2016年9月2日付UKアルバム・チャート 毎週UKアルバム・チャートだけに的を絞り、イギリス特有の憂鬱な軽音楽を紹介するはずだったこのコーナー「ドキドキ!UK」
 種田梨沙、病気休業は結構ショック。なのでPCの壁紙を種田梨沙に変え回復を祈る。しかし藤原啓治と言い『うたわれるもの 偽りの仮面』はメインの2人が病気休業って何なんだろう。呪いか?今期の種田梨沙は仕事少ないと思ってたがこれが原因なのか。『天鏡のアルデラミン』はもう録り終えたかも知れないが『食戟のソーマ』はまだ続くんじゃないのか?『アルデラミン』は地味に藤原啓治も出てるな。
 一方、小岩井ことりは変なものを取っていた。その昔、自分は会社の金でMIDI検定を受けようと画策したが相手にされなかった。
 さて左のお手製の表が9月2日付UKアルバム・チャート。こちらがBBCのサイト。ジャケ写、アー写、アーティスト・プロファイル、試聴とか。横のメニューからシングル・チャートやらインディー・チャートやらも見られます。officialcharts.comの100位までのチャートも見てみると面白いです。

 今週の概観
 今週は初登場7組、アップ7組、ダウン21組、ノン・ムーヴァー1組、リエントリー4組なんですが、今週も1位と2位が凄まじ革新対保守の構図を呈しています。いやブリトニーは言う程革新ではないんですが。で先週の1位と2位はそのまま3位と4位にスライドしています。
 そして度々このブログでも取り上げていますがトウェンティ・ワン・パイロッツの動きがいよいよ無視できません。ジワジワ上げて遂に5位と彼等にとっての最高位に来ました。2015年フジロックでの素晴らしいパフォーマンスを観て彼等を知りましたがイギリスでもフェス・シーズンを経て更に人気と知名度を上げて来たようです。現在シングル・チャートでも5位です。こちらは映画”Suicide Squad”で使われているようです。
 そして先週の初登場の内サバトン、トリー・レインズ、リサ・ハニガン、ザ・ライフルズ、ライリー・ウォーカーが40位圏外へと消えて行きました。

デラソウル 今週のニュー・エントリーズ
1位 Barbra Streisand ”Encore : Movie Partners Sing Broadway”
2位 Britney Spears ”Glory”
13位 The Hunna ”100”
16位 De La Soul ”And The Anonymous Nobody...”
23位 Glass Animals ”How To Be A Human Being”
25位 New Model Army ”Winter”
39位 Twenty One Pilots ”Vessel”

 1位にバーブラ・ストライサンドの2年ぶり35枚目のアルバム。「今作はバーブラとハリウッドを代表する映画俳優たちとのデュエットによるブロードウェイの名曲を収録。前作『パートナーズ』では音楽界のスーパースター達との見事なデュエットにより全米1位という輝かしい実績と売上を記録しましたが。今回はキラ星のような映画界のスター達との共演を実現させ、その相手役には、アレック・ボールドウィン、アントニオ・バンデラス、ジェイミー・フォックス、アン・ハサウェイ、ヒュー・ジャックマンといった豪華絢爛の顔ぶれが並びます。『サウンド・オブ・ミュージック』『マイ・フェア・レディ』『コーラス・ライン』『アニーよ 銃をとれ』といった作品からの歌の数々、バーブラだけがなしうる華々しいアンコールです」だそうです。因みに前作は全英2位でした。

 2位にブリトニー・スピアーズの3年ぶり9枚目のアルバム。ブリトニーと言うと最近は『プリパラ』に出てくるセレブリティ4のブリトニー(CV:徳井青空)しか思いつかないです。

グラス・アニマルズ 13位にザ・ハンナのデビュー・アルバム。ロンドン出身のインディー・ロック・バンドらしいですがその他の情報を得る事が出来ませんでした。1曲’We could Be’を試聴したのですがイントロからドラムが走ってる辺りにインディーを感じました。

 16位にデ・ラ・ソウルのデ・ラ・ソウル名義での12年ぶり8枚目のアルバム。彼等はデビュー当時から知ってますし、彼等の1stは良く聴いたのですがそれから27年。もうそんなになりますか。新作ではジル・スコットやスヌープも参加していますが、エステル、デヴィッド・バーン、デーモン・オルバーンなんかも参加しています。

ニュー・モデル・アーミー 23位にグラス・アニマルズの2年ぶり2枚目のアルバム。オックスフォードシャー州出身のエレクトロ・バンド。新作で初の40位入り。ジャケットの感じや、アルバム・タイトルの『人間になる方法』とかから一筋縄では行かないヒネたセンスを感じます。

 25位にニュー・モデル・アーミーの3年ぶり13枚目のアルバム。前作が34位なので結構順位を上げていると言う。2016年にまだ活動しており、そしてチャート・インまでするニュー・モデル・アーミー。この頃のバンドなんてU2とニュー・オーダーとザ・フォール位しか残っていないのではないでしょうか?バンドが凄いのかイギリスと言う国が凄いのか良く分かりませんが。良く分かりませんが2016年にニュー・モデル・アーミーの新譜が出て25位に入っています。

 39位にトウェンティ・ワン・パイロッツの2013年のデビュー・アルバム。初登場となっていますが100位以内では30週チャート・インしています。今週初めて40位以内に入りました。

 今週の1曲
デ・ラ・ソウルで’Snoopies (feat. David Byrne)’。2曲の違う曲が同居しているみたいとの感想がありましたが正にそんな感じです。これをフィーチャーと言うのでしょうか?まぁデヴィッド・バーンなので普通であっては欲しくないですが。


グラス・アニマルズで’Like Itself’。何とも訳の分からないゴッタ煮感が良いです。


ニュー・モデル・アーミーでアルバム・タイトル・ナンバーの’Winter’。自分はニュー・モデル・アーミーは特に好きでなく聴いても来なかったのですが、この演奏はあの時代を知っている者には訴えてくる物があります。これは最近のインディー・バンドからは全く出て来ない音です。これはカッコイイかも。・・・本当最近こんな所謂イギリスっぽい音出すバンドって居なくなったな。