今週の見立てです。まずは材料集めから。
1.今週の焦点
米FOMC
今週は注目のFOMCで利下げが確実視されています。ただし、先週すでにドル安方向に大きく振れており、十分利下げ分が織り込まれている感じもあります。FOMCでドル高に振れてもドル安に振れてもおかしくない状況に見えますね。実際、現在の焦点は「来年の利下げ継続ペース」に移っており、FOMC後の会見でパウエル議長が何か示唆するかどうかで、動きが変わりそう。
クロス円
日本円については、来週がBOJ政策金利。先週、植田総裁発言やリーク報道などで、利上げがほぼ確実とみられる状況になりました。これを受けて先週は円高方向を試したものの、円安の流れが強く、クロス円はいずれもテクニカルのサポートを抜けられていない状況です。全体に上目線のチャートが継続しており、もう一回円安方向を試すんだろうなという印象。ただし、158円付近が近づくと介入が意識され、上値が重たくなるのはほぼ確実。
その他
今週は、火曜にオーストラリア政策金利、水曜にカナダ政策金利、木曜にスイス政策金利を目白押し。
2.先週通しての通貨強弱
うちのブローカーではこんな感じ。資源国3通貨が強く、円、ドル、スイスが弱い。形式的にはリスクオンですね。
AUD>CAD>NZD=GBP>JPY=EUR>>CHF=USD
強かった方のオージークロスとクロスカナダはいずれもオージー高、カナダ高かなという印象ですが、いずれも週足が一方的な大陰線・大陽線で下落幅が大きすぎ、今週はちょっと手を出しづらい印象。
弱い方では米ドルは上に書いた通りで、ドル安・ドル高いずれに行ってもおかしくない状況。
クロス円も上述の通りで、まだ円安方向を崩していない。
3.今週主に見て行く通貨ペア
今週はドル円を見て行こうと思います。上に書いたように、来週のBOJで利上げ確実報道があっても円安の流れは切れていない印象。注意しておかないといけないのは2点。
①介入:158円ラインが近づくと上値が重くなりそう。また、日本政府筋の口先介入も要注意。
②FOMC: パウエル議長が会見で、来年の利下げを積極的に継続します、的なニュアンスをにおわせると、円高に行く可能性。
なお、見立てでは日足に矢印は書いていますが、上げていくと上値が重たくなりそうなので、基本的には4時間サイズかなと思います。
サブでEURAUDをあげておきましたが、こちらは①戻さない疑惑②戻しても4時間が電車道過ぎて引っ掛かるところがない、ので、かなり派手なプライスアクションつけてくれないと手を出しづらい。ゆるく見て行く感じになりそうです。
4.指標・イベント等
水曜に米FOMC&政策金利。このほか、火曜にオーストラリア政策金利、
水曜にカナダ政策金利、木曜にスイス政策金利。来週はBOJ政策金利。
12/8(月)
08:50 日本 7-9月期四半期実質国内総生産(GDP)
12/9(火)
米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
★12:30 オーストラリア 豪準備銀行政策金利
12/10(水)
10:30 中国 11月消費者物価指数(CPI)
19:55 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁発言
22:30 米国 7-9月期四半期雇用コスト指数
★23:45 カナダ カナダ銀行 政策金利
★28:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)+政策金利
★28:30 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
12/11(木)
09:30 オーストラリア 11月失業率
★17:30 スイス スイス国立銀行政策金利
22:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
12/12(金)
16:00 イギリス 10月月次国内総生産(GDP)





