今週の見立てです。うーん、今週はむずいっすね。週の頭で見立てを立てるには限界がある週だなと思います。一応見立ては斬りましたが、週半ばまでの動きも見ながら考えていこうと思います。
■先週の通貨強弱
うちのブローカーだとこんな感じでした。日本円がとびぬけて強く、米ドルが弱い状況。
JPY>GBP>CAD=CHF=AUD>NZD>EUR=USD
ということで、クロス円、ドルストレートあたりから見ていきました。ドルストレートはめんどくさいことに、後ドル通貨(GBPUSD / AUDUSD /NZDUSD / EURUSD)は下目線=ドル高、対して前ドル通貨(USDCAD/ USDJPY/ USDCHF)も下目線=ドル安で目線が交差。どっちが正しいのか、週内の動きを見極めていく必要がありそうです。クロス円は戻しの許容範囲(⇒せいぜい4時間足レベル)と、日足レンジ圏を考えると、短期中期以外は難しそう。
■今週主に見ていく通貨
今週ですが、いまいちぱっとしないのですが、オージードルを引き続き下目線で見ておこうと思います。背景はオージークロス下方向。ただし、先に書いたようにドルストも変な感じで同期してるので、すっきりしない感じ。日足20MAが足元にいるのもめんどくさいですね。
このほか、ドルストレートは後ドル通貨主導でドル高方向に行くのか、前ドル通貨主導でドル安方向に行くのか、週半ばまでの動きをおいかけていく予定。前ドル通貨が主導の動きになる場合には、ドルカナダを見ていきます。クロス円は短期中期でやることがないか見ておこうと思います。クロス円では、カナダ円が月足戻り高値に押さえられてコマ足をつけているので、日足押し安値を抜いてくるかも見ておこうと思います。
AUDUSD [週足戻り売り]
先週の続きですね。日足20MAは右上がり、週足は10-20右下がりで、週足戻り売りとしてみたい場面。日足が反転に先週から2週またぎで時間がかかっているのも、週足の反転の問題だからですね。なお、週足の上位足X:月足は、押し安値切って戻ってでショートにエッジです。
AUDUSD [週足戻り売り]
先週の続きですね。日足20MAは右上がり、週足は10-20右下がりで、週足戻り売りとしてみたい場面。日足が反転に先週から2週またぎで時間がかかっているのも、週足の反転の問題だからですね。なお、週足の上位足X:月足は、押し安値切って戻ってでショートにエッジです。
USDCAD [日足戻り売り・たられば]
日足が月レジに対してしっかりしたH&Sを作りにきたので、これはもう下方向しか見れないよね、のショートプラン。とはいえ、サポートの日足押し安値を切ってないので、「日足押し安値」切ればの願望・仮定が入る「たられば」プランですね。
■指標・イベント等
今週は月初のイベント多数。大きなところでは、火曜日のオーストラリアRBA政策金利、木曜の英国のBOE政策金利、金曜に米国雇用統計。
8/1(月)
オーストラリア・スイス・カナダ 休場
17:30 イギリス 7月製造業購買担当者景気指数(PMI)
18:00 ユーロ 6月失業率
23:00 米国 7月ISM製造業景況指数
8/2(火)
13:30 オーストラリア 豪準備銀行政策金利発表
8/3(水)
07:45 ニュージーランド 4-6月期四半期失業率
15:30 スイス 7月消費者物価指数(CPI)
17:30 イギリス 7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
18:00 ユーロ 6月小売売上高
23:00 米国 7月ISM非製造業景況指数(総合)
8/4(木)
20:00 イギリス イングランド銀行金利発表
21:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
8/5(金)
10:30 オーストラリア 豪準備銀行四半期金融政策報告
21:30 米国 7月非農業部門雇用者数変化
■その他の通貨
ドルストレートは、前ドル(USDCAD/USDJPY/USDCHF)がドル安方向、後ドル通貨(AUDUSD/ GBPUSD/ NZDUSD / EURUSD)はドル高方向で目線が逆になっている。週明けの動きを見つつ、どちらか主導するか見ていく予定。後ドル通貨主導でドル高方向に向かう場合は、上で挙げたAUDUSDやGBPUSDあたりを見ることになりそう。逆に前ドル主導でドル安に向かう場合には、上に挙げたUSDCADや、短期中期でUSDJPYあたりを見るかなという感じ。
EURUSD
下目線様子見。月週日が戻り売りの場面で、長期足のエッジが重なる。いい場面だが、日足が中途半端な値位置でもみあいを作っており、レジから下げるにしても形づくりにしばらく時間がかかりそう。
GBPUSD
下目線。週日戻り売りのセットアップ。レジも分かりやすいが、月足下髭ピンバーの高値を切れば、いったん買いが入りそう。W3を守って落とす場合はドルストの同期も見つつ、ショートの検討。
NZDUSD
下目線。AUDUSDとパラレルだが、AUDUSDを優先。
USDJPY
下目線。長期足を重ねると目先の目線方向は下。ただし、日足の押し安値を大きく下に切っており、戻さずそのままサポートまで下げるんじゃないか疑惑。
USDCHF
下目線様子見。週足日足で形を作っているが、波が大雑把でつかみどころがない。