Let the Music Talk

Let the Music Talk「音楽に語らせろ!」。
Hizmiと言うユニットでギター、プログラミングとかをやっていたiwaiと言う男のブログ。
音楽に関する事なら何でも語りまくる。
好きな言葉は「音楽は思想を体現する」。こちらはHizmiのサイト

『プリンス/パープル・レイン』 9 Dec. 2016 立川シネマシティ

プリンスでパープル・レイン プリンスの映画『パープル・レイン』(1984年)がこの日1日だけ立川で上映されるので観て来た。これが公開された当時、自分は確か中2だったが京成ローザが2週間で公開を打ち切った為、結局映画館では観れず、高校3年の時か深夜に放送していたのを録画して観た記憶がある。

 自分でも驚く程今回の上映を楽しみにしていたようで、会社でメモにPrince and the Revolution Purple Rainとかアルバムのジャケットの字体を真似て落書きしていたりして、やっている事が中学生の時と寸分たりとも変わっていない事に気付き唖然とする。まぁ自分はこの字体を真似る事で英語の筆記体を完全マスターしたんですが。

 で映画の内容についてはまぁいいや、当時もあんまり面白い映画とは言われてなかったと思う。高校生の時に観た時どう思ったか覚えてないが、今回観た感じでは意外と面白かった。ただ時間の制限があるせいか人間の描き方は雑。尺自体は2時間近くあるから短くはないんだが、通常の映画には無い演奏シーンに結構な時間を割いているのでそれもやむなしかなとは思う。なので人間ドラマについては脳内補間が必要。

 昔観た時どう思ったか分からないが、プリンスの問題行動や嫌な奴ぶりが今になってみると結構分かると言うのか、妙に共感出来てしてしまった。「ああ若い時って自分の気持ちを素直に表現出来なくて周囲に当たったり、捻くれた行動取ったりするよなぁ」とか思った。高校生の時そう言う共感をした記憶は無いので、それから約30年、まぁ色々あったのだろう。自分もバンドやってた頃はあんな感じだった気がする。

 この映画が公開された頃、既にプリンスは謎の人であり神格化も始まっていたので、当時の自分のプリンスのイメージは(今もだが)人間っぽくない、宇宙人か何かだった。ただこの映画の中でのプリンスは意外と人間だ。この映画は半自伝映画なのだがこの時点でプリンスにとっては過去を描いたのか、それともまだこうした苦悩の渦中に居たのかその辺はちょっと気になる。

ウェンディ あと両親が母親が白人(風)、父親が黒人でピアニストと言うのは意外な程事実に即していた。1984年時点ではプリンスのそう言うプライヴァシーはまだ知られてなかったんじゃないかと思う。少なくとも日本にはまだ伝わってなかったと思う。

 あと幾つか発見が。ウェンディの使っているギターだが多分元はリッケンバッカー330。それを紫にリフィニッシュしPUをバータイプのポールピースのシングルコイルPUに交換(ネジ3本で止めているのでテレキャスのリア用PU?)。配線を簡素化。多分1vol.1tone。ヘッドのプレートも交換。テイルピースもブランコからストップ・テイルピースに変更している。こんな改造する人もいるんだな。

池田貴史と大泉洋 あと数年後にプリンス・ファミリーの一員としてデビューするジル・ジョーンズが既に出演している。そしてビリーは池田貴史に似ていて、モーリス・デイは大泉洋に似ている。単体でも笑えるのに、池ちゃんと大泉洋が並んでるとか爆笑を誘うからやめろ。

 いや今回改めて『パープル・レイン』を観て、この映画及びこのアルバムを再評価した。プリンスの中では重要なアルバムとは思っていなかったし、前後の”1999”や”around the World in a Day”の方が音楽は充実していると思っているが”Purple Rain”も悪くない。そりゃ確かにこの後の3枚がとんでもない怪作な訳だが、でもこのアルバムがあってこその、その後と言う事になるだろう。そして自分が嘗て’Darling Nikki’をパクったような曲を作っていた事実を知り愕然とした。マジで今日知った。影響は一切否定しないが、ここでこう言う形で出ているとは思わなかった。

ドキドキ!UK (2 Dec. 2016)

2016年12月2日付UKアルバム・チャート 毎週毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 『この世界の片隅で』を観たんだが、めっちゃいい映画やないか。『君の名は。』よりよっぽどええで。まぁ『君の名は。』も良いんだけど『この世界の〜』は素直に人に薦められる。『艦これ』とか観ないでこっち観といて良かった。あと遂に立川でも『聲の形』やるんだな。これも観ないと。監督、脚本は良いんだけど製作が京アニってのがどうも。
 さて左のお手製の表が12月2日付UKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。横のメニューからシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 初登場10組、アップ2組、ダウン25組、ノン・ムーヴァー2組、リエントリー1組なんですが、ブルーノ・マーズオリー・マーズより売れてないとか、そんな事あって良いのでしょうか?あとレナード・コーエンマッドネスがしつこくまだチャート・インしています。こう言う所はイギリスだけの現象だと思います。
 そして先週の初登場の内ドナ・サマー、アンドレア・ボッチェリ、ドゥーディーが40位圏外へと消えて行きました。

ケイト・ブッシュ今週のニュー・エントリーズ
4位 Kate Bush ”Before the Dawn”
5位 The Weeknd ”Starboy”
7位 Andre Rieu & Johann Strauss Orchestra ”Falling In Love”
10位 Bradley Walsh ”Chasing Dreams”
13位 Busted ”Night Driver”
16位 Pete Tong, The Heritage Orchestra & Jules Buckley ”Classic House”
22位 Susan Boyle ”A Wonderful World”
24位 Prince ”4Ever”
28位 Rumer ”This Girl's In Love - A Bacharach & David Songbook”
30位 Aled Jones ”One Voice At Christmas”

 4位にケイト・ブッシュの5年ぶりのアルバムにしてライヴ盤。4位と大健闘しています。まぁケイト・ブッシュは出せば毎回そこそこ売れるんですが。前作”50 Words for Snow”もこの時期のリリースで5位でした。
 今回は2014年のツアーのライヴ盤でCD‎3枚組。ただ収録曲を見ていると結構”Hounds of Love”からの曲が多い印象。最後の収録曲も’Cloudbusting’だし。いや”Hounds of Love”は大好きなアルバムなので嬉しいのだけど、この人はその後のキャリアも長いのに、ここが中心なのか?と言う風に感じに取れてしまうのがちょっと引っ掛かります。まぁそれでも今こうして売れているので気にする様な事ではないのかも知れません。しかしCD3枚組で4位は凄いと思います。

ウィークエンド 5位にザ・ウィークエンドの1年ぶり4枚目のオリジナル・アルバム。前作が10月の半ばまで40位以内にずっといたウィークエンドの新作。リリースした時期が悪かったのか5位とイマイチ奮っていません。いや5位なら普通は上出来なのですが、今のこの人なら強敵を蹴落として1位とかになる位の人気はあると思っていたのですが。まぁまだ前作が売れてますので年明けリリースとかの方が良かったのではないかと思います。

 7位にアンドレ・リュウ・アンド・ヨハン・シュトラウス・オーケストラのアルバム。またです。またこの人は年末になると金稼ぎに精を出します。まぁ良いんですけど、毎年の事ですし。イギリス人がそれで納得している風なので。

 10位にブラッドリー・ウォルシュのデビュー・アルバムにしてクリスマス商材アルバム。イギリスの元サッカー選手で現在は俳優、コメディアンとして活躍する人のアルバム。

 13位にバステッドの13年ぶり3枚目のアルバム。バステッドのアルバムとか今更どうでも良いです。何か再結成した風ですが、13位とは思いの外奮いません。この時期にリリースして来たと言う事はそれなりに自信もあって、バステッド旋風を巻き起こすつもりだったのではないかと思いますが、そうは問屋が卸さなかったようです。

 16位にピート・トン、ザ・ヘリテイジ・オーケストラ・アンド・ジュールス・バックリーのアルバム。クラシックとハウスの融合ってこの前、元ニューオーダーのヒゲが同じ様なコンセプトのアルバム出していた様な気がします。

 22位にスーザン・ボイルの2年ぶり7枚目のアルバム。まぁ大体毎度同じコンセプトで出して来ていますので固定ファンと、この時期の雰囲気物としてお買い求めのお客様が殆どでしょう。着実にチャート・アクションは悪くなって来ていますが、それでも22位になる位にはライト・ユーザーを掴んでいるので立派と言えば立派です。

ぷりっ! 24位にプリンスのベスト盤。プリンスほどベスト盤で聴く事に意味が有るのか無いのか分からないアーティストも居ない気がします。極論すれば”around the World in a Day”、”Parade”、”Sign O the Times”の3枚聴いてれば良い様な気もしますし、ベスト盤がCD2枚組じゃ代表曲すら網羅出来ない気がします。オールタイムベストならCD5枚は最低でも必要です。まぁこのアルバムはワーナー時代の楽曲40曲なのでその時代の代表曲は網羅してる気はしなくもないです。
 ただ自分がプリンスを聴いてない時期と言うのはワーナーから離れてからなのでその辺りをベスト盤で誤魔化したいのでこのアルバムでは痒い所に手が届きません。いずれにせよ彼の作品量から考えると、この程度のベストではどうにもならないと思います。

 28位にルーマーの2年ぶり4枚目のアルバム。アルバム・タイトルが示す様に全曲バート・バカラック、ハル・デイヴィッドの楽曲。まぁ彼女もアルバムを出す度に下降線ですが、そろそろインディーへの降格を視野に入れる時期に入って来たかも知れません。

 22位にアレッド・ジョーンズの今年2枚目のアルバム。ウェールズ出身の現在ギリギリ45歳の歌手。子供の時から活動し既に何枚もアルバムを出している人で、美声のボーイ・ソプラノとして注目を集め、その後色々あって落ちぶれるも再起し現在はテナー歌手・芸能人として活動。前作は久々にヒットで6位でした。しかしこの人は何枚クリスマス・アルバム出してるんでしょう?

 今週の1曲
ケイト・ブッシュで’and Dream of Sheep’。最初の25秒は無音なので気をつけてください。


ザ・ウィークエンドで’Starboy feat. Daft Punk’。以前にもこの曲は紹介していると思うので今回はリリック・ビデオで。ウィークエンドとダフト・パンクが一緒にやっているなんて現代人ならそれを無視する訳には行きません。自分はスマホを使わない現代人ですがそれでもウィークエンドとダフパンは無視しません。彼等はそう言う存在です。


プリンスで’I would Die 4U’。一時期よりプリンスのYoutubeへのアップロード規制は厳しくないと言う噂は本当でした。PVがアップされていたりします。彼が生きている間は皆無だったのですが。あと映画『パープルレイン』ですが立川で1回だけリバイバル上映されるので行きます。

ドキドキ!UK (25 Nov. 2016)

2016年11月25日付UKアルバム・チャート 毎週毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 東京で53年ぶりに11月に雪が降ったその日、自分は立川で『ガルパン』の最終上映を観ていた。いや最後の上映は11/26なんだがチケットが早々に売り切れて行けなかった。本物の淵上舞、見たかったな。しかし立川シネマシティは何考えて1年以上も『ガルパン』上映してんだ。自分も3,4回観たけど。いやこの映画は内容より音だよ。この音にやられた。特に立川の極音上映はドッコンガッコン言っててこの音の為に何度も観たと言ってもいい。そして終わったかと思ったら翌週にリバイバル上映って、やっぱ立川バカだ。
 さて左のお手製の表が11月25日付UKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。横のメニューからシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 初登場7組、アップ7組、ダウン22組、ノン・ムーヴァー4組、リエントリー0組なんですが、まぁクリスマス商戦本番入りました。ベスト盤ばっかりです。いや普段からベスト盤は多いと思うのですが、いつもより多いと思います。本当にベスト盤しか商売にならない世の中なのだと思い知らされます。そしてそんな時期に負けずにリリースして来るのは大物ばかりです。まぁ彼等もクリスマスに便乗している訳ですが。まぁ暫くはこんな感じでしょう。この状態になると今年も終わりなんだなぁと感じます。
 そして先週の初登場の内スティング、ア・トライブ・コールド・クエスト、エニグマが40位圏外へと消えて行きました。ア・トライブ・コールド・クエストのアルバムはアメリカでは1位になったようです。

ブルーノ・マーズ 今週のニュー・エントリーズ
1位 Little Mix ”Glory Days”
2位 Metallica ”Hardwired... To Self-Destruct”
3位 Bruno Mars ”24K Magic”
17位 UB40 ”Unplugged (feat. Ali, Astro & Mickey Virtue)”
30位 Donna Summer ”The Ultimate Collection”
32位 Andrea Bocelli ”Romanza (20th Anniversary Edition)”
35位 Dodie ”Intertwined”

 1位にリトル・ミックスの1年ぶり4枚目のアルバム。Xファクター出身の流行歌手。1曲目は「シャウト・アウト・トゥ・マイ・エックス〜完全ふっ切れ宣言〜 」と言うニクイ邦題が付いてます。因みに前作は2位で現在も29位にチャート・インしています。

 2位にメタリカ8年ぶり11枚目のオリジナル・アルバム。ルー・リードと一緒に作った”Lulu”は無かった事のような扱われ方です。

 3位にブルーノ・マーズの4年ぶり3枚目のアルバム。ブルーノ・マーズが3位ですか。発売した週が悪かったと言う事でしょう。強敵が揃っていました。そう考えるとブルーノ・マーズより売れるメタリカって凄い。しかしジャケット写真のチャラさがたまらないです。

 17位にUB40のクリスマス商材ベスト・アルバム。ただのベスト盤では能が無いので2枚組で1枚はアコースティック・セルフ・カヴァー。もう1枚は普通にベスト盤。このバンドですがこの3人のUB40と残りのメンバーのUB40に分裂しそれぞれUB40を名乗っているようです。

ドナ・サマー 30位にドナ・サマーのベスト盤。今やオリジナル・アルバムよりベスト盤の方が多くなってしまった感じのするドナ・サマー。クリスマスともなれば死んでも稼がないといけない。それが流行歌手の宿命なんです。
 まぁ今更何の新曲も出て来ないのですが、リミックスが収録されています。それが目新しいのかと言えば相当微妙です。CD3枚組と1枚の2エディションあるのですが実売価格に殆ど差が無いのもミソです。皆さん無駄だと思ってもここは3枚組を買いましょう。

 32位にアンドレア・ボッチェリのロングセラー・アルバムの20周年記念エディション。産業クラシック、産業オペラですがヴォーカル物なのでそれでも良いのかも知れません。

 35位にドゥーディーのアルバム。情報がありません。見つけられませんでしたが映像だけ見るとまぁSSWなんでしょう。ピアノ弾き語ったりウクレレ弾き語ったりしています。

 今週の1曲
ブルーノ・マーズで’24K Magic’。チャラくて良いです。そしてこの80年代を感じさせるダサイ音とファッション。極めてギリギリなのにそれでもイカしていると思わせる辺り非常にセンスが良いと思います。


ドナ・サマーで’She Works Hard for the Money’。微妙にブルーノ・マーズとの音の共通点を感じます。

ドキドキ!UK (11+18 Nov. 2016 合併号)

2016年11月11日付UKアルバム・チャート 毎週毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」。色々あって先週は落としてしまったので今週は合併号。
 今期のアニメも半分終わった所で気に入っているOPとED。まず綺麗な『スペースダンディ』と言われる謎アニメ『フリップフラッパーズ』のED。これは面白い曲だと思う。次、こう言うのが好きなんです『ステラのまほう』のED。あとteが作詞・作曲・演奏までしていてちょっと話題になっている『ブブキブランキ2期』のOP。teってこんな中2臭い音楽やってたのか。あと左右のギター・アレンジが好きな『灼熱の卓球娘』のOPとアレンジが好きなED。EDが多いのが俺らしい。
 まずは先週11月11日付UKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。横のメニューからシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 先週の概観
 11月11日は初登場6組、アップ12組、ダウン19組、ノン・ムーヴァー2組、リエントリー1組なんですが、先週は初登場が減った分、アップが増えています。まぁダウンが多いのは相変らずなんですが。
 で正直先週は100位まで見渡しても結構どうでも良い感じでした。その前の週からなんですがリック・アストレーの”50”がアデルの”25”より上位に来ています。年の功なのかクリスマス商材として売れてきているのか分かりませんが、自分がアデルの”50”を聴いた時、「あんまり売れないんじゃないか。てかあんまり面白くない」と言う印象があったのですが、前作”21”に比べると勢いが無い様に感じます。まぁそれでも相当な数売れてるんですけど。まぁその辺が目に見える形になってきたのかなぁと勝手に思っています。
 そして先々週の初登場の内ザ・コーティナーズ、リアン・ライムズ、デヴィッド・グレイ、ミック・ライチャス、トーヴ・ローが40位圏外へと消えて行きました。

ロビー・ウィリアムス 先週のニュー・エントリーズ
1位 Robbie Williams ”The Heavy Entertainment Show”
2位 Michael Ball & Alfie Boe ”Together”
5位 Bon Jovi ”This House Is Not For Sale”
21位 Alicia Keys ”Here”
25位 Queen ”On Air”
30位 Russell Watson ”True Stories”

 1位にロビー・ウィリアムスの3年ぶり11枚目のアルバム。初登場1位は当然かなと言う気がします。アルバム・タイトルが猛烈にロビー・ウィリアムスらしいです。

 2位にマイケル・ボールとアルフィー・ボーコラボレーション・アルバム。まぁクラシック界の売れてる人同士のこの時期らしいクリスマス商材を感じさせるアルバム。

 5位にボン・ジョヴィの1年ぶり14枚目のアルバム。1年半と言う短いインターヴァルで出して来ました。まぁ前作はコンピレーション・アルバムっぽかったのですが、それでもこのクラスの大物としては異例のインターヴァルだと思います。ですが前作の3位より順位は下げてます。

 21位にアリシア・キーズの4年ぶり6枚目のアルバム。前作は15位でした。大変人気のある人の様に思いますがイギリスではそこまでではないのかも知れません。

 25位にクイーンのコンピレーション盤。「クイーン初期の貴重なBBCセッションを一挙収録したコンプリート盤。1973〜77年の計6回のスタジオ・セッション全24曲をリマスターして収録」のCD6枚組と言うヘヴィーなアルバムです。

 30位にラッセル・ワトソンのアルバム。テナー歌手ですが例年この時期にクリスマス商材アルバム出して来る様な気がします。気がするだけかもしれません。

2016年11月18日付UKアルバム・チャート 今週の概観
 11月18日は初登場11組、アップ2組、ダウン27組、ノン・ムーヴァー0組、リエントリー0組なんですが、ノン・ムーヴァーとリエントリーが無いのは珍しいです。
 先週1位のロビー・ウィリアムスが5位まで落ちているのが意外です。まぁオリー・マーズが初登場で来ちゃったのでしょうがないのかなと言う気もします。そして2位のエミリー・サンデーですが、この人と言うとロンドン・オリンピックでパフォーマンスが記憶に新しく(新しいのか、リオ何処に行った?)、オリンピック一番得した人と言うイメージが強いです。盆ジョヴィが25位とリック・アストレーより売れてない状況です。意外に粘りがありませんでした。
 そして先々週の初登場の内アリシア・キーズ、クイーン、ラッセル・ワトソンが40位圏外へと消えて行きました。アリシア・キーズも思いの外粘りがありません。

ア・トライブ・コールド・クエスト 今週のニュー・エントリーズ
1位 Olly Murs ”24 Hrs”
2位 Emeli Sande ”Long Live The Angels”
4位 Cliff Richard ”Just... Fabulous Rock 'n' Roll”
11位 Nathan Sykes ”Unfinished Business”
13位 David Bowie ”Legacy”
15位 Sting ”57th & 9th”
16位 Simple Minds ”Acoustic”
19位 Pink Floyd ”The Early Years 1965-72”
24位 A Tribe Called Quest ”We Got It From Here... Thank You 4 Your Service”
26位 Leonard Cohen ”The Essential”
40位 Enigma ”The Fall Of A Rebel Angel”

 1位にオリー・マーズの2年ぶり5枚目のアルバム。Xファクター出身の流行歌手。

 2位にエミリー・サンデー5年ぶり2枚目のアルバム。前作は物凄く売れた訳ですが、新作では初登場1位を逃しました。まぁでもきっと沢山売れるでしょう。

 4位にクリフ・リチャードのアルバム。「76歳を迎える今年リリースするのは、2013年に、自身100作目のアルバムとしてリリースされたロックンロール黎明期のアーティストとヒット曲へのリスペクトを込めたトリビュート・アルバム『The Fabulous Rock'n'Roll Songbook』の第2弾!」焼き直しのクリスマス商材です。

 11位にネイサン・サイクスの多分ソロ・デビュー・アルバム。ザ・ウォンテッドと言うボーイズ・グループの人。

 13位にデヴィッド・ボウイのベスト盤。これです。こう言うのをクリスマス商材と言います。この人はベスト盤がとても多いのですが、このアルバムの特色は最新アルバムの”★”からのシングルまで含んでいる事でしょうか?2枚組40曲とお得感はあります。

 15位にスティングの3年ぶり12枚目のアルバム。前作は14位でした。ロック・アルバムらしいです。

 16位にシンプル・マインズの2年ぶり17枚目のスタジオ・アルバム。その名の通り全編アコースティックらしいです。

 19位にピンク・フロイドのコンピレーション盤。「ピンク・フロイドの膨大なアーカイヴから未発表音源・映像を含む全7巻の書籍形式のパッケージからなる27枚組の豪華ボックス・セット」何ですか (10CD+9DVD+8Blu-ray+7インチシングル×5)って。 「ハイライトを抜粋した2CD」もあります。

 24位にア・トライブ・コールド・クエストの18年ぶり6枚目のアルバム。買うかどうか迷って結局買ってないのですが、リード・トラックの’We the People’を聴いたら買う事になりました。因みにアメリカでは1位となりそうです。

 26位にレナード・コーエンのベスト盤。因みに自分もこのアルバム持ってます。先頃亡くなったレナード・コーエンですがチャートにどの様な形で表れるか興味があったのですが、ベスト盤がここに入りました。そして新作は先週の29位から7位に一気に順位を上げています。来週あたりレオン・ラッセルも来るんでしょうか?

 40位にエニグマの8年ぶり8枚目のアルバム。「日本盤のみエニグマの2大ヒット「サッドネス」「リターン・トゥ・イノセンス」をボーナス・トラックとして特別収録」こう言うのを「売らんかな」と言います。ですがエニグマに期待されてるのはそう言う事なので、日本のレコード会社は正しい判断をしている気がします。

 今週の1曲
ロビー・ウィリアムスで’Love My Life’。前々からこの人はモリッシーに似ていると思っているのですが、偶然でしょうが曲名までモリッシーの’My Love Life’に似ています。


ア・トライブ・コールド・クエストで’We the People’。カッコイイ。

ドキドキ!UK (4 Nov. 2016)

2016年11月4日付UKアルバム・チャート 毎週毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 その瞬間、全世界が涙した。約1年かけて選びに選んだ結果がよりによってこれか。トランプってあれは一般的に言えば泡沫候補だぞ。そんな奴にも勝てないヒラリーってどれだけ嫌われてるんだよ。これで公約に従いラーズ・ウルリッヒは故郷のデンマークへ移住する事が決まりました。まぁこれから色々影響が出てくる事でしょう。我々も無関係ではありません。と言う訳で今週も簡易版です。
 さて左のお手製の表が11月4日付UKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。横のメニューからシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 今週は初登場13組、アップ1組、ダウン22組、ノン・ムーヴァー2組、リエントリー2組なんですが、初登場過多、アップほぼなし、ダウンばっかの典型的UKチャートです。にしてもアップ1組は相当珍しい。そしてぼちぼちクリスマス商材が出て来てます。大御所のベスト盤とかベスト盤とかクリスマス・アルバムとかクリスマスっぽい雰囲気のライトなクラシックとか。まぁほぼほぼどうでも良い奴です。
 他には42位にオーストラリアのバカ・エレクトロ・ポップ・デュオエンパイア・オブ・ザ・サンの新作、43位に去年のラウドパークにも来ていたテスタメントの新作があります。
 そして先週初登場の内コーン、グレイム・パーク、マイク・ピカリング・アンド・ピーター・フック、ジミー・イート・ワールド、プリティー・レックレス、メラニーC、アグネス・オベル、ザ・プリテンダーズが40位圏外へと消えて行きました。

ザ・コーティナーズ 今週のニュー・エントリーズ
1位 James Arthur ”Back From The Edge”
4位 The Courteeners ”Mapping The Rendezvous”
5位 Madness ”Can't Touch Us Now”
6位 Jack Savoretti ”Sleep No More”
8位 Alexander Armstrong ”Upon A Different Shore”
11位 Roy Orbison ”The Ultimate Collection”
12位 Daniel O'Donnell ”I Have A Dream”
13位 Avenged Sevenfold ”The Stage”
15位 LeAnn Rimes ”Remnants”
20位 Black Sabbath ”The Ultimate Collection”
30位 David Gray ”The Best Of”
34位 Mic Righteous ”Dreamland”
40位 Tove Lo ”Lady Wood”

 1位にジェイムス・アーサーの3年ぶり2枚目のアルバム。Xファクター出身の歌手で2012年度の優勝者。前作は2位でした。

 4位にザ・コーティナーズ2年ぶり5枚目のアルバム。前々作は6位、前作は3位と着実に売れています。どこかジョイ・ディヴィジョンっぽい感じのあるマンチェスター出身のロック・バンド。

マッドネス 5位にマッドネスの4年ぶり11枚目のアルバム。何だかんだで今でもイギリスでは結構人気のあるマッドネス。前作は10位だったので順位を上げています。

 6位にジャック・サヴォレッティの1年ぶり5枚目のアルバム。前作は13位でその後も結構売れてた気がしましたが、そのせいか新作は期待値が上がって順位を上げてます。

 8位にアレクサンダー・アームストロングの1年ぶり2枚目のアルバム。前作は6位。去年の投稿をコピペすると「こう言う人が一番分かり難いのですが、本業はコメディアンでイギリスのTV界では有名人でお茶の間の人気者のようです。その人が結構真面目に作ったアルバムのようです。」まぁこれもクリスマス商材と見て良いでしょう。

 11位にロイ・オービソンのベスト盤。これです。こう言うのをクリスマス商材と言います。

 12位にダニエル・オドネルの今年2枚目で通算50作目のアルバム。「名前の通りのアイルランド人で1985年のデビューからずっと毎年必ず1枚以上アルバムを出し続けている人。まぁ歌手でもありテレビ・タレントでもあるんだけど。カントリーとアイリッシュ・フォークを合わせた感じの音楽をやっている様です。」と毎回このブログで書いています。

アヴェンジド・セヴンフォールド 13位にアヴェンジド・セヴンフォールドの3年ぶり7枚目のアルバム。ワーナーからユニヴァーサルに移籍しての初のアルバム。

 15位にリアン・ライムズの1年ぶり17枚目のアルバム。2年続けてクリスマス・アルバムを出してましたが今年はやめました。デビュー20周年だそうです。大体毎年アルバム出してますがUKチャートに入るのは久し振りなようです。

 20位にブラック・サバスのベスト盤。まぁこれもクリスマス商材でしょう。何枚目のベスト盤か分かりません。因みに前のベスト盤は持っています。

 30位にデヴィッド・グレイのベスト盤。日本語ウィキペディアには「イングランド、マンチェスター出身の歌手」と言う「これ書いたの俺か?」と思わせる愛情の無い説明があります。因みに2年前にリリースされたスタジオ・アルバムは10位でした。

 34位にミック・ライチャスのデビュー・アルバム。UK産グライム・ラッパー。両親はイランからの移民だそうです。

 40位にトーヴ・ローの2年ぶり2枚目のアルバム。スウェーデン出身の歌手。前作は17位でした。

 今週の1曲
ザ・コーティナーズで’No One Will Ever Replace Us’。このベースがどうしてもジョイ・ディヴィジョンを思い起こさせるんですね。


マッドネスで’Mr. Apples’。マッドネスも80年代の後半には既にこんな感じだったと思いますが、変わらなくて良い物もあります。


アヴェンジド・セヴンフォールドでアルバム・タイトル・ナンバーの’the Stage’。おいこのPVのオチにヒラリー居るけど現実はこれより笑えない事になってるんだが。見越して作ったらアテが外れたと言う事なんでしょうね。

Knotfest 2016 at 幕張メッセ 6 Nov. 2016

Knotfest2016 と言う訳でノットフェスに行ってきました。時間も無いのでなるべく手短に書きたい。まずメッセに近づくも中々入場させてくれない。嘗ての地元民である自分が歩いた事もないようなルートで入場させられる。でサマソニではいつも使ってない展示場が今回の会場。この展示場は初めて入った。

 で中に入るとタイム・テーブルがどんとあってその先はいきなりフード・コート。音はするんだけどどっから会場入りすれば良いんだ?あと遂にタイム・テーブルは紙ではくれなくなった。まぁ自分以外の人間はスマホで見るんだろう。で、「え、こっから入るの?」って所から入って会場入り。

 魔法少女になり隊
 俺もなりたい。このバンドの途中から見始める。丁度『おジャ魔女どれみ』のオープニングを演奏してた。ノットフェスに出ているからと言ってメタルではない。全体に突き抜け方の足りないテレフォンズか、バカ度の足りないナントカin Las Vegasみたいだった。

 THE冠
 既にある程度有名なバンドなので観客の態度が温かい。出て来ていきなりスレイヤーの’Raining Blood’を歌が入る所まで演奏しそこで止めて「サウンドチェック終了」と言って引き揚げる。掴みはOK。また出て来て3曲演奏したが面白かった。左右のギターのバランスが悪くてダイム・バグ・ダレル・モデルを弾いてた方のギターが余り聞こえなかった。あと全バンド共通でベースが聞こえなかった。それはメタルの宿命か?面白かったのでまた何処かでライヴが観たい。

 クレイジーンセイン
 今日の出演者の覆面バンドなんだろうけど全然面白くなかった。アイデアが滑ってる。全方位詰めが足りない。全てが三番煎じ。

 ムック
 これも面白くなかった。イメージでは演奏はもっとハードかと思ってたがそんな事はなかった。自他共に認めるヴィジュアル系。ヴォーカルが典型的ヴィジュアル系の歌い方。昔はコテビだったと思うんだけど売れたらソフビになってた。

 ブッチャー・ベイビーズ
 面白かった。演奏は多分大した事ないが2人のボーカルの活躍が凄い。ツアーで鍛え上げられてる。ヘドバンが凄い。またあれやると髪の毛が絡まるんだよ。まぁやってる事はメタル・コアなんだろうけど、とにかく観客を盛り上げようと頑張る。良かった。しかしヴォーカル2人が何であんなかわいい服着てたのかは謎だ。

 ハー・ネイム・イン・ブラッド
 全然知らないバンドだったが真面目にヘヴィネスを追求してる感じは好感が持てた。V系ではない。

 アンスラックス
 1年ぶり2回目のアンスラックス。去年は椅子に座って楽して観たので今年はもう少しアクティヴに観たかったのだが、ちょっと前の方で観てたら始まる前からどんどん押されて危険区域に入ってしまう。演奏が始まったら目の前がモッシュ・サークルになり身の危険を感じる。若い頃ならモッシュするだろうけど、もうそんな年じゃない。チャイの香りのする巨漢インド人(ネパール人?)の後ろに退避し身の安全を確保しながら観る。
 いやアンスラックスは安定してるね。楽しい。スコット・イアンのギターの歯切れの良さに痺れる。しかし時間が短い。’Mad House’やらなかったよ。ジョー・ジャクソンの’Got the Time’はやったんだが、この曲ジョー・ジャクソンは何十年も演奏してないのはおろか、恐らく作った事すら忘れてるんじゃないかと思う。もうこの曲はアンスラックスの物だ。

 ここで少し休憩。運営について。観客の誘導だけは悪くないけど、とにかく休む所が無い。メッセと言う屋内施設なのにトイレは何故か屋外の仮設トイレだし、フード・コートはちょっと狭くない?自分全然座れなかったよ。お陰でこの日は朝11:20〜夜10:00の10時間40分の内10時間30分位立ってた。最近楽にライヴを観すぎてたからもうちょっとアクティヴに観ようとは思ってたけど、流石に辛いわ。

 ザ・ガゼット
 本当にヴィジュアル系ってのは型通りの事しかやらないな。人気あるのは知ってたけどこんなに面白くない連中だとは思わなかった。V系なんだからもう少し笑いを取りに来いよ。ムックは自虐ネタMCで笑いを取りに来たぞ。これまで自分もV系とは少なからず関わってきて、その結果一度も音楽だと思った事はないけど、プロのこのレベルでも本当に音楽じゃないんだな。

 イン・フレイムス
 自発的に聞いた覚えは無いけど過去にYoutubeで見た記憶がある。悪くはないしカッコイイとは思うけど、自分にはあんまり訴えなかったな。

 クロスフェイス
 頑張ってる。やたら海外勢に対抗意識を燃やしてる。まぁ良いバンドなんじゃないかなぁとは思う。凄い自分達が日本代表みたいな感じで喋ってたが今日の日本勢のトリはマン・ウィズなんだよなぁ。あとMCでずっと「ノットフェスト、ノットフェスト」って言ってたな。

 ラム・オブ・ゴッド
 自分はこのバンドを観に来たと言っても過言ではない。自分は良いと思ったが意外と盛り上がってなかった。自分の居た場所のせいもあるがやや音のバランスが悪く(別の場所に移動出来れば良かったのだがキチキチで簡単に動けない)、ドラムとヴォーカルは良く聞こえるがギターがオフ。まぁ現在世界最高と言われるクリス・アドラーのドラムを中心に聴きたいと思っていたのでこの場所でも悪くはない。まぁとにかく’512’を聴けたので満足ではある。
 やっぱりドラムのテクニシャンぶりは凄かった。音数や速さはスリップノットかも知れないが技巧ではこちらが上。まぁそれは良いとして、前から思っていたがこの手の音数が多くて細かい事をやるバンドと言うのは大会場になればなるほど不利だよなぁと思う。音響の条件一つで壊滅的に伝わらない場合もある。ラム・オブ・ゴッドはまだグルーヴに重きを置いている方だと思うが、それでもリフの刻みの一つ一つまでしっかり聞こえるかと言えば流石にそうでもない。結果的にキチキチに集まった観客も暴れるよりはしっかり聴きに行ってしまった感じ。自分はそれでも良いが鑑賞型のバンドでもないと思うのでその辺りは残念だったかな。ラストの’Redneck’のみ異様に盛り上がったが。あと7曲しかやってないので今度は単独公演でちゃんと観たい。
 このバンドが終わった所で初の民族大移動。LOG民とマリマン民が入れ替わる。自分も疲れたので後退する。

 マン・ウィズ・ア・ミッション
 このバンドに限らずなんだが、ターン・テーブル、その他機材を大量投入するバンドが増えたなぁと思う。必要なのか?と思う場面はそれなりにあるんだが。オオカミの被り物で一躍有名になったマン・ウィズだがこれってやっぱりスリップノットの影響なんだろうな。売れてるバンドなんで一体どんな感じなのかなぁと思って観てたが、まぁ見た目の割に音は普通なロックかな。メタルではないし、ミクスチャーなのかな。もう最近はミクスチャーが何と何をミックスしたのかなんて殆どの人が忘れてしまったと思うが。
 まぁとにかく人気はあるのでこの時点で一番客席を沸かしてた。女性客も多い。基本歌メロを大事にしてて合唱出来るタイプのロック。の割には歌詞全部英語なんだけど。このバンドでまともに聴いた事あるので『鉄血のオルフェンズ』のOPの’Raise Your Flag’だけだけど、日本語で歌ってるのってこの曲だけなのね。ライヴの最後はこの曲だった。歌詞は自分達の事と重ね合わせてるんだと思う。

 マリリン・マンソン
 『マリリンに逢いたい』などと言う古い話が普通に出てくる程度にはオッサンなんです。こちらも1年ぶり2回目のマリマン。一言で言うと凄い良かった。凄い存在感。去年同じ会場で観てるんだがそれより全然良かった。どう言う訳かPAの真横と言うベストなポジションが観る事が出来てしまい、音が非常に良い。その結果メンバー替わったか?と言う位演奏にキレがあるように思える。去年観た時も決して悪くなかったが、去年は面白い事するオッサンのエンターテイメント・ショウと言う感じが強かったが、今年は非常にアーティスティックな表現に思えた。まぁやってる事は殆ど去年と変わらない上、時間は大分短いんだけど。’Sweet Dreams’では相変わらず竹馬に乗りたいのね。だが去年はやらなかった’Coma White’が本当に良くて感動した。まさかマリマンで感動するとは思わなかった。ちょっと見方が変わった。

 スリップノット
 何故か始まる前にデビッド・ボウイの’Fashion’がデカイ音で流れる。スリップノットは約10年ぶり2回目。前回は10年位前、サマソニでマリン・スタジアムで観たんだけど、その時の印象はそんなに良くなかった。何せ風で音は流れるし、スタジアムでは細かいギターの刻みなんて聞こえやしないし。こちらも変な格好した人達が暴れて面白いが音は普通のスラッシュメタルと言う印象。その日はその後のナイン・インチ・ネイルズが良かったんだよ。
 でこの日は屋内で音響も格段に良いのでしっかり観たが、やっぱりライヴ・バンドとしての実力は凄いよ。前にサマソニで見た時より全然良かった。ただこのバンド、自分はあんまり曲が良いと思えないんだよね。だから自分はストーン・サワーの方が好きなんだよねぇ。まぁこの日このバンドに限らずなんだけど音作りも演奏もカッコイイんだけど曲がイマイチなバンドが多かったんだよなぁ。まぁソングライティングに重点を置くジャンルの音楽ではないけど、曲の盛り上げ方、起伏の付け方があんまり上手くないと思う。音多すぎなんだよ。特にスリップノットって9人も居るしμ'sやAquorsじゃないんだから。この日は8人だったけどパーカッションは2人も要らんと思うので1人でいいです。
 まぁでもこれをあれだけ有無も言わせぬ説得力を持って演奏するんだから、それは本当に凄いと思う。スリップノットはちゃんと体験できて良かったわ。

 しかし休み無しの10時間耐久ヘヴィー・メタル、疲れた。帰りの電車で舞浜から乗ってきたディズニー帰りの客が車両を牛耳る疲労困憊したメタラー集団を見て怯えていたのが面白かった。

ドキドキ!UK (28 Oct. 2016)

2016年10月28日付UKアルバム・チャート 毎週毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 仕事がMAX忙しかったのに土曜日は自分のライヴ、日曜日はキリンジのライヴ、そして今週も仕事が忙しい。世間的に今日は休みらしいね、僕は2時間の残業だよ。全然アニメも見れてない。なのに今週日曜日はKNOTFESTでTHE冠を観て来るぞ。いつになったら『魔法使いプリキュア』の映画が観れるんだ?ブログの更新は来週もきっと遅れる。
 でキリンジ。2年前に観た時は弓木英梨乃はかわいい感じだったが、今回はカッコ良くなってた。あと『Neo』を聴いた時も思ったけど昔のキリンジを求めている人はもう流石について来れないだろうな。完全に別バンドになったと思う。
 さて左のお手製の表が10月28日付UKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。横のメニューからシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 今週は初登場14組、アップ2組、ダウン21組、ノン・ムーヴァー1組、リエントリー2組なんですが、初登場過多、アップほぼなし、ダウンばっかの典型的UKチャートです。最近はこの傾向が続いています。あと半月位するとクリスマス商戦が始まり1年で最もつまらない時期に入ります。
 と言う訳でもう今週も木曜日で面倒なので簡易版でやります。
 そして先週初登場の内トゥー・ドア・シネマ・クラブ、ブラックベリー・スモーク、ベス・ハート、デヴィッド・ティー、ドクター・ジョン・クーパー・クラーク・アンド・ヒュー・コンウェル、ヒルソング・ワーシップ、ザ・ゲームが40位圏外へと消えて行きました。トゥー・ドア以外は100位以内にも居ません。初速のみです。

コーン 今週のニュー・エントリーズ
1位 Elvis Presley & Royal Philharmonic Orchestra ”The Wonder Of You”
2位 Michael Buble ”Nobody But Me”
3位 Lady Gaga ”Joanne”
4位 Leonard Cohen ”You Want It Darker”
7位 Status Quo ”Aquostic II That's a Fact”
9位 Korn ”The Serenity Of Suffering”
10位 Various Artists ”Lazarus (Original Cast Recording)”
11位 Various Artists ”Trolls (Original Soundtrack)”
14位 Graeme Park, Mike Pickering & Peter Hook ”Hacienda Classical”
21位 Jimmy Eat World ”Integrity Blues”
23位 The Pretty Reckless ”Who You Selling For”
25位 Melanie C ”Version Of Me”
30位 Agnes Obel ”Citizen Of Glass”
40位 Pretenders ”Alone”

 1位にエルヴィス・プレスリー

 2位にマイケル・ブーブレ3年ぶり9枚目のアルバム。

 3位にレディー・ガガの3年ぶり4枚目のアルバム

 4位にレナード・コーエンの2年ぶり14枚目のアルバム。前作は5位。前々作は2位と言う凄い売れ方してます。現在82歳。

 7位にステイタス・クオー。前にも同じ企画でアルバム出してました。ちょっと早めのクリスマス商材でしょうか?年金も貰っててもまだ商売します。

 9位にコーンの3年ぶり12枚目のアルバム。アルバム・タイトルの『セレニティ・オブ・サファリング』を見るとセーラームーンしか思いつきません。因みに前作は16位でした。

 10位に何かのサントラ。

 11位に何かのサントラ。

 14位にグレイム・パーク、マイク・ピカリング・アンド・ピーター・フックのアルバム。元ニュー・オーダーのヒゲが始めたバカ企画にオッサン、オバハンが大挙して飛びついたようです。
 「元ニュー・オーダーのピーター・フックを中心に、当時のレジデントDJであったグレアム・パーク&マイク・ピカリングほかハシエンダ最盛期のDJ陣と、地元マンチェスターが誇る名門オーケストラであるマンチェスター・カメラータが組んで、ハシエンダから生まれた80s-90sのクラブ・アンセムを再現するUKツアー『Hacienda Classical』を2016年に敢行。ロイヤル・アルバート・ホール完売をはじめ、数々の由緒あるコンサートホールをクラブ・アンセムで熱狂させ、大成功を収めた。今作は『Hacienda Classical』そのままにレコーディングしたもの。ライヴでも沸かせたニュー・オーダー「Blue Monday」等を収録。曲間はノンストップでミックスされる。シンフォニック・アレンジで蘇る、ダンスミュージックの音の渦。当時のファンはもちろん、全ダンスミュージック・ファン必聴の1枚!」だそうです。

 21位にジミー・イート・ワールドの3年ぶり9枚目のアルバム。エモとか言う連中です。エモが何なのか誰か教えてください。そう言えばキリンジのライヴで堀込高樹が若い客に「エモいですねー」と言われて「エモいのかぁ」とMCで喋っていたのを思い出した。

 23位にザ・プリティー・レックレスの2年ぶり3枚目のアルバム。

 25位にメラニーCのアルバム。元スパイス・ガールズの人。日本盤は出ないんですね。

アグネス・オベル 30位にアグネス・オベルの3年ぶり3枚目のアルバム。「ファーストとセカンド・アルバムのセールスが100万枚を超え、楽曲ストリーミ ング回数においては2億5千万回を記録する、デンマークが誇るシンガー・ソングライター、アグネス・オベル。そんな彼女の3作目となる『シチズン・オブ・グ ラス』は、アグネス自身がプロデュースとミックスを手がけ、ベルリンにてレ コーディングされた。」らしいですが全く知らない人でした。本国デンマークではかなり人気の人のようです。何故か日本公式サイトがあります。

 40位にプリテンダーズの8年ぶり10枚目のアルバム。このオバハンも頑張りますねぇ。65歳。一般的には定年です。しかし今更ながらプリテンダーズ名義で作品がリリースされるとは思っていませんでした。ブラック・キーズのダン・オーバックがプロデュース。

 今週の1曲
コーンで’Insane’。以前はコーンも良く聴いてましたが、このアルバムは久し振りに聴いてみようかなと言う気になりました。昔の重苦しい感じが戻ってる感じがします。


アグネス・オベルで’Familiar’。自分の北欧女性シンガー好きにも何とかならんもんかと思いますが、この人は良さそうです。気に入りました。

ドキドキ!UK (21 Oct. 2016)

2016年10月21日付UKアルバム・チャート 毎週毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 現在放送中の女児アニメ2作品以上出ている声優。豊崎愛生、赤千夏、諸星すみれ、上田麗奈。てか全員『プリパラ』出てるのか。中でも台詞の数で言えば上田麗奈がダントツ。『プリパラ』でも『アイカツスターズ』でも主要キャラ。豊崎愛生と口論してる時は『クロムクロ』のムエッタとソフィーかと思った。『けいおん』VS『ばくおん』とかも言われてたけど。『アイカツ』の白銀リリィは白いあじみと言われる程の個性派だが『Cheating Craft』でも同じような見た目のやってるんだよなぁ。ジュリィもか?
 さて左のお手製の表が10月21日付UKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。横のメニューからシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 今週は初登場12組、アップ8組、ダウン16組、ノン・ムーヴァー2組、リエントリー2組なんですが、最近のUKチャートですがブルースやカントリー、フォークなんかが結構売れてます。あと大御所。新人も売れるには売れますが初速だけです。思いの他ヒップホップやR&Bが弱い気がします。バンドは弱いですね。あと遂に謎のフランス人シンガー、クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズが41位に落ちました。フランス人がイギリスでこんなに売れるのは極めて珍しいです。
 そして先週初登場の内フィーダー、ホワイト・ライズ、サム41、プラシーボ、ケイト・テンペスト、メシュガーが40位圏外へと消えて行きました。サム41以外は100位以内にも居ません。みんな消え過ぎ。

ブラックベルー・スモーク 今週のニュー・エントリーズ
1位 Kings of Leon ”Walls”
2位 Phil Collins ”The Singles”
3位 Tom Chaplin ”The Wave”
5位 Two Door Cinema Club ”Gameshow”
7位 Rebecca Ferguson ”Superwoman”
8位 Blackberry Smoke ”Like An Arrow”
9位 Katie Melua ”In Winter (feat. Gori Women's Choir)”
28位 Beth Hart ”Fire On The Floor”
33位 David Teie ”Music For Cats”
34位 Dr John Cooper Clarke & Hugh Cornwell ”This Time It's Personal”
36位 Hillsong Worship ”Let There Be Light”
38位 The Game ”1992”

 1位にキングス・オブ・レオンの3年ぶり7枚目のアルバム。デビュー当時は泥臭古臭ロックをやっていた気がするんですが何かいつの間にか垢抜けていた気がします。これで5作連続1位です。このバンド、もうデビューから13年も経つんですね。

 2位にフィル・コリンズのシングル・コンピレーション・アルバム。最大収録盤はCD3枚組で45曲収録です。

 3位にトム・チャップリンのデビュー・アルバム。誰だか知りませんでしたが元キーンのヴォーカルです。そう言えばそんな名前だったかも知れません。いつの間にか解散してたんですね。と言うかキーンで5枚のアルバム全て全英1位だったですね。そちらに驚きました。

 5位にトゥー・ドア・シネマ・クラブの4年ぶり3枚目のアルバム。このバンドは名前だけは良く聞く気はしますが音は聞いた記憶がありません。新作はパーロフォンからのリリース。プロデュースはジャック・ナイフ・リー。

 7位にレベッカ・ファーガソンの1年ぶり4枚目のアルバム。Xファクター出身の歌手の4枚目にして3枚目のオリジナル・アルバム。前作はカヴァー・アルバムで7位でした。Xファクター出身の歌手としては長生きしていると思います。

 8位にブラックベリー・スモークの1年ぶり5枚目のアルバム。前作が17位だったのでアルバムを出す度に順位を上げています。もうそろそろ日本盤を出してあげても良いのではないでしょうか?先々週のドライヴ・バイ・トラッカーズと言いこう言うバンドが最近イギリスでは売れるんです。まぁアメリカでも売れてるんですけど。サザンロックの時代が本格的にやって来るのか?
 「こいつらはもう十分にタイトだ、練習するのはもうやめてくれ」 ─ ビリー・ギボンズ
 「このバンドこそが、再びサザン・ロックを世界へと広めていくことになるだろう」 ─ グレッグ・オールマン 、なんだそうです。

ケイティー・メルーア 9位にケイティー・メルーアの3年ぶり7枚目のアルバム。前作は6位でした。ジョージア(旧グルジア)出身の歌手。今回は「エンジニアを務めたアダム“セシル”バートレットと共にジョージアへ飛び、ゴリという小さな街の文化コミュニティ・センターにお手製のレコーディング・スタジオを作ったのであった。そこで二人は、24人編成の女声聖歌隊、ゴリ・ウィメンズ・クワイアを迎えてアルバムのレコーディングを行ったのであった。」
 ウクライナ語やグルジア語で歌っている曲もあるそうです。その辺、興味が沸きます。

 28位にベス・ハートの1年ぶり13枚目のアルバム(ジョー・ボナマッサとの共作含む)。前作は33位でした。LAを拠点とする女性ブルース・ロック・シンガー。今こう言う感じでイギリスではブルース・ロックがそこそこ売れています。

 33位にデヴィッド・テイーだかテイエだかのアルバム。何者かさっぱり分かりません。『猫の為の音楽』ってアルバムですが、マジで科学的な根拠に基づいて猫に気持ち良い音楽を作ったみたいです。サンプルはここで聴けます。

ジョン・クーパー・クラーク・ヒュー・コンウェル 34位にドクター・ジョン・クーパー・クラーク・アンド・ヒュー・コンウェルのデビュー・アルバム。「2016年UKロックシーンにおいて最も異色なデビュー・アルバム! 数々のアーティストに影響を与え、‘パンク詩人のボブ・ディラン’と評されたジョン・クーパー・クラーク、そしてUKパンクの歴史を築いた元ストラングラーのヒュー・コーンウェルがタッグを組んだ。収録されている曲は、彼等が多感な時代に影響を受けたUK、USのポップ・ミュージックのカバー。」だそうで、ドクターは歌うのは初めてだそうです。

 36位にヒルソング・ワーシップの1年ぶり27枚目と推測されるアルバム。時々UKチャートに入るプレイズ・ミュージックとかワーシップ・ミュージックとか言われる神を讃える歌です。オーストラリアはシドニーのグループですが1988年に何かアルバム的な物出したのが最初のようです。因みに前作はぴったり1年前にリリースされ39位でした。

 38位にザ・ゲームの1年ぶり8枚目位のアルバム。よく分からないリリースが多くて枚数が掴めません。実は今年2枚のサントラを作っています。去年の今頃も2週続けて2枚のアルバムをリリースしていました。”the Documentary 2”は4位、”the Documentary 2.5”は39位でした。新作は彼が12歳の頃、カリフォルニアはコンプトンでの経験が基になっているようです。

 今週の1曲
ブラックベリー・スモークで’Waiting for the Thunder’。このバンドは見るたびに毛の量が増えている気がします。遂にヴォーカリストも髭面になりました。


ケイティー・メルーアで’Dreams on Fire’。自分は完全にこの人を誤解していました。SSWと言ってもR&Bやってる訳ではありませんでした。昔ながらのアコギ抱えたフォーク・シンガー風の人です。他の曲も昔の曲も試聴してみましたがそう言う人でした。しかも結構悪くないです。聴いてみようかと言う気になりました。


ドクター・ジョン・クーパー・クラーク・アンド・ヒュー・コーンウェルで’Johnny Rmember Me’。PVがあるのが不思議です。こんな冗談みたいなユニットを売る気なんでしょうか。でも一応ソニーから出てるので売る気はあるんだと思います。で実際ある程度売れてるし。意外と切れ味もある所が始末に負えません。

ドキドキ!UK (14 Oct. 2016)

2016年10月14日付UKアルバム・チャート 毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 『ガーリッシュナンバー』面白いぞ。『SHIROBAKO』が「正しいアニメの作り方」なら、こっちは「正しいクソアニメの作り方」と言った感じ。また主役が千本木彩花と言うのが感慨深い。2013年『帰宅部活動記録』でデビュー後、2年は仕事らしい仕事も無く一般的には忘れられていたが今年になって何故かいきなりブレイク。遂に主役である。それも「売れない新人声優がヒロイン役を掴んだ」と言う役である。不遇時代を経験した彼女がどんな気持ちで演じているのか非常に興味がある。
 さて左のお手製の表が10月14日付UKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。横のメニューからシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 今週は初登場13組、アップ3組、ダウン20組、ノン・ムーヴァー0組、リエントリー4組なんですが、初登場が多く上昇が少なく下降が多い典型的UKチャートです。先週何故か5位だったレディオヘッドは70位まで落ちています。先週だけ売れた理由が分かりません。リック・アストレーがやっと40位圏外に落ちて48位なのですが、49位にGOATとか言う「スウェーデンの無国籍エクスペリメンタル・異次元サイケロック・バンド」の新作がチャートインしています。これが中々頭の狂ってそうな連中で注目です。
 そして先週初登場の内スレイヴス*、ピクシーズ*、オーペス*、ディーコン・ブルー*、ジョアン・ショーン・テイラー、バンクス、ドライヴ・バイ・トラッカーズ、ザ・ミッションが40位圏外へと消えて行きました。*以外は100位以内にも居ません。

ゴート 今週のニュー・エントリーズ
1位 Green Day ”Revolution Radio”
2位 Barry Gibb ”In The Now”
3位 Alter Bridge ”The Last Hero”
4位 Kaiser Chiefs ”Stay Together”
6位 OneRepublic ”Oh My My”
8位 Seasick Steve ”Keepin' The Horse Between Me & The Ground”
9位 Norah Jones ”Day Breaks”
10位 Feeder ”All Bright Electric”
11位 White Lies ”Friends”
16位 Sum 41 ”13 Voices”
21位 Placebo ”A Place For Us To Dream”
28位 Kate Tempest ”Let Them Eat Chaos”
32位 Meshuggah ”The Violent Sleep Of Reason”

 1位にグリーン・デイのアルバム。

 2位にバリー・ギブの32年ぶり2枚目のソロ・アルバム。ビージーズを含めても全曲新曲のオリジナル・アルバムは15年ぶり。随分休んでいた気がしますが、その間にロビンとモーリスは亡くなりました。その間もイギリスではずっとベスト盤が売れていたので大変な人気があるのだと言う事は分かります。

 3位にオルター・ブリッジの3年ぶり5枚目のアルバム。元クリードの人のやってるハード・ロック・バンド。前作が6位だったので更に人気が出て来ている模様。

 4位にカイザー・チーフスの2年ぶり6枚目のアルバム。前作は1位でした。出したアルバムは全て10位以内に入っているようなので大したものです。

 6位にワンリパブリックの3年ぶり4枚目のアルバム。何やらソング・ライターのライアン・テダーは大変なヒット・メイカーらしいのですが重箱の隅を突付くのを生業としている自分は名前も聞いた事がありません。因みに前作は35位でした。

シーシック・スティーヴ 8位にシーシック・スティーヴの1年ぶり8枚目。船酔いスティーヴが帰って来た!1941年生まれの戦中派、元気だなぁ75歳ですよ。この年になって行き急いでるのかリリース・インターヴァルが短くなってきている!しかも今回は2枚組。1枚はエレクトリック、もう1枚はアコースティック。前作は4位で今作では順位を下げていますが強敵揃いの今週に8位は快挙だと思います。

 9位にノラ・ジョーンズの4年ぶり6枚目のアルバム。前作は4位でした。そう言えば前作はデンジャー・マウスがプロデュースとかしてましたっけ。「収録曲はノラ・ジョーンズ自身が作曲、もしくは共作したオリジナル曲9曲とホレス・シルヴァー「ピース」、デューク・エリントン「アフリカの花」そしてニール・ヤング「ドント・ビー・ディナイド」といったカヴァー曲3曲を含む全12曲を収録」だそうです。

 10位にフィーダーの4年ぶり9枚目のアルバム。彼等もうデビュー20周年なんです。ただただ時の経つのは早いと言う感想しか出てきません。日本人ベーシストの「タカ・ヒロセは、LUNA SEAのINORAN、Feederのギタリストとしても活動するDean、日本のロック・バンド=8ottoのMAESONらと結成したバンド=Muddy Apesとして3作のオリジナル・アルバムとジャパン・ツアーを実施」と言う事実があった事を初めて知りました。

 11位にホワイト・ライズの3年ぶり4枚目のアルバム。前作は4位でしたので後退しています。

ケイト・テンペスト 16位にサム41の5年ぶり6枚目のアルバム。グリーン・デイと発売が重ならなければもうちょっと売れたんでしょうか?それともこんなもんだったんでしょうか?

 21位にプラシーボのベスト盤。自分は前に出たベスト盤を持っているのですがあの頃はCCCDでした。あのベスト盤もう10年以上前なんですね。あの頃CDはCCCDなんて物が流行ってましたがすっかりそんな物、あの世の彼方へ消え去ってしまいました。そして今CDそのものが風前の灯火です。ただ前のベスト盤以降、大してアルバム出してないですよね。なので買うかどうかは微妙。

メシュガー 28位にケイト・テンペストの2年ぶり2枚目のアルバム。前作は95位だったので大躍進です。自慢ではないですがその時、自分はこのブログで紹介しています。まだエッジな物を発見する能力は(その時点では)衰えていなかったようです。そのかわり大物は完全スルーします。
 「ラッパーであり、詩人、作家としても活躍するケイト・テンペスト。16歳からラッパー、作家、詩人としての活動を開始、2014年にリリースしたアルバム『Everybody Down』はマーキュリー・ミュージック賞にノミネートされた。2016年には初となる小説「The Bricks That Built The Houses」を発売し高評価を得ている」そうです。チャックDやルーツ・マヌーヴァにも認められたらしいです。

 32位にメシュガーの4年ぶり8枚目のアルバム。結成は87年と言うから結構な古参。アホみたいに難しい演奏が魅力。難しいと言うのか面倒臭い演奏と言った方が正解かも知れません。因みに前作はアメリカでは19位に入ったらしいですがイギリスでは40位以内に入っていないようです。自分は現代のパンクは嫌いですが現代のメタルは好きです。ウィキペディアが機材の話ばっかりなのが面白いです。

 今週の1曲
シーシック・スティーヴで’Keep that Horse between You and the Ground’。多分この映像は誰かが勝手に作った物で正式な物じゃありません。その内消される可能性大なので見るなら早めに見てください。てか普通にこの演奏カッコイイです。


ケイト・テンペストで’Europe is Lost’。最新作からの映像が無いです。しかし音だけでも十分と言うか映像とか要らないです。このテンションだけでも味わって頂ければと思います。


メシュガーで’Clockworks’。8弦ギターの低音、連打されるバスドラ、美しくメロディックな咆哮、癒される要素満載です。長い曲ですが1秒も退屈しません。やはりメタルは最高です。


ゴートで’Union of Mind and Soul’。中々にアレな感じです。ヴォーカルとか何処向かって叫んでるんだって感じです。メシュガーとゴートが同じスウェーデン出身なのでスウェーデンと言うのは一体どんな国なんだと思ってしまいます。しかし今週の今週の1曲は大分振り切れた物ばかり選んでしまいました。

ドキドキ!UK (7 Oct. 2016)

2016年10月7日付UKアルバム・チャート 毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 秋アニメが始まった。『終末のイゼッタ』を人は早見沙織アニメと呼ぶだろう。しかし茜屋日海夏、麦穂あんな、諏訪部順一が居て実質『プリパラ』『TRICKSTER』は木戸衣吹の信仰の為に見る。『競女』は前田玲奈が結構出てる。遂に追い風来た?千本木彩花、本渡楓、大西沙織も出てるが、その3人はそのまま黒い『それが声優』の『ガーリッシュナンバー』出てるだろ。で本渡楓主演の『ヒミツのここたま』が2年目突入、更に映画化決定。去年プリキュアを打ち破っただけの事はある。そして数々の爆死アニメを牽引した花守ゆみり主演の『リルリルフェアリル』に2年目はあるのか?『灼熱の卓球娘』は大丈夫か?
 さて左のお手製の表が10月7日付UKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。横のメニューからシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 今週は初登場13組、アップ2組、ダウン22組、ノン・ムーヴァー0組、リエントリー3組なんですが、今週も初登場が多くアップが少なくダウンが多いと言う典型的UKチャートです。そんな中、何故か5位にレディオヘッドの新作がリエントリーしています。理由は分かりません。
 そして先週初登場の内マリリオン*、エアボーン、マイ・ケミカル・ロマンス、ウォーペイント*、ジョー・ボナマッサ*、デヴィッド・ボウイ、ビリー・ブラッグ・アンド・ジョー・ヘンリー、ヴァンゲリスが40位圏外へと消えて行きました。*以外は100位以内にも居ません。40位圏外では46位のオランダのシンフォニック・メタル・バンド、エピカの新作、47位のレジーナ・スペクターの新作が気になります。エピカは熱心なファンが居るのか日本語ウィキペディアに既に新作が書き加えられています。てかこんなの見た事ない。浮いてるのかと思った。

スレイヴス 今週のニュー・エントリーズ
1位 Craig David ”Following My Intuition”
2位 Bon Iver ”22, A Million”
3位 The Shires ”My Universe”
4位 Van Morrison ”Keep Me Singing”
6位 Slaves ”Take Control”
7位 Pixies ”Head Carrier”
11位 Opeth ”Sorceress”
13位 Deacon Blue ”Believers”
17位 Solange ”A Seat At The Table”
19位 Joanne Shaw Taylor ”Wild”
24位 BANKS ”The Altar”
29位 Drive-By Truckers ”American Band”
38位 The Mission ”Another Fall From Grace”

 1位にクレイグ・デイヴィッドの6年ぶり6枚目のアルバム。近年は落ち目かと思われていたクレイグ・デイヴィッドですが久々のアルバムは売る気満々で臨んだのか初登場1位です。1位になるのは2000年のデビュー・アルバム以来です。おめでとう。

 2位にボン・イヴェールの5年ぶり3枚目のアルバム。新人と思ってましたが意外とキャリアも長くなってきました。てか新人の癖にアルバム・インターヴァルに5年も空けさせてくれるなんて太っ腹なレコード会社です。と思ったらジャグジャグウォーでした。インディーか。それじゃ仕方ないですね。「先行シングル曲「22」「10」ほか、アーティスティックな楽曲が収録されている」って何ですの?それ。

 3位にザ・シャイアーズの1年ぶり2枚目のアルバム。「UKカントリー」らしいです。男女デュオですかね、女性ヴォーカル、男ギター。全作は10でしたので躍進しています。

 4位にヴァン・モリソンの1年ぶり多分36枚目のスタジオ・アルバム。以前より今が売れているらしいです。前作は5位でした。このアルバムですが”Keep Me Singing”と言うアルバム・タイトルに反しアルバム・ラストを飾るのは自身でピアノとサックスを演奏したインスト・ナンバーだそうです。

ピクシーズ 6位にスレイヴスの1年ぶり2枚目のアルバム。前作は8位でした。彼等のライヴを今年のサマソニで観ましたが面白かったです。歌詞が結構重要で、日本人に通じなくて彼等フラストレーションを感じるんじゃないかなと思いましたが、その辺は2015年のサマソニで経験済みなのか、大事な所だけは通訳を呼んで事前に説明させてました。
 いや、でも新曲やってましたがサビの所さえ分かれば十分盛り上がれます。あとSlavesと言うバンド名ですが検索すると同じバンド名の連中がいくつも居るので何とかして欲しいです。

 7位にピクシーズの2年ぶり6枚目、再結成後2枚目のアルバム。ピクシーズは元々そこまで好きなバンドでもなかったのですが、再結成後のピクシーズに対してどういう風に向き合えば良いのか、正直わかりません。と言うかピクシーズに限らずですが再結成後のバンドに対してどう言う気持ちで向き合えば良いのか分からない事が良くあります。
 「前作『インディ・シンディ』が賛否両論あった作品ならば、『ヘッド・キャリア』は満場一致でピクシーズ・ファンが納得する作品に違いない」だそうです。因みに前作は6位でした。

オーペス 11位にオーペスの2年ぶり12枚目のアルバム。「変拍子とオルガンをフィーチュアしたプログレッシヴなイントロからミッドテンポの重いハード・ロックに突入する「ソーサレス」、幽玄でアシッドなフォーク・ナンバー「ソーサレス 2」など、緩急のスリルに富んだプログレッシヴ・メタルが全編を貫く」らしいです。プログレです。

 13位にディーコン・ブルーの2年ぶり9枚目のアルバム。度々ブルー・ナイルと勘違いするディーコン・ブルーですが、良く出す方がディーコン・ブルーです。滅多に出ないのがブルー・ナイルでした。って前作の出た2014年にも同じ事書いてました。因みに前作は17位でした。

 17位にソランジュの8年ぶり3枚目のアルバム。姉のビヨンセに比べると偉い地味な印象の妹です。ダニー・ミノーグ並に地味です。と言うかソランジュの名前をチャートで見たのは初めてな気がします。シングル・チャートはチェックしていないので。因みに前作はUK180位だったらしいので大躍進です。

 19位にジョアン・ショウ・テイラーの2年ぶり6枚目のアルバム。現在30歳のイギリス出身女性ブルーズ・ギタリスト。現在はアメリカを拠点としているようです。こう言う方は珍しいです。昔の写真と今の写真を見比べると確実に横に成長しミュージシャンとしての幅が広がった事を感じさせます。

 24位にバンクスの2年ぶり2枚目のアルバム。FKAトウィッグスみたいな感じのR&Bシンガー。全くの偶然ですが前作はディーコン・ブルーの前作と同じ週にチャート・インしています。前作は20位でした。

ザ・ミッション 29位にドライヴ・バイ・トラッカーズの2年ぶり11枚目のアルバム。オルタナティヴ・カントリーとかサザン・ロックとかそう言うのをやってるバンド。前作は34位でした。イギリスでもそこそこ売れるその手のバンドと言う事です。

 38位にザ・ミッションの3年ぶり多分12枚目のアルバム。ザ・ミッションです。1986年のデビュー以来、何となく今迄続いていたようです。まだやっていたとは知りませんでした。ニュー・モデル・アーミーやザ・フォールのアルバムがチャート・インするのと同じくらいの驚きがあります。BUCK-TICKにも影響を与えていると思いますが今となっては誰にとってもどうでも良い事かと思います。因みに86年のデビュー以前にはシスターズ・オヴ・マーシーと言うバンドをやっていたと言うキャリアがあります。そこから分裂した連中です。

 今週の1曲
スレイヴスで’Spit it out’。この曲はサマソニでもやってました。初期衝動一発の連中ですが2ndまで漕ぎ着けました。勢いは全く落ちていません。


ピクシーズで’Um Chagga Lagga’。確かに昔の感じはあります。が男は例外無くハゲな所に年月を感じます。


オーペスで’Sorceress’。もうイントロのオルガンの音から「勝った!」と思わせてくれるプログレ感がたまりません。人間、好きな事をやってそれを突き詰められたら幸せだなぁと思いました。


ミッションで’Tyranny of Secrets’。まぁ彼等も好きな事を突き詰めている人達なんでしょう。ギターの音が今は何年なんだと思わせてくれます。
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