今日の見立てです。間が空いたので、全体的な状況の整理から。今週はここまで米国の長期金利低下と金利上げ観測が交錯しており、各通貨の強弱はバラバラ。オージー、ニュージーを中心に資源国が強く、日本円もやや高め。ユーロが弱い。

その他、概況としては、ドルスイス、ドル円、ドルカナダの前ドル3通貨は足元の弱めのサポート割れば一旦は下げるかなという感じだが、そもそも今週割ってくるのか微妙なところ⇒定点観測。オージードル、ニュージードルの資源国通貨に関しては、いずれも日足3番サポート上でのもみあいを上に抜くか下に抜くかでシナリオが違いそう。ユーロドルとポンドドルはリスクの高い値位置。

イベント等の状況は
・昨日のカナダ中銀政策金利は金利引き上げの前倒しが発表され、一時的にカナダ高。
・今朝の日銀政策金利は既定路線で大きな反応なし
・今晩ECB政策金利


今日は週末の見立てに沿って、ユーロ円とドル円あたりを見ています。あとはニュージードルは4時間のもみあいを上抜くか下抜くかくらい観察しています。今晩はECB政策金利。

ユーロ円は月曜にショート@132.414。4時間直近安値で半分利確して46、残りは建値。昨日もやりやすそうでしたが、チャート見れなかったので今日引き続き観察中。


指標・イベント等
正午前後 日本 日銀金融政策決定会合・政策金利
15:30 日本 黒田東彦日銀総裁定例記者会見
20:45 ユーロ 欧州中央銀行(ECB)政策金利
21:30 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁定例記者会見
21:30 米国 7-9月期四半期実質国内総生産(GDP)


EURUSD
様子見。日足の買いと週足の売りが戦っているところ。様子見。

GBPUSD
様子見。日足3番サポート上だが、週足の売り下げ起点付近。週足の売りと日足の買いが戦っている。


AUDUSD
様子見。日足3番サポート上で横ばいのもみあい。上に抜くか下に抜くか。4時間の汚さがすごい笑

NZDUSD
様子見。日足3番サポート上でもみあい。上に抜くか下に抜くか。

USDCAD
昨日のカナダ中銀の金利上げ前倒し発表で昨日はカナダ高に振れたが、足元1.23023~1.22795に週足月足弱サポート。ここを下抜く流れを作ってくれないとやることがない。

USDCHF
週足切り上げ線と週足弱サポート(もみ合い抜け)0.9159上でもみあい。ここを下に切ってくれば一旦は下げそう。

USDJPY
下目線。日足ネックライン=WL付近での動きによる。割る動きになるかいったん戻すか。

EURJPY
日足の動きと4時間もみあいの床を抜いてきている動きから今日の目線は下方向。昨日の下髭付近だが、いったん戻しに上げに行くのか戻せず下げるのか見ています。

GBPJPY
週足直近高値レジサポ転換ライン上。週足直近高値~週足直近高値を抜いた日足コマ足包線のコマ足上限155.742付近が意識されている。このあたりを割ってくれば。

今週のプランです。まずは先週を通しての通貨強弱から確認しておきましょう。

■先週の通貨強弱
先週の通貨強弱はこんな感じ。ニュージーとスイスが強く、カナダと米ドルが弱い。このうちカナダは全て調整での陽線コマ足もしくははらみ線。
NZD>CHF=AUD>JPY>EUR>GBP>USD=CAD

さて、通常は最強・最弱といったところから見て行くわけですが、今週はパッとみたところで選んだのが強弱関係が一番中途半端な順序にいる、クロス円。こういうことってあまりないんですが、時々あります。ここで皆さんに質問です笑

 強弱がまんなかあたりにいる通貨のクロスに注目するのってどういう場合??


ではちょっと時間をとって考えてみてください。わかったかな?
答えを書くと

 そのクロス通貨の週足がコマ足だった場合ですね。


コマ足は通常、陽線、陰線、色々混じります。結果、週を通しての強弱関係を考えると、ある通貨よりは強かったが、ある通貨よりは弱かった、がいくつも出るので、強弱での順序は真ん中になってしまいます。でも、こういうケースは、強弱がまちまちでもそのクロス全体としての方向性が一致している場合はよくあります。特に反転の相場の場合にはそうです。

そのクロスの週足がコマ足で揃った場合には、コマ足の中身が4時間でみて同期しているか、日足の流れはどうか、といったことを調べてみましょう。全体として同じ方向を向いている、と結論できれば、その通貨に注目していくことになります。コマ足なので、基本的には反転系での同期になります。勉強になりますね笑




■今週の注目通貨
さて、今週ですが、チャートぱっとみて、クロス円かなーとなりました。どの通貨も週足・日足の20MAを置き去りにしてあげて行ってるところを上から叩かれた感じ。平均回帰で調整下落の流れになれば、ショートを狙いたい感じで一致しています。あくまでも下落の流れになれば、ですが。

なお、今回見て行く平均回帰は、前回の定例勉強会で応用トレードの考え方として解説するつもりで時間がなくてやんなかったやつですね汗


USDJPY
週足日足が高値更新してるのが気に入らないが、頭上に月足実績レジ。週日の上昇が強いので、値動きが乱れるようなら他のクロス円。木曜に日銀政策金利と黒田総裁会見。
2021_10_24_USDJPY01



その他のクロス円はすべて同期しながら天井あたりから売られている状況ですが、週足日足で高値を更新してしまった通貨は足元に3番やその他サポートができていてめんどくさい。ということで、見るなら高値更新に失敗しているユーロ円とオージー円。完全に通貨同期を背景にしたトレードプランですね。笑

EURJPY
日足レジ無し。クロス円同期
2021_10_24_EURJPY01

AUDJPY
月足週足直近高値抜け失敗で週足ピンバー。
2021_10_24_AUDJPY01



■指標・イベント等
今週は大きなところでは、水曜日にカナダ銀行政策金利、木曜日に日銀政策金利と黒田総裁会見、同じく木曜日にECB政策金利とラガルド総裁会見。

10/25(月)
ニュージーランド 休場

10/26(火)
23:00 米国 9月新築住宅販売件数

10/27(水)
日本 日銀・金融政策決定会合(1日目)
09:30 オーストラリア 7-9月期四半期消費者物価(CPI)
23:00 カナダ カナダ銀行 政策金利

10/28(木)
正午前後 日本 日銀金融政策決定会合・政策金利
15:30 日本 黒田東彦日銀総裁定例記者会見
20:45 ユーロ 欧州中央銀行(ECB)政策金利
21:30 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁定例記者会見
21:30 米国 7-9月期四半期実質国内総生産(GDP)

10/29(金)
09:30 オーストラリア 9月小売売上高
18:00 ユーロ 7-9月期四半期域内総生産(GDP)
21:30 米国 9月個人消費支出(PCE)
21:30 カナダ 8月月次国内総生産(GDP)



■その他の通貨
この他では、オージードルとニュージードルは流れによっては短期中期、ドルカナダは微妙だけど先週に引き続いて一応チェックくらい。

EURUSD
様子見。週足はまだ下向きのチャートだけに下目線でみているが、日足以下がめんどくさい。木曜日にECB政策金利とラガルド総裁会見。
2021_10_25_EURUSD02

GBPUSD
様子見。日足戻り高値抜け。全体的には上方向よりで見ているが、週足はまだ弱い下落波。週足のW6を抜けてくれたらロング一択だが、今週は難しいかな。
2021_10_25_GBPUSD01



AUDUSD
日足以上はよくわからない。4時間は流れによっては短期中期ショート。
2021_10_25_AUDUSD01


NZDUSD
日足週足から上よりでみたいが、今週やることはなさそう。4時間は流れによっては短期中期ショート。
2021_10_25_NZDUSD01


USDCAD
水曜日にカナダ銀行政策金利。下目線。先週からの続き。プルバックが入ってショートを検討するには、値幅がやや窮屈。一段深いレジまで戻す場合は、止まるにしても今週なのか問題。
2021_10_25_USDCAD01

USDCHF
下目線。週足ごく弱いレジに対して日足が上げ止まりの波を描いて押し安値ブレイク。見るなら下方向だけど、レジがごく弱いので、同期など他の要素がないとつらい。
2021_10_25_USDCHF01

EURUSD






今週の振り返りです。先週末の見立てをした時点で、「今週は(見立てをするのが)難しかった」と書きましたが、実際、値動きもその通り。難しかった一週間でしたね~。


週末時点での見立て

まず、先週末時点での見立てですが、

・どのクロス?
これは簡単で、オージークロスがオージー高で同期して目線方向が一致している。ただし、難しいのは、どの通貨も日足一波を狙うには中途半端。

・どの通貨?
本来は、オージークロスで1、2通貨選んで見て行きたいのですが、どれも難しい。オージークロスからは消去法でポンドオージーを見て行くことにしていました。その他、同期の背景無し・伸びきり感で気に入りませんでしたが、ドルカナダを日足一波狙い。


今週の振り返り

以上が週末時点での見立てでした。さて、結果はどうなったかということですが、


ドルカナダ
足元の月週の弱いサポートがめんどくさかったので、プルバックしてほしかったのですが、プルバックせず。それなら弱サポートを抜ける際の動きをとっかかりにしてショートするかとも考えていましたが、抜ける動きにならずで、週を通して様子見で終了。
2021_10_23_01


オージークロス
結局、日足一波狙いは諦め、週の頭からオージー高が綺麗だったので、オージークロスを追いかけてデイトレ・短期トレードをしていました。結果は、デイトレが3本、短期トレードが3本の合計6本で4勝2敗でした。2敗はいずれも入れ直しです。

このうち、デイトレ2本と短期1本を振り返っておこうと思います。





デイトレード

AUDUSD ロング 2021/10/20
利確①20、利確② 39 損切 9
平均RR 2.7
AUDUSD2021_10_20_04


8月の鉄板セミナーでやったやつですね。日足ネックライン抜けを1時間の小波で見てのエントリー。鉄板①の位置です。日足10-20が立ち上がっている、4時間1時間マルチタイムパーフェクトオーダー。

とはいえ、日足では明白な伸びきり感。これ、ふだんだったら手を出さないやつですね。この場面では、週末の見立ての予想通りオージークロスがオージー高方向に綺麗に同期して動いていたので、同期の流れに乗って狙いに行きました=通貨同期の使い方。

値位置的にはネック抜いてそのままの上げで日足は伸びきり感。いつ戻しが入ってもおかしくないので、怪しい動きが出たらさっさと利確して終了。ちょうどRBAが金利低め誘導をする宣言を出したところで、1時間はその後急落でした。



GBPAUD ショート 2021/10/19

利確①22 利確②52 損切19
平均RR 1.9
GBPAUD2021_10_19_01


こっちは週末時点で下目線で見ていた通貨です。
このチャートを見て
足元にサポートありますよね?!

と猛烈な勢いで怒られそうですが(笑)、たしかに難しい場面。ほかにもっと易しい通貨があればそっちみたいですよね。
とはいえ、なぜこの場面でショートなのか??この手の質問はよく聞かれるんですが、表現が難しいんだな~汗 「バランス」の問題なんですが、今後みなさんが頭を悩ませるところかもしれないので、少し説明しておきますね。伝わるといいけど。


なぜサポートがある状況でショートなのか?ですが

週足日足チャートパターン:日足がレジからしっかりとしたチャートパターンを完成させてネックを切った「直後」。つまり、下落としては「一番勢いがある」ところなんですね。

通貨同期:上にも書きましたが、オージークロスはオージー高で同期しています。チャートパターン完成直後の勢いに、より大きい・長い流れでオージー高が加わってくるわけですね。

なので、少なくとも週の前半は下方向に力強く下げに行くだろう、って感じがします(週の前半は、と書いたのは、通貨同期の勢いが衰えるにしても数日はかかるでしょという感じです)。最後に

③週足のサポートは過去のサポートだけに、ものすごく強い感じはしない⇒むしろ月足の弱いサポートがこのへんにいるのでじわっと効いてきそうではある。


ということで、「週の前半くらいは売りが優勢な場面になるんじゃないかな?」という推測ですね。ただし買いが強いと値動きが汚くなるので手が出しづらい。このあたりを見極めながら、ですね。

というような微妙なバランスなんですが、感覚は伝わったでしょうか?ライン、トレンドの次ですが、FXはこの手の微妙な「バランス」が見えてくると世界が広がります。エントリーのタイミング取りにも大事ですよね。「経験値」のひとことで片付けられてしまう部分の多くは、こういうバランス感覚だろうと最近思っています。



さて、エントリーですが、週足の弱サポートに触っての日足の戻しが
①本命レジに触って上髭ピンバー
 ここで本命、と書いた理由は前回の定例勉強会で解説した通りですが、日足トレンドを更新したスイングの半値~61.8%戻し(紫色)のゾーンにある、D3レジ。こういう位置にある番号レジはよく効きます。

②日足上髭ピンバーをマルチタイムで1時間で見ると綺麗にH&Sをつけている。その終わりから翌日にかけてのトレンドラインはあるあるパターン

ということで、いったんは下げるよね!とショートを狙って行っています。ただし、足元に4時間押し安値もいるので下げるに従い買いが入ってもおかしくない。ということで、怪しい動きごとに部分利確をして終了しています。




短期トレード

短期トレードはいつもどおりポンドオージー、ユーロオージー、ポンド円あたりを見ていました。今週は週の頭にポン円を見てましたが、東京時間オープン前にいっちゃったのできっちり見送り。あとはオージー高の流れでポンドオージーを見ていました。


GBPAUD ショート 2021/10/22

1時間足の波を見ながら15分・5分足でトレードをしていった場面です。8月のセミナーや定例勉強会で扱った鉄板を15分足に落としただけですね笑 ほんとは鉄板①でエントリーしたかったんですが、見逃したんで②でいきました。結果はRRを見ると、上のデイトレのポンドオージーよりだいぶいいですね。エントリーもらくちんでした笑

利確①23 利確②31 損切 11
平均RR 2.5

GBPAUD2021_10_22_02



この手の短期トレードをする際に大事なのは、
4時間足・1時間足の順張り方向は上か下か
その日の順張り方向は上か下か

をトレード前にしっかり見極めて、その向きにトレードをしていくことです。この日は週足弱サポートに触って戻してきたところですが、日足の強いチャートパターンを考えると、この付近から下げてもおかしくない場所。なぜここから下げてもおかしくないのか?ということですが

①日足急傾斜の10-20MAに押さえられる値位置
②ここに前々日の日足コマ足高値⇒下げるならブレイクされたくない
③ここに4時間戻り高値が重なる
④この4時間戻り高値に対して1時間足が綺麗にチャートパターンを作りかけ

ということで「この日の目線」は下方向で固定してみています。あとは1時間と15分で綺麗なチャートパターンを作って15分10-20右下がり、5分足パーフェクトオーダーで、前回定例勉強会や鉄板セミナーでやった②の位置でのエントリー。らくちんでした。笑






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