先週の振り返りです。先週は週末のプランであげていた通貨ペアで2回トレードして1勝1敗、週末時点でデイトレのプランニングをしていた通貨ペアで1回トレードして1勝でした。それぞれ振り返っておこうと思います。



CADJPY
日足一波
週足日足レンジトレード

■週末のプラン
週末プランはこんな感じでした。週足日足は上昇波中ですが、高い位置にある週足戻り高値に押さえられての「レンジ圏」。この手の「高い位置」にある戻り高値は下から突撃するとかなりの強敵でしつこい、というのが検証上で僕が知っているところ。プランニング時点では、このレジを再度試して、日足で強い足をつけているので、レンジ下限までは下がるでしょというプランです。これがテクニカル側面での見立てで、トレードの縦糸。
なお、前週の動きでクロス円はクロス横断で日足が強い陰線で確定してきており、4時間では垂れてきた10-20MAが頭を押さえてきている状況。これがトレードの同期面での横糸。
2023_11_19_CADJPY04_


■実際の動きとエントリー
実際の動きとエントリーはこんな感じ。同期面での横糸から、このまままっすぐ下げる可能性はかなりありそうだとみていたのですが、1時間がパーフェクトオーダーを守りつつ、切り上げ線を抜いてくる動きになったので、エントリー。切り上げ線は、ギャップダウン部分をどう処理するか迷いましたが、15分で一番フィットするように引きました。15分まで表示はさせていますが、エントリーは切り上げ線抜けの1時間足確定。相場的に、切り上げ線ブレイクでいっちゃっていいやつだなという認識ですね。その後は、リスクのあるポイントD6で一部決済したのち、ターゲットまできれいに伸びてくれました。
CADJPY2023_11_27_03_






GBPCHF
ノートレード


■週末のプラン
週末プランはこんな感じでした。
2023_11_20_GBPCHF02_

■結果
結果はこんな感じ。4時間赤の四角あたりで下げに行ってますが、レジがないので手を出せないですね。結局、下げに行ったものの、日足でみると分かるように、10-20MAを下に切れずにゆるゆると上昇を続けて終わりました。結果的にネック≒WL切る動きにならなかったのでやることなかったです笑
GBPCHF2023_11_27_03_




USDCHF

4時間一波ショート
負けトレード

■週末のプラン
週末プランはこんな感じでした。自分用のやつなので雑ですが笑
週足日足見ると「下しかない」のですが、この通貨を主に監視する2通貨から外したのは、日足4時間での下落の動きを想定すると、2つ動きが相当できるのですが、
①まっすぐ落とす⇒4時間床ブレイクだが個人的にきらいなやつ(たぶん伸びない)
②戻されると4時間が窮屈
でしんどいなーな感じです。
2023_11_27_USDCHF03_



■実際のエントリー
実際の動きは、①の4時間の床ブレイク。見立ての4時間にも書いているように、ブレイク後に横モミする僕の「苦手なやつ」になるのは目に見えてたのでスルーするつもりだったんですが、1時間が有利な位置で入れる動きだったので、放置すればなんとかなるっしょでエントリー。

結果はというと、想定していた弱サポートにW6でやはり横ばいの動きに とはいえ、ここで利確してもあまりおいしくないので、ターゲットのM6まで届いてくれないかなと放置していたところ、W6切れずに忍耐ゲーム開始笑 1時間が大陽線をつけてあげたところで、いつも通り早々に損切してギブアップ。最後まである意味、「想定通り」の動きでした まあ、やっちまった感なわけですが、直観的に自分に苦手と見えるところは手を出さないことですね笑
2023_11_19_USDCHF06_





NZDCAD
4時間一波


■週末時点の見立て
これも自分用なので適当な感じです笑 デイトレ通貨用のいわゆるBプランですね。この通貨の「チャームポイント」は、週足の切り下げ線の「抜け方」ですね。

2023_11_20_NZDCAD01_




週足の赤い枠内の動きを見ると、美しい「ブレイク」の動きになっているのが分かるでしょうか。左端の赤丸の位置で切り下げ線を試した⇒叩かれてサポートを試しに降りた⇒左側から「安値切り上げ」の動きをつけて再度上げた⇒切り上げ線を試して陰線コマ足⇒上ブレイク。前回の勉強会の最後の方、CHFJPYでお話しましたが、これ、典型的なブレイクの動きで、こういう動きのあとはきれいに伸びる相場(ブレイクアウト)になりやすいですね。

基本的なプランは日足で週足ネックを切って戻してですが、日足4時間を見ると、この切り下げ線を上に抜いたあと、すでにこの切り下げ線への上からの確認(レジサポ転換)を終えているので、このまま上げる可能性もありそうですね。


■実際のエントリー
実際のエントリーはこんな感じ。エントリーのポイントは、昨日、某勉強会で詳しく話しましたが、4時間1時間でひいた切り下げ線。1時間でみると
①3点接触でしっかり意識されている
②サポートになりそうな週足切り下げ線と日足前回高値付近から、安値を切り上げる動きになっている

になっていていい感じですね。ただし、
★1時間の切り上げ線の抜け足が中途半端

です。ということで、実際に抜けたか判断したいのですが、こういうときに日足四本値のDHを切ってくれると分かりやすいですね。今回は、DH=1時間ネックを抜けたので、切り上げ線抜けたんだなということでエントリーしていきました。相場がブレイクアウト系なので、抜け足確定で(波を描くのを待たずに)入れていっています。
NZDCAD2023_11_27_01_


















今週の見立てです。今週も中途半端な感じでなかなか難しかったっす汗


■先週通しての通貨強弱
うちのブローカーだと、先週通しての強弱はこんな感じ。ニュージーランドドルNZD、英国ポンドGBP、豪ドルAUDの3通貨が強く、他は団子状態。米ドルが弱いですね。
 
NZD>GBP=AUD>CAD=CHF=EUR=JPY=USD

強い方から見ていきましたが、クロス横断で方向性が見えるのが、ニュージークロスがニュージー高方向。ということで、ニュージークロスを見ていきましたが、まあまあではあるけど、決定打に欠けるものが多い。野球でいえば7番バッターばっかりみたいな しょうがないので、他のクロス、ドルストレートなどを通して見ていきましたが、いずれも微妙な感じ。。。



■今週主に見る通貨ペア
今週は、決定打には欠けるものの、ニュージークロスを中心に見ていこうと思います。主に見るのは、週足のブレイクの動きが分かりやすいNZDCAD。あとは短期中期でEURNZDを見るかなくらい。ニュージーは、水曜午前10時にRBNZ政策金利があるので、それまでの形づくりを追いかけて行こうと思います。


NZDCAD
先週の短期トレードの続き。週足が10か月に渡って意識されてきたレンジ圏の上側切り下げ線を、先々週ブレイクして確定。週足の底打ちからブレイクの動きは、前回の勉強会の最後のセクションで解説したブレイクの典型的な動きになっていて、とてもきれいですね(⇒CHFJPY)。先々週のブレイク足に続いて先週の週足陽線でネックラインもブレイク。きれいなブレイク系の動きになっているので、週足の次の節目まで、走ってくれないかな、というプラン。プラン通り動けば週足は3週連続陽線になりますが、陽線連続の中を、日足OR4時間で波を描いて上げてくれると、分かりやすいブレイクアウト相場ですね。特に日足の軽くひっかかりそうなラインで4時間が波を描きつつ、パーフェクトオーダーを守りつつ上げるのが理想かな?暴れるとパス。
2023_11_27_NZDCAD03_



■指標・イベント等
今週は大きなところでは、水曜のニュージーランドRBNZ政策金利。このほか、木曜が11月末日で11月の月足確定。金曜が12月月初だが、雇用統計は翌週に発表になるときどきあるパターンですね。

11/27(月)
24:00 米国
米国 10月新築住宅販売件数

11/28(火)
09:30 オーストラリア 10月小売売上高

11/29(水)
10:00 ニュージーランド ニュージーランド準備銀行(RBNZ)政策金利
22:30 米国 7-9月期四半期実質国内総生産(GDP)
24:05 イギリス ベイリー英中銀(BOE)総裁発言
28:00 米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

11/30(木)
19:00 ユーロ 11月消費者物価指数(HICP)
22:30 米国 10月個人消費支出(PCE)
22:30 カナダ 7-9月期四半期国内総生産(GDP)

12/1(金)
08:30 日本 10月失業率
17:00 スイス 7-9月期四半期国内総生産(GDP)
18:30 イギリス 11月製造業購買担当者景気指数(PMI)
22:30 カナダ 11月失業率
24:00 米国 11月ISM製造業景況指数
25:00 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言






今週の見立てです。先週は、米国金融当局から、「利上げサイクルの終了」を示唆する発言がいくつかあり、一気にドル安に振れた一週間でした。ドルインデックスも年初来の「ドル高」の上げを、ほぼ打ち消して終了しました。ぼちぼちインフレも落ち着いてきたしってことでしょうか。とはいえ、利下げに入るのは、来年、というのは変わらなさそうですね。

ドルストが動いたからか、今週は候補がいくつか出てきて、絞る方で色々考える感じでした


■先週通しての強弱
うちのブローカーだと、先週通しての強弱はこんな感じ。
EUR=AUD>GBP=CHF=NZD>JPY=CAD>USD

週足の一覧チャートを見つつ、この中から、クロスカナダ、ドルストレート、クロススイスをチェックしていきました。強さ中庸のスイスが入っているのは、USDCHF, EURCHF, GBPCHFあたりが反転局面かな?という印象を受けたからですね。


■今週主に見ていく通貨ペア
今週ですが、クロススイスからはGBPCHF。もう一枚はUSDCHFにしようかと思ったのですが、同じクロスで一本足打法するよりは、ということで、クロスカナダからCADJPY。ただし、CADJPYはリスクがあり、月足がレジ付近から下げ失敗の動きになっているので、その付近からの買いで、週足が横ばい。レジサポサンドイッチできれいに伸びないケースが多いので要注意。
このほかでは、ドルストレートを中心に、いくつかこうなればこう、で短期プランをたてたので見ていく感じです。


GBPCHF
WL切れば見ていきたいです。裏表でUSDCHFを監視。
2023_11_20_GBPCHF02_


CADJPY
実質的には週足レンジ圏ですね。
2023_11_19_CADJPY04_




■指標・イベント等
今週は大きなものはなし。火曜夜のFOMC議事要旨は、理事が意外なこと発言してたとか、サプライズ要素が飛び出せば大きく動くが、それ以外はシーンという打率低めのびっくり箱笑 いちおう注意。

11/20(月)
27:45 イギリス ベイリー英中銀(BOE)総裁発言

11/21(火)
09:30 オーストラリア 豪準備銀行金融政策会合議事要旨公表
22:30 カナダ 10月消費者物価指数(CPI)
28:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

11/22(水)
22:30 米国 前週分新規失業保険申請件数

11/23(木)
日本・米国 休場
18:00 ユーロ 11月製造業購買担当者景気指数(PMI
18:30 イギリス 11月製造業購買担当者景気指数(PMI

11/24(金)
08:30 日本 10月全国消費者物価指数(CPI)
19:00 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁発言
22:30 カナダ 9月小売売上高
23:45 米国 11月製造業購買担当者景気指数(PMI



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