2008年06月22日

2タイプ

前回のリーグ戦の話を書こうと思っていたのですが、どうしても書きたいことがあるので書くことにします。
僕は麻雀プロの在り方として2タイプ存在すると思っています。
以下は引用文です。



阿佐田 麻雀タレントのこれからの生き方には2つあると思うんですね。1つには実生活や社会の表面から麻雀を切り離し、麻雀界を特殊村にして魅力を保つことです。(中略)もう1つは、麻雀タレントにプロレスのような渾名を付け(中略)絵空事の面白さで麻雀界を沸き立たせていく。悪ふざけにならず、水際立ったタレント振りが条件になるけど。(後略)



麻雀タレントの部分を麻雀プロと置き換えてお読みください。

ちょっと違うかもしれないけど、僕は阿佐田先生の言う2つの生き方というのが、まだそのまま存在していると思っています。
現在はどちらかというと前者寄りかもしれません。
僕のイメージとしては碁将棋の世界。今それに一番近いのは101競技連盟でしょうか。
101の麻雀ってすごくマニアックですよね。
アマチュアが見たってよくわからないでしょう。でも敢えて世間と切り離すことで魅力を保てるような気がします。
逆に後者はメディアの矢面に立って凌いでいくような感じですね。
どこの世界にもこの前後者は存在していると思います。割合は別にして。

例えば音楽の世界。本当に良い音楽が売れ筋になっているわけではないみたいです。
オリコンチャートのトップ10も、ほとんどが売る為に企画・作成されたものだそうです。
きっと本物の音楽の良さを追求するには、それは足枷以外の何物でもないのだと思います。

もちろん本物の音楽がそのまま受け入れられることもあるでしょうけどね。
少なくともこれまで売ってきた人達が市場を切り開いてくれたからこそなんだと僕は考えています。


麻雀も同じだと思うんですね。
今僕らのやってることって、結構マニアックだと思います。
このまま碁将棋界のように、マニアック路線で行くのも良いと思いますが、麻雀において言えば僕はもったいないんじゃないかと思うんですよ。
麻雀って競技人口がすごいじゃないですか。
それなら、後者のような人達が道を切り開くしかないんじゃないかと思うんです。

僕は麻雀バカ大好きだし、麻雀オタク大好きです。
自分だってそうだと思ってる。
みんな麻雀強いし、それが日に当たらないのが悔しくもある。

麻雀プロって2タイプ存在して良いと思うんですよ。
うまい言葉思いつかないけど、競技プロと麻雀タレントとか?
僕がどっち志望とかはどうでもいいんです。
僕は麻雀で食っていきたいと思っています。
自分が競技プロとして食っていきたいなら、麻雀タレントが道を切り開かなきゃだめだと思うんですよね。

まぁ、現段階での考えですが。


前置き長くなりましたが、萩原リーグという練習リーグに参加させてもらうことになりました。
ここはまさに、麻雀タレントとして必要なものを磨ける場だと僕は認識しています。
まだ今日が初日なので、だんだんと考え方も変わっていくかもしれませんが。

繰り返しになりますが、僕がどっち志望とかじゃないんですよ。
僕がこの世界で生きるためには、麻雀タレントが必要なんじゃないかなと今は思っているのです。




せっかくなので冒頭の引用文、続きも載せておきます。

阿佐田 麻雀タレントのこれからの生き方には2つあると思うんですね。1つには実生活や社会の表面から麻雀を切り離し、麻雀界を特殊村にして魅力を保つことです。(中略)もう1つは、麻雀タレントにプロレスのような渾名を付け(中略)絵空事の面白さで麻雀界を沸き立たせていく。悪ふざけにならず、水際立ったタレント振りが条件になるけど。(後略)

――――ここ数年、麻雀プロ選手協会設立の話が出たり消えたりしていますが、阿佐田さんはどう思われます。

阿佐田 碁将棋の世界では、協会が超党派的な立場で出版物を出しますね。そんな要素がまだ麻雀界では乏しい。(中略)そこから脱却していくには、全体を統括するコミッショナーみたいな機関が必要なのかもしれない。しかし、麻雀の世界が、市民社会の中で、そういうように形を付けていくのに適した世界だろうかという危惧もある。(後略)

――――しかも、麻雀についての考え方は十人十色だし、ひとつの形に強制するのは大変なことですね。

阿佐田 麻雀タレントが、社会的に認知された存在として生き延びていくべきかどうかは別にしても、小島武夫、古川凱章なりが麻雀タレントとしてシノギをしていくためには、今の活動振りは状況の流れに生命を預けすぎているような気がします。将来のことはともかく、一般ジャーナリズムを始め世間も、麻雀タレントとしか見ていないのだから、個性の出し方も麻雀タレントとして出していくしかない。と、すれば、自分の在り方のビジョンを作り、手を打っていかないと。(後略)

――――ビジョンを作るときにも、コミッショナーがあれば大きな力になるのでは。

阿佐田 いや、それは飛躍しすぎるよ。コミッショナーができたとしてもほんの一里塚。それで麻雀タレントが生きられるわけではない。個々が自分のビジョンをどう作り、実行していくか、という問題のほうが大きい。

――――それでは麻雀タレントが今すべきことは何でしょう。

阿佐田 前にも言ったが、自分のビジョンを具体化する作業だと思う。たとえば、古川さんは麻雀を離れても古川凱章という個性で生きていくのか、あるいは麻雀タレントとして内容を充実させるほうに進んでいくのかというような。善悪の問題ではもちろんなく、目的意識をはっきりした生き方を示さないと、後に控える麻雀タレント予備軍たちにとっても目標が定まらない。みんな右往左往してしまいますよ。


hibikim at 16:59│Comments(2)TrackBack(0) 麻雀 

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この記事へのコメント

1. Posted by 素人   2008年06月24日 02:27
囲碁将棋界と麻雀界ってピラミッドの構造がぜんぜん違うように思います

麻雀界の方が狭くて鋭い、塔のような構造になっているように思います

麻雀は確かに普及はしていますが、それはルールを覚えたというレベルでしかないと思います

これの底上げをすることが、競技プロ、タレント、どちらのためにも必要なのではないでしょうか
2. Posted by きよまさ   2008年07月05日 00:30
>素人さん
コメントありがとうございます。
レスが遅くなり申し訳ありませんでした。
確かに、底上げというのは必要かもしれません。
頭脳スポーツは元々、ある程度の実力がなければ見ていてつまらないものでしょうからね。

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