「響」からのお知らせ

2009年10月25日

治療を終えて

今日、初診は今年の3月30日で、「喉がしめつけられる感じ」、「動悸がする」と「頸、肩のこりからの頭痛」を訴えておられた女性の方の治療が18回目でひとまず終えることが出来ました。これらの症状は、突発的なものではなく、何十年もの生活と仕事の経緯として出てきたもので、数回の治療で良くなるものではありませんが、徐々に良くなってゆきました。途中、使うツボを悩みながらいろいろ試行錯誤しましたが、後半ではほぼ治療方法を確立することが出来ました。患者様との協同作業でしたが、またまた良い勉強をさせて戴きました。

hibiki1170 at 14:48|Permalink

2009年08月31日

マッサージにも健康保険が使えます

マッサージにも健康保険が使えるのをご存じですか?
「あんま・マッサージ・指圧師」と「いう国家資格は、国の認定する専門学校で3年間理論と実技を学び、国家試験に合格したものに与えられるものですが、これに合格するのは、年間3,000人程度で、お医者さんの年間8,000人程度よりはるかに少ない数です。
この資格を有しているものがマッサージをする場合は、健康保険が利用出来ます。お医者さんの同意書が必要ですが、比較的簡単に書いて戴けます。又、足が不自由、或いは、体力的に来院出来ない方には、往診費用も健康保険の対象となります。
是非利用されてはと思います。
尚、「マッサージ」という言葉は、法律によりこの資格を持っているものしか使えません。従って、大部分のマッサージ店は、この資格をもった者がいないため、「整体、リフレ、手もみ、・・・」などの言葉を使って営業しています。看板、ちらしを注意してみて下さい。

hibiki1170 at 15:25|Permalink

鍼灸治療に健康保険が使えます

鍼灸治療に健康保険が使えるのをご存じでしょうか?
国は、鍼灸治療の効用を認めて、次の6疾患に健康保険の適用を認めています;神経痛、リウマチ、頸腕症候群(腕のしびれなど)、五十肩、腰痛、頚椎捻挫後遺症(ムチウチ)。
お医者さんの同意書が必要ですが、わりと簡単に書いてもらえますので、積極的に利用したいものです。健康保険を使えば、1回の施術料が千円程度安くなります。

hibiki1170 at 15:00|Permalink

お医者さんの鍼灸に対する考え方

鍼灸治療に対するお医者さんの理解はどの程度のものでしょうか?
多くのお医者さんは鍼灸治療を観られたことは無いのではないでしょうか? 接骨院などで行われる単純な局所鍼程度は観られた方はある程度はおられるでしょうが、経絡治療を観られたお医者さんはほとんどおられないのではないでしょうか? 
先日も、3回ほど治療させて戴いたある若いがん患者さんのご両親が、鍼灸治療を主治医に相談されたところ、止めるように言われたとのことです。鍼灸治療に対する理解の無さに驚きましたが、こういう先生方も多いいようです。そのご両親は、鍼灸治療により、ご子息の痛みが軽減されたことを喜んでおられたのですが。
しかし、近年、東大病院、国立がんセンターなどの日本の最高の医療機関で副作用の無い鍼灸の鎮痛作用、精神安定作用を利用するため鍼灸治療が採用されてきていますので、西洋医学の中にも鍼灸治療はだんだんと広まってくるものと思っています。

hibiki1170 at 14:45|Permalink

鍼灸経絡治療とは

鍼灸経絡治療とは、人の体の中には様々な通り道(経絡)を通って気が巡っていますが、症状を訴える方の、左右の手の脈とお腹を診て、どの経絡の気の巡りが滞っているかを判断し、それにもとずきツボを選んで鍼灸治療を施し気の巡りを整えるものです。従って、どのような症状であれ、例えば、うつ症状、更年期障害、胃腸障害、脳梗塞であれ、症状にとらわれることなく気の巡りを整えれば、その症状が改善するもので、非常に普遍的な治療と言えます。もちろんその症状に合わせたツボにさらに施術を行い、例えば、うつ症状であれば、後頭部のツボに刺鍼し、治療効果を高めてゆきます。

hibiki1170 at 14:14|Permalink

2009年08月14日

うつ病(鬱病) 自律神経失調 更年期 神経痛 肩こり 腰痛 膝痛 しびれ は、はご相談ください

hibiki1170 at 17:00|Permalink

2008年08月14日

最近感激したこと

昨年9月からリハビリマッサージを依頼された片足を皮膚癌で切断された78歳のパーキンソン病の患者さんがおられます。パーキンソン病のため歩行と足のターンの力が落ちておられ、これまでのマッサージの施術では、十分な効果がみられませんでしたので、今月から鍼施術(経絡治療)をさせて戴くこととし、1日の朝に施術させて戴いたところ、その日の午後から足が軽くなり、ご本人が言われるには「飛ぶような感じ」とのことで、その後の鍼施術の経過も良好です。この状態に奥様やケアマネの方も驚かれていましたが、施術した私が一番驚いたのではと思います。と言いますのは、昨年、やはりパーキンソン病の同じ位の年齢のご婦人に施術しましたが、良い結果は得られませんでした。
このように、鍼灸経絡治療は、しばしばびっくりするような効果を発揮します。個人差があるのは事実ですが、難しい病気の方こそ試してみる価値があると思っています。

hibiki1170 at 21:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)