1: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)18:16:56 ID:w5XstfHcK

なんかすごくせつなくなるんだよな



転載元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1409822216/l50




2: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)18:17:34 ID:kZkNQJZxn

ハゲでホモで童貞って役満だな



5: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)18:25:01 ID:m50IcP6L8

>>2
出張で3週間ほど同じホテルに泊まってたんだ




3: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)18:17:36 ID:EQBOpt69t

また髪



5: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)18:25:01 ID:m50IcP6L8

>>3ハゲってぐっとくるものがあるんだよ



4: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)18:19:26 ID:4nGnL6keq

人間だもの



5: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)18:25:01 ID:m50IcP6L8

>>4仕方ないよな



6: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)18:44:11 ID:m50IcP6L8


暇だからダラダラ語らせてくれ


スペック


22歳 167cm 57kg
高卒建設業
まじめ系クズ

先輩
33歳 168cm 65kg
会社の先輩、ハゲ、優しい、ちょっとオネェ気質


北陸地方に3週間ほど出張行ってたんだが、まぁそれはそれはすごく優しい人なんだわ



7: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)18:57:03 ID:m50IcP6L8


自分は出張のことを出張1ヶ月前ぐらいにちらっと聞いていたんだが

詳しい場所、時間、交通手段、仕事内容諸々一切知らなかった

詳しい資料が配布されていなかったというのもあったが、その時期はくそ忙しく今の仕事、自分のことだけで精一杯だった

他の先輩はパワハラまがいのキチガイ人間しかいないような現場だったんだ


もう出張のことなんて考えている余裕なんて一切なかった。



8: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)19:19:45 ID:m50IcP6L8

出張1週間前、精神ズタボロでいつも通り現場で働いていた

すると40過ぎの上司から呼び出しを受け尋問された

上司「お前、出張の準備とか宿の手配とかやってんのか?そもそもどんなことやるのか知ってるのかよ?」

俺「…ぁあ、先輩と連絡取り合ってます」(大嘘)

上司「どこに泊まるんだ? どんな仕事するの?」

俺「……え、あっそれはー」
(モジモジ…ゴニョゴョ……)

上司「お前さぁ先輩にぶん投げしとけばいいかとか思ってるのか?」

俺「……」

上司「はぁ…まぁあいつのことだからお前の部屋も確保してはいると思うけどさ、お前もう少ししっかりしろよ…」

俺「……ハイ」


いつもは理不尽なことばかりで怒られていたが

今回は正論&嘘まで見透かされて悲しい気分になった

だがいつも通り家に帰り自分にも非はあるがそもそも上司が…この環境が…などとさも自分はさほど悪くはないというように言い聞かせ、正当化させながら晩酌しその日の精神状態をリセットしていた



9: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)19:34:36 ID:m50IcP6L8

次の日

俺は休憩時間に別現場にいる先輩に電話して確認しようと考えていたら先輩のほうから先に電話が入った

先輩は開口一番に連絡が遅れて悪かったと言ってきた

それにホテルの手配、交通手段、仕事内容、使用作番諸々詳しく丁寧に教えてくれた

日々怖い先輩、上司としか仕事をしていなかったため心が癒された

何度も面識はあるが一緒仕事をするのは初めての先輩

そこそこ優しいハゲなイメージだったが気を緩めることなく、絶対迷惑をかけないようにしようと心に誓った



10: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)19:47:56 ID:m50IcP6L8

出張当日

北陸地方まで車で移動だったため、社用車で先輩が自宅に迎えに来てくれた

先輩はすごく気を遣ってくれた

「トランクいっぱいでごめんなー荷物はいるー?」

「長旅になるしバック後ろに置いちゃいなぁ」

「コンビニよる?」


先輩と対面して1分で泣きそうになった


いたって普通のことかもしれないが、自分の会社にはいつも不機嫌で、若手をイビりまくるクズな先輩ばかりしかいないんだ

だから俺にとってはこの普通の気遣いが極上の優しさに感じたんだ



11: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)20:05:28 ID:m50IcP6L8

行きの車内でもほんわかするような会話が繰り広げられていた

先輩「最近仕事どうよー?」

俺「毎日失敗して怒られてばっかですよ」

先輩「ははっ、まぁお前の歳ならそんなもんだよー」

俺「そうっすかねぇ…」

先輩「あ、1は酒飲むよなぁ」

俺「飲みますよー」

先輩「美味い日本酒置いてる店知ってるから今日は着いたらそこいくか!」

俺「はい!日本酒ですか、いいですねぇ」

日本酒好きの先輩、日本酒スイッチが入り長々とウンチクを披露、自分も酒好きでウンチク披露したがりだから聞き入る

先輩「じゃあ今回は1に日本酒を教えこんでやるからな」

俺「お手柔らかにお願いします」



12: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)20:22:10 ID:m50IcP6L8

人いないな、書き溜めもないからまったり酒飲みながらダラダラ続き書いていきます


暫く車を走らせていると日々の疲れのせいか少し寝てしまった。

先輩が運転しているのに寝てしまった…!あかん…あかんやつやこれ!

俺「すいません!今寝てましたよね俺!」

先輩「あ、起きた?ちょっと後ろの俺のバック手前のチャック開けて」

俺「はい!」

先輩「ふわふわのやつあるじゃん?」

俺「あ、これですか!」

先輩「そうそ、それ!」

俺「これって…」

先輩「うん、枕!それ寝心地いいぞ~」

俺「いやいやいやいや!先輩に運転させといて自分はぐっすりなんてできませんよ!」

先輩「全然いいんだけど?」

俺「ダメですダメです!」

先輩「そうかぁ、まぁ眠くなったらそれ使っていいからな」

俺「すいません、ありがとうございます!でももう眠くなりません!」


先輩の気遣いがすごくイケメンだった



13: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)20:40:16 ID:m50IcP6L8

トンネルゾーンに入るとなにやらCDを聞き始めた。

どうやら先輩はミスチルが好きらしい、またこのミスチルのアルバムが俺の心を癒した

このハゲ有能やなぁ思いながら楽しいドライブをしていた

ミスチルを聴き終えたら加藤ミリヤとか聴きだして若干おもろかった

ネタではなくどうやらガチで好きらしかった



14: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)21:02:00 ID:m50IcP6L8

暫くして目的地のホテルに到着

シャワーを浴びロビーで待ち合わせ、先輩が1年前に来たという美味しい日本酒を置いている店へ行き、3週間一緒に頑張りましょうと乾杯した

専らビール党の自分ではあったが
先輩に勧められるがまま日本酒を飲みいい感じに出来上がっていた

自分ではあまり行かない系の店ではあったが酒はもちろん、料理も美味くとても幸せな気分だった

お会計は先輩が出してくれた




15: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)21:15:20 ID:m50IcP6L8

その後一件で終わるはずもなく
近場のスナックへ行きけっこうはっちゃけた

お会計はまた先輩が出してくれた

初日から飛ばしすぎなんじゃないかと思いながらホテルへ帰り爆睡した



16: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)21:33:17 ID:m50IcP6L8

翌朝、昨日の酒を残しながら
出張先での仕事が始まった

先輩とは一緒に仕事をしたことがなかったため、仕事中はどんな人なのか知らなかった

それもあり絶対に失敗しないよう、失礼がないよう気を付けようと心に誓った

仕事中、先輩は仕事内容を細かく、分かり易く丁寧に、自分が理解するまで教えてくれた

先輩はプライベートも仕事も優しかった



17: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)22:06:08 ID:m50IcP6L8

それからの毎日、とても幸せだった

毎日飲みに連れてってもらい
酔っぱらいのまま仕事にいっても
優しくしてもらい至れり尽くせりだった

気のせいか仕事ではほとんどミスをしなかった

そんなある日キャバクラでいつも通り先輩と酒を飲んでたらふと変な思いが頭をよぎった

先輩…ハゲなのにたくましくギャバ嬢を口説いている

先輩…かっぱ系のハゲなのにLINE交換してる

先輩…ハゲなのに「飲んでる~」とか言ってくる

先輩…ハゲなのに……

いい感じに散らかってるのに
普通に楽しい一時を過ごしていて

なんかこうせつなくなってきたんだ

先輩の後ろを歩いてると皿が見えてしまうんだ

だけどそこに笑いは起きない

せつないものが込み上げてくるだけ

なんなんだろうこの感情は

不思議に思った



18: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)22:34:24 ID:m50IcP6L8

残りの1週間も
酒飲みに明け暮れていた

先輩は相変わらず仕事では優しく夜はギャバ嬢を口説いていた

ハゲなのに

なぜこんなにもたくましいのか
聞きたい…が、聞けない

ハゲの頭皮は禁断の領域
誰も触れられぬ聖域なのだ

聞けるはずもなくだらだらと日々を過ごしていた



19: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)22:53:05 ID:m50IcP6L8

するとある日
毎日怖い先輩にボロカス言われて自分無能だしもう仕事辞めようかな…なんて考えていた自分がバカらしく思えてきたんだ

先輩はハゲなのにたくましくやっていて、後輩の俺にまで気を遣ってくれて

ハゲなのに…

そう思ったらなんだか色々考えてしまって
俺ももう少し頑張れそうな気がしたんだ



20: 名無しさん@おーぷん 2014/09/04(木)23:15:58 ID:m50IcP6L8

出張が終り、自宅に帰った

すると先輩から電話があった
なんだと思い電話に出ると
なにやら車内に財布を忘れていたらしい

自分としたことが最後の最後でやらかしてしまった

でも先輩は優しく

「とりあえず今日は乗り切れるか?今日はもうマッサージの予約入れちゃったから行けないけど、明日で大丈夫?」

と言いわざわざ持ってきてくれることになった

自分が先輩宅に取りに行くと言っても

先輩は「いいっていいって、それに俺の家知らないだろ?明日の11時ぐらいに届けにいくよ」と言った

優しさの神かと思った

翌日先輩が来た
デカイバイクに乗って

フルフェイスのヘルメットを脱ぎ、頭皮にキラキラ水滴を光らせ、かっぱハゲの先輩が現れた

ほれよと言い財布をくれた

「そんだけしか入ってなかったら女落とせないぞ」と捨て台詞を残し去っていった

やっぱせつなくなった
けど、ちょっとカッコいいと思った

ハゲでも力強く生きて行けるんだと思った



おわり



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