Let the Music Talk

Let the Music Talk「音楽に語らせろ!」。
Hizmiと言うユニットでギター、プログラミングとかをやっているiwaiと言う男のブログ。
音楽に関する事なら何でも語りまくる。
好きな言葉は「音楽は思想を体現する」。こちらはHizmiのサイト。見てね。

ドキドキ!UK (24 Jun. 2016)

2016年6月29日付UKアルバム・チャート 毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 更新遅くなった。先週半ば冗談で「EU離脱も確実」と書いたが本当にそうなった。これから冗談抜きでヨーロッパは激動の時代に入るかな。ヨーロッパだけじゃなく全世界も。
 さて左のお手製の表が6月24日付けUKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。タブを変えるとシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 今週は初登場7組、アップ3組、ダウン21組、ノン・ムーヴァー6組、リエントリー3組なんですが、レディオヘッドが先週の85位から1位に返り咲いてます。これは配信で先行リリースされていた新作がCDでリリースされた為です。ダウンロードでも1位CDでも1位と言うのは珍しいです。
 あとやっとドレイクの新作”Views”を聴きました。これは「遂にPBR&Bはここまで来たか」と言う内容でした。極限まで減らされた音数。曲によりベースが入ってないとかハイハットが入ってないとか非常識にも程があります。音質が向上したミックステープみたいでした。しかし断言出来ます、これは音的には最先端です。この音の上にあのフロウ。凄いと思いました。
 そして<先週初登場の内ライヴァル・サンズ、ガービッジ、ニック・ジョナス、カレオ、モーターヘッド、バンド・オブ・ホーセズが40位圏外へと消えて行きました。ニック・ジョナスがかろうじて100位ですが他は100位以内にも居ません。ガービッジってそこまで売れないバンドになってたんだな。

レッチリ 今週のニュー・エントリーズ
2位 Red Hot Chili Peppers ”The Getaway”
4位 Jake Bugg ”On My One”
6位 Mumford & Sons, Baaba MaalThe Very Best & Beatenberg ”Johannesburg”
8位 Christine and the Queens ”Chaleur Humaine”
21位 Laura Mvula ”The Dreaming Room”
24位 Gojira ”Magma”
28位 case/lang/veirs ”case/lang/veirs”

 2位にレッド・ホット・チリ・ペッパーズの5年ぶり11枚目のアルバム。リード・トラックの’Dark Necessities’を聴いた時に余りに楽器の生々しい音にやられて、つい予約してしまいました。レチのCDを買うのも”One Hot Minute”以来です。アルバムを聴くのは”Californication”以来です。いやこの音、ミックスがナイジェル・ゴッドリッチなんですね。特にベースの弦がフレットが当たる感じとか本当にアンプの前に居るみたいと思いました。そう言えばエールのアルバムでも「すんげー生な音」を聴かせていました。今週の1位と2位はナイジェル・ゴッドリッチのミックスです。

 4位にジェイク・バグの3年ぶり3枚目のアルバム。デビュー作は1位、2ndは3位、新作は4位と段々と順位を下げてます。

クリスティーナ・アンド・ザ・クイーンズ 6位にマムフォード・アンド・サンズの5曲入りEP。イギリスでは5曲入りだとアルバム扱いになるようです。「Baaba Maal、The Very Best 、Beatenbergというアフリカ出身のアーティスト達とコラボした5曲を収録」なんだそうです。で『ヨハネスブルグ』と言うタイトルが付いてます。

 8位にクリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズのデビュー・アルバム。何やよう分からない人ですが、1988生まれのフランス人女性SSWです。2015年のフランス版グラミー賞みたいなヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュージックで最優秀新人賞を貰っている風です。このアルバム自体は2014年リリースで2015年に英語盤がリリースされています。それが何故か今になってUKチャート8位です。

ローラ・マヴーラ 21位にローラ・マヴーラの3年ぶり2枚目のアルバム。デビュー・アルバムは随分売れた印象があるのですが、これまた地味なチャート・アクションです。前作聴いた時は「この人もっとアフリカンな音にした方が他のR&Bシンガーと差別化出来るんじゃないか」と思いました。新作のリード・トラックはアフリカン・テイストはありますがアルバム全体はどうなんでしょうか。

ゴジラ 24位にゴジラの4年ぶり6枚目?のアルバム。1996年フランスはオンドレ出身のメタル・バンド。フランス人が2組もチャート・インするのは極めて珍しい事です。
 でマーティー・フリードマンに「ダセぇバンド名」と言われていたゴジラ。バンド名もダサいですがアルバム・タイトルもダサいです(いやマグマと言うバンド名の方がダサいとは思いますが)。昨年のラウドパークで観て気に入って、気にはしていたのですがここに来て新作が出ました。これは是非聴いてみようと思います。

 28位にケイス/ラング/ヴェイアーズのデビュー・アルバム。これでは何だが分かりませんがニーコ・ケイス、KDラング、ローラ・ヴェイアースの3人の女性SSWがどういう経緯か分かりませんが3人集まりアルバム作ってしまいました。ってこんな地味アーティストが3人集まっても話題になりません。情報が手に入りません。軽く試聴しましたが曲は良いです。

 今週の1曲
レッド・ホット・チリ・ペッパーズで’Dark Necessities’。昔から外人は無茶苦茶やっても怪我しないのか?とか痛くないのか?と思ってましたがきっちり怪我しますし痛そうです。いやしかしこのバフバフ言うバスドラ、良いよね。


クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズで’Saint Claude’。バンドみたいなアーティスト名ですがソロ・アーティストです。


ローラ・ムヴーラで’Overcome feat. Nile Rodgers’。この曲は悪くないのでアルバムを聴くかどうか迷う所です。


ゴジラで’Stranded’。ヴォーカリストが今時シャーベルのギター使ってる辺りが好きです。

ドキドキ!UK (17 Jun. 2016)

2016年6月17日付UKアルバム・チャート 毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 こんなスレが立つ内は木戸衣吹にも人気はまだあるんだと思っている。声優と言うのも不安定な商売だな。種田梨沙なんか2クール前は出まくってたのに、ちょっと出ないとこんな事言われる。こんな事言う奴は「死神声優界期待の大型ルーキー」とか言われる花守ゆみりに謝れ。すまん流石に笑った。花守ゆみりが主役やってる『リルリルフェアリル』の時間は去年田辺留依を使い尽くしたんだよなぁ。田辺留依今年の仕事これだけなのか。
 さて左のお手製の表が6月17日付けUKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。タブを変えるとシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 今週は初登場11組、アップ2組、ダウン21組、ノン・ムーヴァー1組、リエントリー5組なんですが、今週は明らかに頭がおかしいです。リック・アストリーが1位とか21世紀に見たくなかったです。ABCが5位よりまだ酷い。最近の英国民は自重しろと言う感じです。これはEU離脱も確実でしょう。ポール・マッカートニーのベスト盤が1位確実だと思っていたのですが何と3位止まりです。ヴォリュームがあるからでしょうか?そしてELOがいきなり4位。この辺も意味不明です。大体今週のリエントリー5組の内4組はベスト盤で、残る1組もビーチ・ボーイズ。来週は確実にミートローフがチャート・インします。予言です。いやそんな事より何ですかこの大御所の大量出現は?ローゼズやレッチリが若造に見えます。何か「父の日」である事と関係してるらしいんですが。だからチャートにこんなに加齢臭が立ちこめているのでしょうか?
 加齢臭が漂うと言うと今年のラウドパークは加齢臭漂ってます。スコーピオンズとウリ・ジョン・ロートって今は70年代か?いつの間にかチルボドと去年に引き続きメタル・チャーチが出演キャンセルしてます。今年はノットフェス行こうかな。デフトーンズとラム・オブ・ゴッドが出る!残念な事に別の日だが。これでマストドンが出ると自分的現代最高のメタルバンドが全て見れる事になるんだが。
 そして<先週初登場の内バグジー・マローン、デキシーズ、ヴォルビート、ザ・キルズ、ザ・モンキーズ、ティーガン・アンド・サラ、ベアトゥースが40位圏外へと消えて行きました。てかバグジー・マローン以外は100位以内にも居やがりません。それは幾ら何でもおかしいやろ。

ポール・マッカートニー 今週のニュー・エントリーズ
1位 Rick Astley ”50”
2位 Tom Odell ”Wrong Crowd”
3位 Paul McCartney ”Pure McCartney”
9位 Beverley Knight ”Soulsville”
11位 Gilbert O’Sullivan ”The Essential Collection”
13位 Rival Sons ”Hollow Bones”
17位 Garbage ”Strange Little Birds”
25位 Nick Jonas ”Last Year Was Complicated”
27位 Kaleo ”A/B”
36位 Motorhead ”Clean Your Clock”
37位 Band of Horses ”Why Are You OK”

 1位にリック・アストリーの10年ぶり7枚目のアルバム。この人が一応現役歌手な事は知ってましたが何でここに来て1位なんでしょうか?ある意味PJハーヴェイが1位になった時より驚きました。で50歳で”50”だそうです。

 2位にトム・オデールの3年ぶり2枚目のアルバム。前作は1位で今作も当然1位と思われてました。なのにリック・アストリーなんかに1位を阻まれさぞ悔しかろうと思います。合掌。

 3位にポール・マッカートニーのベスト盤。先週「来週はポール・マッカートニーが1位になる」と言う予言をするつもりで忘れてました。予言しなくて良かったです。外れました。それもまさかリック・アストリーなんかに阻まれ。
 このベスト盤ですが通常盤はCD2枚組、デラックス盤はCD4枚組となってます。自分はビートルズにほぼほぼ興味の無い人間ですがCD4枚組の方は「聴いてみようかな」と言う興味を持ちました。これだけのキャリアの持ち主をCD2枚程度で知った気になるのは不可能ですが4枚ならお手軽に聴けて且つ抜けの無い量ではないかと思います。

 9位にビヴァリー・ナイトの5年ぶり8枚目のアルバム。「Stax RecordsとRoyal Studiosがあるメンフィスの地域からタイトルをとった『SOULSVILLE』には、数々の名曲、名盤、名アーティストを生み出したメンフィスに対するリスペクト一杯のカヴァーと、オリジナル曲が、全12曲収録」だそうです。プロデュースはジャスティン・スタンリー。

 11位にギルバート・オサリヴァンのベスト盤。

モーターヘッド 13位にライヴァル・サンズの2年ぶり5枚目のアルバム。相当に評価の高いバンドのようですが自分が好きになれない昔風のブルース・ロック、ハード・ロックをやるバンドです。

 17位にガービッジの2年ぶり6枚目のアルバム。デビュー20年にして6枚しか出していないと言う事を知りました。まぁ一度は解散してたと思うのでそんなもんなのかも知れません。で新作はメジャーを離れ自主レーベルからのリリース。お陰で好き作れたようです。

 25位にニック・ジョナスの2年ぶり3枚目のアルバム。らしいですが2ndがUKチャートに入ったのは去年の事です。前作は16位でした。ジョナス・ブラザーズと言うボーイズ・グループの末弟らしいですが自分はジョナス・ブラザーズ自体を知りません。

バンド・オブ・ホーセズ 27位にカレオのデビュー・アルバム。アイスランド出身の4人組。ロック・バンドらしいです。

 36位にモーターヘッドのライヴ・アルバム。まぁ実際には映像作品でこちらは音源のみを切り売りした作品。レミー・キルミスターの死の約1ヶ月前のライヴ映像。

 37位にバンド・オブ・ホーセズの4年ぶり5枚目のアルバム。良く知りませんがオルタナティヴ・カントリーとかインディー・フォークとかそんな感じみたいです。アルバム・ジャケットは自分的には好きです。

 今週の1曲
ポール・マッカートニーで’with a Little Luck’。別にこの曲を選んだ理由は無いんですが、まぁそこそこ古そうな曲でPVのある曲で最初に見つかったのがこれなので。自分はポールのソロとか全然知らないのでこの曲も初めて聴きました。


モーターヘッドで’Orgasmatron’。この時既にレミーやばそうなんですけど。と言うか覇気がありません。まぁ別にこの時に限らず、もうご高齢なのでこんなものなのかも知れません。


バンド・オブ・ホーセズで’Whatever, Wherever’。この曲はアコースティックで大人しい曲ですが、勢いのある曲もあります。

ドキドキ!UK (10 Jun. 2016)

6月10日付UKアルバム・チャート 毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 『ばくおん!!』を見て上田麗奈、東山奈央、内山夕実、木戸衣吹の豪華キャスト!と思えるようではかなり深夜アニメに毒されていると思う。自覚症状はある。まぁ諏訪部順一と三木眞一郎が出てるなんて豪華だわな。・・・木戸衣吹に久し振りにまともな仕事があって良かった。
 さて左のお手製の表が6月10日付けUKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。タブを変えるとシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 今週は初登場8組、アップ9組、ダウン18組、ノン・ムーヴァー3組、リエントリー2組なんですが、ABCがまだ40位以内に居ます。
 そして<先週初登場の内アーキテクツ、フルーム、ベス・オートンが40位圏外へと消えて行きました。フルームはかろうじて95位にしがみついてますがベス・オートンもアーキテクツも100位以内にも居やがりません。初速のみでした。アーキテクツなんて先週15位なのに。

ポール・サイモン 今週のニュー・エントリーズ
1位 Paul Simon ”Stranger To Stranger”
6位 Bugzy Malone ”Facing Time”
10位 Dexys ”Let The Record Show: Dexys Do Irish and Country Soul”
16位 Volbeat ”Seal The Deal & Let's Boogie”
18位 The Kills ”Ash & Ice”
29位 The Monkees ”Good Times”
30位 Tegan and Sara ”Love You To Death”
35位 Beartooth ”Aggressive”

 1位にポール・サイモンの5年ぶり13枚目のアルバム。「名作『グレイスランド』も手がけたロリ・ヘイリーとのコラボレーション。現代作曲家ハリー・パーチの創作楽器を使用し、伊のエレクトロ・ダンス・アーティストClap! Clap!を起用するなど、新たなサウンドを採用している。」と言う事なのでリード・トラック’Wristband’を聴いてみましたらレッド・スナッパーみたいだなと思いました。ウッドベースが特に。しかし初登場1位は凄いと思います。

 6位にバグジー・マローンの1年ぶり2枚目のアルバム。マンチェスター出身のグライム・ラッパー。グライムやってる人の情報は何故か日本には全然入って来ないんです。今週21位にスケプタなんて人が居ますが結構売れている割には全く情報がありません。多分皆さん色物程度にしか考えていないんだと思います。

デキシーズ 10位にデキシーズの4年ぶり5枚目のアルバム。先週ABCが5位にチャート・インしたのにも驚きましたが今週はデキシーズです。デキシーズってあのデキシーズ・ミッドナイト・ランナーズの事ですよね。前のアルバム位から改名しましたよね?
 一体イギリスでは今何が起きているんでしょう?英国民は80年代に対してどのような思いを抱いているんでしょう?いや80年代は音楽の黄金期ですから、そりゃ色々あるとは思いますが。因みに前作は13位でした。

 16位にヴォルビートの3年ぶり6枚目のアルバム。デンマークのメタル・バンドらしいですがメタルにロックンロール、ロカビリー、パンクの要素をミックスしたバンドらしいです。アンスラックスに在籍していたロブ・カッジーアーノが在籍しているのかしていないのか。前作は居ました。メンバー・チェンジが激しいので今作でも居るかどうか分かりません。

ザ・キルズ 18位にザ・キルズの5年ぶり5枚目のアルバム。ヴォーカリストのアリソンはVV(ヴィヴィ)と名乗ってたと思うのですが。デッド・ウェザーでも活動してます。さっき知りましたがギターのジェイミー・ヒンス(ホテル)はスカーフォの人だったのですね。知りませんでした。この期に及んで知りました。「5年かけて音楽に真摯に向き合い、ステップアップした大人のガレージ・サウンドを聴かせる」とありますが大人のガレージ・サウンドって何ですか?

 29位にモンキーズの20年ぶり11枚目のアルバムにして結成50周年記念最新録音盤。「ウィーザー、デス・キャブ・フォー・キューティ、XTC、ノエル・ギャラガー、ポール・ウェラー等が曲を提供するという話題作」なんですがその割には地味なチャート・アクションだと思います。ビートルズが居たイギリス人はモンキーズには興味無い?

 30位にティーガン・アンド・サラの2年ぶり8枚目のアルバム。アメリカでは随分売れている風ですがイギリスではさっぱりです。見た目が80年代イギリスを感じさせるのですが。

 35位にベア・トゥースの2年ぶり2枚目のアルバム。オハイオ州コロンバス出身のハードコア・バンド。とは言え歌メロなんかは結構ポップです。まぁ商業ベースで考えられたハード・コアって感じです。

 今週の1曲
ポール・サイモンで’Wristband’。歌が入って来るまで本当にレッド・スナッパーみたいと思いました。


デキシーズで’Both Sides Now’。ジョニ・ミッチェルの有名な曲がありますが。


ザ・キルズで’Doing it to the Death’。大人のガレージ・サウンドです(笑)。大人かどうかは分かりませんが映像はカッコイイと思います。

ドキドキ!UK (3 Jun. 2016)

2016年6月3日付UKアルバム・チャート 毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 早見沙織の打線が大正義過ぎる。2軍ですら強い。この上プリキュアになるとか、もう若手では最強でしょ。東山奈央ですらなれなかったのに。なのでこんなクソアニメに出なくても良いんじゃないかな。他の人に譲ってやれよ。関係無いが芹沢優かわいい。流石、斉藤由貴の姪。
 さて左のお手製の表が6月3日付けUKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。タブを変えるとシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 今週は初登場6組、アップ11組、ダウン17組、ノン・ムーヴァー3組、リエントリー3組なんですが、特にこれって感じはありません。ちょっと気になったのは94位のロバート・グラスパーのマイルス・デイヴィスの過去の音源をかなり好き勝手に使わせてもらって作ったリミックス・アルバム。そう言えばこれ買おうかなとか思ってました。しかしロバート・グラスパーをしても94位ですか。ジャズは売れないですね。エスペランサ・スポルディングのアルバムも100位以内に入らなかったですし。
 そして<先週初登場の内ボブ・ディラン、アゲインスト・ザ・カレント、ブルース・フォクストン、デヴィッド・ボウイ、マニック・ストリート・プリーチャーズ、ロンリー・ザ・ブレイヴが40位圏外へと消えて行きました。いやボブ・ディラン以外は100位以内にも居ません。何と言う初速のみ。

ABC 今週のニュー・エントリーズ
1位 Catfish and the Bottlemen ”The Ride”
5位 ABC ”Lexicon Of Love II”
6位 Fifth Harmony ”7/27”
15位 Architects ”All Our Gods Have Abandoned Us”
25位 Flume ”Skin”
40位 Beth Orton ”Kidsticks”

 1位にキャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメンの2年ぶり2枚目のアルバム。理由は良く分かりませんがとにかく売れ続けていた彼等の2ndが出ました。この売れ方だと近年では最も成功したロックバンドと言って差し支え無いでしょう。新作ではオアシスやマリリン・マンソンを手がけたデイヴ・サーディがプロデュース。個人的にはデイヴ・サーディがオアシスやマリリン・マンソンをプロデュースしていた事に驚きました。

 5位にABCの8年ぶり9枚目のアルバム。何を考えて英国民は今頃ABCを5位にしてしまうのでしょう?私は目を疑いました。しかも”the Lexicon of Love 2”って、一応内容は大ヒット・アルバム”the Lexicon of Love”の焼き直しではなく全曲新曲のようです。これでリレコだったら泣いて良いのか笑って良いのか分かりません。いやもう十分おかしいんですけど。

アーキテクツ 6位にフィフス・ハーモニーの1年ぶり2枚目のアルバム。「米出身、平均年齢19歳のダイナマイト・ガールズ・グループ5人組。US版“Xファクター”に出場し2012年誕生。〜中略〜2015年4月にはホワイトハウスで大統領と夫人前でパフォーマンスを披露、米ビルボード誌発表の「2015年最も活躍した女性グループ」に選出」だそうですが、自分は余り興味ないです。因みに前作は18位でした。

 15位にアーキテクツの2年ぶり7枚目のアルバム。ブライトン出身のメタルコア・バンド。ブリング・ミー・ザ・ホライゾンなんかと同じような感じで見られているバンドのようです。邦題『天は我々を見放したか』。

ベス・オートン 25位にフルームの4年ぶり2枚目のアルバム。オーストラリアはシドニー出身のDJ。現在24歳。とにかく評価は高い人のようです。

 40位にベス・オートンの4年ぶり6枚目のアルバム。「ベス・オートンとUKブリストルを中心に活動する、エレクトロニック・デュオ、ファック・ボタンズのアンドリュー・ハングが共同でプロデュースを手がけ、デヴィッド・レンチ(FKAツイッグス『LP1』、ジェイミー・XX「Gosh」)がミキシングを担当」。太字部分は自分はCD持っていまして、その人達とベス・オートンなんてデビュー当時から聴いてきた人のコラボとなると、これはもう聴く以外にないです。

 今週の1曲
ABCで”Viva Love”。マーティン・フライが昔と見る影も無くオッサン化してただのおじいさん。PVには昔の映像で出演。一応最後に現在の姿を見せてます。おいiPadの上に寿司乗せて食うのやめろ。


アーキテクツで’Gone With The Wind’。音的には嫌いじゃない。ちょっと切なさを前に出し過ぎな気もするけどその辺がUKっぽい感じもする。見た目の線の細さはUKっぽい。


ベス・オートンで’Moon’。確かにエレクトロな傾向はある人だったけど、ここまではっきり打ち出した事はなかったかな。かなり攻めてる印象。自分は好き。

ドキドキ!UK (27 May 2016)

2016年5月27日付UKアルバム・チャート 毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 『田中くんはいつもけだるげ』の白石さん小岩井ことりがやってる訳だが、この人はこれくらいのテンションが限界だと思う。『アイカツ』でのハイテンションキャラはずっと違和感あったし。自分的には『M3』の超絶薄幸キャラで岡田麿里に恨みつらみを言わされていた時が好き。あと『田中くん』のEDテーマの偽ピチカート5ぶりが好き。
 さて左のお手製の表が5月27日付けUKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。タブを変えるとシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 今週は初登場9組、アップ9組、ダウン19組、ノン・ムーヴァー1組、リエントリー2組なんですが、今週の見所は1〜4位の現代勢力VS5,6位の旧時代勢力の対決でしょうか。見事な対比だと思います。年齢ならマジで拮抗しています。そして先週13位まで落ちていたアデルが9位と上げています。またレディオヘッドは18位と大きく後退しています。
 あと気になりゃしませんが69位にアダム・アンド・ジ・アンツの1980年のアルバムのデラックス再発。このアルバムは何と10週連続1位とか言う今では考えられない記録を樹立しています。そして70位にカタトニアの新譜がチャート・イン。カタトニアと言えば90年代に売れたUKバンドかと思ったら1991年にストックホルムで結成された同名のメタル・バンドでした。
 そして<先週初登場の内コリーヌ・ベイリー・レイ、ピアス・ザ・ヴェイル、フォイ・ヴァンス、ニュー・オーダーが40位圏外へと消えて行きました。

グレゴリー・ポーター 今週のニュー・エントリーズ
1位 Ariana Grande ”Dangerous Woman”
3位 Richard Ashcroft ”These People”
5位 Bob Dylan ”Fallen Angels”
6位 Eric Clapton ”I Still Do”
28位 Against the Current ”In Our Bones”
31位 Bruce Foxton ”Smash The Clock”
32位 David Bowie ”Changesonebowie”
33位 Manic Street Preachers ”Everything Must Go 20 (Remastered)”
35位 Lonely the Brave ”Things Will Matter”

 1位にアリアナ・グランデの1年ぶり3枚目のアルバム。イタリア系アメリカ人で女優で歌手でポップスやR&Bを歌ってるみたいです。1stが7位、前作が3位だったので確実にイギリスでの人気をものにして来ています。アメリカでは過去の2作とも1位だったようです。

 3位にリチャード・アシュクロフトの6年ぶり4枚目のアルバム。久し振り過ぎてこの人の事は忘れていました。先程「現代勢力VS旧時代」と書きましたが、別にこの人も若い訳でも何でもないです。ヴァーヴなんてバンドも最後にやっと売れて、それからソロ・シンガーとしてリチャード・アシュクロフトが生き残るとは思ってませんでした。

 5位にボブ・ディランの多分37枚目のアルバム。この人、意外と最近リリース量多いんですよ。新作なんだかカヴァーなんだか過去の掘り起こしか分かりませんがとにかく元気な75歳。

 6位にエリック・クラプトンの多分23枚目のアルバム。邦題『まだやってます』。そして題名に恥じぬブルース・アルバムです。「プロデューサーには、クラプトンの『スローハンド』のグリン・ジョンズ〜中略〜アルバム・ジャケットのクラプトンの肖像画は、ザ・ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』やザ・フーの『フェイス・ダンシズ』等で知られるピーター・ブレイクが描いている。」まぁ今更何の新機軸も要りません。

 28位にアゲインスト・ザ・カレントのデビュー・アルバム。Barks見てもどんな音かの説明は一切無く「ニューヨーク州をベースに活動するバンド」と書かれているのみでOne OK Rockの奴が参加した経緯とかそんな話ししか書いてませんでした。正直それ読んでたらこのバンドへの興味は無くなりました。

 31位にブルース・フォクストンの4年ぶり3枚目のアルバム。ブルース・フォクストンですよ奥さん。ブルース・フォクストンのソロ・アルバムなんて物がこの世に出てそれが有る程度売れるなんて考えた事もありませんでした。まぁグレン・マトロック(元セックス・ピストルズのベース)のアルバムが世に出た事がある位なのでブルース・フォクストンのアルバムが出てもおかしくはありません。
 で一応説明するとこの人は元ザ・ジャムのベーシストです。で驚いた事にこの人は1990年から2005年までスティッフ・リトル・フィンガーズに在籍していた事です。今、知りました。

 32位にデヴィッド・ボウイのベスト盤。1976年にリリースされた初のベスト盤が40周年記念でリマスターされリイシュー。

 33位にマニック・ストリート・プリーチャーズの1996年リリースの4枚目のアルバムが20周年記念。このアルバムは現在までにイギリスだけで100万枚以上売ったそうです。90年代はまだCDと言う物が売れる時代でした。この20周年記念エディションはディスク2に97年マンチェスターでのライヴを収録。こちらのライヴ盤はちょっと気になります。自分は3rdの”the Holy Bible”が大変好きなアルバムなのですが、2015年のサマソニでホーリー・バイブル・再現ライヴをやった時は気になりました。
 いやこのバンドの歴史を知る者には3rd〜4thの流れは非常に重要なんですよ。

 35位にロンリー・ザ・ブレイヴの2年ぶり2枚目のアルバム。前作は14位でした。その時は新人過ぎて殆ど情報らしい情報が手に入りませんでした。
 2008年結成のオルタナティヴ・ロック・バンドだそうです。ブルース・スプリングスティーン、パール・ジャム、デフトーンズ等からインスピレーションを得ているそうです。

 今週の1曲
今週の1曲は先週、先々週と無視してしまったグレゴリー・ポーターのアルバムからです。先々週初登場ですがその週は扱ったアーティストが多かったのでどうせいつまでもチャートインしているグレゴリー・ポーターはいつでも良いだろうと思いまして、今週までずれ込みました。グレゴリー・ポーターで’Don't Lose Your Steam’。やはりこれ聴いてもソウルやR&Bだとは思ってもジャズとは思わないんですよ。まぁ素晴らしいシンガーには間違いないんですけど。

ドキドキ!UK (20 May 2016)

2016年5月20日付UKアルバム・チャート 毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 最近『魔法つかいプリキュア』に新井里美が出ないが『RE:ゼロから始める異世界生活』に沢山出ているのでそれで良い。『RE:ゼロ』は最初は「また転生物かよ」かと思ったけど普通に面白いわ。そして『ビッグオーダー』『ハンドレッド』はネタアニメとして最高に面白い。深夜のクソアニメ愛好家の血が滾る。
 さて左のお手製の表が5月20日付けUKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。タブを変えるとシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 今週は初登場7組、アップ12組、ダウン13組、ノン・ムーヴァー4組、リエントリー4組なんですが、ドレイクが先週の4位から1位に返り咲いているのがやはり一番の見所。ビヨンセも2位に返り咲き。逆に先週1位のレディオヘッドが4位へ。ロックと言うのは現代に於いて売れてもこれが限界なのかと思わせられます。今年2週間1位をキープしたロック勢はデヴィッド・ボウイだけでした。2015年でも2週1位だったロック・バンドはミューズだけでした。
 あと気になる所では78位にヘイトブリードの新譜、99位にデヴィルドライヴァーの新譜がチャート・インしています。
 そして<先週初登場の内ジャン・ミシェル・ジャール、アンディ・ブラック、プリンスのHITNRUN Phase2、アノーニ、ケイトラナダが40位圏外へと消えて行きました。個人的には大発見の新人アノーニですが今週は98位です。まぁ自分が目を付けた新人ならそんなもんでしょう。
 さて今週のPJハーヴェイですが5週目にして100位圏外へ消えました。

 今週のニュー・エントリーズデヴィルドライヴァー
3位 Kygo ”Cloud Nine”
5位 Meghan Trainor ”Thank You”
14位 Corinne Bailey Rae ”The Heart Speaks In Whispers”
17位 Pierce the Veil ”Misadventures”
28位 Foy Vance ”The Wild Swan”
30位 Kanye West ”The Life Of Pablo”
32位 New Order ”Music Complete”

 3位にカイゴのデビュー・アルバム。「Spotify史上最速で再生回数10億回を突破したアーティストという快挙を成し遂げ、今年2月に発売された米『ビルボード』誌でも表紙を飾った、ノルウェー出身24歳の天才メロディーメーカー。〜中略〜2015年12月には母国ノルウェーで開催されたノーベル平和賞コンサートに出演し、これにより同コンサートに出演した史上初のエレクトロニック・ミュージシャンに」だそうです。
 癒し系EDMとか言われてますが、試聴した感じ確かにアゲアゲではないです。

 5位にメーガン・トレイナーの1年ぶり2枚目のアルバム。「ぽちゃカワ歌姫として知られるメーガン・トレイナーの2ndアルバム。ピットブルらを手がけたプロデューサー、リッキー・リードを迎えた「NO」をはじめ、メーガンのポジティヴさが伝わる一枚」なんだそうです。因みに前作は初登場1位でした。

コリーヌ・ベイリー・レイ 14位にコリーヌ・ベイリー・レイの6年ぶり3枚目のアルバム。随分とお久し振りな感じのコリーヌ・ベイリー・レイですが、この人も寡作な人でデビュー10年目にしてまだ3枚目です。

 17位にピアス・ザ・ヴェイルの4年ぶり4枚目のアルバム(多分)。アメリカはサンディエゴ出身のポスト・ハードコア・バンド。

 28位にフォイ・ヴァンスのデビュー・アルバム。「エド・シーランのGingerbread Man Recordsから第2弾アーティストが登場!エドだけでなく、あのエルトン・ジョンも惚れ込んだという、そのアーティストの名はFOY VANCE(フォイ・ヴァンス)。ハンチング帽とカイゼル髭がチャーム・ポイントの、北アイルランド出身の男性シンガー・ソングライター」だそうです。
 どれだけの人なのかわかりませんが、試聴した感じ自分にはただのフォーク歌手に思えました。

ヘイトブリード 30位にカニエ・ウェストの3年ぶり7枚目のアルバム。何やらカニエさん面白い事になってまして、こちらのアルバム、例によってまだCDは出ておらず(出るのか知りませんが)配信のみなのですが、最初は今年の2月に何やらTIDALとか言う所でのみのストリーミングのみにしようとしたら最初の数時間はダウンロードも出来たり、その後も音源に修整を加えた別ヴァージョンがリリースされたり、曲によってはiTunesでも買えたりとか、非常に複雑な状況になっています。
 で結局今は何処でどうやれば聴けるんでしょうかねぇ。そう言うゴタゴタのせいでカニエなのに30位と奮いません。

 32位にニュー・オーダーの2015年10月に出たアルバム。その時は2位になってますので初登場でも何でもないです。何故今32位にと言う気はしますが、これを初登場として扱うBBCもどうかと思います。因みにオフィシャル・チャート・コムはリエントリーとして扱っています。

 今週の1曲
コリーヌ・ベイリー・レイで’Been to the Moon’。大筋変わってない気もしますが、以前はもっとアコースティック色が強かったかなと言う気もします。


ヘイトブリードで’A.D.’見た目には短パン、黒パーカー系でメロコアっぽいのかと思いましたが音は割にメタルっぽいです。このタイプのメロの無いヴォーカルは好きです。


デヴィルドライヴァーで’Daybreak’。もうこう言う死ぬまで頭振ってそうな人達大好き。何処に向かって全力疾走してるんだが分からない感じも良い。正直自分はコリーヌ・ベイリー・レイより癒される。

ドキドキ!UK (13 May 2016)

2016年5月13日付UKアルバム・チャート 毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 『12歳。』は見る者(おっさん)の精神を確実に削りに来るが、主演の加隈亜衣は『Wixoss』『迷家』で岡田麿里に心を削るような台詞ばっかり言わされて、この上『12歳。』で全くテイストの違う心の削られ方をして身が持たないんじゃないかと思う。てか『12歳。』のベタな恋愛台詞の数々は確実に精神を蝕む。
 さて左のお手製の表が5月13日付けUKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。タブを変えるとシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 今週は初登場9組、アップ1組、ダウン23組、ノン・ムーヴァー3組、リエントリー4組なんですが、まぁビヨンセ、ドレイクと来て次はレディオヘッドが配信先行で突如アルバムをリリースし初登場1位です。3週間連続でこう言う動きが続いています。驚いたのはドレイクが4位にまで後退している事です。先週1位を奪取したビヨンセを下回っています。
 あと今週も40位以内にプリンスが6枚入っていますが”Sign O' the Times”や”1999”が売れている辺り、イギリス人は分かっていると言う気がします。そして43位に人知れずシンディー・ローパーの新譜がチャート・イン。そして72位にグー・グー・ドールズの新譜がチャート・インしてますがグー・グー・ドールズってこんなに売れないバンドでしたっけ。
 そして<先週初登場の内トレモンティ、ロブ・ゾンビ、ブライアン・イーノ、シックスAM、ネイサン・カーターが40位圏外へと消えて行きました。
 そして日本一PJハーヴェイの名前を連呼するこのブログなので当然今週のPJハーヴェイがある訳ですが、4週間前に1位だった新譜”the Six Hope Demomlition Project”ですが、確実にランクを落とし今週は何と100位にしがみついています。しかし最近の大物のリリース・ラッシュの中PJハーヴェイが1位になったと言うのは本当にタイミングが良かったのだろうと思います。

レディオヘッド 今週のニュー・エントリーズ
1位 Radiohead ”A Moon Shaped Pool”
2位 Skepta ”Konnichiwa”
5位 Gregory Porter ”Take Me To The Alley”
8位 Jean Michel Jarre ”Electronica 2: The Heart Of Noise”
13位 James Blake ”The Colour In Anything”
16位 Andy Black ”The Shadow Side”
21位 Prince ”HITNRUN Phase Two”
26位 ANOHNI ”Hopelessness”
31位 Kaytranada ”99.9%”

 1位にレディオヘッドの5年ぶり9枚目のアルバム。もう説明不要のレディオヘッドです。今年のサマー・ソニックで来日する訳ですが、行きたいんですけどねぇ、こいつが前日の夜にと言うかオールでやりやがる為に翌日のサマソニを躊躇してしまうんですよ。どっちを取るか?両方取るか?自分にその体力があるのか?

 2位にスケプタの5年ぶり4枚目のアルバム。何者か良く分かりませんが現在33歳でナイジェリアの血を引くのグライム・ラッパーのようです。前作は19位だったらしいのでかなり躍進しています。レディオヘッドが居なければ1位だったと言う事でしょうか?

 5位にグレゴリー・ポーターの3年ぶり3枚目のアルバム。ジャズ・ヴォーカリストって事になってますけど自分はソウルやR&Bだと思って聴いています。前作は9位でしたが今現在もチャート・インしています。この人ブルー・ノートにどれだけ売り上げをもたらしてるんだって位売れてます。あと関係無いのですが、昨日気付いたのですが3月リリースのエスペランサ・スポルディングの新作は100位以内にも入らなかったのでしょうか?何故急にそこまで売れなくなった?

ジャン・ミシェル・ジャール 8位にジャン・ミシェル・ジャールの8ヶ月ぶりのアルバム。「2015年10月にリリースした『Electronica1:The Time Machine』の続編となる本作は、イタリア未来派の作曲家で「騒音芸術」の創始者として知られるルイジ・ルッソロ(1885-1947)に捧げられ、前作同様さまざまなアーティストと行ったコラボ曲を収めた作品集」。新作も色々なゲストが参加してます。
 前作はHMVで早々に売り切れ御免で入手出来なかったので、新作は早めに買おうと思います。

ジェイムス・ブレイク 13位にジェイムス・ブレイクの3年ぶり3枚目のアルバム。ビヨンセの新譜にも参加してるそうです。

 16位にアンディ・ブラックのソロ・デビュー・アルバム。ブラック・ヴェイル・ブライズのヴォーカリスト、アンディ・ブラックの1stソロなのですがブラック・ヴェイル・ブライズがどんなバンドだったか思い出せません。確かメタルだった気が。

 21位にプリンスの最新作?この”HITNRUN Phase Two”は2015年12月に配信のみでリリースされていたのですがここに来てCDがリリースされました。因みに”HITNRUN Phase One”は2015年9月にCDリリースされています。

アノーニ 26位にアノーニのデビュー・アルバム。良くは分からないのですが「アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズで知られるアントニー・ヘガティよる新プロジェクトANOHNI(アノーニ)〜中略〜ハドソン・モホークとワンオートリックス・ポイント・ネヴァーとのコラボ曲も収録」なんだそうです。正体不明な人ですが正体を知りたい人はこちらを見てください。自分は音を聴いたらジョーン・アズ・ポリス・ウーマンやスリーター・キニーと同じ何かを感じました。

 31位にケイトラナダのデビュー・アルバム。「タリブ・クウェリ、モブ・ディープ、ジ・インターネット等を手掛け、世界が注目する今最もアツいプロデューサー、KAYTRANDADA(ケイトラナダ)が<XLレコーディングス>から遂にデビュー。クレイグ・デイヴィッド、アルーナジョージ、シド・ザ・キッド(ジ・インターネット)、フォンテ(リトル・ブラザー)、リトル・ドラゴン等豪華アーティストが参加」らしいです。ヒップ・ホップ系ではとにかく注目のトラック・メイカーっぽいです。

 今週の1曲
 それは矢張り何と言ってもレディオヘッドです。映像的な見所は変わり果てたトム・ヨークの姿でしょうか。最初「誰や、このホームレス?」と思いました。イギリスで一番稼ぐロック・バンドのヴォーカリストが行き着いたファッションがこのルンペン・スタイルです。しかしこんな地味な曲、レディオヘッドでなければ絶対に売れません。恐るべしレディオヘッド。


ジャン・ミシェル・ジャールでアルバムのトレイラー。これをみると参加ゲストに音や曲の感じから全て分かります。


ジェイムス・ブレイクで’I Need a Forest Fire feat. Bon Iver’。まぁこのタイプの音は好きです。何故自分は今迄無視して来たのだろう。多分ジェイムス・ベイと勘違いしていたのではないかと思う。


アノーニで’4 Degrees’。何やら全く知らない人ですが音的には非常に面白いと思いました。今週はエレクトロな音が集まってます。まぁメタルが集まる週だってあるのでこう言う事もあります。

ドキドキ!UK (6 May 2016)

2016年5月6日付UKアルバム・チャート 毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 休日に出勤なんかするとブログの更新が大幅に遅れる。『坂本ですが?』のキャストは何故こんなに充実しているのだ?サイトは凄い安っぽいのに。
 さて左のお手製の表が5月6日付けUKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。タブを変えるとシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 今週は初登場8組、アップ8組、ダウン19組、ノン・ムーヴァー0組、リエントリー5組なんですが、今週は面白いです。先週1位だったビヨンセを押さえてドレイクが1位です。この1位2位には「今、現在」を感じます。そして両アーティストともダウンロード先行発売です。そしてジャンルはヒップ・ホップ、R&Bであり黒人であり時代を牽引するアーティストです。そう言う人達が上位を独占しています。まぁ3位プリンスは今は当然でしょう。4位ビリー・オーシャンのベスト盤って亡くなったんですか?5位トラヴィスは今でなければもう少し上位だったと思います。
 アデルが後退してますね。このブログでしつこくアデルアデル言ってるのは一つの指標だと思っているからで、凄く売れているアルバムが無い時はアデルが上位に来ます。
 そして<先週初登場の内ケイティB、サンディ・デニー、ジュリアン・オーヴンデンが40位圏外へと消えて行きました。

ドレイク 今週のニュー・エントリーズ
1位 Drake ”Views”
4位 Billy Ocean ”Here You Are: The Best Of”
5位 Travis ”Everything At Once”
16位 Tremonti ”Dust”
25位 Rob Zombie ”The Electric Warlock Acid Witch Satanic”
28位 Brian Eno ”The Ship”
30位 Sixx:A.M. ”Prayers For The Damned”
31位 Nathan Carter ”Stayin' Up All Night”

 1位にドレイクの1年ぶり5枚目のアルバム。昨年出たアルバムはミックス・テープだと思っていたのですが何やら正式なアルバム扱いになっているようです。なので今作が4枚目か5枚目か判然としません。と言うかこの人はミックス・テープ多過ぎです。創作意欲有り過ぎ。しかもあんなラフなミックス・テープですら信じられないフロウをかましてます。
 彼の今の人気をもってすれば1位は当然なのですが(当然アメリカでも1位)、それでも強敵ビヨンセを押さえての1位なので凄いと思います。逆に言うとビヨンセをしても止められないと言う事です。でもそれは仕方の無い事です。ドレイクは2010年代のプリンスです。今・現在を生きる人間がドレイクを聴かないと言うのは、自分にはとても奇妙な行為に思えます。

 4位にビリー・オーシャンのベスト盤。物凄く音楽の「今」を感じないビリー・オーシャンのベスト盤ですが、更に言うとこのアルバムはCD2枚組で1枚はベスト盤で1枚はカヴァー・アルバムと言う1枚で2度おいしいのですが、完全に目が後ろに向いています。まぁ今からビリー・オーシャンが新たな時代を切り拓いてもおかしな話なのでこれで良い様な気はします。

 5位にトラヴィスの3年ぶり8枚目のアルバム。前作は3位でした。上位にこれだけ強敵が控えていて5位は健闘していると思います。先日トラヴィスのライヴを観たのですが、自分が何故このバンドを聴いてこなかったのか分かった気がしました。良い音楽はやってるんだと思いますが、先鋭的な部分、壊れた部分、狂った部分、そう言う所を感じず、自分が好き好んで聞く音ではないなと思いました。

 16位にトレモンティの1年ぶり3枚目のアルバム。クリードのギタリスト、マーク・トレモンティのソロ・プロジェクト。前作が23位だったので躍進しています。クリードが今何やってるか知りませんがギタリストのソロがこれだけ売れるのは珍しいと思います。

 25位にロブ・ゾンビーの3年ぶり6枚目のアルバム。前作は33位でした。ロブ・ゾンビのアルバム・ジャケットはどれも似ていて区別が付きません。まぁそれだけイメージが昔から全くブレていないと言う事なのですが。

 28位にブライアン・イーノの4年ぶりのアルバム。「本作は、イーノの最高傑作であると同時に、自身の過去の偉大な名作たちのどれとも似つかない、イーノのクリエイティヴなキャリア 〜中略〜 3Dレコーディング技術を使った実験から創案され、相互に連結したふたつの 〜中略〜 「The Ship」と名付けられた21分越えの 〜中略〜 「Fickle Sun」は3つのムーヴメントを展開 〜中略〜 第二部では革新的なiPhoneアプリBloomをイーノと共同開発した 〜中略〜 マルコフ連鎖発生機で生成された詩を 〜中略〜 第三部のフィナーレを飾るのはイーノが歌うザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド曲「I’m Set Free」、そして国内盤にはボーナス・トラック「Away」を収録。」なんだそうです。

 30位にシックスAMの2年ぶり4枚目のアルバム。「モトリー・クルーのリーダー兼ベーシストのニッキー・シックスによるプロジェクトが2016年に2枚発表するアルバムのうちの第1弾。」だそうです。年内にもう1枚でると言う事です。今週のチャートはR&B色が強いのかと思ったらメタル色も強いですね。面白いです。因みにUK40位圏内に入るのはこのアルバムが初です。

 31位にネイサン・カーターの1年ぶり8枚目のアルバム。「リヴァプール出身で両親はアイルランドからの移民、本人は4歳からアコーディオンを始め17歳でアルバム・デビュー、18歳でアイルランドに移住とキャリアを持つカントリー&アイリッシュ・シンガー。」とここまでは去年のコピペです。因みに前作は32位でした。

 今週の1曲
 まぁ当然ドレイクなんですが、ベタ褒めしといてナンですがこの曲イマイチです。’Hotline Bling’。


 今週のPJハーヴェイ
 PJハーヴェイの新作”the Hope Six Demolition Project”ですが3週目にして圏外の57位です。丁度ドレイクの前作の1ランク下に位置しています。

 で、このPJハーヴェイの新作ですがとても良いです。リード・トラックが妙に聞き易かった上に1位にまでなってしまったので変にポップなアルバムになるんじゃないかと不安になったのですが、そんな事は無かったです。ですが彼女のアルバムとしてはこれまでで一番解放的でカラっとした空気をもつ聴き易いアルバムです。

 ポップと言うのとは違うと思いますがメジャー・キーの曲が多いです。そこからして珍しいです。PJハーヴェイと言うとドロっとした情念系のシンガーのイメージが強いですが、今はそう言う感じの人ではないようです。前作から完全にメッセンジャーになったようです。

 あと聴き易さに誤魔化されてる感じはしますが、音作りや曲作りは結構おかしいです。中でも’the Ministry of Social Affairs’はジェリー・マッケインをサンプリングしその上でブルースを演奏するも、途中からサックスをPJがブオブオと吹き出し最終的にフリー・ジャズみたいになって終わると言う破綻した楽曲です。こんな物がチャート1位になるとか痛快です。

 全体的にも音作りは非常に面白いです。バスカー風の演奏ですがエンジニアにフラッドを使っているだけあって一筋縄では行かない音作りとミキシングがされています。聞き流せば普通の音楽ですが聴き込めば聴き込むほど異常な音楽です。流石PJハーヴェイです。長年ファンやってますが、ここまで期待を裏切らない人も珍しい。

 と言う訳で2016年のベスト・アルバム候補に選出します。

ドキドキ!UK (29 Apr. 2016)

2016年4月29日付UKアルバム・チャート 毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 『パンでPeace』のメイン4人(木戸衣吹山崎エリイ豊田萌絵大森日雅)の内、誰が大森日雅が一番出世するなどと想像したろう。と言うか木戸衣吹の凋落ぶりは何?でも『ばくおん!!』に出るのか。これは見ないと。そう言う意味では木戸ちゃんと『帰宅部』で一緒だった千本木彩花上村祐翔が最近仕事を増やすなどと誰が想像したろう。こう言うのがあるから深夜アニメの重箱の隅チェックはやめられない。
 さて左のお手製の表が4月29日付けUKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。タブを変えるとシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 今週は初登場5組、アップ7組、ダウン22組、ノン・ムーヴァー2組、リエントリー4組なんですが、今週はプリンス追悼際です。本来ならビヨンセの1位を祝ってあげたい所ですがやはりプリンス追悼際は開催しない訳にはいきません。
 そして<先週初登場の内ホークウィンド、フィル・コリンズが40位圏外へと消えて行きました。あとちょっと前から気になっているのですが今週21位のディスターブドですが、最近地味に順位を上げて来ています。あとPJハーヴェイは先週の1位から23位まで落としてますが40位以内には居ます。

ビヨンセ 今週のニュー・エントリーズ
1位 Beyonce ”Lemonade”
7位 Katherine Jenkins ”Celebration”
22位 Katy B ”Honey”
31位 Sandy Denny ”I've Always Kept A Unicorn - The Acoustic Sandy Denny”
37位 Julian Ovenden ”Be My Love”

 1位にビヨンセの3年ぶり6枚目のアルバム。「前作と同様、今作も“ビジュアル・アルバム”というコンセプトのもと、収録される全12曲に呼応した12シーンのショートムービーからなる1本の映像作品と併せてのパッケージ作品となっている〜中略〜また、今作で特筆すべきは、ジャック・ホワイト、ザ・ウィークエンド、ケンドリック・ラマー、ジェイムス・ブレイクら、非常にバラエティーに富んだ、正に“旬”なアーティスト陣と初顔合わせとなるコラボレーションを果たしているという点であろう。」と言う事です。因みにまだCDは発売になっていないようでダウンロードのみで1位となっているようです。

 7位にキャサリン・ジェンキンスさんの多分2年ぶり12枚目アルバム。ウェールズ出身のメゾ・ソプラノ歌手。エリザベス女王誕生90年記念アルバムみたいですが、我々とは余り関係無い気がします。

 22位にケイティBの2年ぶり3枚目のアルバム。1位となったシングル’Rumble’を収録してますが、1位だった前作と比べると物凄く売れてません。

 31位にサンディ・デニーのベスト盤又はコンピレーション盤。どう言う位置付けのアルバムになるのか分かりません。もう亡くなって40年近く経つ人ですし、何枚もベスト盤出てますし。CD2枚に40曲、ソロだけでなくフェアポート・コンヴェンション等のバンドに参加した音源、デモ音源等、色々入ってます。AmazonUKの’Cilla? Dusty? Amy? Adele? No chance! This was Britain's greatest ever female vocalist...’シラ?、ダスティ?、エイミー?アデル?何抜かしてんだ!これが英国最高の女性ヴォーカリストだ。と言うレヴューがたまりません。

 37位にジュリアン・オーヴンデンの多分3年ぶり2枚目のアルバム。イギリスの俳優で歌手。何故か分かりませんがクラシックに目覚め訓練を受けクラシックのアルバムを出してます。それの2枚目です。

 今週の1曲
 貼りたいのですが、ビヨンセはトレイラーのみの公開で後は怪しい音源とか、プリンスも貼りたいのが無いので今週は動画貼るのやめます。

サイン・オヴ・ザ・タイムス 今週のプリンス
2位 ”The Very Best of”
3位 ”Ultimate”
4位 ”Purple Rain”
13位 ”The Hits/the B-sides”
15位 ”Sign O' The Times”
28位 ”1999”
41位 ”Parade”
47位 ”Around the World in a Day”
50位 ”Hitnrun Phase One”
51位 ”Diamonds and Pearls”
61位 ”Dirty Mind”
75位 ”Lovesexy”
92位 ”Batman - OST”
94位 ”Art Officail Age”

 100位までに14枚のアルバムがチャート・インしています。2,3,4位を独占しているのは凄いです。正直プリンスが今現在ここまで支持されているとは思っていませんでした。まぁベスト盤が売れるのは仕方ないですが2位と3位のベスト盤はそれぞれ17曲収録ですが内容的には薄過ぎでベストとは呼べません。こんなのでプリンスを知った気になられては困ります。”Ultimate”のDisc2のリミックス集はファン必聴ですが。

 オリジナル・アルバムとしては”Purple Rain”が一番売れているのはまぁ仕方ないかな。彼の代表作ですし、まだCDが普及する前の作品なのでこれを期にCDが買い直す人も多いかも知れません。自分的に嬉しいのは次に売れているオリジナル・アルバムが15位の”Sign O' the Times”である事です。

 自分は90年代以降のプリンスはあんまり真面目に聴いてない典型的なアレなプリンス・ファンですが、それも80年代にこんなアルバム作って次の作品への期待値を上げ過ぎた本人の責任でもあります。特に”Around the World in a Day”、”Parade”、”Sign O' the Times”の3枚はもう誰も聞いた事の無い音楽の塊でした。自分にとっての最初の宗教的な体験と言えたのが”Around the World in a Day”であり、最初の「何じゃ、この訳の分からない音楽?」だったのが’Kiss’でした(それ以上に訳の分からなかった’Batdance’)。そして未知の音塊の集合体”Sign O' the Times”はプリンスの中でも最も好きなアルバムです。特に’If I Was Your Girlfriend’、’Strange Relationship’の2曲はプリンスの最高曲じゃないかと思ってます。

 ”Sign O' the Times”はリリース当時はLPもCDも2枚組でそれ以前と比べるとあんまり売れなかった訳ですが、これ今なら1分くらい削ればCD1枚に収まるよね。てか元々は3枚組で出す予定だったけどレコード会社が拝み倒して2枚組にしたと言う。今ならCD2枚で余裕だと思うんだけど。このアルバムは1987年にLP3枚組のヴォリュームで聴きたかったです。

 プリンスの動画を貼りたいのですが、無い訳ではないのですが、徹底的にネット上から動画や音源を排除してる人だったのでここで貼りたいのが無いです。死後一回は公開されたみたいですがまた削除されてます。まぁプリンスについてはベスト盤で済まさず聴いてくださいとしか言えないです、特にその3枚は。

ドキドキ!UK (22 Apr. 2016)

2016年4月22日付UKアルバム・チャート 毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 すっかり4月の開幕ダッシュに出遅れたがようやく4月の新アニメを一通り見終わった。『宇宙パトロールルル子』『ビッグオーダー』の2つが今期最高のバカアニメ枠。既に評判だが『甲鉄城のカバネリ』は確かに面白い。『トンカツDJアゲ太郎』も好きだ。『Re:ゼロからはじめる異世界生活』は「またいつものラノベ物か」と思って見てたら高橋李依の演技に心えぐられた。この人この1年でどんなけ上手くなってるんだ。あと子安、能登、新井里美、村川梨衣、赤崎千夏、内山夕実も出るのか。何だ、その濃い面子。
 さて左のお手製の表が4月22日付けUKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。タブを変えるとシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 今週は初登場5組、アップ7組、ダウン15組、ノン・ムーヴァー8組、リエントリー5組なんですが、PJハーヴェイに関しては既に昨日お知らせ済み。左上のチャートでも明らかにエコ贔屓してますし。もうそれで良い様な気がします。問題はプリンスです。急逝の知らせは4/21〜22のニュースなのでチャートには反映されないかと思いましたが集計期間1日でも反映されましたね。10位と18位にチャートインしています。

プリンス で10位のプリンスの”Ultimate”が自分の持っているのと同じならばファンなら必聴です。”Purple Rain”、”Around the World in a Day”からの12インチ・シングルとそのB面を集めたコンピ盤ですが7インチやアルバムでは聴けない、ガンガンに引き伸ばしバンバンに盛り上げた演奏をギチギチに詰め込んだ超お得盤です。ライヴみたいな盛り上げ方で’Pop Life’や’Let's Go Crazy’はこちら収録の12インチ・ヴァージョンの方こそが正しい形だと思います。因みに自分の人生初のライヴ体験は1986年横浜スタジアムでのプリンス初来日公演でした。しかしあのプリンスが死ぬというのが信じられません。プリンスは人間じゃないから死なないと思っていました。

 そして<先週初登場の内デフトーンズ、フライトゥンド・ラビット、ベロウヘッド、エリーザ・アンド・ザ・ベア、M83の皆様が40位圏外へと消えて行きましたが今週50位のデフトーンズの”Gore”は素晴らしいアルバムで2016年のベスト・アルバム入りは決定です。メタル版のマイブラ”Loveless”みたいな、まぁ何も知らず音だけ聴いたらまずメタルと思う人はいない筈。イギリスでここまで売れるのも分かります。正直UKオルタナ勢でここまで良いバンドは居ません。この1週間ずっとこれ聴いてました。
 あと懐かしい所で87位にポール・ヤングの新作がチャート・インしています。

PJハーヴェイ 今週のニュー・エントリーズ
1位 PJ Harvey ”The Hope Six Demolition Project”
4位 Santana ”Santana IV”
19位 Andre Rieu ”Magic Of The Waltz”
29位 Hawkwind ”The Machine Stops”
35位 Phil Collins ”No Jacket Required”

 1位にPJハーヴェイの5年ぶり個人名義のスタジオ・アルバムとしては9枚目のアルバム。何とデビュー24年目にして初の1位獲得です。おめでとうポーリー。自分も20年来追いかけてますが本当に嬉しいです。だからお願いです来日してください。単独公演は20年前が最後です。あの今は無き新宿リキッドルームで観たライヴは人生のベスト・ライヴの一つです。
 で新作は「コソボ、アフガニスタン、ワシントンDCへの旅をドキュメントした作品になっている」そうです。

 4位にサンタナのサンタナ名義では24枚目のアルバム(らしいです)。「サンタナの最初期メンバーであるグレッグ・ローリー(Key/Vo:後にジャーニーに加入)、マイケル・カラベロ(Perc)、マイケル・シュリーヴ(Dr)、そして71年の『サンタナ掘戮播時弱冠17歳という若さで抜擢されたの二―ル・ショーン(G:現ジャーニー)という、71〜72年の伝説のラインナップが実に45年振りに再結集して制作したオリジナル・スタジオ・アルバム」なんだそうです。

 19位にアンドレ・リュウのアルバム。この人は出しすぎてて何枚目とか分かりません。産業クラシック・ヴァイオリニストのアンドレ・リュウですが自分で曲を書かない人と言うのは、こうもお気楽にアルバムを矢継ぎ早に出せるものなのでしょうか。それ以上に凄いと思うのは毎度それなりに的確なコンセプトでアルバムを作り確実にチャート・インさせてくるプロデューサーとしての手腕です。

ホークウィンド 29位にホークウィンドの4年ぶり29枚目のアルバムなのかなぁ。1970年デビューのサイケ〜ハード・ロック・バンド。モターヘッド結成以前のレミー・キルミスターが在籍していた事で知られるバンド。デビュー46年で新作が出てチャートに入ってるのが凄いと思います。てか特に活動休止も解散もしてない風なのが凄いです。

 35位にフィル・コリンズの1985年の3rdアルバム。恐らく彼の一番のヒット作。最近はリマスターと再発に余念が無いらしく、ボーナストラック大量追加とリマスターで再発です。同時に他のアルバムも出ています。

 今週の1曲
 PJハーヴェイで’the Community of Hope’。この曲を聞いた感じだと新作は明るめの作風になっているんでしょうか?


 ホークウィンドで’Solitary Man’。この音、この演奏。これなら46年続けられる。そんな気がしました。しかしこの音、この映像。今は何年だと言う気になります。CGをここまで古臭く感じさせるのはある意味凄いです。これは癖になります。流石に40年以上サイケやってる人は違います。
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