1: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)16:33:26 ID:OET

聞いてってくれ



転載元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1455435206/




2: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)16:37:09 ID:OET

そう…忘れもしない、あれは高校一年のときの出来事だった…
その日はバレンタインデーで、町中のリア獣たちがうかれていた。
そんな朝、俺はいつものように9時に起きた。

その日はもちろん学校だったが、一年の夏休み明けくらいから、学校にサボりがちな生活を送っていた。
単位も危なかったが、ヒョロガリ陰キャラの俺はとにかく学校が嫌で、遅れたり休んだりしながら学校生活を過ごしていた。



3: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)16:37:47 ID:OET

文章変だけどゆるしてくれ



4: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)16:41:08 ID:OET

そんな俺には友達がほとんどいなかった。ましてや彼女なんて、天地がひっくり返ってもできることなんてなかった。
そんなくらい毎日を青春時代二送っていると思うと、
いつも消えてしまいたくなる気持ちになっていた。
なんども自殺も考えたりした。
でも、怖くてなかなか死ねなかった…



5: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)16:44:59 ID:OET

さて、そうしてバレンタインの朝の学校についた俺。教室に入ると、そこには誰もいなかった。
そうか、今日は1時間目が家庭科なんだ。
その日の家庭科は家庭科室へ移動する特別な授業だったので、1時間目が終わるまではクラスのみんなは家庭科室に移動していた。

俺は途中から授業を受けに行く気にもなれず、誰もいない静かな教室の端にある自分の机にかぶさり、瞳を閉じた。



6: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)16:49:11 ID:OET

(そういえば今日はバレンタインか…)
(チョコとか…貰えるわけないよな)
(他の男子は貰ったりしてるのかな)
(…なんで俺今日学校来たんだろ)

(なんで俺だけこんな暗い人生なんだろ)
(これから先もこうなのかな)
(誰とも関わらず)
(青春時代の思い出もなしで…)
(死んでいくのかな…)

そんなネガティヴのスパイラルにはまった俺は、どんどん鬱な気分になっていった…


そして



7: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)16:51:11 ID:OET

俺「………ぁぁぁあ」


俺「あぁ…ああああ」


俺「あああああああああああああ!!!」


俺は机を手のひらで叩きまくりながら全力で叫んだ。暗い感情から逃げるために、何もかも忘れて、全力で叫んで発狂した。



10: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)16:53:34 ID:OET

俺「ンッ!ンデャアァアアアアアアアア!ナンッナンッデッオレダゲッ!」

俺「ヒャ--------------ッ!」

はっきり言って、ここが学校だなんてことは忘れていた。もうすぐで1時間目が終わるということも。



11: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)16:53:55 ID:noZ

こんなんで笑ってしまうとは……④



12: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)16:57:54 ID:OET

俺は怒りとも哀しみとも言えない感情になり、今度は机から起き上がり他の机たちを押しのけながら教室を練り歩いた。
フーフーと息を荒げて、この感情を何かにぶつけようとしたんだ。
でも、なにも見つからなかった。
そこで俺は、体に有り余ったエネルギーを体の動きで出し切った。
みんなも家で怒ったときとかに、のたうち回ったり動き回ったりした経験あるかもしれないけど、俺はそれを教室でやった。
教室の前方あたりで一人乱舞する俺。



13: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)16:59:25 ID:OET

その時だった



15: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)17:02:16 ID:OET

ガラガラガラ!
という音とともに、乱舞している俺の前で教室のドアが開いた。
その奥では割と地味目な二人の女子。
ちょうど、俺が指を舐めまわしてる動作をしているときのことだった。あの瞬間は忘れない。



16: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)17:03:48 ID:NL8

バレンタイン関係ないし
学校でそんなことする方が悪い

自己責任じゃん



17: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)17:04:32 ID:OET

女子は唖然としていたと思う。
教室に一歩たりとも入ってこなかった。
その一方で俺は、
女子には気づいたけどまだ乱舞を続けていた。
現実逃避からか、興奮からか、
他の人に見られても全く気にせず断行した。



18: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)17:09:46 ID:OET

その後から、他の人もぞろぞろやってきて、みんなが俺の方を覗いてきた。
わらいごえや悪口は聞こえなかった。
みんな呆然としてた。普段明るくて元気な大川くんも、ドン引きしていた。
みんなから見つめられる俺。
俺はそのとき、ふと現実に戻りそうになった。
それを阻止したかった俺は、
奇声をあげながら腰をおとし、頭も下げながら俺を見てくる奴らに向かって腕を振りまくった。
大袈裟になった「あっちいけ」のポーズ的な。
みんなはざわつき始めていた。



19: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)17:16:02 ID:OET

そして、


キーンコーンカーンコーン


チャイムがなった
その瞬間、俺は一気に現実に引き戻された。
ここが学校だということ、俺の奇行をみんなが見ているということ、全てが頭に入ってきた。
俺はそのまま立ち尽くした。
「え…?」
とか言いつつ入ってくる生徒たち。
笑ってる奴もいた。
そしてその人影の奥に見えたんだ…
俺の好きな人、野村さんが。
もちろんこちらをドン引きの目で見つめてた。
瞬間、俺の目からは涙があふれ出た。
そうだ。俺には好きな人がいたんだ…
なのにこんな…
事の重大さに気づいた俺は、とりあえず席に座った。
そこからの授業の1日はまさに地獄だった。
気まずかった。
誰もなにも話しかけてこなかった。
意外にもそれ以上の問題や話題にもならず、
1日が終わった。



21: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)17:19:24 ID:OET

バレンタインムード一色の街をとぼとぼ歩いて家へと向かう俺。指はつばでベトベト、顔は鼻水あとでぐしゃぐしゃだった。
俺はポッケからチョコを取り出し、近くの公園のベンチで座って食べた。
そう、実は義理ではあるが、チョコを貰えていたのだ。
クラスの優しいイケイケ女子が男子全員に配ったのだろう。昼休みに、机の中に小さな手作りチョコが入っているのに気がついたのだ。



22: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)17:21:05 ID:bjI

ただの狂人www



23: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)17:21:14 ID:OET

そのチョコの味は忘れない。
人生初のバレンタインチョコ…
甘いけど、でもしょっぱかった。







24: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)17:22:07 ID:bjI

文才あるよ。
本でも出せば。



25: 名無しさん@おーぷん 2016/02/14(日)17:22:33 ID:OET

俺のバレンタインに比べたら、おまえらのなんでへでもないだろ?
じゃ、いいバレンタインを!



26: (@⌒ー⌒(´・ω・`)_且)◆HIoEyV.tZ. 2016/02/14(日)17:27:37 ID:NuF

おつ



◆関連記事

【ヘタレ】俺氏、バレンタインに彼女宅で無事死亡

童貞「告白→デート」 非童貞「デート→告白」 ←何故違うのか?

親に黒歴史バレたったwwwwww
 

おすすめ記事リンク!