2010年11月08日
『伝わる・揺さぶる！文章を書く』1(問い)
前回は、『生きがいの創造 “生まれ変わりの科学”が人生を変える』9『伝わる・揺さぶる！文章を書く』↓
文章の核は、あなたの「意見」だ。
「言いたいこと」がなければ、文章は成立しない。
自分の意見を発見する方法
意見を出すには、考えることだ。
最初はいい問いが浮かんでこなくても、数を出していけば、いい問いが立つようになる。
それぞれの問いについて、自問自答をくり返す。
これを、粘り強く繰り返していけば、自分の考えがはっきりする。
これがあなたの「意見」だ。
例えば、天気について、2人が問いを立てる。
A. 明日の天気はどうだろうか？
B. 天気は人にどう影響するか？
Aさんの問いは、調べればすぐに答えが出る。
あまりよいものが生まれてきそうにない。
一方、Bさんの問いは、謎が謎を呼びつつ発展しそうだ。
人の心と天気は関係があるか？ 体調と天気は関係があるか？ 映画の名場面では天気はどんな役割を果たしているか？ という具合に。
『伝わる・揺さぶる！文章を書く』より
伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)著者：山田 ズーニー
PHP研究所(2001-11)
販売元：Amazon.co.jp
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文章を要約して、ブログに載せるとき、どこを拾って、どこを捨てるか決めるときに、「問い」を使おう。
私の「問い」は、
「何で、自分の心に引っかかったか」だ。
(そもそも「何が受け入れられやすいか」を心配することは、無益であって、時間の無駄である。
心配したことは起こらず、予想しなかった困難や反対が、突然、ほとんど対処しがたい障害となって現れる。
言いかえるならば、「何が受け入れられやすいか」からスタートしても得るところはない。
・・・・・ドラッカーの言葉7参照)
『伝わる・揺さぶる！文章を書く』↓
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自分が何を書きたいかより、どういうことを書いたらウケがいいかを優先しすぎると、
自分の想いとはなれた空々しい意見しか出てこない。
すると、自分という人間の印象まで、ウソっぽく映ってしまう。
根本の想いにウソをつかず、考えていくことが原則だ。
文章で大切なのは、自分の根っこにある気持ちや生き方にウソをつかないことだ。
「就職くらい、少々ウソをついてもチャンスをつかまなくては」
という人がいるかもしれない。
しかし、自分のいき方にウソのない文章を書くことは、実は最も有利な戦略なのだ。
自分の生き方に立脚して書くべきことを探してみる。
自分の腑に落ちるまで、自分の生き方にあった言葉を探し、言葉を発見し、
自分を偽らない文章を書くことによってのみ、読み手の心は動くのだ。
『伝わる・揺さぶる！文章を書く』より
伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)著者：山田 ズーニー
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自分の感情に嘘つかないように、まとめよう。(自分が口を開くときには、真実のみを話しなさい。いい加減なことを口走ってはいけない。本当にその気がないことを言わないことだ。自分の真実を話さなければ、君の言葉のパワーはなくなってしまうからね・・・・・「ユダヤ人大富豪の教え」15参照)
(論拠。『伝わる・揺さぶる！文章を書く』2もどうぞ)
次回は、『伝わる・揺さぶる！文章を書く』2
