありがとうございました

 塾生のみなさん、保護者の皆さま、卒業生の塾生のみなさんからの年賀状ありがとうございました。いよいよ入試シーズンとなります。
 多くのコメントからは塾長、私などスタッフも激励をいただきました。多少お返事が遅くなってしまいましたが塾長のほうからお返事を差し上げております。
 
 HGNEWS120号は12/31の午前中に印刷をし、塾生の皆さんには1/3から配布しております。入試関連の事項は塾長から、また2010年を振り返って、英語クラスクリスマス会などについても掲載しています。(WEB担当 佐藤)

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December 15, 2010

大きな流れ星 ふたご座流星群 

 犬の散歩の途中、大きな流星を一つ見た。12月14日午後11時55分頃だろうか。南天に輝くオリオン座から東の天頂に近い空に鮮やかな流星が横切った。

 細い線と言うよりも、線香花火の芯の発光する光の粒が流れたように見えた。先ほどまで曇っていた空が、深夜12時現在、東南の空は雲が消え、オリオン座、シリウス、プレアデス星団、ふたご座が美しく輝いている。今日から明日にかけ「ふたご座流星群」がピークとなる。
 街中で、空を見上げても、街灯の光に打ち消されて、星は天頂付近しか見ることが出来ない。漆黒の闇中で流星群を見てみたいものだ。

 10年ほど前、確か2001年11月15日ごろ、しし座流星群の時、深夜、増林の田園地帯へ家族と観測に行ったことがある。その年のしし座流星群はもしかすると数百年ぶりの「流星雨」となるかもしれないと言うことで、大勢の人が流星観察に来ていた。一時間に数百から千個近く流星を観測した地点もあったと聞く。私が見たのは一時間に数十個くらいであろうか。しかし、午前4時ごろ火球(大流星)が出現した。空一面しばらく緑閃光色に輝き、地面が昼間のように照らされた。じっと観測していた人たちの間から喚声が上がった。私にとって生涯2度目の火球との遭遇であった


 果たして今晩は、日本でどのような流星が見られるのだろう。先ほど、庭に出て空を見上げると、東南の空は、雲が先ほどよりも広がり始めている。

 おそらく、ふたご座流星が見えるピークは深夜2時から4時前後だろう。仕事をしながら、時々空を見上げてみようと思う。先ほど散歩に行った我が家の19歳の愛犬は2階の寝室で眠っているようだ。先ほど、愛犬と一緒に散歩しながら流星を見ることができたのは幸運だった。



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January 03, 2010

1月2日朝、今年の授業初め

1月2日午前10時から今年の最初の授業を開始した。
今日の授業は中3生の冬期講習。教育指導要領の変更、教科書改訂の前倒し、などもあり、理科第一分野の化学・物理分野の今年の入試対策を慎重に行なっている。

前々からこの日記でも書いている化学変化の「イオン式」、そのほか、物理分野では、仕事量、仕事率の計算問題など、新学習指導要領では復活した学習内容は多く、しかもその箇所は、いずれも理科の学習にとって必要不可欠の重要な内容である。省かれたこと自体が問題である。とは言え、とにかく、中学で教えるべき内容が長い間省かれていたので、それが復活するとなると、いつからそれが入試問題として出題されるのかが問題となる。

本塾としては夏休にその方針を決めた。入試に出題されるかどうかは別として、これまで通り教科書を越えた内容を教えること。しかも、これまで以上に、その内容をしっかりと指導することを。結局、物理・化学分野は高校生になったらすぐに学習する。中学生の時に、基本を教えたほうが、高校生になって困らないし、理解が容易である。

それだけではない。「イオン」「仕事率」「パルカルの原理」「アルキメデスの原理」など、教えたほうが、日頃学習している「理科」が面白くかつ理解しやすいものになるからである。教えるべき内容は、早い時期に教えたほうが「考える」ことを身につけることが可能である。
理科・社会ともに、現在の薄い教科書だけしか教えられなかった中学生は、どこかでその修復が必要である。生徒に聞くと、「移行措置」に関する単元の学習は、各中学校で教えていることはまちまちである。「中和」「イオン」「仕事」に関して、学校で習ったが理解できないという生徒が多い。現在の中途半端な記述の理科の教科書が「理科嫌い」「理科離れ」を多く産んで来た。

何事も問題の本質を教えることが大切だと思う。




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December 20, 2009

大変に忙しい日々です

 12月に入り、毎日の日常が時間に縛られている日々が続いている。
新しい教材を書いたり、作ったり、全国の高校入試問題を全教科解いて傾向と対策を練ったり、中学入試の算数問題を解く「新しい解法」についてまとめて考えたり、高3生が受験する大学の過去入試問題を解いたり、センター試験の予想を考えたり、とにかく、日々、朝から深夜まで、ほとんどの時間が仕事である。

 それを辛いとは思わない。体力と精神力がないと出来ないのは言うまでもないが、やるべき仕事が限りなくあることは、実に遣り甲斐があって楽しいものである。
 とは言いながら、身近に迫っている仕事が忙しい時ほど、ライフワークとして遣り残している翻訳や研究の仕事のことなど、逆にが気になり始める。不思議なものだと思う。時間は、いつも自由にならない。外的から強制力を持った時間と、内的な固有時間が、いつも同時にシンクロナイズしながら、自分の意思を越えたところから半ば必然的な様相を帯びて、「時間」は向こう側からやってくる。

 ところで、昨日は、高校3年生と中学3年生の塾生から嬉しいメールが二つ届いた。「先生、大学に受かりました」「先生、今回の北辰テストは過去最高の成績(73.1)でした」

 大学受験、高校受験もいよいよ大詰めを迎える時期である。
来週後半から冬期講習が始まる。今年は、受験生は、12月31日と1月1日が休講で、それ以外は特別授業を行なう。
すでに、この時期から、受験生は毎日、塾の開門と同時に教室にやってくる。また、受験生以外の塾生も、部活がないときは、土曜日などは午後2時から塾へ勉強に来る。

 もちろん、塾は勉強をするための場所である。同時に、勉強以上の何かを得るがために来る場所でもある。勉強以上の何か、それは、現在の自分にとって、あるいは将来の自分にとって、自分の生きる核となる意思とその方向性の模索である。目先の点数目標だけではない何かを塾生は求めている。塾生の一人ひとりの目を見ていると、言葉としては言いがたい、その視線をいつも感じる。親にも学校にもうまく言えないが、私にはどうしても伝えたい「心」の存在を感じる。それは言葉にならない言葉で
ある。皆が皆雄弁に自己を語れるわけではない。自分の心を他人に伝えたいと思う姿
勢と誠意を持つことがまず大切である。

そうした心と志を持った塾生は、その人が語らずとも、その本意はすぐに察知できるものである。



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November 17, 2009

料理を作るのは好きですか?

 昨日、英検2次面接試験が実施された。試験会場の時間帯によって、A/Bと問題が異なるが、今回は、その一方の問題が難しすぎたようである。A/B問題の違いで、合格者数が大きく異なる可能性があると思うが、英検協会は、問題の差異による評点のズレをどのように修正するのだろか?興味深い。

ところで、話は変わるが、英検2次の面接練習をしていて、次のような問いがあった。
Do you like cooking?

多くの生徒はyes 答える。
すると、次の問いは、
Please tell me about it?

自分が出来る料理は? オムレツ、カレー、パスタ、など声が上がる。
「パスタは、どんなパスタ?」と尋ねると、「?」・・・「ナポリタンかな?」「ミートソースかな?」という返答。
あまりパスタ料理を食べていないようだ。ファミリーレストランでは、パスタの種類は差異化されていないようだ。
実は、私も妻と結婚する前は、素材の差異による限りないパスタのバリエーションを知らなかった。数日前に、妻が、いとも簡単に、新鮮なブロッコリーを使ったオリーブオイルベースのパスタを作ってくれた。実に美味かった。
最近、美味しいパスタが食べられる店が、近所になくなったのが残念だと言う話題になった。以前、東越谷に「ラ・メンテ」というイタリアンの店があった。季節の素材をうまく使ったパスタが実に美味しかった。ランチは1000円でサラダ・パスタ・デザート・エスプレッソ。始めは宇都宮シェフ、その後の小宮シェフ、二人のシェフの料理は、実に美味しかった。月に一度くらいしか行かなかったが、私たち夫婦が行くと、シェフがわざわざテーブルにまで来てくれ、今日の料理の素材や、特別にイタリヤで買い付けたオリーブオイルについて、話してくれた。今思うと、実に楽しかった。ラ・メンテがなくなり、小宮シェフは恵比寿でイタリアン料理店を開店した。

妻とよく話すことだが、料理に使う油は重要だ。我が家で「サラダ油」なるものは使ったことがない。オリーブオイル中心である。野菜、魚、肉、それぞれの素材の持ち味を生かすことの出来るオイルである。我が家は魚が中心の料理。和食ははごま油。ごま油も美味い。昔、御茶ノ水・山の上ホテルに有名なてんぷら料理の店があった。そこはごま油。高名な作家や批評家たちが傍らで食事をしていた。

私は料理名人のおかげで、多くの料理の作り方の基本を知った。基本を知ると、後は素材を生かしたバリエーションである。それは料理の「レシピ」ではなく、それを作る人の「創意」である。
料理は実に奥が深い。楽しい。
我が家には料理名人がいるので、私などが作るチャンスは少ないのだが、最近は、私の作るリゾットは、家族にほめて貰えるようになってきた。ボルチーニ茸と他の茸類を組み合わせたリゾットが私の定番となりつつある。
我が家のチーズとオリーブオイルの消費量は、イタリア家庭並かもしれない。

この時期、忙しすぎて、私の料理の出番はほとんどない。妻が見えない速さで、複数の料理を同時に作り、その瞬時の合間に研究論文を書き、膨大な文献を見ている。そういう姿を傍で見ていると、私ができるのはハーブティーや紅茶を入れ、食器をならべるくらいである。
 料理は生活であると同時に、文化である。私は、どんなに忙しくてもその文化を大切にしたいと思う。しかしながら、そうしたささやかな料理の文化を堪能させてくれる店が減りつつある。違いの判る客をもてなす店が経営できないような社会は、虚しい。

日々の食事、贅沢はいらない。素材を大切にし、安価で、美味しく、健康にもよい料理を楽しむ、そうしたゆとりは、どんなに忙しくとも持ちたいと思う。
 食事と料理は日々の生活の文化的創造である。

食事をすることの重要性を考慮し、充実した給食を完備した学校はそのことをよく心得ている。

 給食設備を持たず、持参の「弁当」をあてにするような私学は、その学校の教育理念を根本から疑う必要がある。中高生の時期、とりわけ中学にとって、昼食は重要な食事である。ただ、食べればよいというのでは、教育の場としての役割を放棄していると言わざるを得ない。
聖徳中学・高校の素晴らしい給食を思い出す。この学校の魅力は、食器も、料理内容も、食事文化であり、教育の一環として捉えていることである。こうした学校は信頼が出来る。

塾生の皆さん、最近、夕食を塾で食べる人が多くなりました。夕食は大切です。家でご飯を炊き、昨日の残りのおかずで、「自分弁当」を自ら作ってみるのもいいではないですか。
















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August 18, 2009

◆言語(語学)と歴史を学ぶ意味

なぜ言語と歴史を学ぶのか、こうした問いについて私の意見は、<現在>を理解するため、という事と長い時間に培われたものを継承していくことが必要だから、と応えたいと思います。

現代は勿論、転換期と発展期においては多言語性、多文化性が挙げられます。
逆に、経済が弱体化し、生産基盤が衰退すると、ナショナリズムや独裁政治が起こりやすくなります。1人1人の能力や特質が見過ごされてしまい、個人が支配を受けやすくなる、結果的に、日常の「生活」も失われ、混乱の中で失われる事のほうが多いのです。歴史とは、「文字で書き残しておくに値するもの」であり、ギリシアからラテン・ローマ時代に起こったものです。つまり、「文字で書き残しておく必要がある」という人ごとに歴史があるともいえます。専門的に学ぶ時には、いくつかの立場から述べられたものを読みこむ必要ありますが、一通りの流れを掴むこと、つまり史観を持つことがまず必要です。教科書のレベルでは、中学後、高校後、それぞれその後に学んだり、生活する中で必要な内容を学ぶことになっています。

最近まことしやかに唱えられているのは「問題解決能力」を育てる教育、ですが、「問題」を発見することにも、「解決」のための諸々の判断と実践にも、共に基盤となる知識や経験が必要です。
歴史的な悲劇の殆どは「良いと思ってやったことが思わぬ結果になった、想定外だった」という事が多いのです。実験やデータも、限定的なものであり、絶対化される根拠には成り得ません。なぜなら、ある「主張」「結果」を裏付けるための「調査」「実験」も可能であり、「意識調査」などは、「その時の些細な気分」「質問と解答の間にあるギャップ」は反映されないため、「不確か」な面は無くならないのです。

「文字を読まない」「先を読まない」ことを奨励するような一般書が売れている昨今ですが、あまり良い傾向とは思えません。

視野を拡げる、客観的に物事を観る、他者の視点を持つ...こうしたことは、分野にかかわらず必要とされることのように思われます。近現代は、分業と専門化の時代ですが、それぞれに専門家された内容をどのように統合するのか、そうした事に大変関心があります。


お薦めしたいテキストとして「文字をよむ」(九州大学出版)を挙げておきたいと思います。(HGWEB担当:佐藤)



文字をよむ文字をよむ
販売元:九州大学出版会
発売日:2002-04
クチコミを見る

線文字B―古代地中海の諸文字 (大英博物館双書―失われた文字を読む)線文字B―古代地中海の諸文字 (大英博物館双書―失われた文字を読む)
著者:ジョン チャドウィック
販売元:學藝書林
発売日:1996-01
おすすめ度:5.0
クチコミを見る

初期アルファベット (大英博物館双書―失われた文字を読む)初期アルファベット (大英博物館双書―失われた文字を読む)
著者:ジョン・F. ヒーリー
販売元:學藝書林
発売日:1996-09
クチコミを見る




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August 15, 2009

◆アクセスページを更新

検定で外部受験される方もいらっしゃるのでアクセスページを更新しました。
「花田小」を通る朝日バス利用が公共機関の利用としては一番便利かと思います。
新越谷(JR南越谷)から、また越谷駅西口からのバスも利用できます。
越ヶ谷高校がある通り(青葉通り)を直進、花田小裏門のある道を曲がるとすぐとなります。

暑い日が続きますが、塾舎の玄関わきの木にあるウィンドチャイムの音色が涼を感じさせます。塾内にはウィンドチャイムが3カ所あります。一つは塾長が以前ニューヨークの美術館で買ったものらしく、玄関脇にあるのは私が音色の多さに惹かれて買ったものです。もう一つは東南アジアのココナツと竹でできたもので、これは金属のものとはまた風情がことなり、ゆったりとした音色を奏でます。風にも風土、文化の差異が彩られているように感じます。日本のものは硝子の江戸風鈴、以前奈良でみつけたものは涼やかな鐘の音を奏でます。あの銅鐸も風鐸として、それぞれの風の音を奏でたのでしょう。人間は古くから無形の、音色を愉しみ日常を飾っていたのでしょう。
空調でしめきりにしてしまう現代の夏とは違う愉しみがあったのではないでしょうか。
今年は乾いた風が吹く日が多いように感じます。
先日行った木星観測(8/12)は、とても大きく耀く木星が観られたとのことです。


(HGWEB担当 佐藤)


unica at 22:26|PermalinkComments(0)

◆アクセスページを更新

検定で外部受験される方もいらっしゃるのでアクセスページを更新しました。
「花田小」を通る朝日バス利用が公共機関の利用としては一番便利かと思います。
新越谷(JR南越谷)から、また越谷駅西口からのバスも利用できます。
越ヶ谷高校がある通り(青葉通り)を直進、花田小裏門のある道を曲がるとすぐとなります。

暑い日が続きますが、塾舎の玄関わきの木にあるウィンドチャイムの音色が涼を感じさせます。塾内にはウィンドチャイムが3カ所あります。一つは塾長が以前ニューヨークの美術館で買ったものらしく、玄関脇にあるのは私が音色の多さに惹かれて買ったものです。もう一つは東南アジアのココナツと竹でできたもので、これは金属のものとはまた風情がことなり、ゆったりとした音色を奏でます。風にも風土、文化の差異が彩られているように感じます。日本のものは硝子の江戸風鈴、以前奈良でみつけたものは涼やかな鐘の音を奏でます。あの銅鐸も風鐸として、それぞれの風の音を奏でたのでしょう。人間は古くから無形の、音色を愉しみ日常を飾っていたのでしょう。
空調でしめきりにしてしまう現代の夏とは違う愉しみがあったのではないでしょうか。
今年は乾いた風が吹く日が多いように感じます。
先日行った木星観測(8/12)は、とても大きく耀く木星が観られたとのことです。


(HGWEB担当 佐藤)


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August 05, 2009

アメリカの世論調査 原爆に賛成60%

原爆投下に関する最近のアメリカの世論調査である。


米国で6割が原爆投下賛成 若年層ほど支持低下
2009年8月5日 10時02分

 【ニューヨーク共同】米キニピアック大(コネティカット州)は4日、第2次大戦末期の米軍による広島、長崎への原爆投下について、米国内で61%が「正しかった」と回答し「間違っていた」は22%だったとの世論調査結果を発表した。

 それによると、党派別では「正しかった」は共和党支持者の74%で、民主党支持者の49%を大きく上回った。「間違っていた」は、共和党13%、民主党29%だった。

 年齢別に見ると「正しかった」は55歳以上が73%だったが、35〜54歳が60%、18〜34歳が50%と、年齢が下がるほど原爆投下への支持は低下。男女別では「正しかった」は男性72%、女性51%だった。

 同大のピーター・ブラウン氏は「第2次大戦の恐怖を記憶している有権者は(原爆投下の決定を)圧倒的に支持するが、冷戦時代に核の恐怖の中で育った世代など、若くなるにつれて支持が落ちている」と分析している。

 調査は7月27日〜8月3日、全米の有権者2409人を対象に実施した。



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July 02, 2009

夏の天体観測

今年はガリレオ・ガリレイが望遠鏡を用いて天体観測をしてから400年目にあたる。ガリレオが木星の4大衛星を発見したのも、そのときである。その木星の観測に、これから絶好のシーズンを迎える。
今年も夏休みに、いくつかの注目するべき天文現象が見られる。
そのつど、本塾も天体観測を行なう予定である。

今夏の主な天文現象の筆頭は、なんと言っても、7月22日の日食だろう。
皆既日食が見れるのは、奄美大島北部、トカラ列島、屋久島、北硫黄島。
部分日食は全国各地で見られる。関東では70パーセントの食
(太陽の7割が月の影になって欠ける)が見られるそうである。こうした日食の観測には色のついた下敷き、墨ガラスなどを用意するとよいだろう。肉眼で太陽を直視することは絶対にしてはならない。まして、望遠鏡を太陽に向けるようなことをしては、一瞬でも目を焼いてしまうだろう。失明する。とにかく、太陽の観測は慎重に行なうことが必要だ。
木星も次第に接近し、明るさを増している。木星は太陽系最大の惑星で、小さな望遠鏡でもガリレオ衛星は見ることが出来る。時間とともに、4つの衛星が位置を変えていくのわかる。そのスケッチをするだけで、夏休の自由研究となるなるだろう。
木星の衝(太陽から見て地球、木星が一直線上になること)は8月15日。−2,9等級の明るさが予想されている。太陽、月、金星についで明るい天体である。
ところで、その金星は、現在、「明けの明星」で、夜明けの東の空に見ることが出来る。とにかく明るい。明るさは−4等級ぐらい。天気が良かったら、ぜひ早起きをして東の空を見てみよう。日の出の1時間から30分ぐらい前がよいかもしれない。午前4時前がいいだろう。

流星では、3大流星群の一つ「ペルセウス流星」が8月12日・13日前後。月の明るさが期なるが、晴れた空気の良い空なら、流星をいくつも見ることが出来るだろう。

hgprojet at 15:26|PermalinkComments(0)

June 24, 2009

アメリカからメールありがとう

M君兄弟、元気ですか。弟のA君、この日記にときどきコメントをしてくれてありがとう。日本にいれば、今年は中学2年生。アメリカでは9月から中3生になるのだろうか。昨年の夏は英検準2級に高得点で合格。本当に優秀だと思った。今頃は英検2級レベルは超えているだろうと思う。昨年は漢検も必死に頑張って、目標より1級上の級に合格したのを、懐かしく思い出します。
塾生一同、君の帰国を楽しみしています。イングリッシュ・クラスの小学生たちも、君と一緒に楽しく英語カードゲームしたのを覚えています。

アメリカでの近況を時々報告してください。
問い合わせのあった数検ですが、
実施日は8月22日(土)。申し込み締め切りは約1ヶ月前。日程が調整つけばぜひ受検してください。漢検は8月21日(金)に実施します。受験する場合はなるべく早く連絡をしてください。

hgprojet at 01:14|PermalinkComments(0)

May 31, 2009

大学生、頑張れ 島田雅彦のゼミ応募試験に合格、その後

高校生の授業の日に、本塾中高クラス卒業生である大学生がよくやって来る。
ーードイツ語、フランス語のこのテキストが分からないので教えてほしい。ーーフランス語の文法の基本テキストを教えてください・・・など、大学1・2年生はたいていは語学に関する質問が多い。
大学3年以上になると、質問・相談に来る内容が大きく変わる。
本塾出身の学習院大学ドイツ文学の専攻学生が、慶應義塾高校へのドイツ語の教育実習のための相談に来たこともある。「私より高校生のほうがドイツ語が出来ます・・」という相談があったり、卒業論文のための相談、就職活動の相談も多い。

先日は、法政大学3年生のS君が尋ねてきた。昨年フランスへ留学して今年は本格的にゼミ活動。ゼミの担当は島田雅彦教授。日本の作家を代表する一人。
国際的評価も高い。希望者はニューヨークの島田雅彦にメールを出す。その作家のゼミへの応募試験に合格し、授業が始まると、「自分で映画を作る」というテーマが出される。ゼミ参加の学生がそれぞれ「テーマ」を発表し、その中から一つが選ばれて、全員でそれを「映画」に作り上げる。実に面白いゼミである。島田雅彦は大学生をうまく遊ばせながら、「作品」を作るという体験を複数の人間で共同化させる「実験」を授業で行なっている。彼の小説の材料に役立つ資料を授業で作っている。
結局、S君のテーマが採用され、今映画を作りつつあることが判明。このテーマ作りには本塾の高校生も「参加」しているので、今後の成り行きが気になるところである。
 
本塾の高校生クラスを卒業した大学生はよく塾へやって来る。
年に何回かは自宅へ招いてドイツ、フランス「外国語 映画上映会」を行ったり、現在の問題を話あったりもする。
小学生から大学生まになるまで教えている塾生が結構多い。上の学校に合格しても、常にその先がある。今年から大学2年になる法学部の学生は2年になってから常に何冊も本を読むようになっている。ある塾生は、大学を卒業し就職したものの、今の仕事を続けながら、新たな進路を考え、大学院へいく準備をしたいと話していた。
いつでも、よき相談相手であり、よき先輩、よき教師でありたいと思う。卒業生の塾生のみなさん、いつでも待っています。近況の報告に気軽に
訪ねてください。突然の来訪を楽しみ待っています。

hgprojet at 23:41|PermalinkComments(0)

August 30, 2008

夏休宿題、最後の追い込み

この時期、「自由研究」の宿題を残している塾生が多い。
塾生の中には塾で行った「天体観測会」を自由研究のテーマに選んでいる人がいる。「木星・ガリレオ衛星のスケッチ」がよくできている。観測会では、望遠鏡を覗いている人に、見えるガリレオ衛星の数と、位置を覚えるように繰り返し言ってきた。
本格的に観測を望んできた塾生は「スケッチ」をした。衛星は時間とともに移動し、4つのガリレオ衛星の配置は異なっていく。その時間的差異を観測できた人は、自由研究として一級である。天体現象は、二度と繰り返されることはない。その一回性の宇宙的出来事を観測し、記録したことになる。地球天文台の仕事を担ったことになる。

なぜなら、今、その瞬間、天体望遠鏡で、その天体の宇宙空間を見ている人間は、自分だけかもしれない。そこになにが起きているかは、常に未知との遭遇である。地球も、太陽も、銀河系も常に動いているのだから、我々は、いつも異なる時空のなか移動し、旅している。元の戻ることは二度とない旅である。あなたの部屋の時空も、昨日の同時刻の時空から1800km/s×3600s×24だけ移動している。

そうした宇宙感覚を持つことは重要だと考える。その理由はすでに何度も書いてきたが、今日のように世界中で戦争とテロと殺戮が行なわれ、天変地異が起きている地球の住人として、やはり、地球が宇宙の一天体であり、やがて消滅する惑星であることを認識しておくことは、季節の変化で鳴く蝉の種類が変化し、日差しの陰影と角度が変化しているのと同じくらい「感性」としての経験であると思う。

hgprojet at 01:35|PermalinkComments(0)

August 03, 2008

天体観測の望遠鏡

ffab820e.JPG塾の天体観測で使用している望遠鏡です。
大きいので、持ち運びは大変ですが...

鏡筒をとりはずして台座だけでも15キロ以上はあるそうです。
塾長によれば8/2の木星観測では小学生、中学生、高校生も授業の合間に観測をしたとのこと。無事に一回目の観測ができてなによりです。

夏休み中に月の観測も予定してるようです。
月の表面のクレーターがはっきりみえて綺麗なのでぜひ参加してください。
(WEB担当/佐藤)

hgprojet at 20:28|PermalinkComments(0)

August 02, 2008

待ち遠しい星空 木星、今がチャンスなのだが

梅雨明けはしたものの、夜はたいてい雲が広がり、星空は見えない。薄雲を通して、木星がぼんやりと光っているが、望遠鏡を向けるには至らない観測条件である。うす雲が掛かっていると、ガリレオ衛星すら見えない。表面の模様も見えない。初めて天体望遠鏡で宇宙を観察する生徒たちを失望させたくないので、出来るだけ好条件になるのを待っている。月は今日8月1日が「新月」(確か今日は地球のどこかで「皆既日食」が見られたはず)、8日に「上弦」、15日に「満月」。となると、木星と月を同時に天体観測するのに最適なのは、週明けから12日前後。満月に近くなると、月の強い光のために惑星の光は消されてしまう。

また、12日から14日にかけてはペルセウス座の流星群が見られるのも楽しみである。この時期、夜晴れたらいつでも観測会を行なう予定である。

「天体観測会」を夏休の「自由研究」にしたいと考えている塾生も多いように見受けられる。木星のガリレオ衛星の時間刻みの動き方、スケッチの方法、観測の目的、方法、考察の要点など、分析など、希望者には詳しく教える予定である。
この夏休みをきっかけに、宇宙や、天文現象に興味をもち、宇宙的な想像力豊かな感性を育んでもらいたいと願っている。

流星観察は、天体望遠鏡を使わないので、天気が良かったらぜひペルセウス座の流星観測をするとよい。空を眺めていると、視界の中に、流れ星が掠めていく。そのときのなんともいえない感動は、やはり自分の目で見てみないと分からない。運がよければ、大きな流星・火球と遭遇することもあるだろう。空が数秒、緑がかった閃光で真昼のようになり、流星痕が見える。これは夢かと、思うような体験である。
昔小学生の頃、東京の夜道を歩いていて、大火球と遭遇したことがあった。緑色の閃光が空から落ちてきた。突然足元まで明るく緑色に照らされた。その体験を人に話しても信用してもらえなかったが、後年、大火球の存在を知り、それが観測された日時を調べてみると、私が見た時期、時刻と重なり、それが同じ時刻、各地で観測された火球(大流星)であったことが分かった。その後、しし座流星群で2回、大きな火球に遭遇した。

こんな天体現象をぜひ、多くの人に体験してもらいたいと思っている。そうやって宇宙好きな人が増えるといいなと思う。


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July 27, 2008

ブラックベリー・自家製ジャム

我が家では今年もブラックベリーが「豊作」である。
一年で一番暑いこの時期、妻も私も多忙である。
そのため、うっかりと、果実の収穫時期を逃してしまう。昨年は、収穫のタイミングを逸し、美味しいブラックベリーはすべて野鳥や昆虫のご馳走と化してしまった。
今年も7月は休日といえる日曜は2日間のみ。夏に限ったことではないが、土曜日は最も授業で忙しく昼から夜の11時30まで授業がある。帰宅するのは大抵24時過ぎになっている。そんな週末だったが今日は一日家で過ごすことができた。

さて、昨年の反省から、妻は、数日前、早朝収穫し、すぐさまそれをジャムにした。混ぜるのはレモンとグラニュー糖だけで、実に純度の高いジャムである。
2つのビン詰めジャムが出来上がった。
家で出来た果実を有効に使うことが出来て一安心。
収穫からジャム作りまで、素早く一連の行動を行なった妻に感謝。
私はただ見ているだけで、時々味見をしたくらいである。
この夏、もう一度作れそうな気配である。







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July 07, 2008

小中高生も大学へ行ってみよう

早稲田大学のオープンキャンパスが8月1・2・3日の三日間行なわれる。

大学のキャンパスには高校生はもちろんだが、中学生も行ってみるとよい。
日本の代表的な大学、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、などの伝統ある大学のキャンパスは、学園祭のときは小・中生の頃から気軽に訪れてみるとよい。

大学の原義イタリア語・ウニベルシタスは「自治の広場」である。日本の都市には「広場」があまりないが、ヨーロッパ、イタリアの各都市を訪れると、町の中には広大な広場があり、その広場に面して教会が建てられている。
日本でそうした「広場」があるのは大小の差異は大きいが大学くらいである。

私は東京に住んでいた小学生の頃、よく大学のキャンパスを訪れた記憶がある。蝉取り網を持って大学構内の蝉を歩き回ったりした。
現在、休日に大学のキャンパスが開かれているかどうかは分からないが、行ってみたいと言う人は調べてみるとよい。行ってみる価値がある。

確か東京大学は日曜日でも正門が開いている。有名な三四郎池(夏目漱石の「『三四郎』)等は、休日は子供連れ家族で賑わっている。また安田講堂正面地下の「中央食堂」は日曜日も午後2時まで営業されている。「学食」料理の味はともかくとして、誰でも利用できる。学食だから安い。「赤門ラーメン」がたしか360円だったように思う。
早稲田大学のキャンパスは正門を含めて、商店街に開かれいる門もあり、近くに住む散歩人・買い物客たちのいわば通り道である。犬を連れた老人もいれば、走り回っている幼稚園児たちもいる。要するに多くの人たちで賑わっている。
そうした大学の「広場」は、大学によってそれぞれ雰囲気が違う。
ぜひ、実際に行ってみると良いと思う。
土曜日などは、部活ばかりやっていないで、そうした大学(または高校)見学をする絶好の日である。日々自宅と学校を往復し、学校案内書を見ているだけでは、その学校の活き活きとした雰囲気や情報は入ってこない。



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